見出し画像

あともう少し(2023/5/4)

今回も勝てませんでしたね。

2023明治安田生命J3リーグ 第9節 鹿児島ユナイテッドFC VS ギラヴァンツ北九州

スタメンは前節と変わらず。

サブのメンバーがいくらか入れ替わってましたね。池髙暢希選手と前田紘基選手は天皇杯福岡県予選決勝以来の、リーグ戦では初のメンバー入りで、それぞれこの試合で出場を果たしました。

試合序盤は入りがよく、この時間帯で得点していればという流れでしたが、37分に長谷川光基選手がビルドアップの際にキーパーの後藤大輝選手に戻そうとしたところを、鹿児島ユナイテッドFCの藤本憲明選手に引っ掛けられてしまいカウンターを受け、DF陣も懸命に戻りますが最後には端戸仁選手に押し込まれ先制されてしまいます。

それでも1点差なら逆転は十分可能だ、と思っていましたが、後半はなかなかギラヴァンツ北九州の流れにならず、さらには65分には岡野凜平選手が2枚目のイエローで退場となってしまいます。それでも懸命に何度かチャンスを作りますが、89分にビルドアップ時に夛田凌輔選手が自陣深い位置で鹿児島の選手2人に囲まれボールを奪われ即刻繋がれてしまい、有田充希選手にダメ押しの2点目を決められてしまいました。

勝点を積み上げることが出来ず、残念な敗戦となりました。

先制されるまでは悪くない試合運びだっただけに、結果が出ないことで選手たちが自信を失うことが一番心配ですね。

Q:7戦勝利がなく、今日にしてももったいないミスでの敗戦。なかなか明るい材料がないように感じますが、監督の話を聞いていると非常に前向きで希望を見出してこれから戦っていこうという気持ちは衰えていないという風に感じます。

A:兆しがない訳ではなくて、先ほど言ったように攻撃の面では前回よりもかなり良い形で良い距離感でボールを動かしながら、我々の良さの崩すサッカーをやろうとしています。最後の所のフィニッシュが合わなかったというだけであって、守備のところも鹿児島がクロスが得意の中、皆で守っていました。もちろんシュートを打たれても皆で守っていたし、そういうところは前回、前前回よりちょっとずつ積み重ねてきています。チームとしても何が足りないかというのを積み重ねながらトレーニングをしています。少しずつ積み重ねてきている状況なので、1勝できれば変わるのではないかという風に思っています。良い事は選手が決して腐ってないということ、どんどんまとまってきているというところもあるので、彼らと一緒になんとか巻き返していきたいと思っています。

試合結果 | ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト
https://www.giravanz.jp/game/live_2023050403.html#sc6

より、田坂和昭監督のコメント

志向しているサッカーと選手の編成が合っていないのでは、という声や、勝ち点を積み上げるために、より現実的なやり方を志向すべきでは、という声も聞かれます。私には戦術など難しいことはよくわからないのですが、もうとにかく現場の意思を尊重していきたいなと。現場の問題は現場がよくわかっているだろうし、今日の試合も特に試合序盤などはスムーズに試合を運べていました。改善はできているのです。

ただ、今季からJFLに降格する可能性があるわけです。そこをどのように考えるかですね。声を上げることで現場にプレッシャーをかける、という考え方もあると思いますが、私としては現場がやろうとしていることを尊重したいと思っています。

選手も監督・コーチもフロントも、負けようと思ってやる気を出さずにダラダラしてるわけでは全く無い。むしろその逆で、やる気に満ちているようにみえる。それでも勝てない。何が駄目なのか。噛み合ってないのか、めぐり合わせが悪いのか、本当に1勝出来れば変わるのか。

不安は募りますね。とはいえ、次の試合はやってきます。幸い、次の試合は10日間が空きます。天候が良ければ、5/7の日曜日にファン感謝祭も開催されます(予報が良くないようですが…)。この期間の間にうまく切り替えて、なんとかもうちょっと力を出して、いい結果を出すよう邁進していってほしいところです。

勝たないと何も残らないのが、この世界の厳しいところですね。

次の試合は、ゴールした野瀬龍世選手の叫び&笑顔がみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?