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静電気は断ってから放電してほしい(2021/11/17)

帯電し、不意に放電する季節になってきました。

静電気に悩まされるようになったのは関東に越してからですね。それまでほとんど意識することもなかったです。雨の少ない太平洋側と雪のたくさん降る日本海側では湿度が違うといいますし、やはり地域性の違いがあるのでしょうか。

あとは、建物の空調のさじ加減によっても結構違う気がします。会社にいるときは外気の湿度よりもかなり低くなり(低いときは10%以下)、カーペット状のマットを敷いている居室では、静電気除去グッズの携帯が欠かせません。

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例のスパークガード

一方で、家に帰ると静電気を全く意識しないで過ごせるんですよね。加湿器を稼働させているということもありますが、どんなに低くても湿度が20%以下になることはありませんので(あ、車降りるときに車のドアでやられるときありますね)。

よく私は「帯電体質」なんて冗談で言ったりしますけど、実際には電気を溜め込みやすい体質があるというよりは、着ている服や服をこすり合わせるような行動をたくさんする人が静電気を帯びやすい、というのが本当のところみたいですね。

また、ドアノブや鍵穴に触るとばちっというショックを感じるのは、人体に帯電していた電気が、金属に触れることで一気に放出される(放電)からです。金属に電気がたまっているように考えがちですが、電気を通す物体では電気はそのまま流れてしまい、帯電することはありません。静電気は、電気を通さない物体(絶縁体)にたまりやすいのです。衣類の摩擦や歩くことによる地面との摩擦で人体は常に静電気を帯電しています。

静電気が発生する仕組みとは?防止する方法を知ろう|テクの雑学|TDK Techno Magazine
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/knowledge/087

引用した上記の記事中にも「静電気を起こさない工夫」が書かれてますけど、結局は湿度を高く保ったり、静電気を起こさない服を着るようにしたりという工夫をするしか無くて、結局なるときはなってしまうんですよね。

というわけで、今シーズンも静電気除去キーホルダーを携帯しつつあちこち動き回る季節が到来ですね。頑張りましょう。乾燥すると手や唇も荒れるので、そちらも注意ですね……。

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