勝負事は、いろんな細かい事の積み重ねなんだなと改めて思いました。
まあ、選手を守るのが監督の役目だとすれば、この言い方になるかなと思います。とはいえ、この一言に吹き上がって監督を非難してる人はちょっと落ち着け、と思ってしまいますね。
根拠は、ギラヴァンツ北九州公式サイトには載っていなかった村松航太選手のコメントにあります。
失点は中央で奪われてのカウンター。ハーフタイムに監督から「相手が狙っているのはカウンターとリスタートだけだと。だからこそサイドを使って攻撃をしようというのを徹底しなさい」と指示されたにも関わらず中央を攻めてしまいボールを奪われ、相手のカウンター時には「マークの受け渡しの声とかは出ていたけど、それが伝わってもいな」かったのです。
もう、明確に選手の経験不足なんですよね。
もちろん、細かな約束事を練習の時点で徹底できなかった監督はじめ首脳陣に責任がないわけではありませんが、村松選手いわく「若さが出た」んです。村松選手は前々から今季メンバーの「若さ」の部分で懸念するようなコメントをいくつか出してました。ここに来て、それが積み重なってしまっているなと感じます。
岡田優希選手も、本来なら中堅どころでベテランもいる中でそれなりに自由にプレイできる立場ですが、ギラヴァンツ北九州では上の方になってしまい、振る舞い方に苦慮している感じが伺えますね。なかなか難しいチーム事情です。この一連のツイートも、できればスレッド全部を読んでいただきたいですね。
ちなみに、2019年に小林伸二さんが監督を務め始めた頃、こういう事を言っていました。
できれば全文読んでほしい記事ですが、抜粋するとすれば以下の部分。
他の方のツイートで言及がありましたが、この頃の練習は本当に事細かに授業するみたいに一つ一つ丁寧に行われていたようです。そのように徹底して「規律と約束事を設け」たんですね。丹念にベースを作り、夏に的確な補強をしたことにより、小林監督就任初年度でJ3優勝という結果が出たんだと思います。
今年もJ3優勝を掲げながらうまく行っていないのは、そうした細かい部分の規律と約束事が徹底されていなかったからとも考えられます。
とにかく、8試合が終了して残り30試合。J3優勝はともかく、ここから浮上できるための時間はまだまだ残されています。丹念なベース作りの再構築に期待していきたいと思います。
次に相模原とやるのは9月30日。コメントで色々言われてますけど、このときにはギャフンと言わせるくらいに圧倒できるようになっててほしいですね。
勝ちてええええええええええええ!
以上!