Jヴィレッジスタジアムとハーマー&ドリーと玉井社長(ギラヴァンツ北九州 2022 その23)(2022/6/25)
2022年6月19日開催のいわきFCとの試合を見に、Jヴィレッジスタジアムまで行ってきましたよ。
移動開始
2週間前(2022年6月4日)来訪の相模原ギオンスタジアムと同じく、高速道路経由でスタジアムに向かいました。紙チケットなので忘れずにしっかり持参! いわきFC主催ゲームでは北九州との試合が最後の紙チケットの試合らしく、以降はデジタルチケットオンリーになるみたいです。ある意味記念になるかもしれない?
移動は常磐道を利用して広野ICまで。料金所を出てから交差点を一切曲がることなくJヴィレッジスタジアムに到着します。入り口では誘導員さんが誘導してくれますし、正直カーナビが必要ないくらいでした。マジで次回以降はいらないかも? と思うレベルです(自宅も高速ICが近いので)。高速道路組にとってはアクセスがいいですね!
ちなみに、所要時間は2時間もかかりませんでした。これは、距離として30 km短い相模原よりも早かったです。要因としては、やはり交通量や渋滞の有無の違いでしょうね。
今回使用した常磐道は水戸辺りまでは3車線、そこから北は2車線になり交通量も一気に減ります。一方で、相模原まで利用した圏央道は茨城区間は基本1車線(埼玉区間以降は2車線)ですし、八王子JCTあたりで渋滞がどうしても起こりますので、その分時間がかかってしまいます。これは首都高経由で行っても同じ(むしろもっとひどい。多分)なので、南関東へ向かう道はこういうもんなんだろう、と割り切るしかないですね。
会場到着、スタグル購入、待機列
到着は開場前だったため、メインスタンドバックスタンドそれぞれで待機列が出来ている状態でした。
そのスタジアム入口近くでは、ハーマー&ドリーが撮影サービスしておりました。目線を見ても分かる通り、他の人に向けてる視点の状態で盗み撮りです(笑)。
とはいえ、ここまで近距離でマスコットを撮影できたのは実は今回が初めてかもしれません。日立台にてスタンド内を練り歩いていたレイくんですら、ここまで近くで撮れなかったので。
そんな感じでハマドリ氏を堪能したあとは、ひとまずスタグルへ。スタジアムすぐそばの広場でスタグルが展開されており、真ん中にはベンチが置かれていてそこで食事することも可能でした。
相変わらず映えた写真を撮るつもりの全くない画像で申し訳ないんですが(笑)、福島牛を用いた牛タンカレーと佐世保バーガーをいただくことにしました。肉巻きおにぎりもちょっと惹かれたんですけどね~。
スタグルを確保したあとは待機列へ。どうやら一般入場開始は11:15のようなのでしばらく待つことに。そうして待っていると狼の姿のアマキンさん(かつてのアーマーキング3世さん)が待機列の一人ひとりに挨拶をして回っていましたが、あっという間に通り過ぎてしまったので写真を撮るタイミングを逃してしまいました(笑)
まあ仕方ねえかー、などと思って開場を待っていると、また声がかかりました。ん? と思って声のある方向を向いてみるとそこには玉井社長が!
思わず「おお!?」と素っ頓狂な声を出してしまいました(笑)。いわゆる「テレビで見る有名人が目の前に?」状態です。私がオーセンティックユニフォームを着ていたので、声をかけてくださったんでしょう。
「今日は、やはり電車で来られたんですか」と訊かれ「いや、つくばから車で来たんですよ」と回答。そして「ああ、つくばですか。近いですね!」と。
この瞬間「高速道路で2時間までは近距離」と私の中で定義づけられました(笑)。
まあそれは冗談にしても、おそらく飛行機やバスなどを乗り継いで6時間以上はかかるであろう北九州からに比べれば、近いことには変わりありませんね。
この程度の他愛ない会話でしたが、そういえばとあるアウェイ会場でも声かけられたなあ(去年2021年のフクアリだった気がする)と思ったりしました。こうやって玉井社長は必ずサポーターとも向き合ってくれるので、嬉しくなりますね。
そうこうしているうちに開場しましたので、Jヴィレッジスタジアムに初入場となりました。
Jヴィレッジスタジアムへ。試合開始前
さて、今回はメインスタンドの端の方へ。向かいにはバックスタンドのビジター席が望める席です。
Jヴィレッジスタジアムは5000人程度の規模のスタジアムで、メインスタンド中央部以外は屋根がなく、ゴール裏の席が設けられていませんが、個人的にはコンパクトで見やすく、芝もきれいで良いスタジアムだなと思いました。
買って持ち込んだスタグルを食し、落ち着いた頃にようやくツイッターのTLでスタメンを確認。
JFLにありそうなメンバー表!
後半少し進んだ段階で狩土名禅が投入されましたが、名字が3文字になるとメンバー表から少しはみ出てしまいます! いい! 実にいい! 味がありすぎる! こういうの好きです。
(厳密には、得点表示は電光掲示板でしたね)
試合開始前はまだ少し日が出ていました。ポールの旗はほとんどなびいてませんでしたし、私が座っていたメインスタンド上部でも少し風が顔を触るくらい。これは暑くなりそうかな、と思っていました。
そして、試合が開始されました。
試合開始~試合終了
試合の方は、前半から劣勢でしたね。機動力に勝るいわきFCの選手たちに押される格好で決定的なピンチも何度か招きます。それでもなんとか凌ぎ切り前半終了。
そしてハーフタイムには雨がぱらつきます。
雨雲の推移予想を見る限り、強い雨雲は微妙に現地から遠いままにはなりそうでした。ただ、試合開始前の晴天から一転、雨天に様変わりしました。まあ、気温が低くなり過ごしやすくはなりましたかね。
さて、後半は先に2点を取られる苦しい展開。しかし、現地で見てるとDAZNで見てるときより気が散るもので、1失点目も2失点目もろくに確認出来ていませんでした。良いんだか悪いんだか。まあこれも現地観戦ならでは。好きなところを見れば良いのです。
(2失点目はこれをあげようとして完全に見逃す)
しかし、ここからの反撃が良かったですね。1点目は佐藤亮が粘って池髙暢希がフォローし、彼からの右足を髙澤優也がヘッドで叩き込みました。
相模原のときに続いて、再び目の前でゴールを見られる恩恵に預かりました(笑)。横からたかざーさんのヘッドがきれいにゴールに吸い込まれるのを目の当たりにしましたよ!
そして2点目は池髙暢希から右サイドにダッシュした六平光成へ。そして六平さん良いクロス上げる……からの(現地的には)誰かがヘッド! ボールはゴール内を跳ねて入ったように見え、角度的にも入ってるように……入ってない? などと思ったら誰かが押し込んでネットが揺れた!
入った。これ絶対入ってるよね。
あとから映像を確認すると、髙澤選手のヘディングがゴールラインを割っていたようですね(最後に押し込んでたのは藤川虎太朗選手のようでした)。
ゴールシーンそのものではないですが、私が現地で見た視界はこんな感じ。
六平選手も「入ってるでしょ?」という感じのリアクションを取ってましたけど、あの辺の角度ならよくわかったはずです。副審の方がいた角度ならなおさらはっきり見えてたと思います。
というわけで試合終了。
ぱらついていた雨も、いつの間にかやんでおりました。
試合終了後、玉井社長との二度目の遭遇
後半アディショナルタイムに追いつくなんてようやった、試合内容では完全に負けてたけど、勝ち点持っていければ十分や、少ないチャンスを確実にモノにできた、これは今後に生きるんじゃないだろうか……。そんな感じで、高揚感を引きずりながらJヴィレッジスタジアムを出ていきました。
(有田稜選手は北九州出身なのです)
……と、出口には玉井社長がいらっしゃいました。待機列に並んでいたときとは逆に、今度は私の方から思わず話しかけていました。
このときお話されたこと、一部始終は既におぼろげですが、首を傾げつつ「いっぱい修正せんといかんですね」と何度もおっしゃってたのが印象的でしたね。その言葉の真意をはっきりと汲み取れるわけではないですが、小林伸二スポーツダイレクターも帯同されてたでしょうから、小林SDと会話されていた中で感じたことが口に出たのかもしれません。
その言葉が示すとおり、この試合に関しては完全にいわきFCの流れでした。それに、2点差を追いつく粘りは見せたものの、こちらが目指しているのは今回の2得点で見せたような「耐えてカウンターで一刺し」というサッカーではなく攻めて主導権を握るサッカーなわけです。
なので、そういう意味では用意していたものをほとんど出せなかったという悔恨の意味合いも含まれてたのかもしれません。
とにかく、この日は玉井社長と二度も(ともに短時間ではありますが)会話らしい会話ができたことは嬉しかったですね。ほんと、応援している我々のような人たちに積極的に関わろうとされていて、サポーターミーティングでも小林SDがおっしゃってましたが、そういう人前に出て積極的に関わろうとするのは生半可な覚悟では出来ないことだと思うんですよね。
というわけで今回玉井社長との遭遇率が高かったわけですが、それは多分Jヴィレッジスタジアムの出入り口が1つしかないということも関係していたでしょうね。スタグルが展開されていたのもスタジアムのすぐそばの広場ですし、やはり規模に見合ったコンパクトさは「ハレの場」の没入感を高めるなあ、と感じた次第です。
ハマドリくん
近くでまともに撮れたのはこの写真だけですが、それにしてもこの二人はインパクトがデカかった!
さっきからハマドリハマドリ言うてますが、正式名称は「ハーマー&ドリー」です。とはいえ、少し長い名称な上に常にニコイチで行動しているため「ハーマー」「ドリー」どちらか片方の名前を呼ぶわけにもいかず……。「ハマドリ」と公の場で「言ってしまった」スタジアムDJの方からもそのようなお答えをいただきました。
(直接レスポンスいただけるとは、恐縮です(汗))
あと、ハッシュタグも「&」が使えないから「ハーマーとドリー」になってたりしますね。それはそれでいいと思いますが、やはり「ハマドリ」で定着しそうな気が……。
しかし、ハマドリくんはダンスのキレがすごかった。
詳しいことはよくわかりませんが、どうやら元ネタは「とあるアイドルの曲」で、しかも振り付けは完コピだったようです。それはまあともかくとして、ダンスのキレはほんとすごかった。多才だなあハマドリくん。
というわけで、アウェイサポである私でもすっかりハマドリくんに愛着を持ってしまったのですよ。やっぱり、ささゆかさんも言及されてるとおり「マスコットはアンバサダー」なのですね。
そしておうちに帰る
Jヴィレッジスタジアムは多分歴史が古いスタジアムなんでしょうね。和式トイレも備えておりました。少なくとも、男子トイレは小便器を除けば洋式トイレと和式トイレ一つずつ備えられておりました。
とにかく、「便器はTOTO! それだけで大勝利!」なのです。
これは、ギラヴァンツ北九州サポーターの基本的な心得なのです。
帰路は行きと同じく常磐道。水戸までの2車線スイスイ、水戸からの3車線は若干ゆったり。空は既にすっかり晴れておりましたが、ところどころ路面が濡れていた箇所があり、若干の緊張感をもちつつ運転しておりました。
しかし、車のクーラーがすっかりヘタってしまっております。この記事を出す日にはちょうど車の半年点検ですので、「ちょっとクーラーの調子が悪いみたいなんですけどぉ……(おっさんの上目遣い)」と相談を持ちかけてみたいと思います。ヒーターや送風機能には問題ないし、冷媒ガス補充くらいで済めばいいけどなあ……。
というわけで、2時間かけて帰ってきた頃にはまあまあ汗だくになっておりました。
そしてお酒を飲みながらDAZN反省会。愛情のある井上マーさんの実況を聞きながら楽しんでおりました。
「兆し」はあるものの、やはり一朝一夕とはいかないものです。気を取り直して次節の讃岐戦ですね。
6月26日の讃岐戦は、人権啓発マッチでもありますしね。モモマルくんもまもるくん・あゆみちゃんもしっかり参加するようですよ。
というわけで、日曜日の試合が待ち遠しいですね!
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