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ギラヴァンツ北九州(2021-5)(2021/12/06)

今年の振り返りはまた追々やるとして…。

良くも悪くも今年の象徴みたいな試合になっちゃいましたね。序盤いい形で試合に入る。チャンスは作る。でも点は入らない。そのうち相手に点取られる。立て続けに失点する。後半序盤持ち直す。やっぱり点は入らない。PK失敗する。その後また失点する。

弱いチームってこんな感じだよなあと、3年ぶりくらいに思い出しました。ここ2年くらいうまく行き過ぎてて、正直忘れてましたよ。

今日の試合もそうだし、今年全般的に思ったことですが

「気持ちを見せる」って言い方は個人的にはあまり好きではないですが、わかりやすく鼓舞する選手が今年はちょっと少なかったかな、という気はしています。

小林監督・村松キャプテンからもそういうことを示唆するコメントが出ていましたね。

小林監督「選手は本当に戦ってくれていますし、今日はデータ的にもすごく走っていたんです。でもチャンスをものにできない、一瞬のピンチを防げない。そういうところが今シーズンはどうしても埋まらない。メンタルの強さだったり気持ちを1つにするということが少し足りないのかなというふうに思っています」

村松選手「僕はプロでサッカーをするのは2年目なので、メンバーの入れ替わりは何人が多いとかあんまりわからないんですけど、去年から人が変わったとか言うのはあまり好きじゃなくて、今年は今年でやれることがあると思うので。でもそれができなかったから降格してしまった。そのできなかったのはやっぱりコミュニケーション不足だったりとか、選手同士の要求、勝利への執着とか挙げたらキリがないんですけど、そういうところは今思えばもっとやっておけばよかったかなという後悔はあります」

試合結果 | ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト
https://www.giravanz.jp/game/live_2021120501.html#sc6&gsc.tab=0

ホーム最終戦の栃木戦の試合後コメントでも小林監督が同じようなことを述べています。

こういう際のところを勝ち取れないという、苦しんでも引き分けとかに持っていけないというのは日頃の部分を厳しく、細かいところを注意しながら神経を入れながらというところの指導が今年は足りなかったと思っています。

試合結果 | ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト
https://www.giravanz.jp/game/live_2021112809.html#sc6

踏ん張りきれない場面が多かったのは、確かに日頃の指導というのもあるかもしれないけども、最終的にはやはり選手たちのメンタルの部分が大きかったのかなと。

ひとまず、来季は立て直しの年になりますね。SNS上では1年で戻ろう、という声も多いのですが…。

そもそも2019年に小林監督が就任した際は3年計画でJ2に戻るというプランでした(今思えば、2019年・2020年があまりにうまく行き過ぎましたね)。

なので、這い上がるだけだったあのときと全く同じような目標にするには状況が少し違いますが、性急に結果を求めずもう少し長い目で見てもいいんじゃないかな、と思っています。

とりあえず、来年の体制次第ですね。社長・監督についてはそのまま行きそうな感じではありますし(小林監督は監督を退任し、スポーツダイレクター専任になるという報道がありました)、あとは選手たちがどう入れ替わるか。降格することで厳しい流れにはなるかもしれませんが(今年の主力も多く抜けてしまうでしょうしね)、とりあえず来年また楽しみにしましょう。

シーズン前のワクテカが、なんだかんだで一番楽しい!

そして富山選手について。

富山選手、キャリアハイの活躍ありがとう。FW陣の中では最多の7得点。栃木戦のゴールが一番印象深いですね。

Q:富山選手はゴール数はキャリアハイとなりましたが、今シーズンを振り返ってどんなシーズンでしたか?
A:本当に苦しいシーズンでした。個人としてはキャリアハイのゴールは生まれましたけど、チームとしてなかなか結果が出ず、J3に降格させた責任の方を重く感じています。

試合結果 | ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト
https://www.giravanz.jp/game/live_2021120501.html#sc6&gsc.tab=0

さて、2021年シーズンは終わりましたね。来年は再びJ3での挑戦です。
他の方のツイートを借りる形にはなりますが、最後にどうしても一言。

こういう部分は本当についてないよな!

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