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顔を上げていこう(2023/4/15)

試合前日にリリースされたプレビューで、田坂和昭監督は以下のように言っていました。

「まだ1勝しかできていないので、苦しんでいることは間違いありません。ですが、ここを乗り切れば必ず向上できると言えるだけの良い部分もあるし、成長も見えます」

「飛び抜けたチームがいないのが今季のJ3リーグです。一つきっかけを手にすることができれば、ここから十分に上位にいけます。ですから悲観することはありません。今こそ踏ん張りどころなのです」

20230415 第7節 FC琉球 VS ギラヴァンツ北九州 | ギラヴァンツ北九州 オフィシャルサイト
https://www.giravanz.jp/game/live_2023041512/#sc2

その言葉を受けてのメンバーは以下の通りになりました。

夛田凌輔選手がスタメンに入りました。最終ラインに本職サイドバックの選手が3人いて、センターバックが誰か読めません。練習でやっていたという坂本翔選手か、去年2022年に序盤でセンターバックで出場していた乾貴哉選手か、それとも過去にセンターバックの経験もある夛田選手か。

個人的には、好調な両サイドバック二人の配置は変えず、夛田選手をセンターバックに持っていくかなと思いました。さて、最終ラインの配置はどうなるんでしょうか。

サブには長谷川光基選手、山脇樺織選手、永野雄大選手が新たに入りました。山脇選手は初のメンバー入り、永野雄大選手は平原隆暉選手と交代してトップ下に入る、というケースがあるのでしょうか。

2023明治安田生命J3リーグ 第7節 FC琉球 VS ギラヴァンツ北九州

始まってみると、右サイドバックに夛田選手、センターバックには坂本選手が入りました。前半は風下でFC琉球に押されつつも、いくつかの決定機を得ます。上形洋介選手が相手GKのプレスでボールを引っ掛け、こぼれたところを岡田優希選手がシュート、こぼれ球を上形選手が詰めますが決めきれず。

そして38分、FC琉球のコーナーキックからニアで柳貴博選手に合わせられ失点。柳選手の動き出しが一瞬早く、それに気づいてマークしに行った乾選手が追いつけませんでした。

51分には加藤有輝選手から夛田選手ダイレクトで繋いだボールを平原選手がスルーパス、上形選手が抜け出しGKと1対1でしたが弾かれ、そのこぼれ球を拾って再び攻め込み岡田選手がシュートするもゴールマウスを外れました。

63分・65分には加藤選手のビッグセーブ2連発。しかし73分過ぎに右サイドを突破されFC琉球の阿部拓馬選手がシュート、加藤選手が弾いてすぐさまボールをつかもうとしますが、阿部選手に詰められて失点します。村松航太選手もボールに追いついていたので、ここはセーフティーにクリアでも良かったかもしれません。後半は風上に立って押し込む時間も多かっただけに、なんとも惜しまれる失点でした。

これは田坂監督の言葉ですが、前向きな言葉を掛けられたようでとてもホッとしました。沖縄まで応援しに行った方々には本当に感謝です。

上形選手、加藤選手の責任を感じている表情・仕草が印象的ですね。

2021年・2022年も感じていたことですが、選手は常に全力なんですよね。それでも勝てないということは個々の能力だったり試合の運び方だったり、決定機を決められるかどうか、相手の決定機を防ぐかどうか、などなど。それらのちょっとした違いが積み重なった結果なんだろうなと。

負けた試合はどうしてもネガティブな部分ばかり浮かんできてしまいますし、勝ててない以上悪い部分は改善しないといけないとは思いますが、やはり応援する側としては励まして顔を上げてもらって頑張ってもらうしかない。応援するしかないな、という気持ちです。

もう次が始まりますから。次に進んで勝利を掴みましょうね。

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