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音楽と映画。私のためになるエンタメ

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音楽や映画、ドラマ、小説、お笑いなど、私のしがない生活を彩るエンタメのことを。
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#映画感想文

「グレイマン」のゴズリンとフンデルトヴァッサーについて。

最近は、家で横になっている時間が多いので、NetflixやAmazonで海外のドラマや映画ばかり見ている。 直近では、「グレイマン」を見た。 映画館でも上映されているらしい。 映画館の方が迫力ありそうだとは思うけど、見に行くかと言われるとちょっと微妙なラインではあった。 意外だと思われがちだが、私は基本的にはミュージカル映画が一番好きなので、あくまでそんな私の感想。次に好きなのは、サスペンス系とかサイコ系ではあるけれど。 「ラースとその彼女」で認識していたものの、「LA・LA

映画「グレート・インディアン・キッチン」と「パッドマン〜5億人の女性を救った男〜」を見た。

映画「グレート・インディアン・キッチン」を見た。 噂通り胸くその悪い映画だった。タイトルの皮肉の効かせ方たるや。 2人とも高学歴っぽいハイクラスの男女が見合い結婚し、夫の実家で暮らすことになるが、家事はすべて女性が行い、義父は自分で歯ブラシすら取りに行かないし、夫は、外のレストランではマナーはちゃんとしているのに家では食卓のテーブルクロスの上に平気で毎食食べ残しを汚く置く。それを毎日妻が片付けるということに気づきもしない。 米は炊飯器で炊かずに釜で炊けだのチャパティーにしてく

ネブワースが絶頂期だった 【映画感想】

全世界同日公開の映画「oasis ネブワース1996」を見てきた。 oasis関連の映画はいくつも見てきたが、今回のはドキュメンタリー映画で、主役はギャラガー兄弟というよりも、ファンだった。 1996年にoasisが行った25万人のネブワースでのライブのドキュメンタリーだったのだが、何とも胸が震えた。 もう私の青春ど真ん中で、1996年と言うと19歳。音楽に夢中だった。UKロックの盛り上がりに熱狂していたし、TSUTAYAでCDをレンタルする時代にデヴィッドボウイやクイーン

映画「OLD」を見に行って、やたらと老いについて考えた休日

友達のしめちゃんが、ワクチンを2回キメてからある程度経過したので、我らがナイト・シャマラン監督の映画「OLD」を見に行った。 もう映画が終わりかけていたので、昼間の1回しかやっていなかった。普段はレイトショーばかりなので、休日のまっ昼間に映画館にやってきたのは、互いに、恋人とよく映画に来ていたとき以来だなあと思い出し、感慨深いものがあった。 しめちゃんとは私の近所に住む地元の友達です。 詳しくはハッシュタグしめちゃんをご覧ください。 一部、別人のしめちゃんあり。 ステーシ

緊急事態宣言前夜に映画を見た

今日からまた第3回目の緊急事態宣言。 昨日、明日から映画館も休業となると聞いて、滑り込みで慌てて「ノマドランド」を見に行った。 人の少ないレイトショーで見たいと思って探したら、万博エキスポシティしかやってなくて、自粛の巣ごもり前にちょっとだけららぽーとも覗こうと思い、わざわざ出向いてみた。 想像以上の人の多さにびっくりして、asokoとユニクロとH&Mにだけ寄ってモールの外へと退散した。 若い子たちが芝生の広場でお菓子を食べながら座り込んで喋っている。うわー近づかんとこうと思