見出し画像

琵琶湖2泊3日の旅・2

2日目~竹生島へ

タクシーで無事に彦根港へとたどり着いた私たち。
船の出航は14時。まだ時間に余裕があったので、待合室で待っている間に、信楽狸さんの質問に返答。

埼玉県からです

船旅は、想像以上に快適でした。
2階のデッキ席に座って、太陽の光と湖の風を感じる心地よさ。
乗客も少ないので、のびのびと2階を使用できましたし。
そしてまた、この船でかかっていた音楽(琵琶湖周航の歌・歌「加藤登紀子」)が心に沁みる歌声で、気分を盛り上げてくれるんです。

私たちは、それぞれ離れて座って思い思いの時間を過ごしたり、移動して並んで座って他愛ない会話を楽しんだりして、船旅を満喫しました。

途中、虹が見えたんですよ。
写真だとわかりにくいと思いますが、一応載せます。
私たちの船旅を祝福してくれているようで、なんだか感動しました。

船から見えた虹


しかし、琵琶湖って本当に広いんですね。
結構な速度で船は走っているはずなのに、30分も乗らないと島につかないなんて。
対岸に渡るためにはさらに30分。
速く感じるけど、実は船ってそんなに速くないとか、ありますかね?

竹生島観光は、再び暑さと階段との戦いでした。
も〜なんで行くとこ行くとこ階段なのさ〜。
階段はつらかったですが、竹生島は素晴らしい所でした。
これから琵琶湖旅行しようとする人がいたら、
船に乗って竹生島へは絶対に行ったほうがいいよ!と薦めます。
時間は使うけど、船旅にも竹生島にも、それだけの価値はあると思う。

登りました
離島にこんな立派な塔が

3日目・日吉大社

最終日の3日目は、レンタカー移動。
3日目だけ車にしたのは、3日目のメインが白鬚神社だったからです。
調べると、電車だと「最寄駅・近江高島駅から徒歩40分」
徒歩40分て、それはもう最寄駅じゃない…
タクシーだと駅から5分とあるけど、タクシー捕まえられるとは限らない。
じゃあもう最初から車で向かおう、私が運転します、というわけです。

そして、3日目の最初の目的地は、日吉大社。
ここは当初計画にあがってこなかった場所なのですが、初日に比叡山を目指し、ケーブルカーの駅に向かう途中に目に入って「そういえば日吉大社も有名じゃない?行ったことないし行きたいね。帰りに寄ろう」となったんですが、延暦寺をのんびり観光しすぎたのと、神社仏閣はしまるのが早いのとで、初日に行くことができず。
2日目の彦根城の後か、3日目の最初か最後、行けたら行こう、と旅行中に計画し、結局3日目の最初の目的地となりました。

ナビに案内されたのが、日吉大社の駐車場ではなく、近隣の無料駐車場(大宮川観光駐車場)で、広さのわりに車がほとんど止まっていなくて、なんだかちょっと不安になりました。
もしかして、ここから結構歩くんじゃ…?
実際はそんなことなく、5分ほど歩くと東本宮の入り口にたどり着けました。
ただ、すごく細い自然にあふれた道だったので、歩いている間は常に不安でしたけどね。看板が出ていたので、一応正規のルートだったんだと思いますが、いわゆる正面玄関ではなかったと思います。

東本宮を参拝し、境内を歩いて西本宮へ。
ところで日吉大社といえば、猿、ですよね。
西本宮楼門には、軒下四隅に、それぞれ違ったポーズのまさる(魔、去る)さんがいらっしゃる、と案内にも書かれていたのですが…どうしても見付けられない私たち。
たぶん、目の付け所が違っていたんだと思うんですが…縁起物なのに会えなかったのが、割とショックです。

境内には、紅葉がたくさんありましたが、紅葉にはまだ早く緑ばかりでした。これ、紅葉の時期ならめちゃくちゃ綺麗なんでしょうね。
でもその分、観光客も多いだろうし、こんなに落ち着いてのんびり回れなかったかもしれないと思うと、今の時期でよかったなと思います。
緑の木々も、充分綺麗で目が癒されたし。
日吉大社では、奥宮エリア以外を参拝しました。
奥宮エリアは、軽い登山っていうからですね…

3日目・白鬚神社

日吉大社を後にして向かったのは、白鬚神社。
言わずと知れた湖中に浮かぶ鳥居で有名な神社です。
国道161号をひたすら北へ。
途中琵琶湖が見えたりして、なかなか快適なドライブでした。
途中、水泳場→、の看板があって「琵琶湖って泳げるんだ?」と驚きました。
泳げるんですね?

白鬚神社は、趣のある建物が多かったのですが…それよりなにより、とにかくカメムシが多かった(笑)
1匹見付けると、その周囲に10匹は簡単に見つかるレベル。
気がつくと、服の袖にとまっていたりして…。
カメムシを気にしながらの参拝になりました。
これはこれで、忘れられない思い出(笑)
でもやはり、湖に立つ鳥居を生で見られたのは、感動です。
神秘的だなあって。

3日目・浮御堂(満月寺)

最後の観光に選んだ場所は、浮御堂です。
浮御堂、ガイドブックで見たときから2人とも行きたい場所だったんですが、たどり着くのを一度私は諦めたくらい、ナビの案内が「そんな先がわからない道入れない!」「そんなとこ曲がれない!」という道ばかりで…対向車来たらギリな生活道路を徐行しながら、案内される道が、一通でも行きたくないというさらに細い道ばかりで、心折れかけました。
でも案内をやり直し、やり直し、なんとかたどり着いた浮御堂は、素晴らしい所でした。
諦めなくてよかった。

後から思ったんですけど、私ナビに「浮御堂」で入力していたんですが、浮御堂って、いわゆるこのお堂の名前で↓

浮御堂

この浮御堂があるのは「満月寺」なんですよね。だからナビに「満月寺」と入力していたら、最初からここまでたどり着けたあの道に誘導してくれたのかもしれない。
私のせいだったのかな、って。

満月寺は、芸術的な形をした立派な松の木が何本も立っている庭と、浮御堂が素敵な場所でした。
ずいぶん近くで、ピーヒョロ・ピーヒョロと鳴き声が聞こえるな、と思ったんですが、ふと浮御堂の屋根に目をやると、羽を休めているトンビの姿が(上の写真にも写っています)。
歓迎されているようで、嬉しかったです。

松の木

浮御堂でいただいた御朱印がまた、とても味のある書なんですよ。
本当に、観光の最後に相応しい場所でした。

2泊3日で巡った観光地は、以上です。
行きたかった所はまだあるんですけどね。
近江神宮とか、近江八幡とか、長浜城とか、まだまだ。
だけど、やっぱり琵琶湖は広い。
全てをまわるためには、2泊3日ではとてもとてもです。
日本にはまだ行っていない行きたい所がたくさんあるので、また次の旅行も琵琶湖ってわけにはいかないですが、もう一度、今回まわれなかったところを周るために訪れたい場所です。
その時にはまた琵琶湖ホテル泊まりたいなぁ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?