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notebook#04

実践スタンフォード式デザイン思考 ジャスパー・ウ著


 デザインとは、「設計する」と言う意味で使われており、すなわち、デザイン思考とは「問題解決する方法を設計するための考え方(マインドセット)」と捉えています。最近、デザイン思考の書籍が溢れいている中ですっきりと説明されていてとても腑に落ちました。

デザイン思考のプロセス
1.共感(Empathize)
2.定義(Define)
3.アイデア(Ideate)
4.プロトタイプ(Protitype)
5.テスト(Test)

この5つのプロセスを行きつ戻りつしながら進んでいきます。
 そして「継続してトレーニングすること」が重要なポイントです。なぜなら、人はその経験や環境のなかで考えを積み上げてきているので、「思い込み」を変えることもが難しいから。
 実際の手順も丁寧に記載(ツールキットの紹介もあり)されていて、表題の通りすぐにも「実践」ができそうです。中でも記憶に残った言葉が「Why」「インサイト」「ブレインストーミング」「チームメンバーの多様性」です。問題を見つけるために情報を集め、解決のために(問題の定義も大切)「なぜ(Why)」で掘り下げ、仮定(インサイト)し、多様性のあるメンバーでアイデアを出し、仮の解決策をテスト、改善、テストを繰り返す。始める時の道具や、ブレインストーミングに詰まった時のアクティビティーなどの提案もあり、最後まで一気に読めました。
 デザイン思考は、周りの人に共感することが一番大切で、考える時間をとり、「繰り返しやって身につける」「実際に手をうごかしてやってみる」ことが大事です。

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