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2021年9月7日(火)13:00~ 野党合同国会 第2回「コロナ対策ヒアリング」 文字起こし記録

内容:新型コロナウイルス対策および学校における感染対策などについて、厚生労働省、文部科学省よりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年9月7日 野党合同国会「第2回コロナ対策ヒアリング」

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/700099712
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年9月7日 野党合同国会 第2回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=AfwPd5pMOBI
(3)YouTube石垣のりこ
2021年9月7日 野党合同国会 第2回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=0Qw9Lvn5-fg

2 配布資料
https://www.dropbox.com/sh/qobe4svfa5iuoir/AAA45iAMqTwML1gpH-0yiZQDa?dl=0

<参照1>
立憲民主党サイト ニュース 
○「学校での子どもへの鼻腔検査キット使用やめるべき」新型コロナウイルス対策本部/会派厚生労働部会・文部科学部会 合同会議(2021年8月31日)
https://cdp-japan.jp/news/20210831_1998
○学校での感染防止等、新型コロナ対策を厚労省、文科省に申し入れ(2021年9月2日)
https://cdp-japan.jp/news/20210902_2009

<追加情報1> ★このヒアリング開催日以降の情報です!★

立憲民主党サイト ニュース (2021年9月8日)
「抗体カクテル療法の自宅使用を」あらためて訴え 新型コロナ対策本部/子ども子育て、ワクチン課題PT/会派 厚労、文科部会 合同会議
https://cdp-japan.jp/news/20210908_2042

<追加情報2>
厚生労働省サイト 報道発表資料 令和3年9月30日(木)
小学校休業等対応助成金・支援金の申請受付等を開始します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21293.html

2021年9月7日(火)野党合同国会 第2回「コロナ対策ヒアリング」質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、保育園や小学校の休園、休校の際の、仕事を休む親に対する賃金助成の制度、昨年の『小学校休業助成金』の復活について、制度の概要と、申請開始日をご説明下さい。
2、自宅で抗体カクテル療法が使用できれば、重症化せず、亡くなっていないはずの患者がカクテル療法を使用できないため亡くなっている。医師による管理が十分な場合、自宅でもカクテル療法を使用許可すべきではないか。
3、現在の緊急事態宣言の地域のコロナに関する指標を配布し、緊急事態宣言が解除、延長の検討状況をご説明下さい。
4、緊急事態宣言の地域で、入院が必要なコロナ患者が自宅療養を余儀なくされているが、入院が必要な患者が入院できるようになるのは、いつ頃か。
5、入院が必要な患者が入院できない状況でも緊急事態宣言が解除される可能性はありますか。
6、ワクチンが自治体に希望者の2回目接種までの量が供給されるのは、いつ頃か。また、それにより、全国の自治体で希望者が2回目のワクチンの接種が終了するのは、いつ頃か。資料を配布し、ご説明下さい。
7、3回目の接種は、誰に対して、いつから開始するか。3回目の接種は、2回接種した国民全員が、希望すれば、3回目のワクチン接種をするのか。そのためのワクチンの量は確保されているのか。資料を配布し、ご説明下さい。
8、小学校に80万回分配布された簡易検査キットが、小学生に学校で使用さ(れた)事例はありますか。また、地元医師会などからの反対意見により、小学生への使用が不可になった自治体はありますか。検査キットの使用は、教職員に限定し、危険なので、小学生本人による検査は止めるべきではないですか。調べてご回答下さい。
9、緊急事態宣言が延長される地域では、廃業、倒産が増えるので、今まで以上に、事業者への給付金、支援金の額を上積みすべきではないですか。また、給付金、支援金の支給を迅速化すべきではないですか。
10、ワクチンの製造・販売業者との契約書について、秘密保持契約があるので公表できないと累次にわたり答弁されているが、それならばまず、秘密保持契約書を公表し、契約の中身を公表できないことの根拠を示すべきと考える。秘密保持契約は公表できるのか。
11、別紙資料にある板橋区のように、ワクチンが国から希望量が提供されず、困っている自治体が多い。板橋区には、いつになれば、希望する量のワクチンが国から提供されるのか。    以上

【山井和則 衆議院議員】12:59:22
それでは、定刻になりましたので、始めさしていただきます。また、2時には終わらしていただきたいと思います。まず、何よりも、コロナ対策、えぇ、本当に休みもなく、えぇ、朝から晩まで取り組んでくださっておられます役所の方々には、心より感謝を申し上げます。まぁ、ご存知のように、国会が開かれておりませんので、この場、非常に重要ですので、この場で一つ一つ、あの、人の命を救うためのコロナ対策、進めさしていただきたいと思います。
それでは、原口代行、よろしくお願いします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:59:47
はい。お疲れ様でございます。
えぇ、昨日、野党国会対策委員長会談を行いまして、再度、「国会を開くように」と。で、総理は、えぇ、「コロナ対策に専念をする」っていうことで、えぇ、代表選、総裁選にお出にならない、ということであれば、まさに、(憲法)53条で(7月16日に野党4党が)求めてる、この国会をですね、再度、あの、ちゃんと、「菅内閣の間に」、えぇ、「やってください」というお願いをしました。
えぇ、大阪の方では、学校でクラスターが出てるようであります。えぇ、心配をしていたことが起きています。えぇ、ぜひですね、今日、「野党合同国会」とやっておりまして。前回も、皆さんが、ご自身の範囲の中で最大限の答弁をしていただいた、っていうこと、よく分かります。ただ、ここで答弁をしていただくという、その上に、やっぱり政治家、大臣が「こうです」ということを言わないと、前に進んでいきません。抗体カクテルのお話も、先日も本当ありがとうございました。ギリギリの答弁だったと思います。
で、このままいくとですね、補正予算も、国民に届くのは年明けですね。本当に、あの、責任を放棄した内閣、責任を放棄した与党、これに、あの、心から、えぇ、そのあの、最大限の非難をしたいと思います。
皆さんとは、情報を共有しながら、一人の命も、えぇ、救えないことがないように、頑張っていきたいと思いますんで、どうぞよろしくお願いします。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】13:01:23
それでは、厚労部会長の長妻さんからも、ご挨拶お願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】13:01:27
どうも、本当に、あの、役所の皆さん、連日ありがとうございます。
まぁ、これ、菅総理、やっぱり、コロナ対策にはこだわりがなかったんだな、というふうに思います。「もう、俺の力で何とかコロナを収めないと、日本が危うい」と、こういう使命感を持っていただきたかったんですが、まぁ、あっさり投げ出す。
これ、あの、先月、首都圏でですね、毎日新聞がヒアリングしただけでも、えぇ、38名の方が自宅でコロナでお亡くなりになっておられる、と。ただ、本当に手遅れの方は、自宅で急変して、病院に運ばれて間もなくお亡くなりになるっていう方も、非常に多く聞いておりますが、それは入っていない数字でありまして。もう、今もですね、えぇ、入院できない方で、えぇ、助かる命が助からない、と。こういう状態が続いております。
まぁあの、「コロナとの戦い」というふうに言う方がおられますけれども。まぁ、戦争という表現がいいかどうか分かりませんが。その戦いが、今ですね、ピークに達している時に、司令官が「僕、辞めます」。そして、現場の指揮官、ワクチン担当、厚労大臣も、今月末に辞めるわけですよね。西村大臣も。現場の司令官も、「僕、辞めます」と。こういう国家の危機の時に、こういう対応をするというのは、本当、皆さんにとってもですね、官僚の皆さんにとっても、まぁ、迷惑な話だというふうに、まぁ、思うわけであります。
で、やはり、あの、ワクチンについては、まぁ、板橋区が、ファイザーやモデルナ、これ、もう最終予約ということで、今後予約できない、えぇ、こういう話になったようでありまして。
まぁ、ちょっと私も気になっておりますのは、色々、情報がですね、ブラックボックスになっているところが、2つあると思うんですね。
特に、内閣官房のワクチン担当のところ。これ、皆さんが悪いわけじゃないんでしょうが。何らかの、上の方から、情報を出さないようなですね、守秘義務とか、色んなことを使って、全然出てこない。
そして、もう1つが、(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会)組織委員会だったんです。で、オリンピック、パラリンピック終わりましたけれども。このブラックボックスをぜひ解消していただきたい、と。
まぁ、今、官僚の方とちょっとお話しますと、「今、指示待ちの状態になってます」と。「なかなか通知も、新しいものは出せません」と。つまり、先手先手の対策が取れない、今、状況。非常に危機です。国家の危機の中でですね、さらに危機ということなんで。
我々、この政治空白を埋めるべく、これ、野党としてでき得る限りのことをしていきたいと思いますので、えぇ、ぜひ、皆さんと力を合わせてですね、えぇ、この難局を乗り切れれば、と思っておりますので、よろしくお願いします。
ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】13:04:13
ありがとうございます。まぁ、今、原口先生、そして、長妻さんからも、本当に命が失われつつある現状が続いている、という話がございました。
そういう中で、まず最初は、あの、「抗体カクテル療法の在宅使用」ということについて、今までから、もう3週間にわたって、お願いにお願いを続けております。
そういう中で、実は、あの、在宅で実際に患者さんを診てられて、「ぜひとも抗体カクテル療法を、一日も早い導入を」ということで、今、お配りしておりますが。あの、もう実名で、えぇ、松田医師、あの、この方から、あの、私がお願いして、えぇ、文書を書いていただきました、厚労省に対する。あの、これ、ぜひ、田村大臣にもお渡しいただきたいんですけど。
それですね、まぁ、こう言ったら何ですけど、私たちが言うだけでは説得力に欠けるということで。ちょっと、松田先生と、今、電話をつないでおりますので。「ぜひ1日も早く抗体療法を」という話を、ちょっと聞いて、3分間、この配布資料を基に聞いていただければ、と思います。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:05:13
もしもし。松田です。

【山井和則 衆議院議員】13:05:14
あ。あ、山井です。それで、今、あの、映像、見ていただいていると思うんですけれど。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:05:16
はい。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:05:18
あの、厚労省の方々、議員の皆さん、おりますので。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:05:20
はい。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:05:22
ぜひ、この要望書に基づいて、あの、在宅の現状をお話しいただければと思います。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:05:28
はい。了解です。あ、もしもし。いや、今。

【山井和則 衆議院議員】13:05:31
はい。よろしくお願いします。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:05:33
はい。よろしくお願いします。あの、松田と申します。あの、このような機会いただきまして、ありがとうございます。
えぇ、在宅で訪問診療を、あの、回らせていただいてまして。コロナの患者さんも、もちろん行かせていただいております。
えぇ、在宅での「自宅待機」という名の、もう「自宅放置」状態で、あの、とても悲惨な状態が続いておりまして。えぇ、在宅で死亡されるとか、死亡されてから発見されるというようなことは、まぁ、本当に、涙ぐましい、あの、あの、ことで。あの、医者として、「何とかしないといけない」というふうに、あの、思って、診療をしております。
えぇ、例えば、あのえぇ、抗体カクテル療法の適応の方が、入院できない。「家で待ってください」っていうことで、待って待って5日目に、えぇ、入院が決まって、すぐ人工呼吸器につながれた方とか。えぇ、CTを撮って肺炎だと分かっているんだけれども、入院できず、(発症後)1週間以上経ってカクテル療法の適応がなくなって、えぇ、入院される。で、その頃には、えぇ、家族全員がうつっている、と。または、あの、若い方で、あの、お子さんがおられる家庭も多いので、まぁ、3歳の双子の方と奥さんと自分と。で、自分も段々としんどくなってきて、中等症になってきて、在宅酸素を吸ってるけれども、入院はできない、と。放っては行けない、と。色んな在宅の、もっともっと、あると思うんですけれども。あの、そういう状態が続いております。
で、「在宅で、重症化を防ぐ治療ができる」ということが、えぇ、いかに、あの、医療のひっ迫を避けられる1つの手になるか、っていうことを実感しておりまして。カクテル療法を、あの、ぜひ、あの、在宅で使えるようにと、あの、いう要望を出させていただきました。えぇ、助かる命は、絶対に助けないといけなくて。あの、そういう医療、日本の医療であってほしい、と思っております。
えぇ、あの、カクテル療法はですね、あのまぁ、大分、あの、限定された在宅医で使用、というような限定のこと。で、副反応に対しても、あの、リスクをできるだけ分かって回避できるような体制の下で、使う医者だけが使う。医者が全責任を負いますので、あの、そういう形で、ぜひ、進めないと、あの、いけないと思っておりまして。あの、絶対に打開策であると、あの、思っておりますので、あの、よろしくお願いいたします。

【山井和則 衆議院議員】13:08:10
あ、どうも、先生、ありがとうございました。まぁ、今の思いも踏まえて、えぇ、梅田さんから、えぇ、今日、あの、文書回答もきておりますが、それを踏まえて、回答よろしくお願いいたします。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:08:16
はい。はい。はい。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:08:25
はい。えぇ、厚生労働省健康局、梅田でございます。
あの、現場の先生方、日頃からですね、まぁ、そういう形で、あの、一生懸命取り組まれていることについて、あの、敬意を表したいと思います。
また、あの、私どもとしてもですね、あの、そういった実態については、あの、広く、自治体からもですね、あの、地方自治体と連携する中で、あの、そういった、えぇ、状況等については、承知をしているところでございます。
で、要望の、この、ございました、その、「カクテル療法の、えぇまぁ、自宅での使用について」でございますけども。
これ、あの、前回(9月3日・第1回ヒアリング)もですね、申し上げたとおり、あの、我々としてもですね、その、自宅療養者をいかに、あの、救っていくか、ということは、あの、我々としても、非常に、あのえぇ、今、目下ですね、あの、重要な課題として、えぇ、種々検討、えぇ、取り組んでいるところであります。そういった中で、あの、カクテル療法についてもですね、その利用について、えぇ、広く利用できるようなことをですね、方向で検討を進めているということでございます。
で、あの、現状を申し上げればですね、えぇあの、回答さしていただいてますように、えぇ、原則として、まぁ、重症化リスクがあって、えぇまぁ、酸素投与を要しない、えぇ、初期段階での方をですね、まぁ、入院患者を対象にですね、えぇ、投与をしていくということで、始めているところであります。その上で、えぇまぁ、各都道府県が選定されました、その、医療機関に予め、えぇ、供給する、ということで。もう、これ、あのえぇ、「緊急事態宣言」あるいは「まん延防止措置」地域を中心にですね、都道府県、えぇ、えぇ、からですね、あの、要望等を踏まえて、えぇ、配布をしておりますけれども。えぇ、現在、えぇ、33都道府県、えぇ、の地域、えぇ、でですね、医療機関に、えぇ、事前配布をしてございます。
えぇ、また、あの、宿泊療養施設等を、まぁ、臨時の医療施設ということで、えぇまぁ、指定することによってですね、その施設でも、患者への使用を可能とする、えぇまぁ、そういった取組を進めております。で、これも、東京をはじめですね、えぇ、現在、えぇ、5県、えぇ、5自治体、それから、まぁ、さらに、まぁあの、検討も進めているところも他にもございますけど。そういったところで、えぇ、取り組まれている、ということ。
えぇまぁ、こういったことに加えてですね、えぇ、病態悪化時の体制の確保など、まぁ、先ほど先生言われたように、まぁ、そういった、えぇ、副反応等のですね、えぇ、対応ということも必要になってまいりますので、まぁ、そういった体制の整備をされるということを、まぁ、一定の要件とした上で、えぇ、医療機関で、まぁ、自宅療養者に対してですね、えぇまぁ、これは、あの、現在のところ、「外来で、えぇ、投与する」ということで、えぇまぁ、その医療機関で、えぇ、自宅療養者に対して、えぇ、外来投与するという、まぁ、そういう取組。
あるいは、まぁ、宿泊療養施設、入院待機施設、えぇ、各都道府県で、えぇまぁ、酸素供給ステーションとか、あるいは、あの、入院待機施設等がございますけども、そういったところでですね、投与するといった取組を始めているところであります。
あの、まずはですね、あの、こうした取組を着実に進めつつ、引き続き、まぁ、そのえぇ、カクテル療法もありますし、それから、他の治療薬、まぁ、そういったことも、えぇ、含めてですね、速やかに、えぇまぁ、投与できる体制をですね、えぇ、整理していきたい、ということで、えぇ、考えてるところで、えぇ、ございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:12:27
これですよ、梅田さん。あの、ロナプリーブは、バイアルっていうか、2人前で構成されてるらしくて。お医者様からは、1人、あの、外来でやったら、自分が往診している人にね、あの、移動が難しかったり、もう早くやんなきゃいけないから、使う、っていったことは、医師の責任でできないのか、ということがあるんですけど。それは、医師がしっかりね、副反応とか何とか診ていれば、使うことができる、っていうふうにやっていただけないか、と思うんですけど。

【山井和則 衆議院議員】13:13:01
そうそう。そう。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:13:03
その、「体制を整備する」っていうね、その間にも、感染がずっと広がってるわけですから。そこ、どうでしょうか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:13:13
はい。あのえぇ、ご趣旨としてはですね、あの、我々も承知をしているところであります。あの、これも繰り返しになって恐縮なんですけども。その、アナフィラキシーでありますとか、あるいは、そのまぁ、抗体治療薬でございますので、抗体薬でございますので、まぁ、その反応がですね、あのまぁ、点滴をする中でも、えぇ、急激な反応が起こる場合も考えられます。そういったことを、まぁ、経過観察するであるとか、あるいは、適切に処置をする、まぁ、そういったこととセットで、やはり考えなきゃいけない、っていう中で。今は、あの、また、あの、自治体の取組として申し上げたとおり、そういう「拠点になるところでやる」ということで、まぁ、その体制整備をしやすい、あるいは、効果的に、その、自宅療養者に対して投与ができると、まぁ、そういう仕組みの中で、今、こういった取組を始めております。
で、あのまぁ、そういう意味でですね、その、外来での、えぇ、適応ということについては、決して、あの、あの、否定するわけでございませんけど。まず、この取組をしっかりとやることによって、えぇその、自宅療養者への対応をですね、えぇ、進めてまいりたい、というふうに思っておりますので。えぇ、まずは、その点、ご理解いただければと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:14:32
ちょっと、あの、ファクトを教えていただきたいんですけど。あの、厚生労働省で把握されてらっしゃるですね、あの、これまで、えぇ、抗体カクテル療法のですね、実施症例数、それから、アナフィラキシーをはじめとする重篤な副反応の報告数をですね、えぇ、それぞれ教えていただけますか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:15:05
はい。あの、今、使用状況としてはですね、あの、先ほども、まぁ、取組、申し上げましたけれども。あの、登録、まぁ、事前に、えぇと、登録いただいた所に配布してございますけども。登録機関数としては、8月31日現在で、えぇ、約3600施設というふうに、えぇ、承知をしておりまして。
で、投与者については、1万、えぇ、3000人、約13000人ということで、あの、承知をしております。で、そのうち、アナフィラキシーショック等、副反応、あるいは、まぁえぇ、処置をした方がどれだけいるか、ということには、すいません。ちょっと、今、手元にございませんで、あの、申し上げられません。

【川内博史 衆議院議員】13:15:48
え?「今、手元にない」ということで、厚生労働省としては把握をしておる、ということでよろしいですか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:15:56
あの、当然、あの、そういう反応等があってですね、その、報告をいただくことになりますので。まぁ、その点、えぇ、そういう報告数については、あの、把握、あの、報告上がってきているものというふうに思っております。あのえぇ、そこは確認させていただければと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:16:15
それ、それは、ご担当、あの、梅田さんのところでよろしいんですか。あの、その、副反応の、あの、報告数を取りまとめるセクションは。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:16:26
あの、私の所っていうことではない、ありませんけども。はい。

【川内博史 衆議院議員】13:16:29
ん?え?え?いや、じゃあ、どこがとりまとめて。
ちょっと、数を、ちょっと、今、聞いてもらえませんかね?だって、「副反応があるから、自宅では使えないのだ」ということが、主な理由ですから。「どのくらいの副反応があるのか」ということはですね、政府が説明される中でですね、「13000例実施して、そのうち重篤な副反応がこれだけあるんです」と。「したがって、自宅では、あの、もちろん前向きに検討はするけれども、現段階ではこういう状況ですよ」という説明ならね、まだ分かるんですけども。
あの、そこを、ちょっと確認していただきたいんですけど。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:17:09
すいません。ちょっと、今、あの、持ち合わせておりませんので、確認をさせていただきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:17:13
いや、それですね、まぁ、2時までやってますので。これ、大事なことなんで。そのね、13000人のうち、副反応、アナフィラキシーが何人だったのか。これ、ぜひ、ちょっと。あの、この後、小学校休業助成金の話題に移りますので。あの、ぜひ、お答えいただきたいと思います。
それで、あの、この場は、別に議論する場ではありませんけれど。ちょっと、あの、松田医師から、一言コメントをいただきたいと思います。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:17:40
はい。もしもし。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:17:41
松田医師。あの、今、聞いていられて、いかがでしたか。ご感想は。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:17:45
うーん。ねぇ。あの、えぇと、とりあえず、あの、現場のね、時間の感覚とね、多分、役所の方が決めておられる時間の感覚が、もう全然ずれておりまして。こうしてる間にも、もう多くの方が亡くなられるわけで。あの、どんなことをしても、治療を推し進めていくべきだと、あの、いうような印象が1つです。
で、あの、アナフィラキシー等副反応が問題になって自宅でできない、ということであれば、データを出していただいたら、あの、参考になりますし。えぇと、えぇと、おそらく、あ、あの、えぇと、在宅の、あの、臨床医は、あの、それをもう十分、分かった上で申し上げてると、そういうふうに思いますので、あの、急いでいただきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:18:32
はい。はい。ありがとうございます。ありがとうございます。

【松田かがみ医師 まつだ在宅クリニック院長】13:18:34
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:18:35
えぇ、それで、ちょっと、あの、梅田さん。誠に恐縮ながら、2時まで、40分ありますので。件数、もし分かれば、ちょっと(担当部署と連絡を取って回答を)やっていただけます?
それでですね、もう1つ、すいません。多くの議題、ございますので。えぇ、飯田さん、企画官の飯田さん、よろしくお願いいたします。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:18:50
(離席)

【山井和則 衆議院議員】13:18:50
えぇと、この、もう1つですね、小学校休業助成金。これ、先週、金曜日、9月3日・第1回ヒアリング)に、「来週火曜までに立ちあげてください」と言ったらですね、ありがたいことに、今日、立ち上げてくださいました。まぁ、この野党合同国会、やってよかったな、というふうに、早速、思っておりますが。まぁ、私が、「が」と言って恐縮なんですけれど。これ、様々な問題点があるんじゃないか、と思います。
それで、早速、この、親の会の、えぇ、方から、えぇ、メールが来ましたので、お配りをしました。
えぇまぁ、最初に、もう申し上げますとですね、えぇ、「個人申請再開決定、ありがとうございました」。この、1枚ペラをお配りしております。「ただ、心配点があります」と。
1つは、個人申請の際に、今年春と同じように大企業が除外されることだけは改善していただきたい。
2番目。保育園の登園自粛、学校の登校自粛が、自治体から出ている場合、えぇ、対象にしてください。
それと、3つ目は、本当の意味での、社会と企業に対する周知が必要です。弱い立場の労働者が、えぇ、申請しても、企業が跳ね付けることがないように、企業への義務付けに近い形を望みます。
あと、それと追加として、えぇ、要は、感染した場合だけじゃなくて、濃厚接触者も対象になるのか。
あるいは、すでに有給休暇を取った場合は、この制度への、有給休暇を消化しちゃったわけですから、振替は可能なのか。
このようなことも含めて、あの、ご説明いただけますでしょうか。
よろしくお願いします。マイクを回してください。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:20:22
はい。えぇ、ご説明します。
えぇ、まず、今回、あのえぇ、本日、お配りしているものは、先ほど、あの、プレスリリースをしたものでございます。
で、えぇと、内容としましては、えぇ、昨年度、えぇ、令和2年度に実施していた小学校休業等対応助成金、えぇ、支援金制度を再開する、ということと。
それから、あの、2番目に小学校休業等対応助成金に関する特別相談窓口を設置し、あの、事業主への働きかけを行う、ということと。
それから、3点目に、えぇ、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の仕組みによる、えぇ、個人からの申請も、えぇ、行う、と。可能とする、ということでございます。
で、えぇ、いただいた、あの、ご指摘に、まず、あの、順番にお答えしますけれども。
えぇ、「個人申請の際に、えぇ、大企業が除外されることだけは改善していただきたいです」ということですが。えぇ、これにつきましては、先ほどで言いますと、3点目の、「休業支援金・給付金の仕組みよる申請」というところになってくるんですけれども。えぇ、この仕組みでは、えぇ、大企業のシフト、えぇ、制以外の、えぇ、労働者については、えぇ、対象となっておりません。
えぇ、一方で、あの、1番目の「小学校休業等対応助成金・支援金」、えぇ、については、大企業労働者も対象となっているため、えぇ、大企業でシフト制以外の労働者の方については、企業に、えぇ、助成金の活用による「特別休暇を付与」を行っていくよう、えぇ、しっかり働きかけていきたい、と思っております。
えぇ、それから、2点ですけれども。えぇ、保育園の登園自粛、えぇ、要請が出ている場合、ということですけれども。これにつきましては、あのえぇ、1番目の「(小学校休業等対応)助成金・支援金」の場合もですね、えぇ、昨年に引き続き、えぇと、の制度と、えぇ、する場合には、えぇ、対象と、自粛要請の場合も対象となります。
えぇ、それから、えぇと、3点目。えぇ、周知ということですけれども。えぇ、ここにつきましては、あの、事業主への周知を、まぁ、労働局等を通じて、しっかり行っていきたいと、えぇ、考えております。
それから、えぇ、追加で、えぇ、ご指摘いただいた部分ですけれども。
親や子どもが濃厚接触者で、休園や休校でない場合、ということですが。
まず、えぇと、子どもにつきましては、今回の、えぇ、令和2年度の、えぇ、制度を再開するにあたっては、子どもについては濃厚接触者の場合も対象となります。
えぇ、親についてはですね、あの、今回の、えぇと、このえぇ、助成金については、子どもの面倒を見る時ということですので、親については、えぇと、別の仕組みで、えぇ、例えば、あのえぇ、事業主が労働者を、まぁ、休業させるといった場合には、あの、休業支援金というような仕組みで対応することになります。
それから、えぇ、2点目の、すでに有給休暇をとった場合、ということですけれども。このえぇ、場合は、えぇ、についてなんですが。えぇ、今回、8月から、えぇ、12月、えぇ、令和3年8月1日以降12月31日までに取得した休暇であれば、8月分については、えぇ、遡って、えぇ、ということで、えぇ、申請していただけることになります。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】13:24:02
はい。田島議員から、まず、発言をいただきます。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】13:24:05
はい。マイクを。ありがとうございます。はい。
あの、今日、このプレスリリースが発表されたということで、本当に、現場でご努力されている方々に、私は、すごく敬意を表したいんですけれども。
ただ、あの、これ、「個人申請ができる」ということが、非常に大きな強みであるというふうに考えるにも関わらず、これ、よく見てみると、小学校休業等対応助成金に限って見ると、(支給対象者が)「事業主」っていうふうになってますよね?さっきも、あの、大企業シフト制以外の方々っていうのは、やっぱり、これを、あの、使わなければならない、っていうことで、事業主を通さなければならないんですけれど。
私も、民間企業で仕事をしてた時、やっぱり、ものすごく人間関係、気遣いましたし。あの、大企業の人たちが「嫌」って言ったものを、自分で本当に変えるっていうのは、ものすごくエネルギーがかかると思うんですが。これ、個人申請、全部できるような仕組みにさせていただけないでしょうか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:25:01
えぇ、この部分についてはですね、やはり、あのえぇ、雇用保険の仕組みなどを使っていることもございまして。あの、事業主が、まぁあの、まぁ、有給休暇を、あの、付与するといったことを、事業主を通じての、やはり、仕組みというのが基本になるかと思います。

【田島麻衣子 参議院議員】13:25:19
あと、支払いの点についても、あの、「個人の口座に直接支払ってほしい」っていう声がありますが、それはどうですか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:25:30
えぇ、事業主、えぇ、を通じての場合は、あの、やはり、事業主に対して、ということに、えぇ、なるかと思います。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】13:25:38
ねぇ。これ、我々も、この前から、ずーっと議論をしてますけれども。この辺りって部分が変わらない、改善していかないっていうのは、非常にこう残念だなぁ、って思い、っていうのを、私自身は強く思ってます。

【山井和則 衆議院議員】13:25:47
そのほか、いかがでしょうか。

【畑野君枝 衆議院議員】13:25:48
はい。

【塩村あやか 参議院議員】13:25:48
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:25:49
はい。畑野さん、どうぞ。その後、塩村さん、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】13:25:51
飯田さん、ありがとうございました。何回も何回も、あの、求めてきて、あの、今日、お約束通り「火曜日に」ということだったんですが、発表していただきまして、ありがとうございます。
それで、あの、2番目のね、「特別相談窓口の再開」との関係で、今の田島さんの話にも関わるんですけど。
あの、本当に、その、「会社の方に言っていかないといけない」っていうと、もうタイムラグも起きちゃうし。で、「いや、やってくれないんです」って、また、相談のって、また返す、という手間がね。今、コロナの中で、どこも大変じゃないですか。えぇ、労働局だって、大変だと思うんですよ。
だから、あの、そこはスムーズにね、あの、この間の教訓を踏まえながら、あの、「個人に届く」というふうにね、もう、もう一歩、改善する必要があると思うんですけど。これ、全く、その、制度の再開なのか。それとも、もうちょっと、そこのところね、今、お話があったように、もっと届くようになるのか。
まぁ、契約社員の人なんか、そういうふうに「休んでばっかり」っていうと、もう、「このまんま契約続くのかどうか」とか、色んな心配の声があるわけですよね、不安定雇用の皆さん。
で、その点、どうですか。あの、もう全く同じなんですか。それとも、内容を、もっと、こう、具体的に使い勝手よく。あの、たくさんの声、出てますけど。それ、反映されていくおつもりですか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:27:08
あの、仕組みについては、基本的に、あのえぇ、昨年度と同様で考えておりますが。あの、「工夫できるところ、何か、えぇと、ないのか」ということについては、えぇまぁ、あの、申請の受付までに、えぇ、「何かできることはないか」というのは、検討してまいりたいと思いますが。

【畑野君枝 衆議院議員】13:27:18
うん。うん。はい。
あ。いつからですか、受付は。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:27:25
えぇ、それがですね、今、あの、手続きとか、あの、体制整備とか行っておりますが。えぇ、今月中には、えぇ、申請を受け付けられるように、あの、準備を進めていきたいと思っています。

【畑野君枝 衆議院議員】13:27:37
はい。はい。あ、どうぞ、どうぞ。

【塩村あやか 参議院議員】13:27:40
はい。あ、すいません。

【山井和則 衆議院議員】13:27:41
はい、どうぞ。塩村さん、どうぞ。

【塩村あやか 参議院議員】13:27:41
はい。すいません。あの、ちょっと、まぁ、聞いていて、疑問があって。
休業支援金、私、結構、あの、(改善に向けた取組を)やってきました、と。で、やっぱり、機能しない面が、結構、たくさんあるんですよね、と。
で、そこでお伺いしたいんですが。まぁあの、支給対象者がここに書いてあります、と。まぁあの、えぇ、臨時休校、「臨時休業等をした小学校に通う子ども」とか、色々書いてあるんですが。これと、「事業主が休業をさせた」というところが、本当にイコールになって、事業主さんが認めてくれるのか、と。ここが一番、やっぱり問題になってくるんじゃないかな、と思います。
休業支援金の方は、事業主さんが認めない、ということで。まぁ、本当に、半年以上、私たち頑張って、ようやく何とか仕組みを整えてきたところなんですが。
また、ちょっと今度、パターンが違いますので。ここに書いてあることが、イコール、必ず「事業主さんが休業させた」ということに、その、厚労省が認識をするというか、定義づけているのか。ここ、非常に重要になってくると思うんですが。そこをお伺いさせていただきたいと思います。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:28:45
はい。あの、昨年度の、えぇ、仕組みの中で、えぇ、えぇその、2つ、まぁ、ございました。臨時休業等を、えぇ、した小学校等に通うお子さん、それから、えぇと、新型コロナウイルスに感染したお子さんとか、まぁ、濃厚接触の方、の面倒を見るために、えぇ、休業をする場合ということで、そこは、えぇ、その仕組みは、あの、今回の、えぇ、仕組みでも、あの、同様に扱っていきたいと思ってます。

【塩村あやか 参議院議員】13:29:23
確認だけ、させてください。
じゃあ、つまり、ここに書いてあること、イコール、「事業主さんが休業をさせた」と同じ扱いをしてくれる、ということで、いいですか。
申請をした時に、それは、「事業主が休業させた」と、イコールになっていないと、いくら申請したところで、跳ねられてしまうわけですよね、と。
ここを、しっかりと言っておいていただかないと、いくら申請しても、ずっと跳ねられるっていう、同じことが起こってしまうので。ここだけ、ちゃんと答えてください。

【(出席議員)】13:29:51
申請してもね。

【塩村あやか 参議院議員】13:29:53
そうそうそう。そこが。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:29:57
えぇとですね、そこは、この、えぇと、該当した方について、えぇ、「事業主が、えぇ、休業させた」ということを、えぇ、それは、やはり、あの、同意することが必要、ということです。

【塩村あやか 参議院議員】13:30:09
何、意味ないですよね、それじゃあ。これ、機能しないから。ここをしっかりと示していただかないと、申請できないんですよ。で、申請したら、関係が悪くなって、職場離れた方がどれだけたくさんいたのか、っていうのは、厚労省の方、分かってるはずだから。

【(出席議員)】13:30:17
そう。

【塩村あやか 参議院議員】13:30:22
ここをしっかりと「イコールである」っていうふうに考えていただかないと。
職は無くなるわ、給付金は出ないわ、っていう、その、泣きっ面に蜂みたいなことになってしまいますから。ここは、しっかりしておいていただきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:30:36
田島さん、どうぞ。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】13:30:39
私も、あの、塩村さんの、あの、意見に同意します。本当に、そのとおりだと思います。
あの、フリーランス、個人で仕事をする方っていうのは、個人申請できるっていう支給対象者になってますが、これ、額というのは、他の方と同じ、という理解で大丈夫ですか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:30:55
えぇと、額については、えぇ、今後、あの、詳細を、まぁ、また、あの、公表する予定ですけれども。

【(出席議員)】13:30:59
えぇ?

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:31:02
基本的に、あのえぇ、昨年度と同じ、えぇ、で考えております。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】13:31:09
昨年度、ものすごく違いがありましたよね。

【畑野君枝 衆議院議員】13:31:12
うん、そう。

【田島麻衣子 参議院議員】13:31:13
あの、親は親なので。えぇ、雇用形態によってもらえる金額が違うというのは、やっぱり、私、おかしいと思いますし。

【畑野君枝 衆議院議員】13:31:14
うん。そうだ。

【田島麻衣子 参議院議員】13:31:20
政府は、多様性のある、こう、生き方、人生っていうのを、こう、これからどんどんどんどん推進していくのにあたって、フリーランスの方々っていうのは、お金がもらえないっていうのは、やっぱりおかしくないですか、それ。
もうちょっと、あの、検討していただけないですか。

【(出席議員)】13:31:33
そのとおり。
うん。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:31:37
えぇと、額にはつきましては、あの、今後、あの、また詳細決まりましたら、公表いたします。

【田島麻衣子 参議院議員】13:31:43
強く要望いたします。ありがとうございます。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:31:46
川内さん、どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】13:31:47
あ、すいません。あの、ちょっと、あの、前提で、教えていただきたいんですけど。
令和2年度に実施していた「小学校休業等対応助成金・支援金制度」のですね、えぇ、予算額、それから実行額、それから実施件数をご教示いただけますか。

【(出席議員)】13:32:04
うん、うん。うん。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:32:24
はい。えぇ、令和2年度の、えぇ、「小学校休業等対応助成金・支援金」ですけれども。
えぇ、予算額が、えぇ、1600、あ、失礼しました。えぇ、「助成金・支援金」の、えぇ、予算額が、「1719億円」になります。
えぇ、それから、えぇ、支給金額ですけれども。
えぇ、「助成金」の方ですが、えぇ、支給決定件数、えぇ、「162807件」、えぇ、支給金額が、「598.5億円」。
それから、えぇ、小学校休業等対応「支援金」の方ですけれども、えぇ、支給決定件数、「27612件」、えぇ、支給金額が、「56.0億円」となっております。

【川内博史 衆議院議員】13:33:29
まぁあの、今、あの、実績を、あの、教えていただいたわけですけれども。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:33:35
はい。

【川内博史 衆議院議員】13:33:35
「1719億円」の予算額で、まぁ、「650億」ほどの実績である、ということでですね、まぁ、1000億円以上、あの、繰り越されている、ということになるわけですね。

【(出席議員)】13:33:48
うん。

【川内博史 衆議院議員】13:33:51
ていうことは、当初、厚生労働省が見込んでいた、えぇ、制度と、こう、実際には使い勝手があまり良くなかったのではないか。
もちろん、これだけのね、あの、支援をしていただいている、ということに関しては、あの、恩恵を被っているっていうか、あの、給付を受けた方が、それだけいらっしゃるということだ、と思うんですけれども。
さらに、あの、制度を改善する工夫、余地があるのではないか、ということで、あの、私ども、提案をさせていただいているわけですね。あ、この制度について。
だから、あの、「このままの制度でいくんです」と、頑なにおっしゃるのではなくて。

【(出席議員)】13:34:35
うん。そう。

【川内博史 衆議院議員】13:34:36
あの、より使いやすい、より多くの人々が、このコロナ禍の中でですね、緊急事態の中で、えぇ、生活しやすい、そして、子どもたちの面倒も見やすい環境を作っていく、ということに関しては、あの、「そうだね」と、お互いに同意できると思うんですよね。
そこの、ひと工夫を、今日の提案を受けてですね、何らかご検討いただきたい、ということなんですけれども。いかがでしょうか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:35:07
えぇ、ご指摘ありがとうございます。あの、これから、あの、詳細を、えぇ、また公表するまでに、あのえぇ、工夫できることがないか、検討してまいりたいと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:35:17
(頷く)

【宮本 徹 衆議院議員】13:35:18
いいですか。

【山井和則 衆議院議員】13:35:18
あぁ、どうぞ、どうぞ。はい。

【宮本 徹 衆議院議員】13:35:20
あの、去年も、昨年度もですね、最後に、その、相談窓口を作って、色んな方、特に相談窓口で受けたと思うんですけども。最終的に、その相談窓口で、えぇ、相談きたのに解決できなかった、支給できなかった件数は、どれぐらい残ったのか。

【(出席議員)】13:35:33
うん、うん。うん。

【宮本 徹 衆議院議員】13:35:40
で、その理由は何なのか、教えていただけますか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:35:47
えぇと、あの、申し訳ありません。ちょっと、手元に持ち合わせておりませんが。はい。

【宮本 徹 衆議院議員】13:35:53
理由は、把握してますよね?「支給に至らなかったケース」と。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:36:00
えぇと、その部分を、ちょっと確認をいたします。はい。

【宮本 徹 衆議院議員】13:36:04
じゃあ、後で、ください。

【(出席議員)】13:36:05
はい。お願いします。

【山井和則 衆議院議員】13:36:06
あ、どうぞ、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:36:06
これ、塩村さんが言った、あの、「事業主を通さない」。去年もここでヒアリングしましたよね。

【山井和則 衆議院議員】13:36:12
そうです。何回も何回も。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:36:13
で、何回も何回もやって。事業主を通してしまうから、その、助けられなかった方々が、たくさんおられるんです。
「事業主を通さなきゃいけない」としている理由は、何ですか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:36:28
あの、先ほども、あの、申しましたように、この仕組みが、やはり雇用保険の、えぇ、を基本として、あのえぇ、行っている仕組みですので。あのまぁ、企業の、えぇ、取組を、えぇまぁ、支援するという形での助成金となっておりますので、あの、企業を通す必要がある、ということです。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:36:51
つまり、雇用保険法を変えればいい、っていうことですか。つまり、現行法では、私たちがいくら言っても、この仕組みそのものが、あの、雇用保険法の下の、中にあるからできない、と。何条の何ですか。それ、後で教えてください。何で、その縛りがあるのか。この縛りがある限り、届かない人がたくさん出ると思うんですね。

【川内博史 衆議院議員】13:37:17
いや。あの、これもですね、休業支援金も、予算額に対して実績額がですね、あの、随分、あの、執行率が低い状況である、というふうに思うんですね。ということは、結局、「使い勝手があまりよくありませんね」ということなんですけども。
その原因が、あの、事業主に、ここに、あの、紙に書いてある、「当該労働者を休業させたとする扱いに、事業主が同意することが必要です」と書いてあるんですね。すると、事業主に、同意を取る、というのは、労働者にとっては大変な、あの、負担。そして、また、事業主にとってもですね、「あれ?何で、こんな同意しなきゃいけないの?」と。そういう、まぁ、紛争の種に、えぇ、なるということでですね、この「同意」という言葉がですね、あの、私は、問題だろうと。まぁ、去年からずーっと申し上げてるわけですけれども。当該労働者を休業させたとする、えぇ、「当該労働者を休業させたとする通知を事業主に、えぇ、発出しますからね」というようなですね、あの、もう、えぇ、こう、「お知らせだけで、あのえぇ、大丈夫ですよ」というようなですね、あの、仕組みに、えぇ、変えられないものか、という、「そういう工夫ができませんか」ということを、こう、皆さん、おっしゃっているわけで。私も、そう考えているんですけども。
まぁ、「雇用保険の仕組みだから、何らか事業主がかむ」というのは、「それは、その通りでしょう」というふうに思うんですけど。事業主の、あの、かみ方としてですね、あの、同意書が必要なのか。それとも、あのえぇ、「こういうことで休業をさせたでしょう」と、「だから、休業支援金、出しますからね」というふうな、あの、通知にするとかですね、お知らせ、お手紙にするとかですね、そういう工夫を何らか検討していただくと、より使い勝手の良い制度になるのではないか、というふうに考えますが。いかがですか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:39:22
はい。

【川内博史 衆議院議員】13:39:24
お願いしますよ。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:39:26
あの、えぇまぁ、いただいた意見を、あの、持ち帰りまして、あのえぇ、検討したいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:39:34
あぁ、どうぞ。はい。

【(出席議員)】13:39:36
はい。

【早稲田ゆき 衆議院議員】13:39:36
関連で、よろしいでしょうか。

【(出席議員)】13:39:38
先に、どうぞ。

【山井和則 衆議院議員】13:39:39
あぁ、どうぞ、どうぞ。早稲田さん。

【早稲田ゆき 衆議院議員】13:39:39
あ、はい。関連で。はい。ありがとうございます。あの、(立憲民主党)厚労(部会)の方でも、厚労大臣に、あの、緊急の申入れを、私たち、させていただきまして。まぁ、その後のご対応ということで、あの、早くは、やっていただいたこと、敬意を表します。
えぇ、その上で、でありますけれども。
まぁ、フリーランスの方の、そのえぇ、金額がですね、あの、下がっている点です。これは、やはり、あの、考えていただきたい、この機にですね。
あの、持続化給付金の時も、最初、フリーランス、あの、対象じゃなかったんですけれども。これも、多くの国民の声を受けて、私たちも申し上げて、そして、あの、これは、あの、一律になりました。で、これで、本当に、あの、救われたという方たちの声が、たくさん届いておりますので。まぁ、ぜひ、ここも、また、この再開をしていただいた時に、しっかりと、あの、もう一度、ご検討いただきたいと思います。その点が、1点と。
それから、8月1日から12月31日まで、ということですが。これは、あの、前に、その、休園、えぇ、保育園、幼稚園等ですね、これで、たくさん、あの、休園が出ておりまして。お母さんたち、もう、「有給休暇が、もうほとんどなくなっている」という声を受けているわけですけれども。まぁ、遡及をしていただくことができないのか。まぁ、ぜひ、お考えをいただきたいと思うんですけれども、今年度分で。いかがでしょうか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:41:04
はい。えぇ、今回の、あの、昨年度の、えぇ、「小学校休業等対応助成金・支援金の再開」ということですけれども。
あのえぇ、この8月からですね、えぇ、地域での夏休みの延長等が、まぁ、全国的に、えぇ、あったということで、えぇ、8月から、えぇ、この2学期中に取得された休暇を対象として、「2学期をカバーできるように」ということで想定して、あの、再開したものでございます。
えぇ、ですので、あの、今年の、えぇ、7月までに取得された休暇については、現行の、えぇ、「両立支援(等)助成金」を使っていただければ、と考えております。

【早稲田ゆき 衆議院議員】13:41:51
いや、これ、全然使われてないんですよ。両立支援(等)助成金の方。あの、私も、いくつか、あの、自治体、調べましたけれども。ほとんど、そういう声を、あの、「届いてない」と。
あの、さっきも、あの、「周知に関しては、労働局の、あの、方で」とおっしゃいましたけれども。自治体が分かってないので、あの、当然、周知ができないんですね。
そして、また、その、周知されてないから、お母さんたちも「ないものだ」と思っていらっしゃる。「3月で、もう終わってる」と思っている部分もあります。
それから、また、この両立支援の方も大変、使いにくいので。これ、あの、上限が決まっていますし。えぇ、5万円ですし。それから、1社で10人までですか。そういうことも、あの、経営者の方も分かりませんし。
これ(両立支援等助成金)を使う、ということではなくですね。あの、せっかくこれ(小学校休業等対応助成金)を、あの、再開していただいたので、この枠組み、もう少し、あの、広げていただける(とよいのではないか)。
あの、かなり、休園は、あの、クラスターが増えているために、多いです。この6月、えぇ、7月も。それなので、もう一度、その遡及をしていただくようなことも、ぜひ、ご検討いただきたいと思います。あの、いかがでしょうか。

【飯田明子 厚生労働省雇用環境・均等局雇用環境・均等企画官】13:43:06
えぇ、この部分については、あの、あの、昨年度、えぇ、につきましても、小学校休業(等)対応助成金については、えぇ、政府の要請で、あの、一斉休校、えぇ、えぇ、臨時休業を踏まえて創設された、という状況が、えぇ、ございまして。その後、あのえぇ、昨年度については長期の休業が行われなくなったため、えぇ、両立支援、えぇ、の、まぁ、制度に移行していた、という経緯がございます。
えぇ、今回、そういった経緯も含めまして、また、あの、えぇと、この8月、えぇ、夏休み等の、あの、休業が増えてきたということで、えぇ、昨年度の仕組みを再開ということに、えぇ、しております。えぇ、ですので、まぁあの、基本的に、あの、8月から、えぇ、ということで考えております。
で、あの、いただいた、あの、周知の問題については、えぇまぁ、労働局、えぇ、もございますけれども。ほかに、あの、えぇと、きちんとこう必要な方に届くように、えぇ、どういったことができるか考えてまいりたい、と思っています。

【早稲田ゆき 衆議院議員】13:41:14
ごめんなさい。あの。

【山井和則 衆議院議員】13:41:14
はい。じゃあ、塩村さん、どうぞ。

【塩村あやか 参議院議員】13:41:15
はい。すいません。あの、「本当に必要な方に届くように」というところが、重要だと思っています。
まぁ、そこを踏まえて、まぁ、提案なんですが。じゃあ、どうしたら、その人たちに届くのか、ということで、ちょっと提案をさせてください。
まず、1点目は、先ほど言ったように、支給対象者と書いてある、と。まぁ、ここの、「お休み」の部分と「事業主が休業をさせた」というところは、一致をさせてもらう、と。ここは、その、マストだと思っています。これを、まずやってください。
そして、その上で、休業支援金はどうしたかと言うと、あの、最初、全然、申請できなかったので、自己申請をした人、まぁ、その書類を基に、「この通り休んでいる」という確認を、事業主に取ることにさせていただきました。で、そこで、「事業主が休ませたかどうか」を問うのではなくて、「それが事実かどうか」というところを確認させていただいて、それが事実であれば支給をする、という形に切り替えていただきました。
休業支援金のスキームを使うのであれば、今回も、先ほど申し上げたように、対象と、えぇ、事業主さんの、その「休ませた」って認識を一致させていただいた上で、申請した方が、と、まぁ、「学校が休みだ」、「休ませた」っていうところの確認が取れて、そして、「お仕事を休んだ」っていう確認が取れれば、不正支給ってものはなくなってくるはずですから。
ここの2点をやっていただければ、本当に必要な方に届いてくる、と思いますので、ここは考えていただきたいと思います。お願いします。

【山井和則 衆議院議員】13:45:36
はい。それでは、あの、他の議題がございますので、ここまでに、あの、さしていただきますが。
あの、皆から言いましたように、私たち、これ、1年間、休業支援金で、数百人の方の相談にのって。休業支援金の相談をしたがゆえに解雇された人、雇い止めにあった人。申請だけじゃなくて、相談しただけで解雇された人、雇い止めにあった人。もう何十人も、それでクビになった人の、僕ら、相談、のってきてるんですよ。「国の制度の相談をしただけで、クビになった」って言って。もう、死屍累々です、言葉は悪いけど。そういう教訓があるから。今回も、制度ができても、使えなかったら意味がないんで。まぁ、こう、「いい制度、作ってもらった」と感謝してるんですよ。感謝してるんですけど、作ってもらった以上は、ぜひ、改善をしていただければ、と思います。
それでは、飯田さんは、ここで、もう退却をしてください。
そしたら、次の話、ワクチンのこと、いきます。あの、ワクチンですね、まぁ、急いでるわけですけれど。今日もありますように、例えば、板橋区。今日の質問通告の11ですね。板橋区のように、ワクチンが国から希望量が提供されず、困っている自治体が多い、と。まぁ、例えば、この板橋区についてはね、いつになれば希望する量のワクチンが国から提供をされるのか。
それと、10番目の、川内さんの(指摘している)、守秘義務の問題。
この、10、11、お答えいただけますでしょうか。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:47:05
はい。えぇ、まずは、あの、ワクチンの供給について、でございます。
えぇと、9月の、まぁ、3クールに分けてございますけども。9月の3クール目っていうのは、10月10日までかかるんですけども。まぁ、ここの、までの間で、各都道府県に、まぁ、12歳以上の人口の8割が2回接種できる量を、まぁあの、お届けする、ということにしております。このクールの最後は、10月10日ですので、まぁ、そこ、そこまでにお届けする量について、まぁ、都道府県に割り当てをしてある、ということでございます。
ですので、あのまぁ、希望数量というと、定義がなかなか難しいかも分かりませんけれども。あの、そういった意味では、あの、必要な量をそこまでにお届け、えぇ、する、という見通しをお示しをしているということになります。
で、その先、都道府県と市町村との間で、あの、どれだけ市区町村に来るかということについては、あの、都道府県と市区町村の間で、まぁ、協議をいただきたい、という形にさせていただいております。
それから、すいません。10番の方ですけれども。あの、秘密保持を約した上で、企業と、まぁ、交渉し、まぁ、こういった形で、ワクチン供給していただいておりますので。あの、ここにつきましては、あの、いつも同じ回答で恐縮でございますけども。まぁ、こうしたことも含めて、あの、まぁ、相手のあることでございますので、お示しできないということで、ご容赦を賜りたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:48:26
はい。原口さん、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:48:27
ちょっと、これね、さっきの秘密保持のところですけど。ワクチンに対する信頼性を、やっぱり高めないといけないと思うんですね。アメリカも、ワクチンを打っている所、打ってない所。そして、その、国によっては、ワクチン反対デモって、激しくなってますよね。副反応で亡くなる方も、その、小さな数じゃないですよ。1人でも亡くなっちゃいけないんだけど。
これ、もうちょっと、開示できませんか。副反応にしろ、それから、えぇ、このリスクにしろ。リスクと、その、ワクチンを打つ、ベネフィットですよね。
それから、ワクチンパスポートみたいなことも、言ってるみたいですけど。ワクチンを打てない人って、おられますよね。さっきの抗体カクテルじゃないけど。アナフィラキシーがあったり。そういったことについても、慎重に、開示を中心に、やってくださいませんか。

【山井和則 衆議院議員】13:48:24
はい。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:49:26
はい。あの、ワクチンにまつわる科学的知見につきましては、あの、この契約ということとは、別の課題だ、と思っておりますが。
あのえぇ、世界で様々な知見がございますし、日本でも副反応を疑い報告の状況を含め、あの、可能な限りの情報提供、情報発信を図って、えぇ、おりますし。これからも、そういうことで、取り組んでいきたいと思っております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:49:46
いや、それ、誰がやってます?河野君がやってますか。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:49:50
えぇ、基本的に安全、その、副反応疑い報告は、あの、厚生労働省の制度でございますし、薬事承認も厚生労働省の制度でございますので。あの、厚生労働省のホームページなどを中心に、あの、情報発信に、あの、努めているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:50:03
あぁ、「ホームページを見ろ」と。やっぱりね、こういう時は、国会を通して、国民に語りかける、っていうことをやらないと。ホームページを見ることのできる人ばっかりじゃないですよ。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:50:17
あの、ホームページ、一例として申し上げましたけれども。色んな形でプレスリリースもしておりますし、あの、報道機関のご協力もいただきながら、あの、情報発信に、一生懸命やっているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:50:25
それ、誰に聞きゃいいんですか。私が、今、お聞きしましたね。「副反応がどれぐらいで」って。で、日本は、非常に大人しいから、こうだけど。えぇ、他国はもっと、その、激しいですよ、ワクチン対するアンチも。
そうすると、本当に、ワクチンが必要であれば、行き届かない、ということになってしまう。また、そこで、仮に、ワクチンの、その効果がある、ということであれば、また、打てないと、変異がまた起きてくるわけでしょう?
もっと体系的に、あの、知らして、くださいませんか。政府がね、もうなくなっているのと同じだから、難しいと思うけども。要望だけ、しておきます。

【川内博史 衆議院議員】13:51:08
あの、えぇ、ワクチンに関する、あの、政府に対する、様々な自治体や、あるいは、あぁ、一人一人のですね、国民の皆さんの、あの、疑問点というのは、あのえぇ、情報がしっかり公開されない、と。「必要な量がいつ来るのか」とかですね、「どこで打てるのか」とか、「いつ打てるのか」というようなことが、基本的なことが分かりません、と。したがって、ワクチンに対する信頼とか、政府に対する信頼が、あの、不足をするということになるんだろう、というふうに思うんですね。
で、そこで、その大元は、「いや、色んなこと、契約があって、言えないんですよ」と、「秘密保持契約を結んでるんですから」と、こう、説明されるんだけど。
「じゃあ、その『秘密保持契約を結んでいるから、言えないのだ』っていうことを証する、その文書を見せてくれ」って言っているだけなんですよ。「(保持する秘密の)中身を見せてくれ」なんて言ってないですよ、まだ。「秘密保持契約を結んでるから、あの、中身を言えないんです」ということを、しっかり、あの、「いや、こういう文書、結んじゃってるんですよ、すいませんね」ということを、まず、見せてもらわないと、あなたが言ってることが「本当なの?」っていうことになっちゃうわけです。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:52:31
(頷く)

【川内博史 衆議院議員】13:52:32
うん。そこを、あの、ちょっと、あの、情報公開のセクションとですね、しっかり、あの、検討をしていただいてですね、あのえぇ、「契約の中身は、もう絶対に言わない」ということが、何か、えぇ、こう書いてあるような書き物で、両者で署名している書き物をですね、見せてもらわないと。「一体、何が秘密保持契約の対象になるのか」っていうことさえ、分からないわけですからね。うん。説明責任、果たしてることにならないんですよ。だから、その秘密保持契約の、あのえぇ、文書は、あの、見せてください。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】13:53:19
(頷く)

【山井和則 衆議院議員】13:53:20
また、ご検討ください。よろしくお願いします。もう、次回までにお願いします。
それでですね、ちょっと、時間に限りがありますので、緊急事態宣言のことを、短時間でやりたいと思います。あの、緊急事(態宣言について)。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:53:29
ちょっと。学校の。学校に出した検査キット。

【山井和則 衆議院議員】13:53:34
あぁ、そうですね。それ、先にいきましょう、はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:53:34
これ、まだ、配られてないんでしょう?それ、大混乱を起こしてますよね?

【山井和則 衆議院議員】13:53:38
あの、この質問通告もしましたが(項目8)。検査キットがどれぐらい配られて、えぇ、小学校で何人に使ってたかという、使用実績。あるいは、そういうことについて、医師会などの苦情でやらなくなった自治体。まぁ、そもそも、こういうことは、教職員に限定し、危険なので、検査キットの小学生本人による検査は止めるべきではないですか。
このことについて、お願いします。うん。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】13:54:02
はい。文部科学省でございます。
あの、9月上旬より、あの、配布をすることを、順次進めておりまして。現時点で、その、小学校で使用された事例とか、逆に、えぇ、ご質問あるような、地元医師会などからの反対意見で、えぇ、学校での使用が不可になった自治体ということは、把握してございません。
あの、文部科学省としては、あの、早期の発見につながるツールの1つ、というふうに考えておりますけれども。えぇ、全国の全ての学校にですね、あの、一律に、「これをやるように」というふうなことを課すことを意図しているわけではございません。あの、それぞれの学校、地域のですね、えぇ、医療機関との連携をですね、やはり前提に、そういうことができているところじゃないとですね、えぇ、使えないと思いますので。そういった連携が重要だ、というようなことはですね、引き続き、我々も発信していきたい、というふうに思います。

【山井和則 衆議院議員】13:55:12
まぁあの、引き続き議論します。ちょっと、あんまり、時間がないので。
次の、緊急事態宣言についてですが。まぁ、検討状況、それと、経産省からわざわざ来てもらっておりますが。まぁ、緊急事態宣言が延長されるんであれば、協力金の支払いの迅速化とか、拡充とか、対象拡大とか、こう、上積みしてもらわないと、もう、商店も中小企業も、「もたない」っていう声もありますが。
その2点について、お答えください。まず、経産省から。

【小林浩史 経済産業省中小企業庁長官官房総務課長】13:55:34
はい。えぇ、経産省から。失礼しました。経産省中小企業庁でございます。
えぇ、まず、あの、緊急事態宣言、えぇ、それから、まん延防止措置、拡大された地域については、えぇ、当然、えぇこの、今、やっております一時支援金、月次支援金、対象が拡大していくわけでございますけれども。
現在の審査状況、えぇ、給付状況を申し上げますとですね。えぇ、一時支援金。これ、1月から3月分でございますが。これは、申請件数57万件に対して、えぇ、55万件まで、えぇ、お支払いが完了しております。97パーセントということでございます。
えぇ、月次支援金。これは、4月から、月毎にご申請いただいているものでございますが。えぇ、申請件数126万件に対して、今、給付件数74万件、えぇ、給付率60パーセントということで。これは、あの、一時支援金の方を優先的にやってきておりましたが、えぇ、徐々に、その、ウェイトを変えましてですね、今、この給付率が全体に、えぇ、伸びてきているというとこでございますので。まず、これをしっかり確実に早くお届けする、というのを確実にやっていきたいと思ってございます。
で、今、ご質問の中にございました、あの、特に、額の上積みといったものについて申し上げますとですね。これ、繰り返し、えぇ、お話をしてるかと思いますけれども。えぇ、本件については、ひと月あたりの金額、法人は20万、個人は10万ということで。えぇ、緊急事態宣言地域の、例えば、飲食の方と取引関係にあるような方に対して、えぇ、これはご支援を申し上げてますが。これは、固定費の半分程度ということで、えぇ、設定したものでございまして。えぇ、これ、例えば、12か月分ということで、えぇ、固定費を、えぇ、勘案して、例えば、持続化給付金というのをやっておりましたが、ひと月あたりということであればですね、この月次支援金は、その水準を上回る水準かと思ってございます。
で、それで足りないという、部分につきましてはですね、えぇ、これは自治体の方でも、地方創生臨時交付金などを活用して、業種ごと、もしくは地方ごと、きめ細かく上乗せといったことのご対応を、今、いただいているものと認識してございます。
私どもといたしましては、最初、申し上げましたとおりですね、まず、この月次支援金をきちっと運営していく、えぇ、確実に早くお届けするということに邁進したいと思ってございます。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:57:47
あの、不十分だと思いますが。
ちょっと、梅田さんですね、先ほどの、川内さんの質問の回答を。帰って来ましたか。あの、抗体カクテル療法のえぇ、1万件(→約13000件)のうちの副反応、アナフィラキシー、何件か。いかがでしょうか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:58:02
すいません。あの、ちょっと、今、確認をしてもらったんですけども。あの、2時までには、ちょっと、今、確認中っていうことで。

【山井和則 衆議院議員】13:58:08
えぇ?

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】13:58:09
あの、申し訳ございません。次回までに、回答できるかどうかも含めてですね、あの、はい。回答さしていただききたいと思います。
ただですね、あのえぇ、ご懸念の点ですね。あの、承認するにあたって、あの、治験とかを行ってます。そういう中で、まぁ、そういった有害事象として現れたもの、これは、あの、添付書類等で書かれております。それを参考に挙げて申し上げるとですね、その、アナフィラキシーショックが、まぁ、事象として起こる場合がある、というふうな書きぶりになってまして。その頻度については、あの、詳細には書いてなくてですね。あの、インフュージョンリアクションって言って、そのえぇ、血圧降下でありますとか、あの、悪寒とかですね、発熱とか、そういったことが起こる頻度として、0.2パーセントっていうのが、あのえぇ、添付状はございます。

【川内博史 衆議院議員】13:58:55
いや。いや、あの、はい、はい。あの、分かります。あのまぁ、添付文書に書いてあることはね、あの、読んでますけど。あのえぇ、だから、実際に使った場合に、アナフィラキシーをはじめとする重篤な副反応の実際の件数がどのくらいになるのか、ということを聞いてるわけですから。それは、あのえぇ、きちんとね、あのえぇ、教えていただければ、というふうに思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:23
これ、文科省さんに、あの、お伺いしますが。えぇ、8月25日に出した事務連絡ですよね?

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】13:59:29
はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:30
検査キットのところ。

【山井和則 衆議院議員】13:59:31
そうそうそう。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】13:59:31
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:32
で。しかも、配ってるのは、9月の上旬っていうか、今じゃないですか。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】13:59:37
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:37
何で、。もし、この検査キットが有効だって言うんだったら。ね?7月の終わりとかに、通知で徹底して、そして、「こうやってくださいね」って、何でやらないんですか。学校が始まってから、こうやるのか。
で、通知、今、読みましたけども。やっぱり、これ、かなり混乱しますね。本当に、その、学校に来てから、あの、検査してたんでは、感染拡大させてしまいますよね。
その辺は、なぜ、こんなに、あの、遅れてるのか。
司令塔がないんでしょう?あの、「早くやれ」って言ってんじゃないんですよ。このやり方だと無意味じゃないかな、と思うんだけど。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:00:19
あの、すいません。そこの部分だけ、申し上げますと。
これ、あの、子どもについては「補完的な」っていうことで、ご説明を、あの、しておりますけれども。と言いますのは、学校の、子どもの登校につきましては、少しでも具合が悪ければ、自宅で、えぇ、休養していただく、そして、医療機関にかかっていただく、という指導を前提にしております。
ですので、このキットっていうのは、あの、朝、健康観察をして、具合はそう悪くなかって、えぇ、来たんだけれども、具合が悪くなってですね、症状があること、場合に使うものであって。その、元々、具合が悪い子をですね、あの、今までの指導を前提に、来てもらうわけではないので。そういう点はですね、えぇ、そこが大前提ですし。
えぇ、来た後、具合が悪くなってもですね、すぐ病院にかかって。

【川内博史 衆議院議員】14:01:17
それ、説明が不足していて。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:01:18
はい。

【川内博史 衆議院議員】14:01:19
学校に来て、えぇ、具合が悪くなり、かつ、えぇ、お医者様にすぐかかれない場合において、あの、検査するんでしょう?文科省の方針としては、そうですよね?

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:01:31
あの、先ほど、短く説明して恐縮ですけれども。

【川内博史 衆議院議員】14:01:33
うん。うん。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:01:35
当然、あの、指導としては、途中で具合が悪くなっても、速やかに、えぇ、帰宅をし、医療機関にかかっていただく、ということが、指導の前提ですので。

【川内博史 衆議院議員】14:01:39
はい。うん。うん。うん。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:01:47
それが叶わないような場合を念頭に、補完的に使っていただく、というようなことを、あの、手引きでも、お示しをしているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:01:56
いや、だから、そんな有効なものだったら、何で今頃、配ってるんですか。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:02:03
あのえぇ、当初ですね、えぇ、大学、高校というようなところを、お配りをさしていただいて。えぇ、そして、この度、えぇ、高校、中学以下について、お配りをさしていただいている、というような状況でございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:01:21
うん。だから、そもそも、見通しがないんじゃないか、って聞いてるんです。
まぁ、いいです。もう時間なんで。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:02:26
はい。はい。

【山井和則 衆議院議員】14:02:26
まぁあの、定刻になりましたので、終わりますが。
この、最後、28ページ、見てください。今、話を聞いてますます、私は、問題だと思いましたけれど。登校するときは大丈夫でも、学校に着いてから、熱が出たり症状が出て、極めてコロナの危険性が高い子どもにですよ、本人に、この、鼻グリグリの5回転(鼻腔ぬぐい液採取)を自分でさせる、と。そして、教師に、横に防護服も着ずに立ち会ってもらう、っていうのは、非常に危険だ、と思っております。
それと、梅田さん。あの、抗体カクテル療法、明日1時半から、あの、(立憲民主党)コロナ対策本部もやりますので、その時までには、回答をよろしくお願いします。
以上です。終わります。ありがとうございました。長時間、すいません。


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