見出し画像

2021年4月26日(月)14:00~ 第6回 ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム ヒアリング 文字起こし記録

内容:
〇ワクチンの接種数の進捗状況などについて(厚生労働省)
〇高齢者へのワクチン接種体制などについて(山梨県甲府市 Zoom出席)

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年4月26日 第6回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/679405899
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年4月26日 第6回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=789zosjH-s8
(3)YouTube石垣のりこ
2021年4月26日 第6回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=gSysz2eum9U

2 配布資料
https://www.dropbox.com/sh/t7bvwpy82war1gp/AADiiXFUZ2WTnOXNXKcax1nxa?dl=0

<参照1>
厚生労働省サイト 「新型コロナワクチンについて」 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_00184.html

<参照2>
首相官邸サイト 「新型コロナワクチンについて」
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

<参照3>
甲府市サイト 「新型コロナウイルスワクチンの予防接種について」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/imkansen/yobosessyutanto/shingatakorona.html

<参照4>
ブルームバーグ「EUから1月末以降出荷のコロナワクチン、日本へが最多の5230万回分」(Nikos Chrysoloras 2021年4月22日 21:40 JST)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-04-22/QRYMZGT1UM1001

第6回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング 質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1.9月末に全国民のワクチンが供給できるメドが立ったと菅氏は言ったが、ファイザーだけのワクチンでメドが立ったのか。モデルナとアストラゼネカも含めた本数でメドが立ったのか。
2.今回のファイザー会長との実質合意には、合意文書は無いとのことだが、いつ正式な合意文書にサインするのか。
3.すべての市区町村が、いつまでに高齢者や全住民のワクチン接種が完了するかを、報告をもらっているのか。高齢者接種が年明けに完了する市区町村がある可能性は否定できないのか。
4.全市区町村にアンケートをとり、高齢者と全住民の接種完了のメドを調査し、把握すべきではないか。家族同意でも接種できるように国のガイドラインを変えてほしい、と要望が出ている。何とかならないか。
5.5月10日から2週間でのワクチン1万6000箱の供給配分について詳細を問う。
6.上記供給の自治体間格差の理由について問う。
7.上記供給が自治体からの希望量に対して不足している理由を問う。
8.7月末までに高齢者の接種を終わらせる見通しについて、スケジュールの根拠および自治体の接種計画の把握状況。
9.東京および大阪で国が主体となって行うことを検討している接種計画の詳細。  以上

【山井和則 衆議院議員】13:59:43
(それでは、始めさせていただきたいと思)います。まず、何よりも、大変お忙しい中、内閣官房の方、また、厚労省の方、お越しをいただきまして、本当にありがとうございます。
えぇ、3時の定刻には、必ず時間厳守で終わりますので、よろしくお願いします。
それでは、原口国対委員長代行、ご挨拶をお願いいたします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:58
お疲れ様です。えぇ、前回は、アメリカの、あの、エリック・フェイグルディン博士にお話をいただきました。えぇ、「私たちが、今、どの辺にいるのかといったことも、よく分かった」と、あの、与野党の国会議員、これ、よくご覧いただいているんですね、あの、その場で、「こういう話が聞きたかった」ということをですね、与党の議員からも言われました。
また、今日は、えぇ、甲府市の保健所長さんはじめ、皆さん、ありがとうございます。えぇ、中島議員さんの紹介でですね、あの、お話をいただけるということで。
えぇ、ヨーロッパの方からは、日本に一番、あの、ワクチンを出しているということを、ブルームバーグに載っていましたけど。じゃあ、どこで滞っているのか。えぇ、今、中島議員がおっしゃってましたけども、ご高齢者の医療関係者の皆さんでさえ、ご高齢者の方に接種するときに、ワクチンが間に合ってない、と。こういう、その、どこに隘路があるのか。あの、その辺もしっかりと詰めていきたいというふうに思います。
えぇ、今日は、あの、皆さん、ここは責める場ではなくて、えぇ、協力する場なんで。
私、最後に申し上げますが。この間、長妻座長がおっしゃったように、3頭立てのですね、えぇ、司令塔で、また思いつきのように色んなことが言われるので、皆さんも大変だと思います。えぇ、行政の現場、国民に寄り添った、あの、ワクチン接種、それから感染予防対策といったことをやらなきゃいけない、っていうことを申し上げて、御礼に代えたいと思います。以上です。

【山井和則 衆議院議員】14:01:38
ありがとうございます。
それでは、続きまして、長妻座長、ご挨拶をお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】14:01:43
えぇ、今日も、お忙しいところ、ありがとうございます。えぇ、甲府市の皆様も、ありがとうございます。
まぁ、私はですね、今回の政府のコロナ対策、3つの失敗があると思っております。
まぁ、1つ目はですね、緊急事態宣言の後手後手。まぁ、解除は早すぎる。そして、宣言を出すのは遅すぎる。
(新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)尾身先生もおっしゃっておられましたけれども、先手先手を打って空振りを恐れないということが要諦なんだということで。これ、空振りどころかですね、もう遅れに遅れて、えぇ、空振りどころではない後手後手だというのが、1点。
そして2点目はですね、医療体制。この1年、何やってたのか、ということなんです。この日本は、民間病院がですね、比率が先進国で最も高いということで、なかなかコントロールが利きにくい。だからこそですね、総理大臣トップの病床のですね、協議会、えぇ、病床を調整する本部を作らなければならない。そして、財政的な、機動的なですね、バックアップをしなければいけないということもですね、なされていない。
で、3つ目はですね、今日、話題の、このワクチンの問題でございます。よく、ワクチンはですね、あの、国会等で、「遅れた原因は、承認が遅かったからだ」と、「慎重に承認をしてたからだ」と言うんですが、まずですね、ファイザーの申請が相当遅れたんですね。これは、日本が数量をきちっと契約で確定していないからですね、そういうことになったと思っております。そういう意味では、その契約の確定の遅れ、去年のですね、えぇ、ワクチンを契約する一番の肝の時に、非常に、その、日本でですね、感染が下がってたんで、相当詰めが甘かった、と。オールジャパンでやっていなかったと、こういうことが、今、ツケが回ってきてる。もう一つは接種のスピードですね。これはですね、あの、イスラエルでは最大ですね、1日人口の2パーセント接種しているということですが。これ、日本で調べてみますと、今、かなり多い日でもですね、えぇ、4月22日だと、13万6千人なんですね。約1日14万人。これ、人口の0.1パーセントなんです。あの、イスラエル含めてですね、イスラエル1日2パーセント、他のヨーロッパ諸国も含めて、もっと1日の接種量がですね、多いわけでありまして。ぜひですね、ヒト・モノ・カネを、接種体制にかけていただきたい。
そして、えぇ、先ほど原口さんからもありましたが、接種する主体の医療従事者がですね、まだ打ってないんですよ、ワクチン。自分たちワクチン打ってないのに、何百人の方に接種してですね、本当にどうなのかな、という気持ちもある方もおられるわけで。これは、政府が頭を下げて、えぇ、報酬をですね、えぇ、相当数増やして、そして、ヒト・モノ・カネのケアも増やしてですね、えぇ、医療従事者にですね、えぇ、ちょっと遅い時間も含めて、朝の早い時間も含めてですね、何とか接種を機動的に進めるようにですね、強く強く体制を組んでいただきたい、と。圧倒的な、その、接種のスピード遅れ、これが、今、致命傷になりかけつつありますので、そこら辺も、よろしくお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】14:05:06
ありがとうございます。
えぇ、それでは、前半は、甲府市の方々とのやり取り、そして、後半は、まぁ、厚労省、内閣官房の方々のやり取りで、3時に終わらしていただきます。
それでは、ご紹介いただきました中島先生からお話をいただきまして、それで、ヒアリングを始めたいと思います。よろしくお願いいたします。

【中島克仁 衆議院議員】14:05:23
中島でございます。古屋先生、今日ありがとうございます。また、あの、甲府市の感染症の課長さん、えぇ、堀内さん、武田さん。本当に、あの、前回は、あの、ワクチンPTの方で、えぇ、ご参加いただいて、えぇ、今日は、あの、合同チームのヒアリングにもご参加いただきまして、本当にありがとうございます。
えぇ、山梨県甲府市、まぁ、私、地元でありますけれど。まぁ、高齢者の優先接種も、今、始まり、まぁ、今後のスケジュールも、ということなんですが。あの、甲府市さん、まぁ、おそらく、この後、話があると思うんですけれど。あ、いわゆる以前から、まぁ、シミックホールディングスさんと、まぁ、連携協定を結ばれていて。えぇまぁ、今回のコロナワクチンの、まぁ、登録システムや、まぁ、今後の長期の、まぁ、モニタリングも含めて、えぇまぁ、シミックさんのシステムを使って進行しているということで。えぇ、その辺のお話、まぁ、甲府市ならではのところもあると思いますので、えぇ、ぜひお聞き願えればというふうに思います。まぁ、加えて、えぇまぁ、今後の課題についても、後ほど、甲府市さんの方から、現状、また、今後についてということもございますので、ぜひ、古屋先生、あの、ご意見を様々いただければと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:06:47
よろしくお願いいたします。
あの、それでは、甲府市の概要をご説明申し上げます。甲府市は、3月末のシミュレーションを経て、3回の、あの、集団接種、モデル接種が終わったところでございます。また、あの、高齢者施設は、あのまぁ、最近の甲府市の状況を見ましても、大変リスクの高いところということで、あの、高齢者の施設の接種も始まっているところでございます。
えぇ、お手元に資料がご用意されていると思いますので、それに沿いまして、えぇ、武田課長補佐の方から、あの、ご説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。

【武田英明 山梨県甲府市医務感染症課長補佐】14:07:34
はい。はい。えぇ、甲府市医務感染症課の武田と申します。えぇ、本日は、あの、本市におけますワクチン接種の状況につきまして、お手元の資料に基づいて、ご説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
えぇ、まず、甲府市の概要でございますが。えぇ、本市は、山梨県の県庁所在地といたしまして、県のほぼ中央に位置し、南北に長い地形となっております。
本市は、平成31年4月1日に中核市へ移行したことに伴い、新たに設置をしました保健所と、(従来からの保健センターの機能を)一体的に整備いたしました(「甲府市健康支援センター」を拠点として)、市民の皆様の健康的な生活を支援しております。
(令和3年)4月1日時点の人口は、18万6438人、高齢化率は、29.7パーセントとなっております。
えぇ、次のページをご覧ください。えぇ、ワクチン接種対象者の状況でございますが。令和3年度中に65歳以上となる高齢者の区分となる方は、57541人、以下、区分ごとの対象者数は、ご覧のとおりとなっております。
で、次のページをご覧ください。えぇ、現時点における、本市のワクチン接種事業のフローについて、ご説明をさせていただきます。
まず、高齢者の方に対する、接種券、予診票などの書類を、5月下旬に発送する予定で準備を進めております。接種券がお手元に到着後、えぇ、別に定める日から、接種日の予約を開始することになりますが。本市では予約申込の方法を、コールセンターに電話しての受付、インターネットからの受付、それに加えて、えぇ、LINEからのあ、受付を予定しておりましたが、えぇ、中国の関連会社から個人情報を閲覧できたという問題を受けまして、一定の安全性が担保されるまでの間は、えぇ、LINEからの受付は見合わせることとしております。
えぇ、本市でのワクチン接種は、市の公民館などを会場とする集団接種と、医療機関などで実施する個別接種を併用して、実施していきます。
なお、集団接種と個別接種の開始時期につきましては、ワクチンの供給状況が非常に不安定であり、えぇ、また、現在は供給量が少量であるということから、えぇ、6月頃からを、実施していきたいというふうに考えております。
えぇ、なお、それまでの間に供給される予定のワクチンにつきましては、重症化リスクが高く、クラスター発生予防の観点などから、えぇ、高齢者施設の入所者及び従事者への接種に活用していきたいと考えております。
あ、次のページをご覧ください。えぇ、次に、シミックホールディングス社との連携についてであります。えぇ、シミックホールディングス社は、我が国における医療品開発支援機関のパイオニアであり、平成30年10月に本市と連携協定を締結し、「健康都市こうふ基本構想」の推進に向けた、えぇ、本市におけるヘルスケア分野の様々な課題の解決に協働して取り組んでいるところであります。えぇ、こうした中、今回のワクチン接種事業におきましても、ワクチンの効果や安全性など、資料、えぇ、周知資料の作成、ワクチンの取り扱いに関するマニュアルの作成、ワクチンの管理業務などを行う専門職の派遣、ワクチン管理システムを活用して集団接種業務の簡略化、接種状況を管理するなど、様々な分野で、えぇ、業務をして、支援していただくことで、安心安全なワクチン接種を推進していきたいと考えております。
次のページをご覧ください。えぇ、次に、モデル接種についてご説明をいたします。えぇ、本市は、高齢者への接種が本格的に開始されることに先立ち、山梨県から高齢者向け集団接種のモデル市町村に選定されました。現在、保健所にディープフリーザーを配置して、ワクチンを保管していることから、保健所に隣接する旧相生小学校を会場として、えぇ、このほど、今後、この会場で接種が想定される、相生地区に居住する高齢者約1000人のうち、事前に予約をされた500人を対象に、初回のモデル地接種を実施したところでございます。えぇ、実施状況につきましては、4月17日に140人、18日に180人、22日に180人を接種いたしました。17日に、接種後の体調不良者が1名おりましたが、えぇ、アナフィラキシー症状ではなく、迷走神経反射によるものと説明を受けております。なお、今回は、500人の予約枠とは別に、キャンセル待ちの予約を受け付けておりましたので、えぇ、ワクチンロスはありませんでした。2回目の接種は、3週間後の5月8日、9日、13日に実施をしていくところでございます。
次のページをご覧ください。えぇ、このモデル接種を実施して明らかになったことや、課題になったことをまとめてみました。
えぇ、本市では、えぇ、予約の受付開始直後から申し込みが殺到し、予約受付開始後5時間で定員に達したことから、えぇ、市民のワクチン接種に関する意識は非常に高いということが、見て取れるところでございます。また、コールセンターへの電話がつながらずに、直接窓口に来られる方も少なからずいらっしゃいました。で、今回の予約は、電話とインターネットでの申し込みとなっておりましたが、えぇ、その割合は、えぇ、半々というような状況でございました。
また、接種当日の課題といたしましては、えぇ、最初、今回は30分ごとの予約枠で、えぇ、予約を受け付けておりましたが、予約時間よりも大幅に早く来場する方が多く、受付の時点で混雑したという状況がございました。えぇ、また、当日キャンセルなどにより、余剰となったワクチンを廃棄したことが大きく報道されましたことを受けて、ワクチンロスが生じないようにするための取り扱いを予め検討しておく必要があると考えております。また、その他にも、接種後の状態観察の待機時間を、最初は30分としておりましたが、15分に短縮したことで、人の流れがスムーズになるようになりました。以上のことが、まぁあの、明らかになったところ、また、課題になったところというところでございます。
では、最後のページをご覧いただきたいと思います。で、最後に、ワクチン接種の課題について、いくつか挙げさせていただきたいと思います。
1つ目につきましては、やはり、ワクチンの供給が非常に不安定であるということでございますので、えぇ、国から示されるスケジュールが、あの、何度も変更になっておりまして、市民の方々に対して、えぇ、スケジュールを具体的に示すことができないという状況でございます。
2つ目としましては、接種会場へ行くことができない、いわゆる「交通弱者」と言われる方々への支援を、非常に重要なところと考えております。で、国の補助金によりますと、タクシー券への助成については、これは国庫補助金の対象にならないというような規定がございますので、そこのところもご検討いただければ、というふうに思います。
で、3つ目としましては、基本型接種施設を起点としたワクチンの配送方法の検討でございます。えぇ、今後、個別接種などが、あの、たくさんの数で実施されますと、このワクチンの配送についても様々な課題が、あの、生じているところでございます。
4つ目としましては、V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)、VRS(ワクチン接種記録システム)などの、ワクチン接種に関わりますシステムが複雑化しておりまして。まぁ、特に、診療所で行います個別接種が、まぁ、これらが足かせにならないような形で、えぇ、実施をしていきたいというふうに考えていますが。まぁ、こういったところのご協力が得られるか、というのも懸念材料というところでございます。
で、5つ目は、えぇと、冒頭のご挨拶の中でもお話がありました、やはり医療従事者の接種がまだ完了していないというところの中で、えぇ、この集団接種の会場の業務に従事していただく医療従事者を派遣しなければならない、えぇ、こういったところもございますので、えぇ、ぜひご検討をお願いをしたいと思います。
えぇ、最後になりますが、えぇ、先般、あの、菅首相の方から、「7月末までには高齢者に対して2回の接種を終える」というようなお話がございました。
えぇ、私ども甲府市では、あの、集団接種を6月頃から、あの、開始していくということで、今、準備を進めておりますが。えぇ、これを7月末までに完了させるとなると、6月から、土・日・祝日を含め、毎日約1150回の接種をこなしていかなければ、えぇ、7月末までには終了しないという状況でございますので。えぇ、ここの部分もまた、私どもの方で、色々、検討をしていきたいと考えているところでございます。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:18:41
で、あの、甲府市では、あの、このモデル接種の経験を踏まえまして、あの、1レーン、えぇ、1人の医師のチームが、あの、3時間、午前あるいは午後の3時間で、あの、接種できる可能な数、これを、あの、1つの単位と捉えまして、まぁ、想定することと、それから、個別接種とのベストマッチングを、あの、探るということを考えております。で、医師会や薬剤師会の協力が、あの、全面的に得られておりまして、医師会主導の、あの、定期的な会議をもっておりまして、えぇ、ここで、あの、各参加者がですね、忌憚の無い意見交換をし、あの、皆で同じ目標を持って、あの、できるようにということで、えぇ、毎回、あの、活発な議論がされているところでございます。
えぇ、甲府市としましては、国からの供給状況に合わせて、えぇまぁ、少ない時は、あの、少ないですが、あの、確実にできる、多くなれば、個別と集団を組み合わせてベストマッチングでできるという、そういう伸縮可能な仕組みを作っていきたいというふうに、プロジェクトチーム一同、考えているところでございます。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】14:19:54
はい。大変ありがとうございました。それでは、議員の皆さんからご質問等、いかがでしょう。はい。どうぞ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:20:01
あぁ、ありがとうございます。えぇとですね、じゃあ、私の方からですね、えぇと、大きく分けて2つなんですけれども。
1つですね、この「7月末まで」という、まぁ、総理からの指針が示されましたが。今時点でですね、逆に甲府市さんの判断として、この高齢者の2回接種ってのは、いつ頃終わる予定になっているのか。そして、その予定についてはですね、国に報告をしているのか。で、あわせてですけれども、この、7月末に終わることについて国からの何らかの指導はあるのか。というのが、これ、まぁ、3つに分かれてますけど、大きな1つです。
で、もう1つはですね、えぇまぁ、これ合わせるためにですね、1週間の、えぇ、今時点で、えぇ、MAXの甲府市さんとしての、 MAXの接種回数っていうのは、おおよそどのくらいになっているのか。
で、えぇ、内訳として、先ほどおっしゃったですね、1レーンで、1人の、えぇ、ドクターで、3時間あたり何回の接種を見込んでいるのか。
あぁ、すいません。以上、教えてください。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:21:19
あの、1時間で、まぁ、1人の医師、医師が問診をして、看護師、あの、診療所から連れてきてくれる看護師が、あの、筋注(筋肉注射)をするという、そういう仕組みにしておりまして。あの、薬剤師が、あの、溶解してワクチンを詰めるという、そういう作業にしておりますが。
「1時間に20人できる」ということで。あの、当初3時間で、その、1チームがですね、1レーンで、えぇ、60人できるという設定でしたが、あの、非常に、あの、何回かシミュレーション及びモデル接種を繰り返して、もう少し、あの、人数多くできるんじゃないか、というところまできておりますので。仮に70人接種できるとすると、3レーンで、えぇ、4、あぁ、もし、4レーンするとすると、280人できるのかな、ということで。まぁ、今は、まだ、これは、あの、仮の数字でございますけれども。まぁ、それを、土曜日と、土曜日の午後と日曜日の午前・午後、組み合わせますと、えぇまぁ、900人近い、8百、8百何十人という方ができるということで。
まぁあの、今の、あの、体育館だけの様子ですと、あのまぁ、駐車場の問題もございまして、毎日それだけの人をするのは、まぁ、ちょっと今のところは困難ですので、それに組み合わせて、先ほどお話がありました、公民館などを活用することも考えております。
まだ、あの、正確な数字というのは出ておりませんが。あの、全てそこに、あの、人員を割いてしまいますと、今度、個別接種の方に、あの、回らなくなりますので。個別と集団とベストマッチングをするのには、まぁ、どういう手段で進めていけばいいのか、というところを、今、医師会の方と一緒に考えているところでございます。
で、えぇ、先ほどの最初の質問でございますが。少しお待ちくださいませ。

【武田英明 山梨県甲府市医務感染症課長補佐】14:23:07
(あぁ、じゃあ、課長から。い、いいですか。はい。)

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:23:13
すいません。ワクチン担当の、えぇ、医務感染症課の堀内と言います。よろしくお願いいたします。
えぇ、先ほどの、えぇ、国からの、えぇ、「7月末に接種終了する」というような、あの、お話の件なんですが。えぇ、甲府市の方では、そのような話、えぇ、国の方から、えぇ、何も、ちょっと連絡がなかったものですから。私も報道で聞きまして、ちょっとびっくりしたというような状況でございます。
で、もう1つの、あの、週あたりの、えぇ、接種会場、あぁ、接種回、あ、回数。えぇ、こちらにつきましては、えぇ、増設する集団接種会場も含めて、というふうになりますけれども、えぇ、想定として、集団接種で、まぁ、2700回ほど。で、えぇ、各診療所、総合病院を合わせまして、えぇ、個別接種が4500回。まぁ、これはただ、あの、今後、えぇ、接種していただける人が、あの、診療所、総合病院の、その、「医療従事者の接種が終わってから」という形が前提となりますので、えぇ、こちらが、まぁ、すぐ始められるかどうかというところが、まだ、ちょっと未定ではございますが。えぇ、合計しますと、週あたり最大見込数としては、7200回の接種可能ではないか、というところを見込んでいるところでございます。
以上です。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:24:28
えぇ、すいません。じゃあ、あの、今おっしゃった、このえぇ、あ、すいません。あの、何月、「いつまでに終わるか」っていう見通しを立てているのか。そして、そのことについては、国に報告しているのか。ちょっと、その点、教えてください。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:24:42
えぇと、見込みにつきましては、今、申し上げました接種、えぇ、回数7200回を、えぇ、甲府市の高齢者数で割りまして、えぇ、2回接種した回数、それで割っていきますと、約14.7週、見込みとしてはかかる形。そうしますと、まぁ、単純計算で、1か月4週としまして、まぁ、「約3.7か月ほど」かと見ております。
で、えぇ、国の方からそのような調査があったとかという形ですけども。えぇ、こちらの方の調査というのは、えぇ、私どもの方には来ていないという形になっております。

【山井和則 衆議院議員】14:25:24
あの、ちょっと、更問いで恐縮ですが。あの、4ページの配布資料に「6月頃を想定」と書いてありますけれど、接種開始日ですね。だから、6月頃を想定して、開始して、まぁ、6月1日から開始したとしたら、3.7か月というと、6、7、8。まぁ、え?いや、3.7か月ですから、約4か月ですから、6、7、8、9。9月ぐらいに、まぁ、今までの予定でしたら、9月の中旬ぐらいに、あの、高齢者の接種が終わるんではないかという、そういう状況でしょうか。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:26:05
(全員の?)

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:26:06
はい。あの、全員の、えぇ、高齢者が全てワクチン接種を、まぁ、したというような仮定の下で計算した数字になりますので、えぇ、おっしゃるとおりの想定数、えぇ、時期になるかと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:25:20
はい。
ほかにご質問あれば、どうぞ。あぁ、どうぞ。長妻さん、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:25:31
えぇ、今、おっしゃっていただいて、ありがとうございます。あのまぁ、フルにですね、えぇ、1週間7200回っていうことで、本当に大変だと思いますが。これは、その、接種する主体の医療従事者への接種が完了した後にそれができる、っていうお話だったんですが。
そうすると、接種主体の医療関係者への接種ができるのは、いつ頃でございますか。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:27:00
はい。あの、私ども、山梨県の方から情報をいただいている話ですと、えぇ、医療従事者の接種が終わるのが、えぇ、5月、えぇ、末から、まぁ、6月にかけて、というようなお話をいただいております。
えぇ、ですので、まぁ、正確に、えぇ、医療従事者の接種が何月何日に終わるかというところまでは把握しておりませんけれども。
えぇ、大体、あのえぇ、個別接種という形で、診療所、病院の数が揃うのは、おそらく6月下旬、もしくは、7月に入ってから、というふうに考えております。

【長妻 昭 衆議院議員】14:27:34
どうもありがとうございます。まぁ、そこから、本格的な、まぁ、7200回/毎週ぐらいが始まると、まぁ、いうようなことだと思います。
で、あと1点なんですが。あの、国会でも色々議論があったんですけれども。あの、小分け配送ですね。ここで、あの、配送のマニュアルも作っていただいているということなんですが。小分け配送の時に、冷蔵で運ぶか、冷凍で運ぶか、っていうことなんですけども。まぁ、冷蔵でありますと「プラス2℃からプラス8℃」、冷凍でありますと「マイナス20℃以下」っていうことだと思うんですが。小口配送の輸送方法は、どちらでされておられるんでございますか。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:28:20
えぇ、小口配送の方はですね、冷蔵で行っております。

【長妻 昭 衆議院議員】14:28:27
冷蔵ということは、まぁ、「2℃から8℃」ですよね。えぇ、そうすると、一応、注意書きとしては、あの、「振動、揺れがですね、一定程度以上にならないように」という、そういうことが言われてるんですが。ここら辺は、どういう解釈でございましょうか。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:28:49
えぇ、もちろん、あの、振動に、の件につきましては細心の注意を払うとともに、まぁあの、保冷ボックスに、えぇ、保冷剤を入れまして、温度管理も、えぇ、温度計を付けてですね、えぇ、丁寧に、まぁあの、配送をするというような形で行っております。

【長妻 昭 衆議院議員】14:29:04
これは、そうすると、繰り返しですけども、「プラス2℃から8℃の間」っていうことですかね?冷蔵ですから。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:29:12
そうですね。はい。そちらの方は、あの、備え付けの温度計の方で確認をしております。

【長妻 昭 衆議院議員】14:29:16
これは、国から何か、冷蔵で運ぶ時、注意事項というか、それで、あの、振動のことについては、それ以上の注意喚起っていうのは、あんまりなかったんですかね?

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:29:30
(バイクが、ありましたね。)

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:29:32
そうですね。バイクは基本的には、まぁ、振動が発生するということで、えぇ、それは駄目だというご案内がありました。まぁ、あの、基本的には車で運ぶということと、温度管理、振動に注意という形での、えぇ、通達はありました。

【長妻 昭 衆議院議員】14:29:49
これ、あの、例えば、あの、そちらの市でありますと、砂利道というか、舗装されてない道とか、そういう道も、その、運ぶ時に通る可能性っていうのは、出てくるんですかね?

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:30:03
えぇ、大体、あの、市内の診療所、もしくは、高齢者施設というところになりますので。えぇ、基本的には、えぇ、山の奥ではない限りは、まぁまぁ、道の方はアスファルトで舗装されておりますので、えぇ、そこら辺については、多分大丈夫かと思いますが。もちろん、配送ルートにつきましては、えぇ、そういう砂利道等を避ける、で、なるべく、まぁ、事故を起こさないような形での安全運転、そちらの方を注意しております。

【長妻 昭 衆議院議員】14:30:27
はい。ありがとうございます。

【中島克仁 衆議院議員】14:30:30
いいでしょうか。

【山井和則 衆議院議員】14:30:31
はい、どうぞ。

【中島克仁 衆議院議員】14:30:32
すいません。中島です。あの、私が質問するのも、ちょっと憚られるんですが。
あの、確認ですけど。えぇまぁ、高齢者施設の、まぁまぁ、クラスターのことを懸念して、えぇ、予防のために、まぁ、「高齢者施設の入所者を優先で」という方針だと思いますけれど。これ、あの、従事者の方も同時に、まぁ、高齢者施設で、えぇ、接種をする場合、介護従事者の方も優先で接種を行っているという理解でよろしいでしょうか。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:31:12
はい。そのとおりでございます。おっしゃるとおりです。

【中島克仁 衆議院議員】14:31:15
はい。で、これは、まぁ、いわゆる厚労省というかですね、えぇ、政府も、国が示している、まぁ、いわゆる「高齢者優先接種」、そして、まぁ、我々は、「同時に、従事者も一緒に接種をするべきだ」というふうに言っているんですが。まぁ、厳密に言うと、国の示している優先接種は、まぁ、「高齢者が、まず」で、えぇ、「介護、障害福祉従事者は、その次」ということになっているんですが。まぁ、甲府市さんの場合は、まぁ、これはやっぱり、一体的に先行、優先して接種すべきと、まぁ、そういう考え方?

【武田英明 山梨県甲府市医務感染症課長補佐】14:32:02
(えぇ、そうです。それは、OKです。)

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:32:04
はい。あの、あの、えぇと、今、確認いたしますが。国の方からも、「そういう考え方を、あの、用いてもよい」ということで、県からも、あの、「同時に接種するように」ということで、言われておりますので、あの、そのような方針にいたしました。

【中島克仁 衆議院議員】14:32:23
はい。あの、一応、確認さしてもらって。あの、一緒に、一体的に優先接種している、と。まぁ、そういう判断をされておるということで。はい。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:32:31
はい。そうです。

【中島克仁 衆議院議員】14:32:32
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:32:33
はい、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:32:34
本当に、今日は、ありがとうございます。衆議院の原口でございます。2点。
1点目は、あの、「3.7か月」という数字を出していただいて、本当にありがとうございます。そうすると、そのワクチンのですね、(人体への)有効期限っていうか、それを甲府市さんとしては、どれぐらいで考えておられるのか。この間、私たち、アメリカの専門家から話を聞きました。えぇ、6か月ないし8か月。えぇ、3.7か月で、えぇ、ご高齢者をやって、それから他の一般の方をやるとすると、もう終えたときには、次の、その、ワクチン接種の順番って言うかな、やらなきゃいけないのが来てるんじゃないか、と。その辺、どうスケジュールされているか、っていうのが1点。
それから、2点は、今、長妻座長の質問に関連するんですが。ファイザーは、確か冷蔵は推奨してないんじゃなかったかと思うんですが。その辺、何か、あの、医薬品メーカーから来てますでしょうか。注意書きっていうか。
2点、お尋ねいたします。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:33:41
(冷凍の件は、あれでしょう?違う?あの、配送の。)

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:33:46
(配送?)

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:33:56
あ、あの、では、あの、先、1つ目のご質問ですけれども。あの、「3.7か月かかる」と、もう次の順番が来ているのではないかということですけれども。
あの、先ほどの数値は、あの、100パーセント、高齢者が受けたときの数値でして。あのまぁ、おそらく100パーセントの接種ということは、考えにくいかもしれませんので。それより、あの、早まる、もうちょっと、夏の間にできるということは、あの、十分、あの、考えられます。
で、あの、やっぱり、「いや、ワクチンを受けたくない」というご意思の方もありますので。その辺は丁寧に、えぇ、見ていかなくてはいけませんし。それから、あの、高齢者の方ですと、どうしても、意思表示のできない方もいらっしゃいますので。あの、その場合には、ご家族ですとか、まぁ、医療、あの、関係者の意見を総合して判断するとかですね、えぇ、十分、ご意思を、あの、確認して打っていきたいということも考えております。
で、えぇまぁ、今、ワクチンの技術も進んでおりますので、また、変異株の問題もありますから、あのまぁ、科学技術に期待してですね、また、次の、あの、ワクチンの、あの、時代になれば、それに合ったような形で進めていくということを考えております。
で、先ほどの2つ目のご質問ですが。えぇ、今、確認をしておりますので、少々お待ちくださいませ。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:33:20
(冷蔵は間違いない?)

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:33:21
(冷蔵でいいんですね?じゃあ、ちょっと、それ、説明してもらえますか。はい。)

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:33:24
すいません。ちょっと、今、あのえぇ、その、ファイザーの、えぇ、ワクチンの、えぇ、輸送の関係につきまして、えぇ、「冷蔵・冷凍」という形が、ちょっと根拠の部分については、すいません。私の方で、今、資料、手元にないので、えぇ、お答えできませんけども。
えぇ、甲府市の方では、えぇ、小分けをした、その、ワクチンにつきましては、えぇ、保冷ボックスで、えぇ、冷凍した保冷剤とともに、えぇ、冷蔵という形で、えぇ、送っているという形になっております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:35:55
あ、ありがとうございます。あの、私が1番目に聞きたかったのは、ワクチンの(人体への)有効期間をどれぐらいと想定して、あの、計画を立てておられるか、っていうことでございましたんで。そこを教えて、もしお分かりであれば、教えていただけますでしょうか。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:36:25
(えぇと、ファイザーに確認が必要。)

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:36:31
(音声なし)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:36:36
(音声が)入ってない?

【中島克仁 衆議院議員】14:36:37
(音声が)はい、入ってないですかね?はい。すいません。古屋先生、ちょっと、今、音声が入ってこなかったんですが。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:36:49
失礼しました。あの、先ほどの、まぁ、えぇと、どのぐらいの、あの、方々が、その、期間の間に接種できるか、あるいは、何パーセントの方が接種できるかということもあわせて、あの、先ほどの有効期限の問題もあわせてですね、もう少し、甲府市の方では検討を進めていきたいと存じます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:37:02
いえいえ。すいません。あの、(人体への)有効期間をどれぐらいというふうに想定されているか、を聞きたいんです。

【堀内 剛 山梨県甲府市医務感染症課長】14:37:20
すいません。えぇと、(ワクチン使用の)有効期限なんですけども、えぇ、冷凍で3か月を予定しております。なので、3か月以内に、えぇ、ワクチンの方は、えぇ、使用をするという形を、えぇ、取っております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:37:34
いや、今、お話なのは、その、ワクチンの、そのえぇ、ワクチンがそれそのものとして、その、どれぐらいもつか、っていうことで。私が伺っているのは、その、ワクチンによる抗体がですね、どれぐらいまで、その、有効かと、そちらの方なんで。

【古屋好美 山梨県甲府市保健所長】14:37:56
はい。あの、それ、大変難しい問題ではないかな、と思うんですが。あの、現在、その、私が認識しているのは、今、英国株というのと、まぁ、変異の問題もありますので。英国株とか、まぁ、その他の種々の、あのえぇ、変異株がございますけれど。今、英国株が主流になってきているということで。英国株につきましては、えぇ、ワクチンの、まぁ、効きが特に落ちるわけではない、と。(従来株と比べて)感染力は、あの、強くなりましたが、えぇ、(ワクチンの)効き方にはそれほど影響はないというふうに、えぇ、認識しておりますので。まだ、あの、しばらく、まぁ、私の、あの、考えでは、まぁ、今年中に、あの、市民の方々に供給できればいいのかな、というふうに思っております。ですので、あの、夏までにはどうしても何としても、高齢者のワクチン接種を終えたい、というふうには思っております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:38:51
(ちょっと、質問の趣旨が通じてないですね。うん。)

【山井和則 衆議院議員】14:38:54
そしたら、どうも大変ありがとうございました。それでは、あの、甲府市の方、他にも質問、あの、あるかもしれませんけれど、ひとまず、ここで終わらしていただきます。本当にありがとうございました。貴重な時間、いただきまして、ありがとうございます。大変、勉強になりました。

【中島克仁 衆議院議員】14:39:04
ありがとうございます。先生。すいません。

【山井和則 衆議院議員】14:39:06
それでは、残り20分間でですね、この宿題のところ、議論さしていただきたいと思います。甲府市の方、もう退却していただいて結構です。お忙しいと思います。ありがとうございます。
それでは、あの、厚労省、内閣官房さん。この1から9までですね、この質問通告に、えぇ、したがって、可能な範囲でお答えいただければと思います。その上で、一括して、えぇ、3時まで質問をさしていただきます。

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:39:29
えぇと、そうしましたら、まず、あの、えぇと、1番と、お手元に、あの、紙も配布しておりますけども。1番と2番について、あの、まとめてお答えをさせていただければと思います。
あのまぁ、(菅総理とファイザーCEOとの)電話会談におきまして、えぇ、菅総理の方から、9月までに我が国を対象者に対して確実にワクチンを供給できるよう、追加供給を要求いたしまして、ファイザーのCEOからは「協議を迅速に進めたい」との話があったということでございます。で、えぇと、まぁ、ワクチンの供給の数量、それから調整状況等の具体的な内容につきましては、えぇ、相手方との関係もございますので、えぇ、ちょっと、お答えは難しいということでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:40:08
ここにね、ベスト回答があります、こういうふうにあります。(配布資料あり)

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:40:09
はい。はい。えぇと、続きまして、3番と4番でございますけども。えぇと、こちらもまとめて、回答を作成をしてございます。
えぇと、各自治体での接種の準備状況につきましては、自治体における接種体制の確保の支援を行うために、ええまぁ、今、高齢者の接種に要する期間を含めて、えぇ、接種計画の作成の状況について、自治体から、まぁ、把握をしているというところでございます。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:40:45
はい。えぇ、続きまして、内閣官房の方から。えぇ、まず、5番、6番、7番、関連でございますので。えぇ、5月10日から2週間で、えぇ、この、お配りする16000箱の件につきまして、えぇ、ご回答させていただきます。
えぇ、縦置きの、この青色のですね、あの、紙、お配りさせていただいております。(配布資料:「高齢者第5クールの分配量(16000箱分)について」)
こちらで、あの、各、えぇ、都道府県にお知らせをしてございます。えぇ、この表の「0番」の一番上の行のところに書いておりますとおり、えぇ、この5月10日からの週の2週間は、16000箱をお配りするという予定で、えぇあの、ございましたところ、各都道府県から、あの、要望をいただきましたのが、その、「16000」の隣にあります「19571」箱という形で、えぇ、2万箱近いご要望をいただいたということになってございます。
したがいまして、えぇこの、これは、あの、各都道府県から、あの、「これだけ、えぇ、ワクチンを打つので、あの、ほしい」という、まぁ、要望でございますけれども。その要望量に応じた、あの、配分ということをさせていただきまして。えぇ、この太枠にお示ししておりますとおりの箱数を、各都道府県にお配りするということとさせていただきました。したがいまして、あの、それ以上、要望量に、あくまで、いただいた要望数に応じた、あの、配分をさせていただいているということでございまして。それ以外の、あの、考慮をするというのは、あの、ございません。
えぇと、それから続きまして、えぇと、8番のところですけれども。先ほど来、あの、ご議論をいただいている、「(高齢者向け接種を)7月末までに終わらせる」という部分でございますが。
えぇ、ご存知のとおり、先週金曜日(4月23日)、菅総理の方から、「接種のスケジュールについては、希望する高齢者に、7月末を念頭に、各自治体が2回の接種を終えることができるよう、政府を挙げて取り組んでまいります」ということで、えぇ、お話がございました。
あの、まず、供給の方につきましては、あの、これまで申し上げていますとおり、6月末までに高齢者の方が2回接種を終える量を、数量のワクチンを一応確保できるということで、えぇ、考えておりますので。えぇ、今後は、あの、今もご議論になっておりますとおり、自治体に、の方で、あの、いかに、あの、接種の体制作りをいただいて、打っていただけるか、というところだと考えて、えぇ、おりますので。あのまぁ、総理から、あの、この「7月末を念頭に」ということでございましたので、えぇ、それに向けてできる限りの支援をしていくというふうに、なことで、あの、それに、まぁ、取り込んでいくというふうに考えております。
それから、9番の、東京、大阪で、えぇ、国が主体となって行うことを、まぁ、検討している接種計画の詳細ということで、こちら、あの、報道については承知して、えぇ、ございます。
えぇ、まぁあの、ワクチン接種を希望される方に、まぁ、速やかに打っていただくことができるようにということで、えぇ、その中で、えぇまぁ、様々なことを、政府の中で検討されておりまして。あのまぁ、自衛隊の協力も含めて、ということだと思いますが。今日、昼前の(加藤官房)長官の会見でもございましたとおり、今、現在、この件につきましては、関係者間で、えぇ、調整を行っているところ、ということでございまして。その調整がついた段階で、その内容をお知らせしていくというふうな、あぁ、ことで、まぁ、長官からも、今日の会見で申し上げておりまして。えぇ、今の段階では、ちょっと、あの、具体的な内容について、えぇ、申し訳ありませんが、あの、お答えできないということでございます。あの、決まりましたら、あの、その段階で、えぇ、お知らせをしていきたいと考えております。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】14:44:29
あの、ちょっとお聞きしたいんですけどね。一番最後の、今、配布資料、出ておりますが。報道によりますと、「東京と大阪に1日1万人接種会場を作る」ということで、これ、非常に、あの、関心が高いんですけれど。まぁあの、分かってないんだったら「分かってない」で、結構なんですけどね。
問題は、その、「誰が、その大会場で接種を受けられるか」なんです。例えば、東京会場では東京居住者だけなのか、あるいは、というかですね、神奈川の人が東京勤務でもOKなのか。あるいは、大阪会場だったら、私は京都なんですけれど、それはね、京都の人も、大阪で受けたいんですけれど。その、そういうふうなね、「誰が受けられるのか」っていうことが1つと。
それに関連して、次も、一番関心高いのは、ということはですよ、今まで考えてた、この供給量を、東京、大阪で大会場を作ったら、それは、接種回数増えますよね。ということは、東京や大阪に、供給量も地方より増やすということなのか、増やさないのか。
その2点、答えられる範囲でお願いいたします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:45:44
いや。その前に、これ、(詳細がまだ)詰まってないでしょう?ね?

【西海国浩 内閣官房企画官】14:45:46
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:45:47
(具体的に)詰まってないことを、誰かが飾言みたいに、選挙目当てなのか、何なのか分かんないけど、言ってるっていうことが問題で。今、その、それを前提にした山井さんの質問だから。やっぱり国民の皆さんが惑ってるんですよね。で、そういう、その、惑うような、「飾言」とあえて申しますが、は、やめてほしいって。
それよりか、アナザー・パンデミックが起きているわけだから、この戦略で本当にいいのか。今も、甲府市さんがおっしゃってました、えぇ、(英国株の)「B.1.1.7」。子どもも感染する。ということは、逆に言うと、アクティブな人にワクチンを打って、そして、パンデミックを止めるっていう戦略も必要なんじゃないか。
で、驚いたのは、その、総理がですね、「変異株については、1か月前には議論されてなかった」って。もう本当にね、とんでもないことだと思いますよ。去年の、僕ら、11月に「(入国を)止めてくれ」って言ってるんですよ。緊急事態宣言の再延長の時も、一番議論したのは、変異株ですからね。
アナザー・パンデミックが、あの、始まってる、っていうことで、やっぱり戦略をやって欲しいし。情報は、あの、統一的に出してほしい、というふうに思いますね。

【山井和則 衆議院議員】14:47:03
あの、そしたら、私の質問と原口さんの質問と、まぁ、まとめて答えていただけたら。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:47:09
はい。あの、原口先生におっしゃっていただいたとおりでございまして。あの、今、あの、山井先生がご心配いただいている点、あの、趣旨は、あの、理解いたしますけれども。あの、そういった点も含めて、どうするか、今、まさに、あの、関係者で調整中というふうに聞いておりますので。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:47:23
うん。でしょう?

【西海国浩 内閣官房企画官】14:47:26
あの、そこは、あの、その調整が、あの、つき次第、あの、明らかにできるものを、あの、速やかにお知らせしていくというふうな、あの、対応になるかと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:47:38
はい。どうぞ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:39
じゃあ、私の方から。この「7月末」のですね、「高齢者打ち終わる」って話でですね、その、自治体の状況、今、さっきね、「把握中」ですから、まぁ、「把握してない」、これ、改めてね、事実かどうか確認ですけれども。
で、次、質問ですけれどもね。今まで、その、「いつ終わるか」とかいう、この、接種のスケジュールについては、総理も、えぇ、そして、あの、河野、えぇ、大臣も、まぁ、「自治体に委ねている」と。ある意味、自治体任せと言っていた。となるとですね、今の甲府市さんの話のように、自治体に、何のこのことも、えぇ、伝えずに、なおかつ、自治体から何の報告も受けずに、なぜ「7月末」と言えるのか、と。
そう考えると、何の根拠もない「7月末」という言葉だけ、今、一人歩きしてますよね。

【(出席議員)】14:48:21
そうだ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:48:22
えぇ。ともすれば、これ、総理の思いつきとか、えぇ、願望とか、そんな話になってるんじゃないか、と。これについて、もうちょっと補強した説明をしていただけませんか。

【山井和則 衆議院議員】14:48:34
はい。お願いします。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:48:39
はい。えぇ。まず、あの、先ほど5月10日の週から、あの、お配りする、この16000箱については、あのまぁ、2万箱近い、あの、ご要望をいただいたというふうに、あの、ご説明いたしましたけれども。
あの、確かに、あの、これまでですね、あの、元々、こう、地方三団体(全国知事会、全国市長会、全国町村会)から、あの、先ほども甲府市さんのご説明ありましたとおり、色々、まぁ、モデルとして、色々、接種会場の運営ですとか、システムの関係、確認しながら丁寧に、まぁ、進めていっていただいているというふうな、あの、今、立ち上がりの状況だというふうに思っております。
で、あの、その、先ほどのその、5月の10日からの週が、その、16000箱をお配りするところに対して、それだけ、えぇ、自治体の方から、あの、手を上げていただきましたので。あの、ある程度、それだけ、接種を進める体制作りに、自治体さんの方も、今、進めていく、取組を進めていっていただいているということなんだというふうに思っております。
あの、総理の方から、その、「7月末を念頭に」、その、「2回の接種を終えることができるように」というふうなことが、あの、ございましたので。えぇ、そこは、これまでもすでに、自治体さんの方で、まぁ、医師会さんをはじめ、色々、こう、地域の実情に応じて準備を進めていっていただいているところだと思いますが。そういった中で、あの、どういった課題があるのかというところは、あの、政府としても、色々お聞きをしながら、あの、必要な支援については、しっかりバックアップしていくというふうなところを、今後、しっかりやっていくということだと思っております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:50:07
あの、もうちょっと、真正面から答えてください。(4月23日の)金曜日に、総理は「7月末に打ち終える」というニュアンスでおっしゃってるんですよ。で、これについて、「何の根拠なんですか」と言ったら、「市町村の計画、把握してない」っておっしゃいましたよね?

【西海国浩 内閣官房企画官】14:50:20
(首を傾げる)

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:50:21
今、甲府市さんが、今。
いやいや、あなたが、おっしゃいましたよね?言いましたよね?「把握中だ」と。
だって、甲府市さんの今の話だったら、(高齢者向けは)6月下旬から打ち始めますから、9、だから、「3.7か月」だったら、9月の下旬か10月頭ですよ。
こういったことを、1741自治体(の情報を国が)、把握してないですよね?
で、今、言ったように、2か月、甲府市さん、前倒ししなきゃいけないんですよ。
それについての具体的なですね、あの、手順とか、そういったものをなしに、なぜ「7月末」と言えたのか。このことをお聞きしてるんです。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:51:02
あの、元々ですね、あのえぇ、自治体向けの説明会で、あの、(予防接種実施)計画を各市区町村に、あの、計画を作っていただくにあたりまして、あの、一つの目安として、あの、高齢者の接種につきましては、あの、「2か月と3週間」を一応目安として、あの、計画を作ってください、ということは、あの、申し上げておりまして。もちろん、そこは、あの、自治体の規模、それから、様々な体制含めた接種スピード、異なっていきますけれども。一応、そういった目安をお示しをして、えぇ、計画作りについて、あの、ご検討いただいて、えぇ、きておりました。
あのまぁ、そういったところから、あの、そう、そういった、あの、様々な状況を踏まえて、まぁ、あの、総理の方から「7月末を念頭に」ということで、あの、7月、「7月末を念頭に各自治体が、まぁ、2回の接種を終えることができるよう、政府を挙げて取り組んでまいります」というふうに申し上げたところでございまして。
えぇ、いずれにしても、あの、接種主体は、あの、自治体の方で、えぇ、やっていただくことですので、それを、あの、政府としても、最大限支援をしていくというふうなことだと思っております。はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:52:08
あのね。またね、今度は、自治体にね、責任を、まぁ、転嫁してんですけど。
それでね、あの、この前もね、1741自治体に、接種計画書、作ってもらってますよね。でも、あれは、高齢者の開始時期までしか入っていない。高齢者の終わる時期っていうのは、じゃあ、入れて、自治体から計画書を出してもらってるんですか。
うん。じゃあ、厚労省。

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:52:36
あの、先ほども申し上げたところですけども、まだ、ちょっと把握している途中でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:52:40
いやいや、だからそういう意味じゃなくて。高齢者の終了時期について、質問事項を加えて、今、回答を待っている状況ですか。

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:52:48
今、なので、あのえぇ、そちらも含めて把握をしている途中でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:52:51
いやいや。私の質問ね。だから、投げかけてんですか。1741自治体に、「高齢者の、えぇ、終了時期はいつですか」って、ちゃんと、あのえぇ、ファイルで投げかけてるんですか。

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:53:04
あの、調査しているところでございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:53:05
だから。だから、投げかけたんですか。

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:53:08
えぇと、そうです。はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:53:10
甲府市さん、来ました?甲府市さん。厚労省の、あの、接種計画書、接種実施計画書で、65歳以上の高齢者の接種の終了時期って、厚労省から聞かれましたか。

【武田英明 山梨県甲府市医務感染症課長補佐】14:53:30
はい。えぇと、お答えをさせていただきます。
えぇと、厚生労働省の方から、あ、あの、かなり前に、あの、調査が来ていた、すいません、あの、日時は、あの、きっちり把握してないんですが。あの、4月の上旬頃、あの、照会があったというふうに、あの、理解をしていますけれども。その時には、あの、まだ具体的な接種計画が立てられていないような状況でございましたので。高齢者の接種、接種終了時期については「未定」という形で回答をさせていただきました。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:54:00
ほら。変わってないじゃないですか。変わってないじゃないですか。
だから、「あの表、変わったんですか」って聞いてるんです。あの、目に見えない小さな、あの、表は。(4月15日・第3回ヒアリング配布資料参照)

【宮腰奏子 厚生労働省健康局健康課健康対策企画官】14:54:10
あ、あの、ですので、あの、まだ、あの、先ほど、まぁ、今、「未定」というふうなお答えもありましたけれども。各自治体の方と、あの、やり取りをさせていただいておりまして。あの、調査自体は、あの、今、やっている途中でございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:54:28
これ、もう一個。あの、ブルームバーグの、先一昨日(4月22日)の記事でですね、EUから1月末以降の出荷のコロナワクチン、「日本へ」が最多の5230万回分ということの、これ、内部文書を確認した記事が出ました。
そうすると、今、甲府市さんの(話にあった)、あの、今度、ワクチンの(使用)有効期限からするとですね、5230万回分、このワクチンの有効期限の間に、接種ができるのか。有効期限を切れちゃうんじゃないんですか。その心配はないですか。
「5230万回分を出荷した」と、この記事が仮に正しいんであれば。今日がもう4月。4月22日時点で(→記事によれば「1月31日から4月19日まで」)、5230万回分が、もう日本へ来ている。で、どこで止まってるのか。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:55:33
ちょっと申し訳ありません。その記事の、ちょっと、詳細、具体的な、ちょっと、内容が、ちょっと、分かりません。何とも。すいません。今の時点で、お答えしかねるんですけれども。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:55:41
いや、要は、人口の半分ぐらいはもう。
逆に言うとですよ、じゃあ、記事関係なしに。確保した、と。で、確保して、確保したけど、接種のペースがこれだと、えぇ、確保したものが無駄になっちゃうんじゃないんですか、と。有効期限を切れちゃうんじゃないんですか。そこは大丈夫ですか。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:56:06
えぇ、例えばですね、あの、今日も、お配りいただいている、あの、配送スケジュールの資料が、あの、ございますけれども。こちらですが。(配布資料:「新型コロナワクチン配送スケジュール」令和3年4月2日時点)
えぇ、見ていただきますと、この、4月の、えぇ、12日の週、それから、4月の、この、19日の週で、えぇ、200箱と1200箱ですので、1400箱ずつ、あの、お配りをしているというふうな状況でございまして。あの、それまでよりも大分、あの、数量を増やして、えぇ、お配りをして、えぇ、ございます。
で、まぁ、それをある程度反映をして、あの、医療従事者の、あの、接種の回数につきましても、以前は、あの、えぇと、5、6万件、あ、5、6万回というふうなところでしたけれども。先週は、10万件を超えまして。えぇ、例えば、4月22日の木曜日ですと15万件台、(4月23日の)金曜日ですと17万件台というふうな、あの、数字になってきておりまして。
あの、一定の、その、回数の増加というところは、あの、傾向として、あの、確認できるかなというふうには思っております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:57:14
いや、それでね、さっき、重要なんで、さっきのとこですけどね。ね、官房、今、話、戻ってきたわけですよ。
厚労省はね、今、言った、各自治体、一つ一つの「65歳以上の高齢者の終了時期」、全く掴んでないんですよ。ね?

【西海国浩 内閣官房企画官】14:57:28
(頷く)

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:57:29
そうでしょう?そんな中で、だから、何で「7月末だ」と。その、ワクチンのオペレーションを担当している官房として、これ、総理が答えたわけだから。何で答えられたんですか。根拠を教えてくださいよ。

【西海国浩 内閣官房企画官】14:57:45
あのえぇ、高齢者の接種につきましては、あの、最初は、あの、段階的に丁寧に、まぁ、進めていくということですが、5月に入りましたら、ある程度、供給の方は、あの、先ほど5月の10日の週、2週間で16000箱ということですが、こういった形で、数は、あの、増えてくるところでございます。
ですので、そこの、そこから、あの、ある程度、元々、自治体さんに、あの、計画を設定、作成する際に、あの、目安として、えぇ、「2か月と3週間で」っていうふうな計画を立ててください、ということで、えぇ、お願いをしておりましたので。えぇ、一つの目安としては、あの、そういったところも参考にですね、あの、して、あの、自治体の方には、あの、検討を進めていただいているということでございますので。はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:58:34
分かりました。最後にします。ですからね、4月23日に(菅総理が)「7月末」って言って、自治体は初めて聞いて驚いたわけですよ。
だから、その前、我々は、もうその前の木曜日もこれやってますけれども(4月22日・第5回ヒアリング)。我々の質問に対して、一切、答えてこなかった。自治体に、えぇ、委ねている、と。そこから、先週の金曜日(4月23日)の間に、何か変わったことは一切ないわけですよ、今のお答えは。今のお答えは、4月23日以前と、何も変わってないわけですよ。だから、何か新たな根拠が生まれたんじゃなくて。やっぱりそういう意味では、新たな根拠も作らずに「7月末だ」と。やっぱり、これが、全く言葉だけ踊っているという、まぁ、こういう状況だってことがね、「根拠なしだ」っていうことが、よく分かりました。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:59:12
例えばね、1週、今、まぁ、15万とかおっしゃったけど。100万。1週間に100万人が接種をしたとして、ね。人口の、今、甲府市さんのおっしゃるように、全員が、あの、受けない。仮に半分が受けるとしてですよ、あの、5000万人じゃないですか。5000万人やるのに、50週かかりますよね。
ね?そういう、やっぱり全体の、その、ストラテジックな配置っていうのが、配分というのが必要なんで。で、そこがないから、あの、今、黒岩さんが質問したようなところもですね、勝手に、あの、見込みで言うわけですよね。
1週100万人が、仮に接種したとしても、50週かかる。これは、単純計算で分かりますよね?

【西海国浩 内閣官房企画官】15:00:13
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:00:14
だから、そういうことを、誰かがやってるんですか。それは、本当は、ワクチン担当がやんなきゃいけないことじゃないんですかね。まぁ、指摘だけ、しておきます。

【山井和則 衆議院議員】15:00:24
はい、どうぞ。そしたら、長妻さん、最後、お願いします。

【長妻 昭 衆議院議員】15:00:29
えぇとですね、まぁ、非常に具体的に聞くと、私も気になるんでですね。今、あの、甲府市さんもおっしゃったように、冷蔵で運ばれる、と。「2℃から8℃」、プラスですね。で、まぁ、大体、舗装がされておられる、と。まぁあの、そう、ほぼそういうようなご回答でありましたが、道路がですね。ただ、その、急ブレーキかけたり、色んなことがあったり、ちょっと段差に載ったり、あの、そこの会場に入る時の段差とか、そういう揺れは、これは「大丈夫だ」と太鼓判、押していただけますね?

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】15:01:14
あのまぁ、元々、ワクチンを接種するまでには、そのバイアルから、こう、シリンジにひいたりとか、注射の中、注射器の中を通るときにこう、まぁあの、速い流れになったりとか、まぁ、そういった色んな、こう、何て言いますか、あの、揺れとはいかないかもしれませんけれども、流れの中で、あの、きちんと有効性が発揮できるということで、承認をされています。あの、もちろん、それが、あの、運ぶときに、あの、手で持ってね、入れることもあるでしょうし、あの、車でブレーキがかかることもあるでしょうけれども。まぁ、そういったもの、一つ一つについて、あの、「これが大丈夫」、「これが大丈夫じゃない」っていうことまで申し上げることは難しいかも分かりませんけれども。まぁ、一般的な使用の範囲で、これまでで、あの、世界的に使われるというふうに認識をしております。

【山井和則 衆議院議員】15:01:56
まぁあの、様々な、あの、疑問とご意見、あろうかと思いますが、定刻になりましたので、終わらしていただきたいと思います。
まぁ、最後に一つ、ちょっと意見を言わしていただきますとね。この(東京と大阪で1日)1万人の問題、割と本質的な問題だと思うんです。なぜならば、まぁ、小池知事や、えぇ、大阪の知事さんがね、大阪とか東京に「ワクチンを優先接種してくれ」と言う、これは一つの、もう、もちろん考え方と思いますが。もしかしたら、地方の人からするとね、おそらく、「それは平等にやってくれ」っていう意見もあるかも知れませんから。まぁ、この1万人の、1日1万人の接種が、東京や大阪を優先するということになるのであればね、これまた、一つの大きな判断になって、賛否両論、もちろんあると思いますので、その辺りもご検討ください。
ありがとうございました。

【中島克仁 衆議院議員】15:02:39
(甲府市の)古屋先生、ありがとうございました。

【長妻 昭 衆議院議員】15:02:41
(甲府市の皆さんへ向けて)どうもありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?