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2021年9月14日(火)14:00~ 野党合同国会 第3回「コロナ対策ヒアリング」 文字起こし記録

内容:新型コロナウイルス対策および学校における感染対策などについて、厚生労働省、文部科学省よりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年9月14日 野党合同国会「第3回コロナ対策ヒアリング」

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/701118686
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年9月14日 野党合同国会 第3回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=hPIQH48ZLbc
(3)YouTube石垣のりこ
2021年9月14日 野党合同国会 第3回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=hBMcukTTdkw

2 配布資料
https://www.dropbox.com/sh/v7dl834liehwzmi/AAAhjO_2lybTRFo26vafnI8ua?dl=0

<参照1>
東京新聞TOKYO Web (2021年9月9日 20時15分)
抗体カクテル療法、2週間後に95%が改善、半数超が3日以内に 早く投与するほど効果高く
https://www.tokyo-np.co.jp/article/129939

<参照2>
内閣官房サイト 「新型コロナウイルス感染症対策」 各種データ
https://corona.go.jp/dashboard/

<参照3>
首相官邸サイト 「新型コロナウイルス感染症対策本部」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
●新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和3年9月9日変更)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kihon_r_030909.pdf

<参照4>
内閣官房サイト 「新型インフルエンザ等対策推進会議」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin.html
●新型コロナウイルス感染症対策分科会 第7回(令和3年9月3日)
○第7回資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai7/gijisidai.pdf
○ワクチン接種が進む中で日常生活はどのように変わり得るのか
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai7/vaccine_nichijou.pdf
○議事概要
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai7/gijigaiyou.pdf

<参照5>
読売新聞 ヨミドクター (2021年8月30日)
高齢者の3回目接種は1月にも開始…河野氏、米ノババックス製使用も「あり得る」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20210829-OYT1T50112/

<参照6>
BIGLOBEニュース (8月17日(火)21時1分)
内田篤人が政府CM登場「あなたの大切な人を守るためにも」ワクチン接種呼びかける
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0817/skn_210817_8054240604.html

<参照7>
内閣府政府広報オンライン twitterアカウント @gov_online (2021年8月17日投稿)
「サッカー元日本代表の内田篤人さんにワクチンを打つ前と打った後での心境の変化を話していただきました。あなたとあなたの大切な人を守るためにも、ワクチン接種をお願いします。」
https://twitter.com/gov_online/status/1427562984981680136?s=20

<参照8>
J-CASTニュース トレンド(2021年09月10日20時30分)
ワクチン10月過ぎたら自治体で打てない? 板橋区で供給減、渋谷区は会場縮小
https://www.j-cast.com/trend/2021/09/10420087.html

<参照9>
内閣府サイト
河野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和3年7月6日(後半)
https://www.cao.go.jp/minister/2009_t_kono/kaiken/20210706kaiken1.html

<参照10>
朝日新聞DIGITAL 医療サイト (2021年7月10日 17時00分)※途中から有料記事
職域接種、なぜ一時停止に? 河野氏の説明、混乱に拍車 【一部有料記事】
https://www.asahi.com/articles/ASP7975TQP79ULFA01X.html

<参照11>
PRESIDENT Online (2021/07/14 9:00)※途中から有料記事
「ワクチン不足は2カ月前からわかっていた」河野担当相が事実を公表しなかった本当の理由 「見通しの甘さ」は東京五輪と同じ
https://president.jp/articles/-/47873

<参照12>
Smart FLASH (2021.09.13 17:20)
河野太郎、ワクチン行政を自画自賛で批判の声「人の手柄を横取りするな」
https://smart-flash.jp/sociopolitics/157440

2021年9月14日(火)野党合同国会 第3回「コロナ対策ヒアリング」質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、抗体カクテル療法は、今までに何人に投与し、回復、重症化、死亡は、それぞれ何人か。特に、抗体カクテル療法を投与した患者が、副反応ではなく、重症化し、死亡した例は、把握しているか。
2、抗体カクテル療法の重篤な副反応やアナフィラキシーは、何人か。そのうち命にかかわる副反応は、何人か。死亡者はいるか。
3、今日まで2万人以上に投与し、アナフィラキシーや副反応による死亡者がゼロであるなら、自宅使用を許可すべきではないか。まだ、安全性は確認されていないという認識か。
4、小学校休業助成金について、お渡しした『小学校休業助成金の個人申請を求める会の沖田麻理子代表』からの『大企業勤務者の現状』の要望書を読んだ上で、お答え下さい。労働局から働きかけても休業助成金を申請しない大企業については、個人申請を認めるべきではないか。もし認めないなら、シフト労働者以外は、大企業で休業助成金が個人申請できず、対象から排除される理由は何か。休業助成金を特定の企業規模や雇用形態を対象外にする理由は何か。
5、4の要望書にあるように、事業主の了解を事前に得ることが困難なため多くの労働者が休業助成金を個人申請できない現状があるが、休業支援金と同様に、労働者が単独で申請を可能とし、申請の後、労働局が事業主に休業を確認することも可能とすべきではないか。もし、そうしないなら、休業支援金よりも、休業助成金を、個人申請がより困難にする理由は何か。
6、11月の行動の規制緩和策が発表されたが、これは、たとえ緊急事態宣言が出ていても、規制緩和をする、という意味か。それとも、緊急事態宣言が出ていない場合に規制緩和をするという意味か。
7、医療従事者の3回目接種(ブースター接種)は、いつからスタートし、どのようなスケジュールで、いつ完了するか。そのワクチンは確保できているか。
8、自治体から『希望するワクチンの量が国から供給されない』と苦情が出ているが、自治体に希望するワクチン量が供給されるのはいつか。希望する全国民が2回接種を終えるメドはいつか。
9、ファイザーのワクチンを2回接種した方が、3回目は、ノババックスを接種する可能性はあるのか。
(10、は欠番)
11、困窮者支援金の最新の支給決定数を教えて下さい。想定より大きく下回っているため、自治体から改善要望が出ている。ハローワークに相談という求職要件と100万円の預貯金の資産要件を無くし、申請しやすくすべきではないか。
12、5月に厚生労働省が新型コロナの診療手引きに追加した「ネーザルハイフロー」は、人工呼吸器を使うような重症化を防ぐことや、患者や医療現場への負担軽減が期待されているため、導入する医療機関が増えている。「ネーザルハイフロー」は、どの程度確保できているのか。
13、ワクチンの製造・販売業者との契約書について、秘密保持契約があるので公表できないと累次にわたり答弁されているが、それならばまず、秘密保持契約書を公表し、契約の中身を公表できないことの根拠を示すべきと考える。秘密保持契約は公表できるのか。
14、『警察庁へ』8月の自宅療養中などの死亡が250人と発表されたが、都道府県別、死因別の資料も含め、資料配布し、ご説明下さい。
15、『文科省へ』小学校に配布された簡易検査キットについて、医師会などからの要望により、危険なため、学校で子ども自らの検査には使用せず、教職員のみを対象にする自治体が増えています。ついては、補完的であれ、子どもへの使用は禁止すべきではないですか。
以上

【山井和則 衆議院議員】13:59:21
それでは、貴重な時間ですので、えぇ、始めさしていただきます。3時までに終わりたいと思います。何より、あの、連日、コロナ対策、えぇ、日夜取り組んでくださっております、役所の皆さんには、心より御礼申し上げたいと思います。えぇ、そういう中で、明日も閉会中審査(衆議院厚生労働委員会)ございますが。あの、連日、申し訳ありませんけれど、ぜひとも、この1時間、えぇ、建設的な議論をさしていただければと思います。
まず、それでは、原口先生からご挨拶いただきます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:47
はい。ご苦労様です。本当に、あの、連日ありがとうございます。皆さんの頑張りに心から敬意を表し。
ここ(壁面の貼紙)に書いてますが、あの、「総裁選よりコロナ対策!」と。まさに、えぇ、総理も「コロナ対策に、えぇ、専念したい」っていうことで、次(の自民党総裁選)にお出にならないわけですけど。そこがどうなってるのか。ワクチン対策はどうなってるのか。
今、警察庁さんからも資料をいただきまして、ありがとうございます。えぇ、警察庁が取り扱った、えぇ、新型コロナウイルスの陽性死体、8月だけでご遺体で250人おられるという状況。で、これ、やっぱり深刻だと思います。
早期発見、早期診断、早期治療。そして、早期保護と。で、この、保護の部分がないので、不足してるんで、今のような状態になっています。一家全員が感染してですね、子どもさんは預けるところがない、と。もう本当に悲鳴が上がっています。
そして、じゃあ、この補正予算や法律は、いつ届くのか、と。この総裁選にかまけておられるためにですね、年明けじゃないか、と。どんなに早くても。(衆議院)解散後の。私たちがここからバッジを取った後の、次の人たちがまたやって、そして国民に届くのは、今年は届かないんじゃないか、って言う人までいます。強く抗議をして。
そして、今日、あの、様々な課題について、えぇ、こうやって「野党合同国会」を開かなきゃいけない、と。このこと自体に、強く抗議をするとともに、皆様には感謝を申し上げて、冒頭の挨拶にしたいと思います。国民を救いましょう。よろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】14:01:21
それでは、長妻厚労部会長、よろしくお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】14:01:24
どうも、連日、役所の皆さんも、お疲れ様でございます。
やっぱり、非常に気になるのはですね、また、その、緩いメッセージ、えぇ、が、政府から次々に出てまして。まぁ、これまでの教訓で言うとですね、少し、その、感染が下がると、すぐにこう経済活動を再開してしまって、また手痛いしっぺ返しを受ける、と。これをまた繰り返さないでほしいな、と。
で、専門家の方ともお話しすると、「今が本当に重要な時期だ」とおっしゃる方も多いわけで。やっぱり、「年末年始の第6波、これは、もうほぼ起きる」というふうにおっしゃる専門家もおられて。まぁ、ほぼ起きるか、絶対起きるか、分かりませんが。
政府としてですね、「最悪の事態」を想定していただいて、それを国民の皆さんと共有をしてですね、えぇ、感染力の強い、ワクチンが効きにくい変異ウイルスが猛威を振るう、と。そういう最悪のシナリオを想定をして、それを起こさないために、政府も頑張り、そして、国民の皆さんにもご協力いただく、と。こういうような話の順番で、ぜひ、やっていただければ、というふうに思います。
この年末年始に、大きな波を起こさないで、えぇ、きちっとですね、凌げれば、(ワクチンの)ブースター接種も進みましょうから、来年の春ぐらいには、普通の日常をですね、文字通り「取り戻す」ということができるんじゃないか、というふうに考えてますので。まぁ、ぜひ、えぇ、ここが辛抱所だと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
以上です。ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:03:03
えぇ、それでは、議題たくさんありますので、あの、1つずつ、順番にいかしていただきたいと思います。まず、この1から15番まで質問通告しておりますが。
14番。えぇ、昨日、えぇ、発表されました、警察庁から8月の自宅療養中などの死亡が250人。えぇ、このことについて、ご説明をいただき、質疑をしたいと思います。警察庁さん、よろしくお願いいたします。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:03:26
えぇ、すいません。お手元に資料が3枚。

【山井和則 衆議院議員】14:03:29
あの、マイクを回していただいてよろしいですか。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:03:32
すいません。えぇ、警察庁検視指導室の曽根と申します。よろしくお願いします。あの、着座で失礼いたします。すいません。
えぇ、お手元に資料が3枚、えぇ、こう、あると思うんですけども。ちょっと、あの、順番を変えて、2枚目から、ちょっと説明させていただけますでしょうか。
まず、この2枚目の表がですね、「新型コロナウイルス陽性(、えぇ、)死体取扱状況について」という表でございます。えぇと、これ、あの、令和2年、2年1月から今年の8月末までに、えぇ、警察が取り扱いましたご遺体のうちですね、あの、ご医者様の判断で、そのえぇ、新型コロナウイルスのPCR等の検査が実施されて、感染が確認された方々の数でございます。これを月別に整理したものでございます。
えぇ、8月末で、トータルで817人でございまして。えぇ、ございます。で、えぇ、8月中を見ますと、先ほども、お話がございましたが、えぇ、計、えぇ、250人ということになっております。
で、えぇ、そのえぇ、真ん中の欄ですが、「PCR等検査実施時期」という所がございますが。これ、あの、250人の方の実施時期の内訳見ますと、「生前」が132人、えぇ、「死後」が118人に実施された、ということになっています。
で、えぇ、その右隣ですけども、「発見場所」ということで、えぇ、「自宅等」、下に「注」がございますが、入所施設、宿泊施設も含みまして、「自宅等」が218人。えぇ、それ以外の「外出先」が32人ということでございました。
で、1枚おめくりいただきまして、えぇ、都道府県別に、えぇ、8月中に把握されました250人の方、都道府県別内訳の表にしてございます。えぇ、えぇ、ご覧いただけますように、東京都が112人と一番多ございました。で、えぇ、で、多いところを5つ、まぁ、申し上げますと、まぁ、2桁のところですけども。えぇ、埼玉が23人、神奈川が22人、えぇ、大阪が20人、えぇ、千葉が19人となっております。
で、すいません。一番最初の、えぇ、1枚目の表にお戻りいただきまして。この250人の方々の、まぁ、死因別内訳。これ、あの、我々、検案医等の先生からの聞き取りで把握したものでございます。えぇ、ですけども。
えぇ、「内因死」、まぁ、いわゆる病死と判断された方が、216人でございます。で、その内訳を見ますと、「新型コロナウイルス感染症」が158人、「肺炎」が29人、まぁ、「その他」として24人。で、「不詳」、まぁ、これ、あの、「内因死」なんですけど、まぁあの、まぁまぁ、病死なんですけど、詳細な死因を特定するに至っていないものが5人ということでございます。で、えぇ、「外因死」、まぁ、事故等の「外因死」につきましては、22人。「未確定」、これ、あの、あの、解剖等を行って、まだ、あの、検査結果待ちですとか、そういったものを指しますけれども、12人ということになっております。
えぇ、警察庁の説明は、以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】14:06:51
いかがでしょうか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:06:53
これ、あの、250人が、えぇまぁ、「生前」か、あの、「死後」かは別にして、あの、新型コロナウイルス陽性のご遺体であった、と。こういうことですね。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:00
はい。えぇ、はい。あの、警察。少し、あのご説明に簡単させていただきますと。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:08
はい。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:10
警察は、あの、通報とか届出を受けて、あの、ご遺体を、あのまぁ、見させていただくんですけれども。そのえぇ、ご遺体を見させていただいた、中で、その、ご医者様の判断でPCR検査において陽性であったもの。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:25
ほぉ、なるほど。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:26
というのが、250人で。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:27
ですね?

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:28
ございます。はい。そうでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:28
で、しかも、この「外因死」っていうのは、こう、ご病気というよりか、えぇまぁ、他の、つまり自殺とか、他殺とか、事故とか。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:33
はい。まぁえぇ、事故とか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:38
こういう、こういったものを。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:39
えぇ、そうです。そういった、いわゆる、あの、「内因死」、病死ではない、という。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:42
ないと。ね。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:43
えぇ。いうふうなものでございます。はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:44
自死。この中の、自死は分かりますか。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:47
えぇと、すいません。数値は、ちょっと、持ち合わせてはおりません。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:07:48
あぁ。はい。ありがとうございました。

【曽根明文 警察庁刑事局捜査第一課検視指導室長】14:07:50
申し訳ございません。

【長妻 昭 衆議院議員】14:07:51
いい?

【山井和則 衆議院議員】14:07:52
はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:07:54
これ、非常に、あの、深刻だと思うんですね。この警察の数字っていうのは、犯罪性の有無を見るために検視をするということですから、主治医がおそらくついてない、と。医療的ケアがですね、万全でない数字だと思うんです。
で、日本には一応、3つの数字があって。
で、ハーシス(HER-SYS、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)っていうですね、厚労省が出している「自宅死」が何人か。これ、非常に数が少ないんです。
で、その次に、数が多いのは、都道府県が調べている自宅死。これは急に数が増える。
で、さらに数が多いのが、この警察の資料で。
それぞれ、重なってないと思うんですね。死者もですね。
これ、私、この中で、まぁ、全部、深刻なんですが。一つ深刻、最も深刻だと思うのは、ただ、8月見ていただくと、118人。これは、お亡くなりになった後、つまり、死体からPCR検査、えぇ、検体を採ってPCR検査をしたらば陽性だ、と。で、この比率でいくとですね、えぇ、ほとんどが「コロナ死」、えぇ、ということでありまして。一体、これはどういうことなのか、と。
で、厚労省にちょっとお尋ねすると、全く症状がなくて突然死んだケースもあるんじゃないかと、えぇ、いうことなんで。これ、もしそうだとするとですね、これ、今まで全く報告がない話でありますので。一体、その、亡くなった後、死体から検体を採って、えぇ、死因がコロナ死っていうのは、どういう形なのか。あるいは、PCR検査がずーっとできずに、熱がなくて、突然、亡くなったのか。
ここら辺、非常に、今までない、えぇ、事例ばかりだと思いますので。これは、あの、第6波に備えて、大変重要だと思いますんで。
これは、推定すると、どんな原因なんですかね?

【山井和則 衆議院議員】14:09:47
はい。厚労省ですね。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:09:54
(マイク確認)あ、あ、あ。厚生労働省のコロナ本部でございます。
えぇと、ただ今のご指摘につきましては、今、あの、情報を持ち合わせておりませんので。まぁ、どういう、あの、状況なのか、本部の方で、えぇ、もし確認が取れるんであれば、あの、精査したいと思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:10:19
これ、よく警察庁さんと連携してですね。私、警察庁さん、よく頑張っていただいて、こういう、あの、あれを出していただいて。
で、今、長妻さんがおっしゃったとおりで。深刻だと思うのは、今、ご説明があったように、医療機関で亡くなってたら、こういう形になってないですよね?医療機関、医療につなげられてなくて。
例えば、肺炎で29人も亡くなってる、と。肺炎だったらですね、医療につなぐことができれば、そんな急に、あのえぇ、1日、2日で、あの、亡くなった部分がどれぐらいあるのか。それから、この、肺炎まで炎症を起こしてですね、それで、亡くなってるということは、いかに国民が医療につなげられてないか、っていうことの証左だ、と。を表した資料だとも言えるんで。
ぜひ、あの、厚労省さん、よく検討をされて。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:11:08
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:11:09
まぁ、今、国民の間では、「自宅放置」っていう言葉が出ています。
あの、やっぱり(このウイルスの特性には)ステルス性があるんで。(感染者が自分の)酸素が少なくなってるっていうのも分かんないで、突然亡くなったりね。そういったこともございますんで。
ぜひ、この(厚生労働省と警察庁の)両方で、連携しながら、さらに分析を進めてください。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:11:24
そうですね。承知しました。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:11:30
ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:11:31
そしたら、それに関連して、ちょっと、議題2に移りたいんですけど。
質問通告の1、2、3。抗体カクテル療法。えぇ、先ほどのニュース速報を見ますと。今日の配布資料にも入れました。今日の配布資料の。ちょっと待ってくださいよ。えぇと、加藤官房長官が先ほど、えぇ、記者会見で。ちょっと待ってくださいね。

【長妻 昭 衆議院議員】14:11:56
これ?

【山井和則 衆議院議員】14:11:57
あ、そうですね。配布資料の6ページ。「カクテル療法の自宅活用『状況見極め判断』加藤官房長官」と。えぇ、今朝の記者会見でおっしゃったそうです。
まぁ、ご存知のように、私たち、これ、1か月前から、1か月前から、強く要望をしておりまして。1か月前から、「状況を見極め判断」となる中で、多くの方が、今の、この250人の中にも含まれてるかもしれませんが、自宅で早期のカクテル療法があれば、自宅で受けられたら、亡くなってなかったかもしれない方も、亡くなっていってる、という。こういうのは、私たち、もう本当、我慢ならないんですね。
ついては、今日、配布資料をいただいておりますが。約2万人に投与をして、死に至る副反応やアナフィラキシーはゼロだ、というふうに聞いております。それであれば、一刻も早く、自宅での、あの、使用許可をしていただきたいと思うんですが。
この質問通告1、2、3にしたがって、ご説明ください。
それで、警察庁さん、もうお帰りいただいて結構です。ありがとうございました。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:12:58
えぇ、厚生労働省のコロナ本部でございます。
あの、まず、1、2、3につきまして、ご説明申し上げます。
で、1番目の、あの、抗体カクテル療法、これまでにどれぐらい投与したのか、というところでございますけれども。えぇ、現在までに、2万、えぇ、5000人まで投与がされた、というふうに。

【(出席議員)】14:13:15
25000人?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:13:16
はい。あ、承知しているところでございます。
一方で、あの、ご指摘にいただいておりますような、この25000人それぞれについてですね、例えば、回復、重症化、死亡した人、あ、又は、副反応ではないような人数につきましては、えぇ、厚生労働省としては、あの、全てについて把握しているということではございません。
それから、2番目の、あの、抗体カクテル療法の、あの、重篤な副反応やアナフィラキシーは、どういう状況なのか。こちらにつきましては、追って、また少し、あの、解説をいただきたいと思いますが。本日、お配りした、資料の方に、資料が付いております。
で、3番目でございます。あのえぇ、「今日まで2万人以上投与して、アナフィラキシー、死亡者がゼロであるならば、自宅使用を許可すべきではないか」というところでございます。安全性は確認されていないという認識なのか、ということでございますけれども。
このロナプリーブの投与につきましては、あのまぁ、慎重に、まぁ、初めての抗体薬ということでもございましたので、えぇ、慎重に、あの、あの、進めてまいりました。まぁ、ただ、あの、重症化を防ぐということで、極めて重要だ、というご指摘もございますので、えぇ、入院のみならず、宿泊療養施設などの臨時医療施設などでの投与を可能としたほか、えぇ、投与後の観察体制が確保されているということの、一定の要件を満たした医療機関では、外来での投与も可能にされているという、あ、可能としてきている、ということでございまして。まぁ、一旦、そのえぇ、入院なり、短期の、その、施設に入っていただいて、えぇ、外来での投与を、えぇ、していただく必要がございますけども、その後、自宅療養に移っていただいている、というような形でのご利用になっているのかな、と思っております。
で、ここの安全性のところでございますけれども。後ほど少し、また、あの、詳細、えぇ、ご説明あるかと思いますけれども。えぇ、副作用と疑われる症状というのも、まぁ、報告されておりますので。えぇ、外来で投与する場合にあっても、24時間以内の患者の病態というのは、少なし、えぇ、悪化の有無を確認できる体制というのが必要なのではないかな、というところでございます。
いずれにしましても、こうした取組を着実に進めまして、速やかに投与できる体制というのを作っていきたいと思っております。
また、あの、アドバイザリーボードでも随時、えぇ、情報をいただきましてですね、あぁ、使用等について、引き続き厚生労働省で検討したいと思っております。
ちょっと、あの、副作用につきまして、少し補足をさせていただきます。

【山井和則 衆議院議員】14:15:49
この配布資料ですね。

【塩川智規 厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課課長補佐】14:15:50
あ、はい。えぇ、さようでございます。えぇと、はい。

【山井和則 衆議院議員】14:15:52
「(ロナプリーブ)点滴静注セット」の。

【塩川智規 厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課課長補佐】14:15:53
はい。えぇと、ロナプリーブ点滴静注セット、「副作用名別件数表」ということで、お配りした資料をご覧いただければと思います。
こちら集計期間が、えぇと、7月22日から8月21日ということで、まぁ、発売されてから1か月間ということになるかと思いますが、その間の副作用についてまとめたものでございます。
えぇ、2ページ目から3ページ目が、副作用ごとに件数を並べたものでございまして。えぇと、あくまで、報告のワードではございますけれども、アナフィラキシーとしての報告はない、ということでございます。
で、えぇ、その後、えぇと、4ページ目以降がですね、「重篤な副作用一覧表」ということで、えぇ、まとめさしていただいてございます。
えぇ、この時点で15名の方、えぇ、について、報告いただいておるところでございます。えぇ、真ん中に、この「転帰」という欄ございまして。えぇ、まだ情報収集中ということもありまして、「未回復」の方とか、また、「情報不十分」っていう方もいらっしゃいますが。まぁ、この時点での情報としては、特に、死亡という方はいらっしゃらない、ということでございます、というのが、えぇと、えぇ、この資料に関する補足ということでございます。
えぇ、以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】14:16:55
はい。あの、確認しますと、このね、今、ご説明していただいた資料は、最後のページにありますように、(7月22日から8月21日の集計で)5871人に投与して15人に副反応、その中で、命にかかわる副反応はゼロ。
(現時点で、全国で)25000人に投与して。
一昨日(→9月9日公表)の東京都の調査によると、(投与の2週間後に)95パーセントが回復した、と。
それで、まぁ、「初めてのことなんで、慎重に検討する」と、1か月前に、私たち、言われて。1か月が経って、25000人に投与して、副反応で亡くなった方はゼロ。ここまで、待っておりまして。
今日も、3ページ目、4ページ目。松田医師から、「抗体カクテル療法の在宅使用の一日でも早い導入をお願い申し上げます」という要望書も出ております。
いや、これね、あの、私たちもこだわってるのは、1か月前から、この議論してるんですよ。「様子を見たい」とおっしゃるから、1週間待ちました、2週間待ちました、1か月待ちました。25000人に使いました。「副反応が心配です」と言われたから、待ちました。副反応ゼロでした。命にかかわる副反応ゼロでした。じゃあ、これ、いつまで待つんですか。その間に、残念ながら、これが利用できてたら亡くなってなかった方が、亡くなってるんですよね。
そこは、それ、加藤官房長官も、先ほども言ったように、「状況を見て判断する」と。
いや、これ、さすがに、そろそろ、目処を示さない、と。受けられなくて亡くなっている方がいるし。今回の(8月の変死遺体のうちコロナ感染判明)250人の中でも、自宅で(抗体カクテル療法を)受けられたら、命救えた方、いるんじゃないかと思うんです。
そこは、せめて、そろそろ、(自宅使用許可の)目処をお示しいただけませんか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:18:42
お答え申し上げます。あのえぇ、確かに、ご指摘のとおり、あの、1か月以上前から、あぁ、ご指摘をいただいていたところでございますけれども。
まぁ、当初は、入院ということで、開始をさせていただいて、少しずつ、あの、臨時の医療施設ですとか、外来でも投与可能にしてきた、という状況でございますので。まぁ、今しばらく、あの、もう少し、様子を見させていただきたいな、と思っているところでございます。
一番心配しているのはですね、やっぱ、投与した後に、あの、例えば、あの、在宅でどこまで、こう、あの、フォローができるのか、というところかと思っているところでございます。
で、実際に、このお薬は、ご承知のとおり、その、(発症後)7日以内に「なるはや」で、あの、投与する、ということでございますので。必要な方には、一旦、まぁあの、臨時の医療施設なり、まぁ、外来なり、えぇ、体制の取れたところで、さっと投与していただいて、1日ぐらいは様子を見ていただいて、自宅で、あの、療養していただく、まぁ、こういう形が望ましいのかなと、えぇまぁ、思いますけれども。まぁ、ご指摘でもございますので、あの、踏まえて、えぇ、えぇ、検討してまいりたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:19:45
ほか、いかがでしょうか。あぁ、どうぞ、どうぞ。尾辻さん、どうぞ。はい。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:19:49
あ、すいません。衆議院議員の尾辻です。
この抗体カクテル療法なんですけど。例えば、大阪はですね、えぇ、宿泊療養の方に、1日20人やる、ということを決めたんですね。ところが、大阪の感染者数というのは、1日1000人を超えていますから、えぇ、こういう状況の中で、宿泊療養20人、どうやって選ぶのか、と。これ、保健所が選ぶ、っていうことになってるんですね。という形で、絶対量が全然足りていなくて。逆に、それがまた、保健所の現場に、「誰を、この限られた数、選ぶのか」という負担がかかっているんです。
あの、何度も聞いている、まぁ、25000人の方に、今、やった、というのは分かりましたけれど。「全体量として、1日何人の方に打てるキャパシティが、今、あるのか」、というようなことや、各、じゃあ、「今、感染が拡大してる緊急事態宣言下の自治体に、1日何人分、渡たせているのか」。こういった実態、もう少し、私たちに教えていただきたいんですけれども。いかがでしょう?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:21:01
えぇ、すいません。あの、本日、えぇ、関連の資料を持ち合わせておりませんが。えぇ、ご指摘いただいた内容で、あの、分かる範囲で、あの、情報提供できればというふうに思いますので。えぇ、持ち帰り検討ということで。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:21:16
え?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:21:16
持ち帰り検討ということで、お願いできればと思います。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:21:21
あの、何も、何も全体像は、今、示せるものがないんですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:21:26
えぇ、そうですね、あの、その、今、申し上げた、その、「25000人まで投与した」ということですとか、まぁ、これ、あのまぁ、メーカーさんからの報告ですけど、こういった投与によって「副作用がこのぐらい」とかいう情報ですとか、あとは、東京都さんが、あの、独自にやられてるような、この調査結果ですとか、そういった情報はあるんですけれども。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:21:35
うん。うん。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:21:47
「1日にどのくらいの数を配ってるのか」とか、そういったところは、あの、ちょっと、本日、あの、資料を持ち合わせておりませんので。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:21:52
うん。うん。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:21:54
はい。あの、持ち帰り、あの、どういう資料が出せるのか、検討さしていただきたい、というところでございます。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:21:56
うん。はい。はい。

【山井和則 衆議院議員】14:22:01
はい。どうも、ありがとうございました。
あの、これ、また、(閉会中審査)明日の(衆議院)厚労委員会、明後日の(参議院)厚労委員会でも、議論になるんじゃないかと思います。
それでは、次、あの、原口代行から、えぇ、ご質問いただいております、質問12ですね。えぇ、5月に厚生労働省は、えぇ、(新型コロナの診療手引きに)「ネーザルハイフロー」を追加した、と。人工呼吸器を使うような重症化を防ぐことや、患者や医療現場への負担軽減が期待されているため、導入する機関が増えている、と。これは、どの程度確保できているか。これ、お答えください。

【中村洋心 厚生労働省医政局地域医療計画課補佐】14:22:33
あ、はい。えぇ、お答え申し上げます。
えぇと、まず、ご質問のご趣旨の確認をさせていただきたいんですけれども。あの、こちら、えぇ、「ネーザルハイフロー」というのは、あの、治療法の、あの、1つで、えぇ、あると承知しているところでございますけれども。あの、こちらを、どの程度確保できているか、ということのご質問としましては、えぇ、これは、あの、ネーザルハイフローの治療をしているとこがどのくらいかとか、そういったご趣旨なので、よろしいでしょうか。えぇと、そちらについて、ちょっと、確認をさしていただきたいんですけれども。はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:23:10
これ、あの、加湿した酸素を、あの、非常に肺の中に直接入れて、そして、あの、人工呼吸まで行かないためのものですよね?
そういうことができる量、医療機関が、どれぐらいあるのか。あるいは、そういう、その療法の基となる、その、ネーザルハイフローの装置って言うんですか、そういったものがどれぐらい確保されているか、ということですね。

【中村洋心 厚生労働省医政局地域医療計画課補佐】14:23:37
はい。えぇ、分かりました。
えぇと、まず、その、ネーザルハイフロー、今、ご説明いただいたとおり、えぇその、機器によって、あの、加湿して酸素を鼻から投入する、というようなものでございまして。あの、こちらは、あの、人工呼吸器を用いて、えぇと、あのまぁ、行うことができる、えぇ、など、そういったものでございます。
で、えぇ、そういう観点からですね、あの、人工呼吸器が、じゃあ、全国でどのくらいあるのか、人工呼吸器がどのくらい医療機関で、えぇ、使われているのか、ということに関しましては、えぇあの、調査がございまして。
あの、今、あれですか、お手元には、資料、こちら、あの、ありますでしょうか。その、内閣官房のホームページから、あの、出した資料を提出させていただいたんですが。そちら、ありますかね。すいません。ちょっと、これは、資料の方が、ちょっと、配布されていなかったら、申し訳ないんですけど。あ。えぇと、こちらにですね、ちょっと、全国の、その、人工呼吸器の数が、あの、ちょっと、掲載されてまして。あ。申し訳ないです。あの、ちょっと配布ができていなかったようなんですけれども。ちょっと、すいません。あの、口頭で簡単に説明さしていただきますけれども。
あの、全国の医療機関の中で、えぇ、今、人工呼吸器は、えぇ、約30000台ほど、えぇ、全国の医療機関にございまして。で、そのうち、どのくらいが、今、使われていないのかということについても、あの、同時に、えぇ、把握していて。それが、約、今、12000台ほど、えぇ、使われていない、えぇ、ようなものが、えぇ、ございます。あの、「30000台のうち、12000台が使われてない」ということに関しては、まだ、その人工呼吸器を使う余裕は、ある程度あるのかな、と考えておりまして。
あと、また、その、ネーザルハイフローを実施する際には、こう、鼻に取り付けるような、えぇ、そういう備品などが必要になるんですけれども。あの、そういう備品が、今、医療機関から、えぇ、不足しているというようなお話は、えぇ、現在のところ、聞いておりません、えぇ、ので。まぁあの、ネーザルハイフローが行いたい時には、あの、ある程度、できる環境にはあるのかな、というように考えております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:25:55
ということは、感染爆発しても、あの、日本の医療機関は、ネーザルハイフローは滞りなくできる。これから冬に向けてですね、さっき、第6波、起こってはならないと思うけども。
えぇ、人工呼吸器を付ける、っていうのは、全く別の世界ですよね?人工呼吸器。人工呼吸をするということと、このネーザルハイフローは違いますよね?人工呼吸にまでいけば、たくさんの、患者の負荷もあるし、それから、えぇ、医療機関というか、医療への負荷もありますが。この考え方は正しいですか。

【堀岡伸彦 厚生労働省医政局経済課医療機器政策室長】14:26:34
あ、すいません。医療機器政策室長でございます。
えぇと、すいません。ちょっと正確にご説明しますと。
えぇと、人工呼吸器というと、こう、管に、挿管するというのが、多分、イメージだと思っていて。あの、先生おっしゃるとおり、挿管するのはすごい大変です。挿管すると、もう、もちろんあれなんで。できるだけ、先生おっしゃったとおり、まぁ、ネーザルハイフローっていうのは、そういう挿管をしないで、やる方式です。
で、えぇと、今、申し上げたとおり、その、そのやり方は、実は、人工呼吸器を、こう、加温加湿して、大量に酸素を入れるやり方と。まぁ、もちろん、専用の機器も一部あるんですけれども。あの、やり方で。えぇと、もちろん、人工呼吸器の全ての人工呼吸器が、ネーザルハイフローのモードが使用可能なわけじゃないんですが。えぇと、今、大量に空いていて、少なくとも、えぇと、何て言うんでしょうか、そういう対応能力はありそうだ、というお話をさしていただいた。
ただし、ネーザルハイフローは、えぇ、私も、昨日、現場の医師に何人か、これに、あの、お話いくということで、聞いたんですけれども。実際やっている(医師に)。なかなか、その、結構、飛沫が飛ぶことを恐れたりする、えぇ、医療機関も結構多いので、機器だけじゃないネックはあるかもしれませんが。
あの、そういう意味では、あの、何て言うんでしょう、現時点では、少なくとも「物」というものに関しては、ネックはあんまり無いのじゃないかな、というふうに考えております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:27:51
ということは、何て言うかな、あの、今、おっしゃるように、あの、鼻にあれ(装着)して挿管するんじゃないから。

【堀岡伸彦 厚生労働省医政局経済課医療機器政策室長】14:26:57
そうです。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:27:57
口が開くんで、口から咳が出たり、飛沫が飛んだりとか。だから、やっぱりそこでもマスク。マスクをしてもらわなきゃいけないんですよね。患者さんに。

【堀岡伸彦 厚生労働省医政局経済課医療機器政策室長】14:28:06
あの、大分、現場では、結構、それの危機感はある、というふうに、あの、昨日聞いたドクターからは聞いております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:28:11
ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:28:12
はい。どうも、ありがとうございます。それ、非常に重要な問題です。
また、あの、次の議題に移らしていただきます。
(質問項目)4、5ですね。小学校休業助成金について。
これは転載不可ということで、えぇ、「小学校休業助成金の個人申請を求める親の会」の沖田さんからのメール。様々な大企業では申請できない。また、事業主に、えぇ、事前に了解を取るのが取れなくて、大部分の方が実際には個人申請できない、という。もう本当に、涙、涙の大変な実情が書いてあります。
そんな中で、私たちは、まぁ、大企業も申請できるように、また、個人申請の時に休業支援金と同様に、えぇ、単独で個人申請ができて、後で、えぇ、事業主の休業の確認を労働局やってくれるように、ということを要望しております。
まぁ、ここに、回答、きておりますが。
田島さんから一言、ご発言を。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】14:29:05
あぁ、すみません。はい。参議院議員の田島です。あの、現場で本当に奮闘される役所の皆さんに敬意を表したいと思うんですが。
あの、この小学校休業等対応助成金の個人申請っていうのは、本当に大きな論点だと思います。
で、ちょっと皆さんにお聞きしたいんですけれども。前回(9月7日・第2回ヒアリング)、原口さんが、「これ、何が問題になってるんですか。条文を教えてください。それ、法改正すればいいんじゃないですか」っていうふうに、おっしゃっていて。まぁ、それが、雇用保険臨時特例法4条だっていうふうに伺ったんですが。
この雇用保険という枠組みで、この問題を対処しようと思うところに、ものすごく、今、目詰まりを起こしてるんじゃないかと、私は思うんですね。雇われてる者と、雇っている者だけの二元論では、今、このフリーランスの方々のような、方々を、やっぱり救っていくことはできないと思うんです。
で、この雇用保険の枠組みではなくて、例えば、福祉的な措置として、一般財源を使って、こうした「休業になってしまった親ごさんたちを救っていく」っていう、「休校になってしまった子どもたちや親ごさんを救っていく」っていう制度を作っていくことは可能なんでしょうか。
ちょっと、その点について、伺いたいと思います。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:30:23
あ、すいません。えぇ、雇均局職業生活両立課でございます。
えぇ、ちょっと、今の、あの、ご質問、あの、非常に、あのえぇ、幅の広い、えぇ、問いかけだと思いますので、ちょっと、今すぐ、あの、お答えできることではないんですけれども。
まぁ、我々としては、あのまぁ、一刻も早く、あの、支援を必要とする、あの、方々に、あの、お届けをできるように、あのまぁ、前回やったスキームをまた復活させて、あのまぁ、あの、やったことのあるスキームですので、全く新しいスキームを、あのまぁ、作るよりは早くお届けできるのではないかな、というふうには思っておりますが。あの、そういうことで、あの、今、あの、早く再開できるように、あの、一生懸命、検討をしているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:31:10
これね。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:31:11
はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:31:11
今、田島さんがおっしゃったのは、すごく大事なことで。
危機において、危機において、この雇用保険が想定してない危機が起きている。この危機を「税で救う」という、普通は、考え方を取るんですよ、国家は。だって、雇用保険は、この新型コロナウイルスを想定してないでしょう?で、想定していない上に、この感染爆発で、えぇ、暮らしと雇用を奪われる人たちがいるとしたら、それを保険の中だけでやるっていうのはおかしな話だ、と。
これ、私たちが財政を考えるときの基本原則を、今、田島さんがおっしゃったんですよ。「危機の時は税を投入する」と。そのことを、ぜひ、あの、上の方でも議論していただけませんか。
そうしないから、従来の仕組みでね、今、おっしゃるように、早く行くかも分からないけども。しかし、絶対に届かない人たちがいるっていうのは、この1年8か月で、私たち、嫌というほど見ているわけです。
つまり、危機管理における、その、税の投入の原則を間違ってる、と。田島さんがおっしゃるような形に変えてほしいと思うし。私たち、国会が開かれれば、法案を作り直してでもいい、と思ってるんで。よろしくお願いします。はい。

【山井和則 衆議院議員】14:32:24
あ、はい。田島さん、どうぞ。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】14:32:25
えぇ、何か、あの、あります?ご意見。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:32:28
あ、あの、あの。(手を差し出す)

【田島麻衣子 参議院議員】14:32:29
いいですか。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:32:30
はい。

【田島麻衣子 参議院議員】14:32:30
あの、私も、本当に政治的な意思と力で、福祉的な措置として一般財源を使って、本当に、あの、助けていくってことはできると思うんですね。
で、もしスピードっていうことが問題であるならば、なぜ、今になっても、その詳細を明らかにできていないのか、っていう疑問が生じますし。
あの、本当に、あの、これは政治の意思で、こう、しっかりと変えていける分野の1つであるなぁ、っていうのは思っていて。国会が閉じられているのは、あの、残念に思ってます。

【畑野君枝 衆議院議員】14:32:55
(質問が)あります。

【山井和則 衆議院議員】14:32:56
はい。畑野さん、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:32:57
はい。えぇと、今のに関連してなんですけど。あの、今日、えぇ、資料が、あの、出されている、沖田さんからの「親の会」の資料ですけど。

【(出席議員)】14:33:06
(マイクの)音が入ってない。

【畑野君枝 衆議院議員】14:33:07
あ、(マイク)入ってない?

【山井和則 衆議院議員】14:33:08
この、沖田さんのね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:33:13
あ、あの、今日、配られている「親の会」の、えぇ、資料の中でも、たくさんですね、訴えがあるので、ぜひ、これを、あの、目を通していただいて、改善方図っていただきたいと思うんですね。
あの、2人だけ紹介すると。
5ページのところの中ほどのところで。あの、「できる限り、会社を通さずとも申請できる給与保障の仕組みを作ってほしい」と。この方は、もう本当、心身の状況悪くなって、退職せざるを得ない状況になってしまった、って話や。
あの、分かりやすいのは、6ページ目の最後のとこですけど。あの、「今まで4回くらい会社に『(助成金を)使ってほしい』と相談したけれども、使ってもらえず、相談窓口に相談した際に『会社に名前を言う』と言われて、言いにくい雰囲気が会社にあり、今も働いているので、攻撃をされたくなかったので、止めました。使えず、有給はなくなり、給料が減るだけでした」ってことなんですね。
これ、実際、やってみての結果ですから。こういうことが再び起こらないように、しっかりやっていただきたいと思うんですが。いかがですか。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:34:11
はい。あの、えぇまぁ、労働者の方のお名前、えぇまぁ、あの、匿名で、なるべくやっていくような形で、あの、運用していきたいな、というふうには思っております。

【畑野君枝 衆議院議員】14:34:23
いや、だから、そういう問題じゃなくって。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:34:24
はい。えぇ、えぇ。はい。

【畑野君枝 衆議院議員】14:34:25
えぇ。あの、会社にそういうことをお願いするんじゃなくて。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:34:27
はい。えぇ、えぇ。えぇ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:34:28
しなくても済むように、直接、労働者が申請してできるようにしてほしい、ってことが、えぇ、両方に共通することですので。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:34:33
はい。あ、はい。はい。あ、はい。あの、ご指摘、あのえぇ、あのえぇ、受け止めまして。あの、今、あのえぇ、再開に向けて、あの、検討しておりますので、あの、そこの点についても、あの、考えていきたいな、というふうに思っております。

【畑野君枝 衆議院議員】14:34:46
うん。ぜひ、お願いします

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:34:52
はい。ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:34:53
じゃあ、川内さん、どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】14:34:55
あ、あの、すいません。あの、基本的なことを、ちょっと教えていただきたいんですけども。この小学校休業等対応助成金、あの、「再開する」という言葉を使われてらっしゃるんですが。
あの、去年からですね、あの、どのくらいの予算規模でおやりになってらっしゃるのか。そして、えぇ、執行額がいくらであったのか。
で、再開されるにあたっての予算規模がいくらか。
そして、また、あの、その財源ですね。雇用保険のみ、えぇ、なのか、ということを教えていただいてよろしいですか。一般財源があるのか、ないのか。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:35:44
えぇと、小学校休業等対応助成金の、あのえぇ、実績ですけれども。あの。(えぇと、じゃあ、あれかな。)えぇと、今、約、あの、支給決定件数は、あの、16万、えぇ、2千件(162000件)余りというところでございます。あの、ただ、これ、まだ、あのえぇ、数字、締めているわけではないので、まぁ、少し、まだ動きはございます。で。

【川内博史 衆議院議員】14:36:08
金額は?

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:36:10
えぇ、金額については、えぇ、今、約600億円というところ、支給金額ですね。です。

【川内博史 衆議院議員】14:36:18
で。で、予算は?

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:36:19
で、あのえぇ、すいません。ちょっと、予算、今、持ってませんですけれども。
で、今後については、あの、ちょっと、今、検討中でございますので。はい。ちょっと、今、この場では、ちょっと、お答えはできませんが。

【川内博史 衆議院議員】14:36:30
いや、あの、ご担当としてね、えぇ、去年、その予算額がどのくらいだったのかっていうのは、覚えてらっしゃると思うんですけど。ちょっと、教えてもらいたいんですけど。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:36:58
(隣の職員の示す資料を確認)はい。あ、すいません。えぇとですね、予算額ですけれども。えぇ、えぇ、1719億ということでございます。はい。

【川内博史 衆議院議員】14:37:08
うん。で、あのえぇ、あれでしょう?あのえぇ、3月で決算して、あの、1100、1200億ぐらいは、あの、繰り越してるわけでらっしゃるわけですよね?おそらくね?

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:28
はい。えぇ。あ、あの、繰り越しています。

【川内博史 衆議院議員】14:37:29
はい。ねぇ。はい。
で、あの、それ、財源は、雇用保険だけですか。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:36
えぇと、今後のところは、その、まだ、あの、詰めてませんが。

【川内博史 衆議院議員】14:37:38
いや、「今後のところは」じゃなくて。去年。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:39
あの、ここの部分ですか。

【川内博史 衆議院議員】14:37:40
はい。はい。

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:42
えぇとですね、ここは、あのえぇ、えぇとですね、いや、雇用(保険の財源)だけではないです。

【川内博史 衆議院議員】14:37:50
でしょう?

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:50
はい。

【川内博史 衆議院議員】14:37:50
一般財源、入ってるでしょう?

【古瀬陽子 厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長】14:37:51
えぇ。はい。一部、入っています。はい。

【川内博史 衆議院議員】14:37:52
あ、あぁ。だから、あの、制度を硬直的に考えるのではなくて、あのえぇ、その、「本当に必要な人のところに支援が行き渡るようにしますよ」と、おっしゃるのであれば、あの、必要な人のところに支援が行き渡るように、あの、制度設計をしていただく、と。柔軟に、えぇ、考えるということをしないとですね。あの、「雇用保険だから、駄目なんですよ」と言ってるけれど、でも、財源は、そうなってないわけですから。しかも、予算がいっぱい余ったわけですから。それは、制度設計がまずかった、っていうことなんですからね。あの、そういうところだと思うんですけれどもね。

【(出席議員)】14:38:32
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:38:36
はい。あの、また、これ、明日、明後日の(衆参の厚生労働)委員会で、詰めていただきたいと思います。
それでは、えぇ、時間に、ちょっと、あと22分ですので。次、ワクチンの話にいきたいと思います。あの、小学校休業支援金の担当者の方と、それと、ネーザルハイフローの担当者の方は、お帰りください。どうもありがとうございました。

【(出席者)】14:38:51
ありがとうございました。

【山井和則 衆議院議員】14:38:52
それで、6、7、8、9ですね。あぁ、あの。あ、そうですね。もう一緒にいきますか。6、7、8、9。
えぇ、結局、行動の規制緩和策が発表されたけれど、これは緊急事態宣言が出てても、規制緩和なのか。それとも、出てない場合に規制緩和をするという意味なのか。ここ、あの、尾身会長なども「意見を」とおっしゃってましたが、この件と。
あと、3回目の接種は、いつスタートするのか、とか。そういうこと、どれぐらい検討されてるのか。
また、何よりも、あの、地元からは、「希望するワクチンの量が国から供給されない」と、苦情が、自治体から殺到しております。希望する全国民が、2回目接種を終える目処はいつか。
それと、2回目接種を、ファイザーで2回した方が、ノババックスを3回目接種する可能性はあるのか。
以上について、お答えください。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:39:42
はい。えぇ、コロナ対策本部の参事官の高城でございます。
まず、6について、お答え申し上げたいと思います。
こちらの、あの、行動の規制緩和策につきましては、あの、コロナの対策本部の、あの、分科会の方で議論がなされていたと思いますので。こちらの方、基本的に、あの、内閣官房のコロナ対策室の方が、あの、音頭を取ってですね、進めている、検討を進めているところで、えぇ、ございますので。詳細は、あの、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策室にお尋ねいただきたいところでございますけれども。
まぁ、ご承知のように、あの、9月の9日に開催された(新型コロナウイルス感染症)対策本部で、えぇ、9月3日の(新型コロナウイルス感染症対策)分科会の考え方(「ワクチン接種が進む中で日常生活はどのように変わり得るのか?」)で、「ワクチンの接種状況を踏まえて、えぇ、緊急事態措置区域等における行動制限の縮小・見直しについて、えぇ、議論や技術実証を行い、具体化を進める」と、えぇまぁ、そういう方針が示されているものと承知しておりまして。まぁ、現時点で、何かすぐやる、ということではなしに、えぇ、これから、あの、その行動制限の縮小・見直しについて、えぇ、議論や実証検証が必要だ、その上で具体化を進めていく、という状況にあると承知しているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:40:55
え?これ、どちらですか。「緊急事態宣言が出てても、規制緩和する」っていうことか、「出てない場合に、規制緩和する」っていうことか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:41:03
はい。えぇ、こちらの方、すいません。詳細は、あの、と言うとおりなんですけれども。ここの文言でですね、「緊急事態」あ、「措置区域等における行動制限の縮小・見直し」ということでございますので。実際には、その、「緊急事態宣言が出ていても、あの、規制緩和ができるのか、できないのか、こういった見直しを行うべきではないか」と、こういう提案だ、というふうに承知しております。

【山井和則 衆議院議員】14:41:27
そしたら、ちょっと、一括で、ワクチンのことも、よろしくお願いいたします。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:41:35
(マイク確認)あ、あ。あ、あ。すいません。あの、厚生労働省予防接種室です。
えぇと、7番の、あの、「3回目の接種」につきましては、えぇと、「ワクチンの効果が、どの程度の期間、持続するのか」といった情報も踏まえつつ、その必要性ですとか、実施期間等について、検討を進めているところです。今後、あの、科学的知見を基に、審議会での議論を経て、早急に判断していく必要がある、と考えておりまして。近日中に審議会の方を開催したいと考えているところです。
あ。あと、ワクチンの確保につきましては、こちらの資料を、あの、ご提出させていただき、緑色の資料ですね、ご提出させていただいているかと思いますけれども。
来年分のワクチンとしましては、主に、2ページ目がございまして。モデルナ社のワクチンを5000万回分、で、ノババックス社のワクチンを1億5000万回分、すでに契約締結済みという状況というのと。あと、ファイザー社のワクチンにつきましては、えぇと、来年初頭から、1億2000万回分を確保するべく、今、協議を進めているところです。

【山井和則 衆議院議員】14:42:35
はい。

【稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:42:36
はい。続きまして、8番の、えぇと、ご質問についてお答えをさせていただきます。えぇ、 予防接種室でございます。
えぇとですね、あの、まずですね、あの、この件、あの、河野大臣の方でご担当いただいているものになりますけども。
まぁ、厚労省が把握している状況といたしましてはですね、あの、河野大臣からはですね、あの、10月10日までにですね、あの、ファイザー社製のワクチンを配る予定というのをお示しをさせていただいております。で、それにつきましては、大体、あの、1.7億回を超える分を、えぇと、トータルでお配りできる予定です、そこまでで。
それに加えまして、あの、モデルナ社のワクチンも、今、あの、お配りをさせていただいておりまして。あの、それが、あの、自治体のもの、えぇと、職域のもの、また、あの、自衛隊の接種会場のもの、ございまして。
えぇと、そういったものを、えぇ、考えますと、10月10日までにですね、あの、お配りできる量というのはですね、大体、あの、全国の対象人口、あの、12歳以上は、今、あの、ワクチンの接種の対象になっておりますので、その対象人口のおおよそ9割に上るワクチンを、まぁ、配分できる予定という状況でございます。
で、えぇと、あの、状況といたしましては、トータルで見るとそうなんですけれども。あの、それは、都道府県にお配りする量ということで。多分、自治体の中、あの、市町村ですね、そういったものの中で、ちょっと凸凹している部分がある、ということにつきましては、ちょっと、あの、都道府県の方に調整をお願いしたい、ということで、色々とお願いをさしていただいている状況でございます。
で、えぇと、希望する、えぇ、全国民が、えぇ、2回接種を終える目処、ということでございますけども。こちらにつきましては、えぇと、まぁ、菅総理からもお話はされてますけども、10月から11月の早いうち、ということで、えぇ、今、それを目指して頑張っているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:44:09
はい。いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:44:11
あ。あ、すいません。あの、9番目の方もよろしいでしょうか。

【山井和則 衆議院議員】14:44:14
はい。はいはい。はい。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:44:16
9番目については、あの、ファイザー社のワクチン2回接種した方が、3回目ノババックスということで、あの、異なるワクチンを接種することについての、あの、論点かとは思いますけれども。
えぇと、その、こう、いわゆる、その「交互接種」の安全性ですとか、免疫の効果につきましては、諸外国において様々な研究が進められているものと承知しております。
こちらにつきましても、審議会の議論を経て早急に判断していく必要があると考えておりまして。えぇと、近日に、あの、審議会の方を開催したいと考えております。

【山井和則 衆議院議員】14:44:46
はい。そしたら、一括して、いかがでしょうか。ワクチンのことで。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:44:48
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:44:49
はい、黒岩さん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:49
これ。

【山井和則 衆議院議員】14:44:49
あぁ、どうぞ、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:50
ワクチンを接種してる、その率の高い、例えば、8割の国で、また感染爆発が起きてる。で、これは一体、どこに原因があるのか。
あの、で、一体、何回。
その、逆にですね、何回、も接種できるものなのか。
さっきの「安全性」ってお話がありました。えぇあの、地元とか色んな所へ行くと、ワクチン接種に対する不安が非常に強いですね。そして、その、私の周りだけなのか分からないけど、ワクチン打って、あの、亡くなったとか。因果関係、分かりませんよ。ワクチンを打って、ご飯食べられなくなって、亡くなった、とか言う人に、想像以上に会うんですよ。だから、もうちょっと、その、安心の情報をですね。どれぐらいまで、できるのか。
で、何回も聞きますが。ワクチンは、まだ、「感染を予防する」っていうところは、厚労省は、あの、確定してませんね?重症化の(率)を減らす、ということだと思うんですが。その辺のところはどうなっているのか、教えていただいて、よろしいですか。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:45:58
えぇとですね、あの、3回目の接種に。えぇ、1回目、2回目を打って、その、あ、その後の、いわゆる「ブースター接種」につきましては、ファイザー社やモデルナ社におきましても、その安全性ですとか、あの、抗体価の変化などを評価するための臨床試験というものが、今、進められているところと承知してます。
まぁ、そういった情報を踏まえまして、まずは、その、3回目という点について、安全性があるのかどうか、そういったところを判断していきたいと考えてます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:46:23
つまり、今のところは、まだ確定したものはない、っていうことですね?

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:46:25
はい。はい。そのとおりです。

【山井和則 衆議院議員】14:46:27
はい。黒岩さん。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:46:28
えぇとね、今の、今のとこで、えぇと、確認なんですけど。その、今、メディアに出てくる、あの、あぁ、分科会のですね、小林教授とか、あの、ドクターじゃない方なんか、もう、ワクチンの効果で、あの、感染、「自分が感染させられるリスクも減る」、で、また、「相手に感染させるリスクも減る」っていうような表現が出てるんですけど。
あえて聞くけどね。これは、まだ確認されてない、ってことでいいんですよね?

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:46:55
あの、そういった、あの、データが出つつある、っていうのは、あの、承知しておりますけれども。それは、確定した、あの、完全に感染予防効果がある、っていうこと、こと、ものではない、と。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:04
ですよね。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:47:04
あ、えぇ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:04
だからね、CMだとね、だから、「あなたの大切な人を守るために」って出てるけど。これ、表現として間違いじゃないかと思うんですよね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:47:12
危ないよね。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:12
非常に危ないと思うんですよ。
あくまでも、我が身を守るためですよね?で、それも、「感染」でなくて。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:47:18
あの、主に確認されているのは、重症化予防効果ですので。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:21
うん。うん。これ、本当に徹底してくださいね。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:47:22
(頷く)

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:23
うん。
で、あと、これはね、なぞるようですけど、この8番の絡みで。あの、一時、ほら、板橋とか、あの、ワクチンの予約の停止なんかあったけど。今の説明だと、10月ぐらいになれば、これ、なくなるってことですね?少なくともね?

【稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:47:37
あ、そう、はい。えぇと、うーん。そうなるように、あの、ワクチンの方を送らせていただきたいと思っております。あの、実際に、予約を取られる方のご都合もあると思うので、ちょっと、我々から、あの、個別の地域について、こう、申し上げられませんけども。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:48
うんうん。分かりました。分かりました。うん。
だからね、今、おっしゃることがね、少なくとも貫徹できれば、あんなひどい状況ではなくなる可能性は高い、と。

【稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:47:52
はい。はい。ワクチン。はい。できるだけ送らせていただきたいとしております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:47:54
うんうん。うん。はい。分かりました。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:47:58
これ、ワクチン担当はですよ。あの、ワクチン担当の方、おられます?

【上田基仙・稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:48:01
(挙手)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:48:02
ワクチン担当大臣。4月にワクチンが足りなくなるっていうのは分かってて、あんなに自治体に「早くやれ」って言ってたんですか。ワクチンが十分に入ってこない、っていうのは、いつ分かったんですか。

【上田基仙・稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:48:16
(顔を見合わせる)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:48:18
まぁ、皆さんのレベルじゃね、答えにくいかも分かんないけど。
重大な、国民に対しての背信じゃないか、と。もし、4月の時点でこんな状態だ、っていうことが、分かって。いや、予測できるはずですね、自分で契約してるわけだから。そこはどうなんですか。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:48:36
そうですね。えぇと、あ、ワクチンにつきましては、ファイザー社のワクチンが9月までに1億7000万回分、で、モデルナの方が5000万回分、あの、輸入される、っていうような状況になっておりまして。まぁ、あのまぁ、トータルすると、2億2000万回分ということもあり、あの、そこについては、まぁ、「十分な量が確保できてる」っていう認識だったものと承知してます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:48:58
いや、でも、現にですよ、皆さんが、「打て、打て、打て」ってやって、そして、思いっきり急ブレーキ踏まれて、皆、前につんのめってる状態ですよね、今。
それは、予測してたんでしょう?だって、「いつ、何が、どれぐらい入るか」っていうのは、皆さんは、私たちに開示してないけど、分かってたはずですよね?
いや、あなたを責めてんじゃないですよ。私は、あの、「河野大臣が、極めて無責任だ」と思っている人たちから、たくさんメールをもらうもんですから。
そこは、どうなんですか。「いつ、どれぐらい入るか」ってのは、分からなかった?

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:49:37
えぇまぁ、あの。(隣の職員に声を掛けられて:そうですね。)ちょっと、あの、まぁあの、河野大臣室が担当してる、っていうところもありまして、あのまぁ、あの、確実なことは申し上げられないんですけれども。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:49:51
あぁ。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:49:52
まぁあの、第3四半期に、追加でですね、ファイザー社を5000万回、追加で購入、途中ですね、今年だと思いますけれども、追加で購入するなど、まぁあの、可能な限り確保していく、っていう取組は進めているところです。

【川内博史 衆議院議員】14:50:04
えぇ、あの、すいません。あの、9月末に、まぁ、大量に入ってくるわけですよね?
だから、まぁ、10月10日ぐらいには、各自治体に配られる、と。

【山井和則 衆議院議員】14:50:13
あぁ、そうか。

【川内博史 衆議院議員】14:50:16
で、河野大臣は、もう、4月の時点で足りなくなることは、自分は知ってたと思う。あの、おっしゃってますんでね(7月6日の記者会見で、6月末までのモデルナ社製ワクチンの供給量減の調整時期は「正確には覚えていませんけれども、ゴールデンウイーク前ぐらいかと思います」と回答)。あのまぁ、政府としても、分かってたんだろうと思うんですね。
で、契約上は9月末が、あの、契約なので、9月末にはおそらく大量に入ってくるんですね。で、それを各地方に配る、と。まぁ、そういうことだろうというふうに理解しますけど。
で、そこで、質問はですね、河野大臣が、この前、あの、テレビでですね、あの、ワクチンの有効期間を、自分が厚生労働省を押し倒して、押し倒して、7か月にしたから、あの、スムーズになったんだと、こうおっしゃったんですけど。押し倒されたんですか。ちょっと、押し倒されたのかどうか、ちょっと教えてください。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:51:01
ちょっと、ああいう言葉は、使うべきじゃないよ。河野君は。

【稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:51:05
すいません。多分、その、多分、おっしゃってるのは、有効期間の話ではないかと思うので。ちょっと、今、そこの担当が、すいません。今、ここにいないので、何とも申し上げられないんですけども。
あの、ワクチン自身はですね、あの、ファイザーのワクチンについてもですね、あの、7月までに、あの、えぇと、1億回をちょっと下回るぐらいだったと思いますけど、それぐらいの量を、えぇと、輸入されて、お配りをしております。で、それ以降もですね、順次、お配りをしているということなので。9月に一気に入って、一気に配るという状況ではない、ということだけは、ちょっと付け加えさせていただきます。

【川内博史 衆議院議員】14:51:36
いやいや。9月末に大量に入ってくることは間違いないでしょう?あの、均等には入ってきてないでしょう?そこは認めないと。だから、足りなくなってるわけですから。政府としてね、あの、説明されるにあたって。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:51:51
まぁあの、例えば、あの、ファイザー社ですと、その、6月までに約1億、1億回分。えぇ、で、7月から9月の間に、7000万回分ということで。まぁ、必ずしも、その、全て均等というわけではございませんでした。

【川内博史 衆議院議員】14:52:04
そうですよね。だから、9月末に、あの、その、7000万回分の、まぁ、相当量が9月末に入ってくる、と。のではないか、と。まぁ、こちらは、まぁあの、えぇまぁ、そういうふうに思うわけですけどね。
それから、そのえぇ、「厚生労働省を押し倒した」と、おっしゃったんで、河野大臣は。押し倒された認識があるんですか。「いやぁ、押し倒されちゃった」と。

【稲角嘉彦 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:52:32
まぁまぁ、すいません。何とも。ちょっと、担当外の部署なので、あの、お答えしにくいところではあるんですけども。申し訳ないです。

【山井和則 衆議院議員】14:52:39
あ、どうぞ。長妻さん。

【長妻 昭 衆議院議員】14:52:39
あのまぁ、さっきの黒岩さんの質問は重要だと思うんですけども。つまり、私も、これ、ワクチンがね、打ち始めの時、厚労委員会等で色々問題になって。例えば、「感染をさせられる」、あるいは、「感染をさせてしまう」。これについては、ワクチンは、効果は、まだエビデンスがない、と。今、それを防ぐですね。そういうふうにおっしゃって。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】14:53:09
(頷く)

【長妻 昭 衆議院議員】14:53:10
とすると、その、今、緩和の、行動緩和の議論がありますけれども。じゃあ、ワクチンを打ってる方も感染をして、無症状かもしれませんが、人にうつしてしまう、と。にもかかわらず、「ワクチンを打った方を、陰性証明の出たワクチンを打ってない方と、一緒にイベントに参加していいよ」という行動制限っていうのは、政府の公式見解からすると、矛盾してんじゃないかな、と思います。これ、えぇ、ぜひ検討していただきたいのと。
あと、もう1つ。原口さんも触れた、あの、副反応で亡くなる方が多いという印象がある、っていうことなんですが。まぁ、確かに、あの、相当数の人数があるんで。まぁ、実際、その、ただ、かなり全人口に打つ、っていうか、16、あのえぇ、年齢以上の方にですね。だから、ちょっと、ぜひ、データとして出していただきたいのは。次回でもいいんですけども。健康な方で、何も基礎疾患もなくて、突然亡くなってしまう、と。それは、毎日、それは、ある程度の人数はいらっしゃるんじゃないかな、と。私も詳しくないんですが。ですから、健康で、何にもご病気もないのに、突然病死してしまう、と。こういう方が、毎日、何人おられるのか。もし、その人数が、ある程度の人数で、それがワクチン接種と偶然重なったとか。まぁ、そういうことなら、何となく分かるんですが。そこら辺の人数をですね、ぜひ、次回、出して。そんなまぁ、私も、ちょっと素人なんで、多いのか少ないのか分かりませんが、どのぐらいの規模でいるのか。ぜひ出していただければと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:54:47
えぇ、そしたら、ちょっと。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:54:10
あぁ、あの、すいません。今のうちに1つだけ聞きたいんですけどね。
あの、(緊急事態)宣言の新基準、まぁ、解除基準って言ってもいいんですが。感染者数でいうと、えぇ、これは「前週より、えぇ、減少が2週間程度続く」とのことですけども。数的な、あのえぇ、コメントを、尾身会長は、「東京で言うと、えぇ、700人だ」って、コメントしましたよね。で、かたや、私、ちょっとメディアだと、えぇ、「10万人あたり」、今、「25人」。最終500人ですけども。「10万人あたり50人だ」って表記も見てます。こうなると、1000人なんですけども。この、量的な目安ってのは、今、どうなってるんですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:55:27
えぇ、緊急事態宣言の、その、新基準につきましては、まさに、あのえぇ、内閣官房のコロナ本部の方で検討をしておりますので、ちょっと、本日、情報を持ち合わせておりません。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:55:42
ただ、尾身さんが、「700人」って言葉を使いましたよね?間違いなく。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:55:45
まぁ、報道で、そのように、あの。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:55:47
いや、まぁ、映像で見たし。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:55:47
えぇ、えぇ、はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:55:48
あとは「10万人あたり50人」っていう、あの、表記も出てますよね?これ、事実ですよね?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:55:54
えぇと、すいません。ちょっと、私、あの、あの、ちょっと、報道の内容を詳細、ちょっと承知してません。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:55:58
うーん。分かりました。まぁ、これ、厚労委員会で、またね、確認することになると思います。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】14:56:00
はい。はい。はい。分かりました。はい。共有しておきます。はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:56:03
それと、あの、確認しておきますが。さっきの黒岩さんの(指摘した政府広報CM)、「あなたの大切な人の命を守る」って、その、感染に引っ掛けて、(ワクチン接種に)感染予防効果があるかのような、えぇ、ことは、やっぱり、これ、絶対やめるべきだと思います。危険だし。
だから、さっき冒頭、伺いましたけど。シンガポールとか、あの、予防接種が8割いってる国で、感染爆発、感染の非常な拡大を招いてる、っていうことで。
国民にミスリードするような、あの、CF?は。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:56:36
うん。流れてんですね、ガンガン流れてんですよ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:56:37
ガンガン流れてるっていうのは、非常に危険ですよね。それは、本当に信じちゃいますから。よろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】14:56:47
はい。よろしくお願いします。
えぇ、それでは、あの、残り時間わずかですので、残り3つ(質問項目11、13、15)。ちょっと、廊下におられる方も、おられるかもしれませんが。文科省、厚労省の、えぇ、生活困窮者支援金。そして、このワクチンの契約書について、一括して、あの、お答えをいただきたいと思います。
順番に言いますと、文科省さんは、今までから議論をしておりますが。
読売新聞の、一昨日(9月12日)の新聞ですかね、昨日の朝刊かな。今日の配布資料13ページ。つまり、小学校では、小学生に簡易キットを使うことに関して、検査で陽性が出た場合に、混乱するのは明白。児童を預かる立場としては、校内で検査はできない。広島県の小学校校長、複数の教育委員会は、「学校がリスクを負ってまで検査する必要ない」ということで、やらない、と。
また、私の、えぇ、地元の宇治市でも、えぇ、医師会から要望がありまして、22ページ。宇治市としては、「この検査キットは学校では使わない」というふうなことを決めてる。
このことについて、まぁ、こういう苦情が多いわけですから、子どもに使わない方がいいのではないか、ということ。
それと、えぇ、困窮者支援金が、想定の1割しか利用してないので、「100万円の預貯金の資産要件」や「ハローワークへの相談という求職要件」を外すべきではないか。
それと、13番。川内議員から、(質問)きております、このえぇ、(ワクチンの製造・販売業者との)秘密保持契約について。
この3つ。順番に、文科省、厚労省、ワクチンと、あの、お答えください。

【三木忠一 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長】14:58:17
文部科学省でございます。資料もお配りさしていただいておりますけれども。
えぇ、児童生徒につきましては、登校後ですね、調子が悪くなった場合は、すぐに帰宅させ、医療機関の受診を指導するという原則を徹底する、と。その上で、直ちに医療機関を受診できない場合に限るなど、補完的な対応として使用することを考えて、えぇ、ございます。あの、児童生徒の検査にあたっては、発達状況なども考慮するようにお願いをしてるところでございます。
あの、国で、一律、全ての学校でですね、「これをやるように」ということを課すことを意図してお配りしているわけではございませんので。今、先生、お話ありましたように、地域の医療機関とのですね、連携に、あの、状況に応じて、えぇ、ご使用にならない選択をされるところも出てくるのではないかな、というふうに思いますけれども。そのような考え方で配布をさしていただいてるところでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:59:25
困窮者について。

【唐木啓介 厚生労働省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室長】14:59:32
あ、失礼しました。えぇと、あの、厚生労働省困窮室長でございます。
えぇと、自立支援金についてという、あの、えぇと、資料をお配りしております。
で、こちら、自立支援金につきましては、えぇ、社協(社会福祉協議会)がやっております緊急小口資金等の特例貸付の、その再貸付を、えぇと、受け終わったり、また、あの、申請が不受理になったり、というような方々のために、えぇと、あ、あの、えぇと、5月の末に発表して、7月から、あの、基本的には、あの、始まった制度になっております。
で、えぇ、そういう方に、えぇと、資料の中ほど、真ん中のとこに書いてますような、その「収入」や「資産」や「求職活動」の、えぇと、要件に適合した、そういう方に対して、「支給額」に書いてます、(単身世帯)6万円から(3人以上世帯)10万円というのを、世帯類型に応じて、支給期間3か月に渡りまして、えぇと、支給するという、そういったものでございます。
で、えぇと、こちらの支給決定件数については、次のページとその次のページに、えぇと、7月末時点での申請決定件数をお出ししておりまして。えぇと、3ページ目の下のところにございますけれども。えぇと、全国での、えぇと、7月末時点での申請件数が、えぇと、38366件。で、うち支給決定件数が、えぇと、19595件というふうになっております。
で、えぇと、こちらの、えぇと、決定件数なんですけれども。えぇと、えぇ、要件に適合しなかった方というのも、中には含まれますけれども。えぇと、申請だけ、えぇと、行って、まだ、その審査中で決定が、その、7月中にできなかった、というような方も、えぇと、相当程度含まれているというような、そういう状況でございます。
で、えぇと、8月末の、あの、状況について、あの、今、あの、自治体からデータをいただいて、あの、集計をしておりまして。あの、そちらの方で、えぇまぁ、申請決定は、あのまぁ、伸びているものとは、あの、考えておりますけれども。
そういう状況を見ながらですね、えぇと、あのえぇ、こちらの方に、あの、いただいておりますような、あの、資産要件、えぇと、求職活動要件の見直しというような、あの、ご提案も、あの、含めまして、あの、どういう対応が適切なのかということを、あの、検討していきたい、というふうに思っております。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】15:01:39
川内議員の(質問)、いかがでしょう。秘密保持契約については。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:01:41
えぇと、秘密保持契約につきましては、あの、大変申し訳ないんですけども、あの、秘密保持契約の内容自体もですね、あの、秘密保持契約における秘密保持の対象に含まれているというところがございまして、公表できないということで、ご理解いただければ、と思います。

【(出席議員)】15:01:51
えぇ?そんなこと。
仕方ないね。

【黒岩宇洋 衆議院議員】15:01:54
秘密保持の秘密?人民のための?うーん。

【畑野君枝 衆議院議員】15:01:58
えぇ?何、これ?

【山井和則 衆議院議員】15:01:59
そしたら、ご質問、ご意見、いかがでしょうか。はい。

【川内博史 衆議院議員】15:02:00
はい。

【山井和則 衆議院議員】15:02:01
はい。はい。どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】15:02:02
いや、今、ギャグですよね?今、おっしゃられたのは。秘密保持契約書のことも、秘密保持契約の対象である、と。
じゃあ、そのことを書いた紙がなければならないですよね?秘密保持契約書も秘密である、と。何一つ、あの、明かせないのだ、ということをですね、両者で約した文書があるはずですから。秘密保持契約書の秘密性を約した文書の開示を求めます。いいですか。
あの、で、ですね、(総務省所管の情報公開・個人情報保護審査会設置法に基づく)「情報公開・個人情報保護審査会」に確認していただきたいんですけど。
行政文書が存在する場合ですね、あの、不存在であれば、「非開示」っていうことで、「何も出さない」っていうことはできますけど。行政文書が存在する場合は、全部秘密なんだったら、全部黒塗りにして出さなきゃ駄目なんですよ。全部黒塗りにして。文書は存在するわけですから。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:02
・・・・。

【川内博史 衆議院議員】15:03:07
あの、それ、確認していただいてですね。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:07
はい。はい。

【川内博史 衆議院議員】15:03:10
あの、全部黒塗りでいいから、出してくださいよ。全部塗って。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:16
はい。えぇと、はい。えぇと、あ、うーん。まぁあの、「文書自体がない」っていうわけではございませんので。はい。

【川内博史 衆議院議員】15:03:21
うん。だから、全部、塗って出せばいいんですよ。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:26
まぁあの、ちょっと、あの、検討を。

【川内博史 衆議院議員】15:03:26
「厚生労働大臣」っていうところだけ、開ければいいんですよ。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:29
あの、その点については、えぇ、検討させていただきます。

【川内博史 衆議院議員】15:03:30
それ以外は、全部秘密だってことじゃないの?

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:32
はい。

【川内博史 衆議院議員】15:03:33
うん。だから、そこだけ開けて。あと、全部黒塗りにして出せばいいから。

【上田基仙 厚生労働省健康局予防接種室長補佐】15:03:39
はい。あの、あの、検討をさせていただきます。

【川内博史 衆議院議員】15:03:41
うん。

【山井和則 衆議院議員】15:03:42
そのほか、いかがでしょうか。
あのまぁ、まだまだ議論したいことはたくさんありますが、明日(9月15日・衆議院)、明後日(9月16日・参議院)が、厚生労働委員会(閉会中審査)ですので、そちらで、あの、足らざるところを補っていただければと思います。
長時間、本当にありがとうございました。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:03:53
ありがとうございました。


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