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2021年6月18日(金)13:00~ 第20回 ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム ヒアリング 文字起こし記録

内容:ワクチン接種の進捗状況などについて、厚生労働省、総務省、防衛省、内閣官房(コロナ対策室、オリパラ事務局)よりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年6月18日 第20回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/688166882
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年6月18日 第20回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=QBDRBhwLaYQ
(3)YouTube石垣のりこ
2021年6月18日 第20回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=-lqcgaiRQLk
(4)YouTube Movie Iwj
IWJ(INDEPENDENT WEB JOURNAL)
2021年6月18日 第20回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=2ekd_KuYaV4

2 配布資料
https://www.dropbox.com/sh/o2b3mivtu003tsg/AAB3bb8dVWoQbBOladXnfHV1a?dl=0

(以下、★印は、本ヒアリング内で参照あり。)
<参照1>
日本記者クラブ (2021年06月18日 18:00 〜 19:00 オンライン開催)
五輪開催に関する医療専門家による記者会見
https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/35929/report
★「オリパラ開催に伴う感染拡大リスクに関する提言」
(2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う新型コロナウイルス感染拡大リスクに関する提言 2021 年 6 月 18 日)
https://www.jnpc.or.jp/files/2021/06/7140593d-5538-4b53-8359-a016c21cd37d.pdf

<参照2>
厚生労働省サイト 
都道府県の医療提供体制等の状況(医療提供体制等の負荷・感染の状況)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html
★2021年3月12日更新(※3月19日差し替え)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000756245.pdf
★2021年6月11日更新(※6月18日差し替え)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000795054.pdf

<参照3>
厚生労働省サイト
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第31回~)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html
第39回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月16日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html#h2_free12
★資料3-2 鈴木先生提出資料(うち48~74頁が「緊急事態宣言、ワクチン展開、オリンピック、デルタ変異株などにもとづく6~9月東京における流行プロジェクション」)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000793713.pdf
★資料4 新型コロナウイルス感染症(変異株)への対応等
  https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000793728.pdf

<参照4>
東京新聞 TOKYO Web
「2度目の緊急事態」越える感染者数でも宣言解除 「観客入り」五輪に突き進む菅政権(2021年6月18日 06時00分)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/111215

<参照5>
特定非営利活動法人Tansa
「開催中の中止」にまで言及した迷走の五輪組織委 パートナー企業は驚愕 (2021年05月28日18時20分)
https://tansajp.org/investigativejournal/8318/
「観客はスポンサー優先でいいのか」「納得感必要」、衆院厚労委でTansaの記事取り上げ審議 (2021年06月09日15時52分)
https://tansajp.org/investigativejournal/8331/

<参照6>
首相官邸サイト 「令和3年6月17日 菅内閣総理大臣記者会見」
http://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0617kaiken.html

<参照7>
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局「地方創生」
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/index.html
地方創生臨時交付金における「協力要請推進枠」について
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/pdf/20210412_gaiyou.pdf
令和3年6月17日付事務連絡(協力金支給事務の迅速化に向けた取扱いの変更等について)
https://www.chisou.go.jp/tiiki/rinjikoufukin/pdf/20210617_jimurenraku2.pdf

第20回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング 質問項目

 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、オリパラ事務局に。海外からのマスコミなどの五輪関係マスコミなどについて、今日までの入国は何人で、ゼロ日隔離など、入国あとの隔離日数の統計を配布して説明下さい。また、その際に、このような場合なら、ゼロ日隔離は可能と示した模範解答も配布してご説明下さい。
2、厚労省に。東京の3月の緊急事態宣言の解除決定の日と、今回、解除決定した昨日の新規感染者や病床使用率などのステージを判断する指標をそれぞれ資料配布して、どちらがより状況は厳しいか説明して下さい。
3、内閣官房、オリパラ事務局に。菅首相は、国民の安全安心が脅かされるなら、当然、五輪はやらない、と発言され、また、西村大臣は昨日、大会期間中でも感染拡大したら、緊急事態宣言を出すと発言された。ついては、五輪前や五輪中に緊急事態宣言が出た場合、日本政府やJOCは、五輪の延期や中止をIOCに要請する可能性はあるのですか。全くないのですか。
4、内閣官房、オリパラ事務局に。昨年、安倍総理やJOCがIOCに延期を要請し、1年延期になった。ついては、昨年より厳しい緊急事態宣言が出た場合、今年も菅首相やJOCが要請すれば、延期や中止の可能性はありますか。それとも現時点では、感染爆発が起こり、緊急事態宣言が出て、医療がひっ迫しても、五輪が延期、中止になる可能性はゼロですか。
5、内閣官房、オリパラ事務局に。大規模スポーツイベントの観客は上限1万人と決まったことに対し、尾身会長などは、1万人上限は、五輪観客上限とは無関係、と発言されました。ついては、政府は、五輪観客上限は、このスポーツイベント上限1万人と無関係に21日に判断しますか。それとも1万人に準じ、1万人を参考に判断しますか。
6、内閣官房、オリパラ事務局に。菅総理は、いつも、専門家の意見を聞いて判断する、と言っておられます。ついては、今日、尾身会長が提言を発表されますが、今までの菅首相の発言からすれば、当然、専門家の意見を尊重すると思いますが、政府は、この尾身会長の提言を尊重しますか。尊重するとは言えませんか。
7、内閣官房に。尾身会長の提言には、五輪開催の可否についての提言は、含まれない。ついては、五輪開催の可否について、今まで、菅首相が正式に専門家からヒアリングや議論をしたことはありますか。あるなら、いつどこでしたのか議事概要と参加者を資料を配布してご説明下さい。もし行ってないなら、五輪開催の可否について菅首相は、専門家の意見を正式にまだ聞いていないのですか。
8、厚労省、内閣官房に。東京都が発表した今後の感染者予測について、五輪の影響も含めて、資料を配布して、ご説明下さい。さらに、7月や8月に緊急事態宣言レベルになる可能性はありますか。
9、厚労省に。インド型、デルタ型変異ウイルスの現状と、今後の日本や東京での拡大予測と、イギリス型、アルファ型との感染力や重症化率、子どもの感染率などの比較資料を配布してご説明下さい。
10、厚労省に。ワクチン接種の加速により、今後、どのように感染拡大が抑えられるかの予測を資料を配布してご説明下さい。
11、内閣府に。飲食店への時短協力金が遅すぎ、支払いに苦しむお店が急増している。ついては、都道府県に加速化を指示すべきではないですか。そのために要件緩和など国の基準、規制をゆるめるべきではないですか。国として何ヶ月以内に協力金が支払われるべきと考えますか。支払い加速化の方策を、現行制度の概要を配布しながら、ご説明下さい。以上

【山井和則 衆議院議員】12:59:29

それでは、定刻になりましたので、始めさしていただきます。
それでは、まず、長妻座長からご挨拶していただきます。よろしくお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】12:59:40
えぇ、お疲れ様でございます。えぇ、今日もよろしくお願いをいたします。
まぁ、いよいよというか、来週というか、今度の日曜日で、えぇ、東京もですね、緊急事態宣言が解除になるということで。えぇ、これ、あの、諮問会議でも、相当、複数の委員の先生が、まぁ、「危ないんじゃないのか」というような声が上がったと聞いておりまして。えぇ、昨日も一昨日も、新規感染者、前週より増えておりますので、これ、リバウンドは間違いなくくる、と。なぜ解除をするのか、ということで。まぁ、私も都民の一人として、都民の皆さんも皆、不安に思っておられるんであります。
その中で、えぇ、押谷先生はじめですね、勇気ある方々、感染研の方も含めた研究結果が発表になりました。あれを政府がよく読んでいただければ、「これは、到底、オリンピックできない」という結論になるはずなんですが。まぁ、1万人のお客さんを入れる、っていうことも決まってしまいました。
その中で、気になる話が漏れ伝わってくるのは、まぁ、「1万人」という上限があるけれども、その枠とは別に「シニア・エグゼクティブ・パス」、これはカウントするんだ、と。これ、どういうことなのかな、ということで、えぇ、調べてみますと、超VIPの人はですね、「1万人」の枠の外で、えぇ、観客としてですね、えぇ、手当てするような、えぇ、情報がですね、えぇ、漏れてきておりまして。私も、真偽を確認したいな、と思いますけれども。本当に、スポンサーに相当、押されに押されて、えぇ、色んなことが決まっている、というような中身らしいんで。人の命とやっぱりお金を比べると、どうしてもお金の方を重視してしまう、と。こういうオリンピックの体質がですね、ここに現れてるんじゃないか、ということで。
ぜひ、まぁ、ワクチンの進捗、これも重要ですけれども、オリンピックで感染が拡大したら、元も子もありませんので。まぁ、皆さんの方でもですね、えぇ、進言を、中からも、していただければ、というふうに思います。今日もよろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】13:02:09
えぇ、それでは、今の長妻座長のお話にも従いまして、今日、配布資料の1ページ目と2ページ目ですね、11問の質問通告をさしていただいておりますので。
えぇ、まず、2から8までですね。今の「オリンピック、大丈夫か」ということを中心に、2から8まで一括して、えぇ、さらっと読み上げて回答をいただきたいと思います。
ついては、まぁ、ありがたいことに、えぇこの、ある程度のやつは、あの、この質問通告に基づいて、文書回答が来ておりますので。あの、一字一句読む必要はないですけれど、ちょっと、あの、端折ってもらって結構ですので。そのことも含めて、ご回答をいただければと思います。よろしくお願いいたします。2から8までお願いします。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:02:57
2から8。

【山井和則 衆議院議員】13:02:58
はい、はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:03:01
えぇ、厚生労働省のコロナ対策本部の参事官の高城でございます。えぇ、よろしくお願いいたします。
えぇ、すいません。では、2の方なんでございますけれども。東京、3月のあれ(緊急事態宣言解除決定の日)と、今回のと、(ステージの判断指標は)どうなのか、ということでございます。
ちょっとお配りした、ちょっと資料、こちらでございます。

【山井和則 衆議院議員】13:03:20
はいはい。はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:03:21
この、えぇ、資料がございますけれども。この青い、あのえぇ、「都道府県の医療提供体制(等の)状況」っていうやつで。これ、ちょっと、あの、間に合わなかったのか、3月の分しかなかったので。

【山井和則 衆議院議員】13:03:32
はいはい。はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:03:33
ちょっと3月(12日公表の3月9日)の分、ちょっと東京を見ていただきますと。まず、こういう、こう、病床のですね、あの、確保の状況、あ、使用率なんかを見ますと、これ、3月で解除した時点で、(全入院者・確保病床使用率)「26.8%」っていうのが、東京の、左から2つ目ぐらいにあります。

【山井和則 衆議院議員】13:03:45
はいはい。はい。はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:03:33
えぇ、あと、(重症患者・確保)病床使用率が「26.1%」ですとか、こういうのがございます。
で、こちらに相当する、あのえぇ、(6月11日公表の)6月の8日時点の数字(全入院者・確保病床使用率)というのが、えぇと、この(3月9日の)「26.8%」に対して「26.3%」になっております。

【山井和則 衆議院議員】13:04:11
はい。はい、はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:04:17
えぇと、それですね。えぇ、ですので、その、病床の部分からすれば、まぁ、ほぼ、その、数字だけで見ればですね、あの、そんなに大きな違いというのはないのかもしれませんけれども。

【山井和則 衆議院議員】13:04:31
はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:04:32
えぇまぁ、実際に、その、変異株の状況ですとか、全体の、その、感染者数の状況とかがございますので。どちらが、今、あの、どのくらい、その、厳しいのかというのは、なかなか、あの、評価が難しいのかな、と思っているところでございます。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:04:49
いやいや、これね、あの、真面目に答えていただきたいんですけど。
これ、20ページ、配布してますけれどね。いや、私たちは、難しいことを聞いてるんじゃないんですよ。数字を、3月に(緊急事態宣言を)解除した時と、今回、解除する時と、それぞれ、この20ページにありますように、「病床使用率(入院者数・重症者数)」、「10万人当たりの療養数」、「PCR陽性率」、「10万人当たりの新規報告者数」、「感染経路不明の割合」を、数字を言ってください、と言ってるだけなんですよ。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:05:18
あぁ、失礼しました。

【山井和則 衆議院議員】13:05:19
数字をちゃんと言ってください、真面目に。いや、これね、どちらが深刻な状況かというのは、これ、本当に重要な問題なんですから。「いや、どっちもどっちです」みたいなね、そんないい加減な話じゃ、これ、済まないんですよ。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:05:32
はい。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:05:44
数字を言ってもらえませんか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:05:47
あ、ちょっと、お待ちください。えぇ、すいません。こちらの数字は、あの、与えられている、こう、ものなんですけど。ちょっと、これは初見なので、えぇ、ございますが。数字を、そのまま、じゃあ、ちょっと、あの、あるものでいきますと。まぁ、こちら、えぇと、3月の9日の部分については、こうなってますね、と。あの、ご覧のとおりです、と。
で、本日、今日、持って来れなかった6月8日の部分から言いますと、「(入院医療)確保病床使用率」の部分が「26.3%」、それから、「(重症者用病床)確保病床使用率」の数字が「35.1%」。

【山井和則 衆議院議員】13:06:37
いやいや、これ。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:38
はい?

【山井和則 衆議院議員】13:06:38
ここに、6月8日は、配られてるんですよ。

【川内博史 衆議院議員】13:06:39
うん。6月分はありますよ。

【宮本 徹 衆議院議員】13:06:40
3月がない。

【川内博史 衆議院議員】13:06:41
3月のは?。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:41
ん?あ、3月。え?僕のところには、3月のが、置いてありますけれども。

【山井和則 衆議院議員】13:06:46
こっちは、6月だけ。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:48
うーん。何か、ちょっと、資料が、配布が、ちょっと。

【川内博史 衆議院議員】13:06:50
あぁ。同じものだと思っちゃったんだね。3月と6月(の資料)を。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:52
えぇ。

【川内博史 衆議院議員】13:06:54
そしたら、3月の分、ちょっとコピーしてまいりましょうか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:56
えぇ。

【山井和則 衆議院議員】13:06:56
すいません。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:06:57
あぁ、じゃあ、すいません。じゃあ、3月の横から申し上げましょうか。今、皆さん、6月の方が、一旦、あるんですね?

【山井和則 衆議院議員】13:07:01
はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:07:01
えぇと、すいません。じゃあ、あの、東京(の行の数値)です。
えぇ、人口が、「13921(千人)」。
で、その隣が、(全入院者・確保病床使用率)「26.8%」、その隣が(全入院者・確保想定病床使用率)「26.8%」、その隣が(重症患者・確保病床使用率)「26.1%」、その隣が(重症患者・確保想定病床使用率)「26.1%」。
その隣が、「19」、「療養者数(対人口10万人)」ですね。
えぇ、で、次が、えぇと、「G」の部分ですね、「陽性者数をPCR検査数で割ったもの」、これが「3.1%」。
それから、「感染の状況」というところで。えぇ、「直近1週間の陽性者数(対人口10万人)」というところが、これ、「13.73」。
で、その次の「⑤」の、あの、「I」の部分ですね、「直近1週間とその前1週間との比」、これが「1.01」。
えぇ、それから、「⑥」、あ、「J」の、「感染経路不明な者の割合」が「48.7%」。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:07:56
ちょっと、待って。確認しますよ。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:07:57
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:07:58
ちょっと、本当に申し訳ない。こっち、こちらに、あの、6月8日のしか無いんでね。6月8日、(入院医療・確保病床使用率)「26.3」ですけれど、6月8日は。そしたら、3月解除した時は「26.8」ということですね?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:10
そうです。

【山井和則 衆議院議員】13:08:11
そしたら、3月の時の方が高かった。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:13
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:08:14
それと、次。次の指標は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:16
次の指標は、あの、「C」ですね。

【山井和則 衆議院議員】13:08:19
はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:20
えぇと、「C」が「26.8」。

【山井和則 衆議院議員】13:08:22
それ、「C」というのは、何のことですか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:23
確保想定病床使用率。

【山井和則 衆議院議員】13:08:27
はい。使用率が?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:28
えぇと、「26.8%」。

【山井和則 衆議院議員】13:08:30
「26.8%」だったわけですから。
(注:3月と6月の表は、列のカテゴリが異なり、単に数値を順に並べた説明では、ずれてしまっている。「C」は3月9日の「全入院者・確保想定病床使用率」。ここで比較すべきは「D」の「重症患者・確保病床使用率」で、「26.1%」である)。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:32
えぇ。

【山井和則 衆議院議員】13:08:33
今は、(重症者用病床・確保病床使用率)「35.1(%)」ですから、今の方が遥かに高いわけですね。ひっ迫しているわけですね。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:36
そうですね。そう。はい、はい。

【山井和則 衆議院議員】13:08:39
今の方が、遥かにひっ迫してる。
はい。その次は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:42
えぇ、次は。

【山井和則 衆議院議員】13:08:43
「療養者数(対人口10万人)」。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:44
療養者数が、「26.1%」。
(注:ここで、「D」列「重症患者・確保病床使用率」の値を答えているが、3月9日の「療養者数(対人口10万人)」は、「F」の「19.0」が正しい。)

【山井和則 衆議院議員】13:08:46
「26.1」、が、今、「26.9」だから、今の方が、ひっ迫している。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:51
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:08:52
次、「PCR陽性率」は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:53
「PCR陽性率」は、えぇと、ちょっとお待ちくださいね。あ、「3.1%」。

【山井和則 衆議院議員】13:08:58
「3.1(%)」。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:08:59
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:08:59
で、今が「3(.0)%」だから、ほとんど一緒。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:02
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:09:03
それで、次の「新規陽性者数(対人口10万人)」、1週間、「最近1週間」は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:09
あ、これは、「13.73」でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:09:11
(3月7日までの1週間が)「13.73」だから、今が(6月10日までの1週間が)「19.70」だから、今の方が深刻ということですね。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:16
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:09:17
それで、感染経路不明の割合は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:18
えぇ、感染経路不明な割合、「48.7%」。

【山井和則 衆議院議員】13:09:21
(3月5日までの1週間が)「48.7%」だから、えぇと、今が(6月4日までの1週間が)「59.8(%)」だから、今の方が深刻ね。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:27
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:09:28
はい。それで、1週間前との比較(直近1週間とその前1週間の比)は?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:31
1週間前との比較が、えぇ、ちょっとお待ちくださいね。

【山井和則 衆議院議員】13:09:34
「1.01」?

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:34
「1.01」。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:09:35
「1.01」があれ(3月)だから、今の方が、(「0.82」なので、)まぁ、少ないと、まぁ、こういうことですね。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:40
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:09:40
まぁ、こう。まぁ、分かりました。まぁ、こういうことだって。
まぁ、先を急ぎましょう。そしたら、次も、どんどん答えていってください。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:09:47
はい。はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:09:48
あ、ちょっと待って。

【山井和則 衆議院議員】13:09:48
はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:09:49
今の、ちょっと、確認が。違うのが、あの、あれですね。「療養者数(対人口10万人)」が、今、現在が「26.9」ですよね。で、これが、あの、前回は「19」ですね、「19」。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:10:08
今年の3月のですかね?

【長妻 昭 衆議院議員】13:10:10
3月。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:10:11
えぇ、そうです。「19.0」です。

【長妻 昭 衆議院議員】13:10:12
さっき(説明の列がずれて)「26.1」って言ってたけど。

【山井和則 衆議院議員】13:10:13
あぁ、そうですか。はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:10:13
「19」。だから、(3月の方が)はるかに低いということ。

【山井和則 衆議院議員】13:10:14
そうですね。はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:10:22
あ、あの。

【山井和則 衆議院議員】13:10:23
はい。じゃあ、(質問項目)3番目、お願いします。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:10:33
あ、上から順番でございますけれども。

【山井和則 衆議院議員】13:10:34
はい、はい。はい。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:10:33
えぇと、3番目で、えぇ、(五輪の)延期、中止の要請等、あるいは、えぇ、4番目で、中止の可能性等、えぇ、ご質問いただいております。
あの、こちらにつきましては、あのまぁ、恐縮でございますけれども。大会のあり方は、まずは一義的には、大会を主催するIOC、IPC、組織委員会、東京都で、えぇ、まず議論していただくべきものというふうに考えておりますし。最終的に決定するのは、あの、いつも申し上げておりますように、最終的な決定は、IOCに集約されるというふうに理解はされておりますけれども。ただ、新型コロナウイルスの感染症の関係がございますので、これまで政府としても、感染症対策を含め、緊密に連携して取り組んできたところでございます。
あの、私どもとしてみましては、感染対策をしっかりと講じて、えぇ、かつ、安全安心な大会を実現すべく、準備を着実に進めてまいりたい、というふうに考えているところでございます。
それから、5番目でございますけれども。あの、「1万人上限」等々、あの、のお話でございますけれども。こちらの、まさに観客のあり方につきましては、えぇ、まさに、あの、6月中に開催される5者協議、これ、まだ日程決まっておりませんけれども。その場において、えぇ、決めるということで、合意をしておりますので。えぇ、そこにおいて、えぇ、最終的に決まるというふうに、えぇ、承知をしているところでございます。
えぇ、それから、6番目でございますが。専門家のご意見ということでございます。あの、直接のお答えには、あの、なりませんけれども。あの、事実関係といたしまして、尾身会長でございますけれども、あの、先ほど、今朝、えぇ、尾身会長が組織委員会の方に、あの、提言をお持ちした、ということは承知しております。
えぇ、組織員会においては、この提言の内容を関係者で共有しながら対応していく、というふうに、あの、発言しているというふうに承知しております。
えぇ、引き続き、安全安心な大会を実現するために、えぇ、様々な専門家の知見もいただきながら、緊密に連携しながら、対策を講じてまいりたい、と考えているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】13:12:25
(質問項目)7、8。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:12:30
はい。7?

【山井和則 衆議院議員】13:12:32
7、どこになるんですか。内閣官房?

【川内博史 衆議院議員】13:12:38
内閣官房に。内閣官房。

【山井和則 衆議院議員】13:12:41
内閣官房ですか。

【川内博史 衆議院議員】13:12:48
内閣官房ですよね?多分。

【坂口和家男 内閣官房内閣参事官】13:12:53
あ、あ、あ(マイク確認)。あ、申し、あ、あ。あ、あ。
えぇ、7番で。えぇと、尾身会長の提言と、菅総理がオリンピックの開催の可否について、えぇ、専門家からヒアリングや議論をしたことがありますか、というご質問です。
えぇ、この話は、承知をしてないということになります。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:13:18
えぇ?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:13:22
あの、オリ・パラ事務局でございますけども。オリ・パラ事務局といたしましては、先生、ご承知のとおり、あの、調整会議で専門家の方に入っていただいたところでございますし。えぇ、また、組織委員会においても、ラウンドテーブルにおいて、専門家のご助言をいただきながら、様々な、あの、専門家のご助言をいただきながら、準備をしてきたというところでございます。専門家の助言を受けながら、準備をしている、という状況でございます。

【川内博史 衆議院議員】13:13:46
いや、えぇ、質問は、五輪開催の可否について。

【山井和則 衆議院議員】13:13:49
そう。可否について。ラウンドテーブル、調整会議で、五輪開催の可否は、いつ議論したんですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:13:57
えぇ、私どもといたしましては、えぇ、「いかに安全安心な大会を開くのか」という観点から、専門家のご意見をいただきながら、えぇ、準備を進めてきているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】13:14:08
まぁまぁ、とにかく、8まで聞きましょう。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:14:11
はい。えぇ、8番でございます。これ、東京都が発表した感染者予測ということなんですけど。こちらの方、ちょっと私ども、あの、承知しておらないところではございますけれども。
えぇと、その、皆様のところにですね、あの、先日の、6月16日に、その、「(第)39回アドバイザリーボード」というところで、「緊急事態宣言、ワクチン展開云々に基づく東京における流行プロジェクション」と、こう、紙があります(配布資料:第39回アドバイザリーボード(令和3年6月16日)資料3-①抜粋「緊急事態宣言、ワクチン展開、オリンピック、デルタ変異株などにもとづく6~9月東京における流行プロジェクション」)。
これがありますので、これを簡単に、あの、ご説明、えぇ、いたします。まぁ、もう時間もあれだそうなので、あの、さっさといきます。
で、2ページ目が、まぁ、いわゆるシミュレーションのその要件名、要件などが書いてあります。3ページも。4ページ。で、ワクチンの効果なんか。で、オリンピックの、この、あれを、5ページなんかで、えぇ、色んな想定をしてるということで。
えぇ、それに基づいて、えぇ、感染者数がどのような形で推移するのかというのを、まぁ、例えば、7ページ。えぇ、これは、デルタ株、まぁ、インドから来たやつですけれども。これの影響がなく、緊急事態宣言を打たなかったというような場合の、そのえぇ、こう、試算ということになっております。縦軸が、あの、新規感染報告者数、えぇ、横軸が時系列ということで、6月から9月末までのものを、こう、表している、と。で、それぞれ、人流がどれだけ拡大するのかとか、まぁ、そういった想定で、色んな、こう、えぇ、試算が引っ張ってある、と。
で、おめくりいただくと、同様な要件で、まぁ、重症者数などが、えぇ、試算されているというものでございます。以下、色々な、その、条件でもって、あの、想定が、数ですとかが、重症者数の数がザーッと出ておりますが。
一番最後のページに総括が出ておりますので、こちらで説明、27ページ、書いておりますように。
えぇ、9月末までデルタ株影響がなく、えぇ、宣言解除後の人流増加、オリンピック期間中も含めて、15%程度に抑えることができれば、えぇ、再発令しなくても、回避できる可能性があるんではないかという、最も楽観的なシナリオから。
あとは、その、デルタ株の影響が小さい場合には、えぇまぁ、で、また、その、解除後の人流の増加っていうのを10%まで抑えられると、えぇ、られても、7月後半から8月前半には、えぇ、(緊急)事態宣言の再発令が必要となる可能性がある。
それから、あの、もっとも、そのえぇ、悲観的なものとしましては、デルタ株の影響が大きい場合っていうのは、えぇ、もっと早い段階から再発令が必要になるというようなことが示されているところで、えぇ、ございます。
で、具体的には、あの、次のポツ(・)ですとか、その次のポツ(・)にも書いてあるとおり、まぁ、色んな要素がございますので、えぇ、何とも言えないんでございますけれども。今回の、その、試算からは、えぇその、緊急事態宣言レベルになる可能性について、えぇ、指摘されているものというふうに認識しております。
以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:17:09
はい。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:17:10
で、それから、あの、9番目のインド型。

【山井和則 衆議院議員】13:17:10
いいです。いいです。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:17:13
はい?

【山井和則 衆議院議員】13:17:09
まずは、8までで、一旦、締めます。はい。はい。そしたら、ご意見いかがでしょうか。
そしたら、ちょっと、私から。今、あの、これ、27ページ、非常に重要なことをおっしゃったわけですね。つまり、デルタ株・インド株の影響が小さい場合でも、7月後半から8月前半に緊急事態宣言の再発令が必要となる可能性がある。これ、オリンピック、直撃じゃないですか。インド株の影響が少なくても。
それで、菅総理は「国民の安全安心が脅かされるなら、当然、オリンピックはやらない」って言ってるんですよね。これ、緊急事態宣言が発令される事態っていうのは、国民の安全安心が脅かされる事態ではないかと思うんですけれど。
ということは、これ、もし、私たちじゃなくて、この専門家の方々が試算している予想どおりになって、7月後半から8月前半に、緊急事態宣言が発令された場合は、オリンピックは中止か延期する可能性っていうのはあるのですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:18:31
えぇ、今、お示しいただいたシミュレーションでございますけれども。様々な仮定を置いて、えぇ、シミュレーションをした結果として、こういう形で結果が出てきているということは、あの、承知をしております。
えぇ、また、あの、本日、えぇえぇ、まぁあの、尾身会長の方から提言がなされているということも承知しております。
まぁ、こういったものも踏まえながら、いかに、あのまぁ、政府全体として、今、感染対策を講じているところでございますし、大会につきましては、いかに、あの、大会の中における、あの、感染を防止していくか、という観点から、今、必死に詰めの作業をしているというところでございまして。えぇ、まさに、その、あの、こういうご指摘を踏まえながら、しっかりと準備をしていきたい、というふうに考えてございます。

【山井和則 衆議院議員】13:19:11
あ、どうぞ、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:19:16
あの、えぇ、オリ・パラ事務局ですよね。私、ちょっと、ぜひ、公式見解をお伺いしたいと思うんですけども。
今も、この押谷先生はじめとするですね、研究の発表の成果があって、山井さんからも、肝の部分が紹介ありましたけれども。えぇ、これを見るとですね、えぇ、どんなシミュレーションであっても、重症者はですね、オリンピックでお客さんを入れた場合と、入れない場合で、重症者、増えるわけでありますし。ここのシミュレーションでは、さすがに武士の情けなのか、押谷先生は、オリンピックをやらない場合とやる場合の比較はしてないわけなんですが。まぁ、いずれにしても、やらない場合とやる場合でも、もちろん、重症者が増える。ということは、亡くなる方が増えるわけですね、オリンピックによって。
そうすると、増えるリスクが非常に高い。これは、もう、ここにおられる方、全員が合意することだと思うんですが。お亡くなりになるリスクがですね、オリンピックをやらない場合、あるいは、無観客の場合と比べてですね。
そうしたときに、その、命が失われるということと、それを上回るオリンピック開催の大義っていうのがなければですね、これはどう考えてもオリンピックやっちゃいけないと思うんですね。
その大義っていうのが、公式見解として、オリ・パラ事務局としてですね、「国家として、命がリスクにさらされる。でも、それを上回る大義がある」と。
で、私も、よく色々考えたんですが、あの、なかなか思いつかないんで。ひょっとすると、政府は、国際的な、これ、約束だから、1回延長しちゃってて、今度は延長するのも、まぁ、格好悪いんで、えぇ、「国際的な約束の中で、これは、命を犠牲にしたとしてもですね、日本の威信をかけて、日本の信用問題にも関わるんで、これはやるんだ」と。「やらなきゃいけないんだ」と。こういうような説明なのかな、と私は思うんですが。それにしても、それは通らないと思うんですけども。
一体、その、公式見解として、命を犠牲にするリスク、これがあるにも関わらずですね、オリンピックを強行するという、そのリスクを上回る大義っていうのを、ぜひ教えていただきたいと思います。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:21:38
ご質問ありがとうございます。
えぇ、今、まず、あの、シミュレーションの結果を踏まえた見解ということでございますけれども。あの、まさに、私どもといたしましては、えぇ、先日、出されました観客上限等の考え方を踏まえながら、いかに観客を安全安心な形で。

【長妻 昭 衆議院議員】13:22:00
いや、全部その話なの。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:22:01
はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:22:02
「安心安全でやるから」っていう話じゃ、それを聞いてんじゃなくて。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:22:05
はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:22:05
つまり、あなたも、その、重症者が増えて、えぇ、死者が増える、オリンピックをやるのとやらないのと、そのリスクが高いという、高まるっていうことは認めますよね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:22:17
まさに、あの、ご指摘いただいたとおり、この人流をいかに抑えていくのかという観点から。

【長妻 昭 衆議院議員】13:22:21
いやいや。いや、そう、そういうことじゃなくて。リスクの話。あの、抑えるのは、あの、そのとおりなんですけども。
つまり、オリンピックをやる場合とやらない場合で、亡くなる方が増えるリスクっていうのは、非常に高いと。
じゃあ、「高い」とは言わないで、「リスクがある」と。増えるリスクが。それは認めますよね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:22:44
あの、このシミュレーションの前提でございますけれども。人流が増えることによって、えぇ、そういう、色んな結果が出されている、ということでございますので。その、人流をいかに抑えていくのか、いかに、あの、感染を、リスクを減らしていくのか、という観点から、準備をさしていただいております。

【長妻 昭 衆議院議員】13:23:00
ということは、ちょっと、これ、また、私も考えを変えないといけないんですが。
ということは、オリ・パラ事務局は、オリンピックを開く場合と開かない場合で、全く感染者も増えずに、同じレベルに、えぇ、抑えることが可能だ、と。重症者も増えずに、死者も増えずに、やらない時と同じレベルに抑えることは可能だ、ということをおっしゃってる、ということでいいんですね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:23:31
あの、繰り返しになって、大変恐縮ではございますが。まず、人流が増える要因は、様々な要因ございます。その中に、当然、オリンピック入ってる、っていうことは、認識しております。
で、私どもといたしましては、その、人流なりをいかに抑えることができるのか、えぇ、また、えぇまぁ、あの、感染のリスクをどうやったら減らすことができるのか、ということを専門家のご意見をいただきながら、しっかりと準備を進めていきたいということで、準備をしているところでございます。

【長妻 昭 衆議院議員】13:23:55
いや、ゼロにできないですから。いや、リスク、ゼロにできないわけですからね。「減らす」って、今、おっしゃったんで。
だから、あの、亡くなる方が増えるリスクを上回る開催の大義っていうのは、一言で言うと、何なんですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:24:19
えぇ、これまで、えぇ、政府として申し上げてきた、あのまぁ、意義といったところでございますけれども。こちらにつきましては、えぇ、官房長官等が、あの、これまで述べさしていただいたとおり、オリンピック・パラリンピックにつきましては、4年に1度、今回、一度、1年開いておりますけれども、えぇ、世界のアスリートが一堂に会して、スポーツの力、これを日本、世界に発信する場ということ、そして、また、世界各国が団結をし、平和をつくっていくという、平和の尊さを示す場、等々の意義があるというふうに承知をしております。

【山井和則 衆議院議員】13:24:52
はい。川内さん、どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】13:24:53
はい。あの、オリ・パラ事務局の方に教えていただきたいんですけど。
丸川大臣は、あの、6月の末に、オリンピックの開催の可否を含めてですね、IOC、IPC、えぇ、組織委員会の皆さんと議論をすることになるということをですね、まぁ、「観客入れる・入れない」を含めてですね、開催の可否まで含めて、議論することになるというふうに、えぇ、ご答弁されてらっしゃるわけですけれども。
その際ですね、あの、参考としてですね、あのえぇ、この厚労省アドバイザリーボード作成資料は、これは、オリンピックを開催することを前提に、えぇ、シミュレーションが行われております。で、まぁあの、えぇ、最も楽観的なシミュレーションから、最も悲観的なシミュレーションまで、示されているわけですけれども。
その、6月末に、えぇ、議論される際にですね、このアドバイザリーボードのシミュレーション資料をですね、あの、議論の参考にすべきである、というふうに思うんですけれども。あのえぇ、その会議にご提出をいただけますでしょうかね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:26:16
あの、今、お示しいただいたシミュレーションというのも含めまして、様々な、あの、専門家の方々の、様々なシミュレーション、様々な結果、お示しになっておられるところでございます。
で、そういったものを踏まえまして、また、あの、これまでも、5者協議では、丸川大臣から、あの、日本の状況等も説明してきたことも事実でございます。そういった、この、ことを踏まえながら、まさに5者協議においては関係者が集まる場でございますので、適切に対応していくことになろうかと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:26:43
いや、まぁ、何も答えてもらえないんですけど、あの、あ。

【山井和則 衆議院議員】13:26:47
はい。どうぞ、どうぞ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:26:48
いや、いいですよ。私、ちょっと別だから。

【川内博史 衆議院議員】13:26:43
いやいや、どうぞ、どうぞ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:26:50
いいですか。うん。このアドバイザリーボードのこの最終ページでね、この宣言の再発令、新規感染者報告数が、「1日1000人以上相当」ってなってるんですけど。
あの、これ、今までステージⅣって、「500人」ってなってたんですが。これ、倍になったのは、何か、どこかでオーソライズされたんですか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:27:11
えぇと、そうですね。今は、あの、東京のあれでいうと、大体、1日、その、感染者数500ぐらいだっていうのが、あの、基準になっているかと思います。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:27:23
いや、じゃあ、じゃあ、じゃあ、この記述は何なんですか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:27:24
あぁ、こっち。これは、あの、学者の方で、あの、1つの仮定として置いたんではないかな、というふうに思っております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:27:35
いやいや。あくまでも、「ステージⅣは500人だ」ってことで、我々は、理解は変えませんので。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:27:39
(頷く)

【宮本 徹 衆議院議員】13:27:42
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:27:43
はい、どうぞ。

【宮本 徹 衆議院議員】13:27:46
あのえぇ、この押谷先生たちの資料で、まぁ、デルタ株の想定で、「影響なし」、「影響・小」、「影響・大」ってあるんですよね。それで、感染、「影響・小」は、「感染力1.2倍、病原性1.2倍」と。えぇ、「影響・大」は、「感染力1.5倍、病原性2倍」と。この数字の根拠を教えてほしいんですよね。
「小」の方の「1.2」、「1.2」というのは、これは、日本で得られている知見っていうことなのか。あるいは、「大」の方の「1.5」と「2」というのは、海外で最もMAXの知見ということなのか。この数字の根拠を教えてもらえますか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:28:21
えぇ、こちらの数字の根拠については、あの、先生方の方で、あの、何かを参考にされて置いたものだと思いますけれども。私どもとして、「これが根拠です」というものは、申し訳ございません。本日は持ち合わせておりません。

【宮本 徹 衆議院議員】13:28:38
あ、後で教えてもらえますか。
その、いや、もう、その、病原性が「1.2倍」とか「2倍」とかって、かなりの差があるわけですよね。で、イギリスではかなりの入院率も高いという報道も聞こえてきているわけですよね。「1.2倍」どころじゃないんじゃないか、と。「2倍」じゃないかという話もあるわけですよね。そうすると、これと違う組み合わせでの試算もですね、やらないと駄目なんじゃないかという感じも、私はしてるんですよね。えぇ。「小」で収まらずに、「中」みたいなやつがですね、えぇ、実際に起きるシナリオじゃないか、というふうに思うんですよね。やっぱり、それは、最悪を想定して、本当に「オリンピックのこと、どうするんだ」ということを考えなきゃいけないと思いますので。えぇ、ちょっと、数字の根拠をお願いいたします。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:29:22
ちょっと、よろしいですか。いい?

【山井和則 衆議院議員】13:29:25
はい。はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:29:26
はい。えぇと、この、オリンピック会場での、えぇと、観客数と酒類の提供について、ちょっと聞きたいんですけども。
まぁあの、昨日の話でも、えぇ、今の、この、オリンピックではない、あの、大規模会場の観客数、で、この議論、あの、この制約っていうのは、「オリンピックとは関係ない」って話でしたね。
そこでね、聞きたいんですけども。まぁ、今後、オリンピックでの、まぁ、目安が出ますが。えぇ、その場合ですね、その、今ですと、例えば、宣言、まぁ、例えば、まぁまぁ、まん延防止でもいいんですが、東京が、このまま、例えば、まん延防止を延長された時には、その、東京での、えぇ、大規模会場の場合ですと、まぁ、上限で5000人っていう制約がかかるわけです。
で、これは、あの、東京都内のオリンピック会場に、この制約はかかるのか、かからないのか。要は、全く関係ないわけだから、オリンピック会場は、1万人ということも可能なのか。これが1つ。
で、もう1つは、酒類の提供。で、今、酒類の提供は、まぁ、どこの、例えば、野球場でもサッカー場でも、あのまぁ、例えば、今、宣言だったら、えぇ、酒類の提供はできません。で、まん延防止も、どうなるか分かりませんけれども、えぇ、同じくですね、飲食店と同じ制約がかかりますから、えぇ、「7時まで」なら「7時まで」という、こういう制約がかかります。今のサッカー場とか野球場とかですね。
で、これは、オリンピックの会場には、この制約がかかるのか、かからないのか。要は、宣言で、他の、えぇ、野球場、サッカー場では、飲食の提供はできないけど、オリンピックの会場だけは、えぇ、酒類の提供が可能だという、こういうことがあり得るのかどうか。教えてください。これは、もう制度上の問題ですから。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:31:15
えぇ、まず、1点目でございますけれども。あの、昨日、公表された基準がかかるか、かからないか、ということでございますけれども。
あの、基本的に、その、オリンピックの観客の考え方につきましては、国内の上限基準に準じて、判断することになっておりますし、その方針は変わっておりませんので。それを踏まえつつ、えぇ、5者協議において決めていく、ということになりますので。えぇまぁ、直接かかるのか、と。まぁ、それを踏まえながら、あの、決めていくという関係になろうかと思います。
それから、お酒の関係でございますが。お酒につきましては、えぇ、この会議でも、あの、度々ご指摘をいただいてきたところでございまして。今、組織委員会において、その取扱いについて、えぇ、検討しているというふうなところを聞いております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:31:59
あぁ、じゃあ、可能性としては、今、言ったようにね、えぇ、まん延防止や、まぁ、例えば、宣言がかかった場合、東京の他の会場では酒は飲めないけれども、オリンピックの会場はこれとは全く別もんで、酒は飲める可能性もあるってことですね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:32:13
あの、オリンピック・パラリンピックにつきましては、7月から9月までございますので、えぇ、それも含めて、どういう形になっていくのかということを、あの、今、詰めている最中と承知しております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:32:22
うん。だから、可能性としてあるってことでしょう?だからね、僕の言いたいのはね、もう治外法権じゃないですか。東京の他の会場は、今、言ったように「酒は飲めない」って、皆、飲めないのに、オリンピック会場だけは、別の可能性があるってことでしょう?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:32:36
まぁ、その基準を踏まえながら、あの、検討していく、ということになろうかと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:32:45
あの、すいません。あの、「観客」の定義を、教えていただいていいですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:32:54
あの、先生のご質問は、観客、それから、関係者とか、そこら辺の内訳というご関心かと思います。

【川内博史 衆議院議員】13:32:59
そうです、そうです。内訳っていうか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:33:00
えぇ、まさに、あの、そこの、あの、いわゆる「観客」の定義に入る人が何人で、それ以外に関係者が何人で、ということかと思いますけれども。

【川内博史 衆議院議員】13:33:05
うん。うん。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:33:08
まさに、そこの部分を含めて、今、検討しているところか、と。

【川内博史 衆議院議員】13:33:11
あ。あの。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:33:12
で、決まった時には、あの、きちっとご説明できる、と。

【川内博史 衆議院議員】13:33:13
じゃあ、それが、6月下旬に、あの、5者協議で、そこが決まるということなんですね。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:33:15
あの、5者協議で、そこを含めて。えぇ。整理していくということになります。

【山井和則 衆議院議員】13:33:23
はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:33:25
えぇと。これは、後で。

【山井和則 衆議院議員】13:33:27
はい。

【長妻 昭 衆議院議員】13:33:28
えぇとですね、ちょっと冒頭の挨拶でも申し上げたんですが。組織委員会がですね、パートナー、これ、スポンサーの方への説明の中でですね、えぇ、お客さんの人数の中にはですね、「シニア・エグゼクティブ・パス、これは除外されている」と、こういう説明されてるようなんですね。
つまり、「1万人が上限だ」といっても、その「1万人の枠」とはまた別に、あるいは、「無観客」っていうのが決まったとしても、それとは別に、えぇ、「シニア・エグゼクティブ・パスっていうのは、適用されますよ」と、こういう説明をしているようなんですが。
これは、大体、どういうような方々で、まぁ、一説によると、相当、数千人規模の人数じゃないかとも言われてるんですが。それは事実ですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:34:21
えぇ、まず、あの、この点に関しましては、先日(6月7日・第17回ヒアリング)、あの、先生の方からご指摘をいただいた後に、あの、組織委員会で確認をいたしたんですけれども。この、あの、まさに、「シニア・エグゼクティブ・パス」っていうもの自体については、組織委員会としても、こういう名称のものを、あの、把握してない、ということでございましたので。
えぇ、こちらにつきましては、まさに、あの、先ほど、あの、ご指摘いただきましたとおり、あの、5者協議の結果として、あの、どういった人たちが、えぇ、何人まで入るのかということを整理していく中で、えぇ、整理されていくんではないか、と。
で、この、「シニア・エグゼクティブ・パス」っていうもの自体は、組織委員会として、何か、あの、定義なり、あの、使っているというものは、ちょっと確認できなかった、ということでございます。

【長妻 昭 衆議院議員】13:35:03
これ、あの、(組織委員会の)古宮(正章)副事務総長がですね、スポンサーとの説明の中で言ってるようなんですが。確認をしてください。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:35:14
あの、もう一度、確認さしていただきます。

【山井和則 衆議院議員】13:35:20
えぇとですね、先ほど、私、質問通告した、7番目ね。つまり、今まで、菅総理は、正式に、専門家とオリンピックの開催の可否については、ヒアリングしたこと、議論したことはない、と。先ほど、あの、ラウンドテーブルとか、調整会議、おっしゃったけど、それは、「どういうあり方ですれば、安全安心になるか」ということで、オリンピックを「やる」前提だったわけですけれど。
そしたら、「オリンピックをやるか、やらないか」の可否については、もう専門家の意見は公式には聞かず、菅総理が政治判断で決断された、ということでいいですか。
と言いますのは、菅総理は、もう口を開けば「専門家と、方と相談して決めます」と言うて、いつもおっしゃってるんですけれど。一番重要な、「オリンピックを開くかどうか」は、専門家の意見を公式には聞かずに、政治判断をされた、ということでよろしいですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:36:15
まず、オリンピックでございますけれども。この、あの、競技大会につきましては、開催都市契約に基づいて開催されているところでございます。その開催都市契約を締結しているのは、IOC、それから、東京都、組織委員会でございます。

【山井和則 衆議院議員】13:36:27
はい。それは、ここに書いてありますように、安倍総理は去年の3月、「感染が拡大するから」って言って、延期されたんですよね。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:36:30
はい。

【山井和則 衆議院議員】13:36:34
だから、日本政府やJOCから延期とかを言うことは、実際、可能ですし、去年もやってるんですよ。今年は、そういうことをされない、ということは、あの、専門家の意見と相談せず、もう今年は、去年、安倍総理がやったような「感染拡大するから延期」っていうことは、言われなかった、という理解でよろしいですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:36:57
あの、まず、誰が決めるのか、という、あの、ご質問に関しましては、先ほどと、大変恐縮ですが、まず契約の当事者たるものは、IOCと東京都が中心になろうかと思います。
で、昨年の延期の経緯でございますけれども。こちらにつきましても、あの、順を追って申しますと。3月22日にIOCの理事会の方で、えぇ、検討をする旨の公表がございまして。その直後に、えぇ、総理、さらに、あの、当然のことながら、日本側は、大会組織委員会、東京都知事、えぇ、で、先方はIOC会長と、関係者が集まって、議論をし、最終的に決まった、と。

【山井和則 衆議院議員】13:37:28
いやいや。もうそれね、まぁ、もう、そのことはね、日本が言い出したのは明らかなわけですから。
だから、私がこだわってるのは、今回、このままやるということは、まぁ、総理が決断された、ということなんですけれど。専門家と公式なヒアリングや議論は、日本政府、菅総理はされなかった、ということですね?これは、誰が、大惨事になった時に責任を取るのか、ということになるわけですから。可否について、公式にアドバイス、相談に乗った専門家はいない、ということでいいですね?
というのが、今日出てきた、この、尾身会長などの、この提言書ですね。この、今日出てきた提言書でも、オリンピックの可否は、あえて触れてませんから、今回は。
これは、あの、非常に重要なことだと思いますよ。今後、感染が拡大するかしないか、分かりませんけど。もし、何か起こったときに、専門家の意見を聞いた上で判断したのか、基本的にオリンピックの可否は、専門家に、日本は聞かなかったのか。これは、非常に重要なことだと、あの、思います。
それで、まぁ、そのことと関連して、ここにも聞きましたけれど、この提言を、政府、菅総理としては尊重するんですか。これ、やっぱりそうそうたるメンバーですよ、尾身会長はじめとして。今までから、繰り返しますけど、菅総理は、「専門家の意見と相談して判断する」と、もう、いつもおっしゃってたわけですから。まさに、これは、すごい決意を持って出されたんだと思いますし。長妻さんおっしゃったように、武士の情けで、これは、オリンピックの可否には、あえて触れずに出してきてるんです。
これについて、先ほどの答弁では、ん?どういう回答でしたっけね。えぇと、これですね。「この提言の内容を関係者と共有しながら対応していく」って。本当、非常に薄っぺらい回答なんですけど。これ、尊重する、というふうに理解してよろしいですか。尊重はしないんですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:39:28
あの、まさに、あの、本日、今朝ですけれども、あの、先ほど申し上げました、あの、開催の当事者の、あの、一人である、その、大会の組織委員会に対しまして、尾身会長の方から、あの、提言が提出されたというところでございますし。
それを踏まえまして、先ほどご紹介いただいた発言を、組織委員会の方から、あぁ、会長だったと思いますが、しているところでございます。
また、政府に対しましても、えぇ、この提言が、あの、手交されるということでございますので。
そういったものを踏まえながら、しっかりと受け止めながら、えぇ、5者協議に向けて検討していくということになろうかと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:40:05
はい。どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:40:09
これ、まぁあの、細かいことは別にして、さっき山井さんが言ったことっていうのは、国として大変重要なことだと思うんですよね。あの、日本の国として、オリンピックを開くのか、開かないのか。開く場合は、当然、死者が増えるリスクはある、と。この究極の判断の時に、科学者を全く入れずに判断したということになると、これ、後世、後々までですね、我々も糾弾されかねないわけで。
もう1回、確認ですけども。そうすると、「オリンピックをやるか、やらないか」については、そういう研究者、科学者の意見を、今まで聞いたことがあるのかどうか。で、今後、聞くのかどうか。今までは、まぁ、聞いてないということは、まぁ、はっきりしてるんですが。今後、聞く予定があるのかどうか、検討中なのかどうかっていうの、ところだけ、ちょっと教えていただければと思います。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:41:07
えぇ、大変恐縮ですが、あの、繰り返しになりますけれども。まさに、えぇ、尾身会長の提言が、えぇ、組織委員会に手交されたところでございますし。政府に対しても、手交されたというふうに承知しておりますので。そういったものを踏まえながら、えぇ、検討をしていく。そして、それを踏まえて、5者協議に向けて、えぇ、準備をしていくと、あの、検討していくということになろうかと思います。

【長妻 昭 衆議院議員】13:41:24
そうすると、今の「踏まえて」っていうのは、あの、「検討」っていうのは、オリンピックをやらない場合とやるケース、これをきちっと検討して、「やる・やらない」の可否も、これから議論するかどうかも、検討に入ってる、っていうことですね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:41:43
あの、繰り返しになって、恐縮ですが。私から申し上げられますのは、その提言を踏まえて、5者協議に向けて、まさに関係者で、今、議論が行われているというところと承知しております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:41:54
えぇ?可否の議論を?可否も?

【長妻 昭 衆議院議員】13:41:56
入ってる?

【黒岩宇洋 衆議院議員】13:41:57
可否も、入ってるの?

【長妻 昭 衆議院議員】13:41:59
丸川さんですよね、入ってるのは。

【山井和則 衆議院議員】13:42:04
いや、これね、何で私たち、こだわるかと言うと、党首討論(6月9日・国家基本政策委員会合同審査会)で、菅総理は、「国民の安全安心が脅かされるんだったら、当然やりません」と。

【長妻 昭 衆議院議員】13:42:13
当然。

【山井和則 衆議院議員】13:42:14
「当然、やらない」と言ってるんですよね。それで、今回、あの、押谷先生などから、「緊急事態宣言が出る可能性が十分ある」と、「感染爆発、オリンピックが直撃する可能性が十分ある」という。私たちも、今までから疑ってたけれど、まぁ、私たちはね、専門家じゃないから、強く言えなかったけど。今回、まさに、専門家の方々が、私たちが恐れていた、「オリンピックを、感染爆発、緊急事態宣言が直撃する可能性が十分ある」という報告書が出たわけですよ。という。

【長妻 昭 衆議院議員】13:42:43
これ(配布資料:「緊急事態宣言、ワクチン展開、オリンピック、デルタ変異株などにもとづく6~9月東京における流行プロジェクション」)と、同じデータ、この(今日出された専門家の提言の)中にも。

【山井和則 衆議院議員】13:42:45
あ、そうそうそう。この(提言の)中にも、今日、出ているわけですね。
ということは、菅総理が、「国民の安全安心を脅かすのであれば、当然、やらない」ということは、オリンピックの開催の可否を含めて、これ(提言)を受けて、検討するという理解でいいんですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:43:06
えぇ、まず、少なくとも、そのまぁ、開催については、開催都市契約の当事者間においては、日程が決まっているという事実はございます。
そして、本日、えぇ、尾身会長の方から、提言が組織委員会にも手交されまして、政府に対しても手交されたというところでございまして。えぇ、この提言を踏まえつつ、政府として、えぇ、今後、5者協議に向けて、どういうふうに、えぇ、検討していくのか、今、詰めの作業を行っているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】13:43:36
これ、あの、一番大きいのはね、「無観客が望ましい」と書いてあるんですよね。ところが、菅総理は、「観客を入れる」と、昨日の晩、記者会見したみたいなんですけれど。まぁ、そうそうたる専門家は、「観客を入れない方がいい」と言っている。菅総理は、「入れる」と言ってる。まぁ、対立してるんですね。これ、入れると、そりゃ、人流が増える、ということですよね。それは、観客が来るわけだから。
あの、お聞きするのは恐縮ですけれど。これ、観客入れて、感染拡大して、多くの方が亡くなった場合の、この責任っていうのはね、IOC、JOC、東京都、日本政府、どこが、もし多くの犠牲者が出た場合には、取ることになるんですか。責任の所在は?
例えば、これ、最悪を言えばね、損害賠償請求出る危険性っていうのはゼロではないですよ。これ。色んなボランティアの人とか、企業から派遣される方とか、いるわけですから。これ、もう感染拡大して、そういう犠牲が出た場合の、この、一応、責任の所在はどこになるんですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:45:04
えぇ、まず、あの、国内の感染症対策につきましては、政府を挙げて、今、対策を講じているところでございますし。えぇ、大会の競技会場内における感染防止対策等については組織委員会が担っているわけでございますし。えぇ、それぞれ、水際につきましては、国ですし。えぇまぁ、もし、仮に、陽性者等になれば、えぇまぁ、東京都と。それぞれ、あの、司司で、しっかりと、あの、リスクを低減させるべく準備をしていくというところで、今、作業をしているところでございます。

【川内博史 衆議院議員】13:45:33
あの、内閣官房に教えていただきたいんですけど。あの、菅総理大臣は、累次にわたって、「西村担当大臣は」、毎日のように、と言うか、「毎日、尾身さんと議論をしている」と、「話をしているのだ」と、こう、おっしゃってらっしゃいます。ということは、あの、尾身さんたちの、この提言は、ある意味、えぇ、西村さんは事前に、多分、色んなことを聞かされているのだろうというふうに思います。そこで、尾身さん達の提言が出る前日に、総理は「有観客にしたい」という発言をし、えぇ、翌日の尾身さん達の提言では「無観客が望ましい」というふうに、えぇ、提言が出る、と。で、えぇ、それを重く見て、「じゃあ、無観客でやる」と言って、「オリンピックをやる」というのが、まぁ、政府全体のシナリオなんじゃないですか。どうですか。

【坂口和家男 内閣官房内閣参事官】13:46:45
あの、えぇと、先ほど、あ、内閣、コロナ室です。
えぇと、こう、内閣官房のオリ・パラ事務局からもご説明ありましたとおり、観客のあり方は、6月中に開催される5者協議において判断される、というふうに、我々も聞いておりますので、そこで決まると思います。

【川内博史 衆議院議員】13:46:57
いや、だから、その前に、あのえぇ、お芝居打ったんじゃないんですか。あの、総理がわざわざ、前日、あの、「有観客でやるんだ」と言っといて、えぇ、「無観客にする」と、「大きな決断をする」という芝居をですね、えぇ、するということなんじゃないんですか。

【山井和則 衆議院議員】13:47:09
なるほどね。なるほどね。なるほど。

【川内博史 衆議院議員】13:47:19
ただし、言っておきますけど、無観客でも、デルタ株の影響がある場合には、感染は爆発しますからね。しかも、このシミュレーションは、東京だけですから。「全国で、オリンピックの影響で、えぇ、人流が動く場合に、どうなるか」なんて、専門家もシミュレーションしてませんからね。
私は、ちょっと芝居が臭すぎると思いますよ。

【山井和則 衆議院議員】13:47:49
あ、どうぞ、どうぞ。はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:47:51
これ、オリ・パラ事務局に確認するんですが。これ、あの、仮に、観客を1万人かどうか、まぁ、入れるときにですね、えぇまぁ、日本全国から、その、観戦のチケット持っている人は、当然、移動自由で、その会場に来る、と。
で、その時にですね、えぇ、全国の「ステージが高いところの移動は自粛する」ということを政府がもし打ち出していたときに、これは当然、オリンピックの観客のチケット、観戦のチケットを持っている方も、例外ではなくて、それに含まれる、と。こういうことになるわけですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】13:48:36
えぇ、まさに、えぇ、ご指摘いただいたとおり、その、チケットを持たれている方っていうのは、東京都内の方もいられますし、えぇ、それ以外の地域の方もいられますし。当然のことながら、その全員が、あの、移動することになれば、遠方からいらっしゃる方もいらっしゃるということは承知をしておりまして。
えぇ、そういったことも踏まえながら、えぇまぁ、あのまぁ、観客のあり方について、えぇ、判断をしていく、ということになろうかと思います。

【長妻 昭 衆議院議員】13:49:02
絶対、例外は作っていただきたくないですよね。その、示しがつかなくなるんで。その場合は、もう観客は無観客にする、と。直前になっちゃって、逆に、混乱を呼ぶんじゃないかと思うんですが。それは、強く指摘しておきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:49:20
あと、あんまり時間ないんですが。この、問題のインド株。デルタ株、今後どうなるかって、資料を配布してご説明いただけますか。

【高城 亮 厚生労働省内閣官房内閣参事官】13:49:30
はい。えぇと、あの、お手元の方に、えぇと、「新型コロナウイルス感染症(変異株)への対応」という、この横紙の資料をご用意させていただきました。こちらも同じく、6月16日のアドバイザリーボードにて、示されたものでございます。
えぇ、おめくりいただきまして、あの、これまでの「変化株のまとめ」というのが1ページ。で、いわゆる、その、株の特徴といったところでございますけれども、こういったものについては、あの、2ページにございます。ご指摘いただいたデルタ株というのは、2ページの一番下にございます。「感染性(従来(株)比)」で「高い可能性」、えぇ、「重篤度」は、「入院リスクが高い可能性」、えぇ、などが、指摘されているものというふうに承知しているところで、えぇ、ございます。
えぇ、で、ちなみに、この、アルファ株との比較資料というのも、同様に、こう、ちょっと上にいっていただきたいんですけれども。えぇ、これが、アルファ株の状況でございます。ただ、これは、あの、従来株との感染性の比較ということでございますので、直接、このアルファ株に対して、えぇ、イギリス株が、あの、どうということはございませんが。まぁ、今、あの、イギリス株がほとんど8割を占めているというようなところでございますけれども。まぁ、それよりも前にあった、その、感染、えぇ、コロナウイルスに比べると、それぞれ、イギリス型・アルファ型で、えぇ、イギリスの方は、えぇ、(感染性が)「1.32(倍)」とか、(重篤度が)「1.4倍」とかいう詳しい数字が出ておりますけれども。
デルタ株につきましては、あくまで、えぇ、ちょっと、通常株よりは「高い可能性」というところまでの、えぇ、知見にとどまっている、というようなところで、えぇ、ございます。それ。はい?

【山井和則 衆議院議員】13:51:14
はい。それでいいです。実はですね、ちょっと、2時きっかりには終わらしてもらいますので。
そしたら、失礼ながら、あの、オリンピックのことは、ここまでにして。
最後ですね、10分間だけ。お待たせしました。あの、この、時短協力金がですね、遅いといって、もう、全国で大変な苦情が来ておりますので。
あの、内閣府以外の方、お帰りいただいて結構です。長時間、ありがとうございました。
この、内閣府から。この、「時短協力金、遅すぎる」と。「早く出さないと、支払いもできない」という、苦情が来ておりますので。どうすれば早くできるのか、そのことについて、簡単にご説明いただきたいと思います。

【沓掛 誠 内閣府地方創生推進室参事官】13:51:51
えぇ、内閣府の地方創生推進室でございます。
えぇと、ご質問いただいております、あの、「時短協力金の支給が遅い」という件についてでございます。
えぇと、まず、協力金でございますけれども。あの、これは、あのまぁ、時短要請等を行う都道府県、これに応じ、まぁ、あのまぁ、各自治体で行うものなんですけれども。それにおいて、まぁ、その要請に対して、各自治体に応じて、この協力金が支給をされるという仕組みになってます。
で、政府との関係で申しますと。この、各自治体で交付される協力金の財源にあたるものを、政府として、「(新型コロナウイルス感染症対応)地方創生臨時交付金」の「協力要請推進枠」によって、あの、財政支援しているという基本構成になってございます。
で、えぇと、まぁ、各地域において協力金の支給は、まぁ、各自治体において行われるんですけれども。これは、まぁ、もちろん地域の実情に応じて、迅速かつ適切に進めていただきたいというのは、政府としても考えているところでございます。
で、これにつきまして、あの、国としての対応でございますけれども。あの、本年4月から、あの、事業規模別の、あの、協力金の支給というのが導入されたことを契機といたしまして、あの、自治体に対して、この事務費に相当する分も、あの、都道府県に交付するという形を取らせていただいております。
で、この事務費を活用して、あの、各自治体が、あの、交付金事務を外部に委託することなどが、まぁ、できるようにしている、ということがございます。
えぇ、それから、あの、えぇと、本年、えぇと、今月(6月)8日でございますけれども。お配りしている資料のこちらでございます。あの、こちらでですね、あのまぁ、申請にあたっての、まぁあの、手引きを作成したりですとか、あの、電子申請を、まぁ、活用していただいたりとか、あるいは、支給状況を見える化するといったような、各自治体での、あの、対応、様々な工夫というものを取りまとめまして、あの、まさに、こういったものを、あの、ご参考にいただいて、あの、支給迅速化を図っていただきたいということで。あの、こういった、あの、事例集っていう形のものを自治体に周知さしていただいている、というところでございます。で、あと。はい。

【山井和則 衆議院議員】13:53:37
で、あの、これね、来週水曜日もやりますので。その時までの宿題で、何かやっていただきたいと思うんですけど。やはり、これだけ全国で大問題になっていることに対して、「都道府県がやってます」、あるいは、「外部委託してます」では、これ、済まないと思うんです。何か、ならないんですか。これ、はっきり言って、どんどん、お店、今、潰れていってますよ。これが入ってこないことによって。これは、やはり国が何とかしないと。
まぁ、これからオリンピックのこともあって、また、まん延防止措置で飲食店の自粛、自粛というか、続けるわけでね。残念ながら、もう言うことを聞かない飲食店が増えてきて。私の地元の声でもね、「協力金が遅れるんだったら、もう言うこと聞かないのは、しょうがないよね」というムードになってしまってるんですよ。本当に。そういうことであっては、駄目なんですけどね。何とかなりませんか。

【沓掛 誠 内閣府地方創生推進室参事官】13:54:25
あの、そういう意味では、あの、私どもも迅速な支給していただきたい、と考えておりますし、あの、各自治体さんから、まぁ、色んな情報を集めながら、あの、何ができるかと考えながら、先ほど申しました、その事例集を配ったりとかいうこともさしていただいているというところでございます。
また、あの、昨日ですけれども、あの、協力金、支給迅速化していただきたいということで、あのまぁ、要請期間が終了した後、速やかに、その申請受付を開始してほしいとか、あるいは、不正がなされなかった、かつての協力金の支給を受けた人については、その申請の審査事務を、まぁあの、簡素化していただいて、あの、速やかな支給をしていただきたい、といったような内容のですね、あの、取扱いについての、あの、自治体に対する要請文書を、あの、事務連絡として、あの、出させていただいたところでございます。あの、そういった対応も、あの、我々としてできることはやってまいりたいと思っております。で、引き続き、その、自治体の方、あの、迅速な支給に向けたこと、これについて重要だと考えておりますので、あの、自治体をサポートしてまいりたい、というふうに考えてございます。

【山井和則 衆議院議員】13:55:16
その、事務連絡は、今日、(資料として)配ってるんですか。

【沓掛 誠 内閣府地方創生推進室参事官】13:55:17
あ、えぇと、今日は、すいません。あの、準備できておりませんので。あの、はい。

【山井和則 衆議院議員】13:55:22
あぁ、どうぞ、どうぞ。はい。

【宮本 徹 衆議院議員】13:55:23
あのえぇ、そもそもですね、あの、受付期間が、あの、開始がですね、遅すぎるんですよ。
東京で言えば、4月11日の、からの、4月分の受付、まだ始まってないんですよ。6月30日に受付開始ですよ。で、5月分は、えぇ、7月末かな。そんな感じでしょう?もう、話にならないんですよね、元々。もう何か月も経ってから受付を開始するっていうですね、これを放置してるっていうのはですね、ありえないですよ。
ほっといたら、東京はもう、オリンピック、オリンピックで、そっちに人手が回ってるわけですから。うん。業者の支援がですね、どんどん遅れていくわけですよね。
ですから、ここは本当に、個別に具体的に、都道府県とも「どうやって早く支給していくのか」っていうのですね、ぜひ相談していただきたいんですよね。

【沓掛 誠 内閣府地方創生推進室参事官】13:56:16
あの、まず、あの、先ほど、あの、申しましたとおり、あの、昨日発出した事務連絡でも、その件、あの、要請終了後、速やかに、あの、申請の受付を開始していただきたいということは、まぁ、要請内容として入れさしていただいております。まぁあの、各、あの、自治体ごとに色々事情があろうかとは思いますけれども。あの、私どもとしては、あのまぁ、迅速にやっていただきたいというスタンスは、あの、持っておりますので。あの、各自治体さんに促してまいりたい、というふうに考えてございます。

【山井和則 衆議院議員】13:56:41
はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:56:43
そうすると、今まで、今、最長ですね、どのぐらいなんですかね。つまり、3月の分の協力金は、もう全部振り込まれてるのか。つまり、まだ振り込まれてないのは、最悪で、えぇ、最悪のケースで何月分ですか。

【沓掛 誠 内閣府地方創生推進室参事官】13:57:01
えぇと、申し訳ございません。今、ちょっと、資料、あの、お手元にございませんので、ちょっとお答えすることはできませんけれども。
あの、自治体の方から聞いておりますのは、あの、やはり、その、申請いただいた書類について不備があった場合、これをこう、何て言うんでしょう、あの、「修正してください」というやり取りをするというのに、どうしても時間がかかってくる、ということになりますので。まぁ、そういったものが、どうしても必ず最後には残る、っていうのはあるのかもしれないというのは、これは、ちょっと推測ですけれども。

【長妻 昭 衆議院議員】13:57:25
いや、あのね、それ、それを聞いてるんじゃなくて。まぁ、普通のルーチンでですね。東京は、今、宮本さんがおっしゃったように、あの、4月分を6月、「6月末から受付」と、あの、この前、発表あったんですよ。で、「6月末から受付」っていう発表の時に、あの、多くの飲食店、真面目に今まで時短を守ってる飲食店は、「もう馬鹿らしいから、やめる」っていうことで、「お酒を出して、8時以降もやる」っていうことを決めているところが、かなり多いんですよ。で、私の知り合いのところもそうですし。ですから、これ、早くやっていただかないと。
それで、その、東京都の業務なんですけども。これ、組織委員会、今、4000人いる中で、東京都が1200人出向者、出してるんですね。で、オリ・パラに相当、組織委員会に出向してるだけで、このぐらいの人数で。で、えぇ、東京都の中で、オリ・パラの関係をしている職員も多数いるんでですね。で、ピーク時には、組織委員会8000人になる、と。実際、オリンピックがやってる時。その内の3割ぐらいが都の職員が占める、っていうことで。どんどん人手が取られる、と。オリ・パラにですね。
だから、やっぱり主導としてですね、本当に、あの、増強して、こういうところについて、貴重な税金でお配りするわけですから、えぇ、後に配っても、先に配っても、税金の額は一緒なわけですから。早く配って、時短を守っていただくのが目的なんでですね。
ちょっと、そういうことで、どのくらい遅れてるのか。書類の不備はいいですけども、そうじゃない形で、ルーチンとして、どれぐらい遅れているのか、ぜひ、一覧表を作ってですね、また、お示しいただきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】13:59:00
まことにすいませんがね、今日、これで終わらしていただきますが。これ、もう非常に重要な問題なんで。先ほどね、宮本さん、おっしゃった、「6月末からでは遅すぎるから、前倒ししてくれ」とか、「人員、増やしてくれ」とか。それとか、今、現状で何日ぐらいかかっているのか、1か月か、2か月なのか。それと、もう、国としては「1か月で出させる」というふうなことを決めるべきだと思いますし。その「目途を示してくれ」とか。
これ、あの、私たちも、持続化給付金のヒアリング、ここで10回ぐらいやりまして、その結果、スピードが大幅にアップしたという、そういうこともありますので。申し訳ないですけれど、国会やってないわけですから、私たち、これ、早急に出すということは、継続して、毎週やり続けますので。来週水曜日、またやりますので、その時には。

【川内博史 衆議院議員】13:59:41
事務連絡、出して。

【山井和則 衆議院議員】13:59:42
はい。えぇ、事務連絡も、あの、今日5時までに、国対にください。
あの、ぜひですね、こういう取組をして、1か月、「目途は、1か月以内にもう払います」とかですね、もう、そういうことを明確に出していただきたいと思います。
はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】13:59:56
これ、一点だけ。あの、ネットを見ている方もおられると思いますんで。えぇ、一点だけ、今日、ご紹介できなかった回答でですね、えぇ、オリ・パラ事務局のものが、ここに資料としていただいた、質問項目9ということで。
つまり、新規入国者、オリ・パラ関係で、4月、5月、2000人、入っているうちですね、えぇ、1700人が、14日の待機を免除されている、と。そのうちですね、えぇ、1105人が「待機0日」ということで。もう、待機なしに活動できちゃう、っていうことで。入国者のうちの半分以上が、「0日待機」、つまり、「待機全部免除」ということだったという資料を、今日、いただいて。これ、新しい資料だと思いますんで、ご紹介だけしておきます。

【山井和則 衆議院議員】14:00:42
どうも、ありがとうございました。終わらしてもらいます。

<これまでの開催状況>
第19回 開催日: 2021.6.14 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:https://www.youtube.com/watch?v=GslHIvG-8jY 
動画:https://www.dropbox.com/sh/9a56a0cvfpkh5qu/AACNvHRHKu_A7kwLxEJXUiy6a?dl=0

第18回 開催日: 2021.6.10 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト: 千葉県船橋市長・松戸徹氏/開示請求クラスタ・WADAさん
動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ff4TZ0x7oxE
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/h5p1h66ih7zrbmp/AABkjJkancNdmL8uPBphzklDa?dl=0

第17回 開催日: 2021.6.7 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:兵庫県明石市長・泉房穂氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=4dHp33KFtVk
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/wqgyfrjsbejqrz8/AABn8OJeaWZ-lHKr10vDFjJra?dl=0

第16回 開催日: 2021.6.3 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:岐阜県岐阜市長・柴橋正直氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=LIPXOgjRphs
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/m02rj41xi2c3aab/AADElsibmjWpFG0ERiPI1pjba?dl=0

第15回 開催日: 15 2021.5.31 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:北海道旭川市長・西川将人氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=1ghQKK1JuFU
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/v92e2iu9jofsami/AAA_FKxrd-LYWnQ3KCv3QmiJa?dl=0

第14回 開催日: 2021.5.27 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省、文部科学省
ゲスト:福岡県久留米市長・大久保勉氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=CnR5sNk0udU
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/fj1vkbk3tz9l6gh/AADeGIicrG2RwFTBdKU-R8vQa?dl=0

第13回 開催日:13 2021.5.24 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省、文部科学省
ゲスト:大分県大分市長・佐藤樹一郎氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=Q5tGs-3h_8o
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/92usbg01b3lzccg/AABYAxO3Kh_PMpzGNNB69GVYa?dl=0

第12回 開催日:2021.5.20 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:神奈川県相模原市(健康福祉局)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=lgBUuK90y5I
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/xkvwwjtvbfws4mx/AAB86Sdi5KuZN4QZ-qq2pFdBa?dl=0

第11回 開催日: 2021.5.17 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:静岡県浜松市(健康福祉部)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=FHowmKlwxAA
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/2nw446ycw6rge69/AABstJ16G0v0FOoW3YPIbduFa?dl=0

第10回 開催日:2021.5.13
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:長野県長野市長・加藤久雄氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=w0n371rr4ZY
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/pnpmbowgaq2gnsv/AAAgslsiN6fA3m_fbNckslWma?dl=0

第9回 開催日:2021.5.10
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:福島県福島市長・木幡浩氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=ndv0pUi7lXI
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/gyzqk0sdx61ylu4/AACHYTqZ7J7QbCFpbdiJlONta?dl=0

第8回 開催日:2021.5.7
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省、財務省
動画: https://www.youtube.com/watch?v=A0yIhU_RXLs
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/dj0zfea2jalnf3t/AADhvWQKR1lxv10DfgblH9SVa?dl=0

第7回 開催日:2021.4.28
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
動画:【立憲民主党】https://www.youtube.com/watch?v=nbPt3NrCrjA
配布資料:
https://www.dropbox.com/sh/9jdptq5t9cy3ek6/AACxfeG9lxIwfOCxXbUGpDkDa?dl=0

第6回 開催日:2021.4.26
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:山梨県甲府市(保健所・医務感染症課)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=gSysz2eum9U
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/t7bvwpy82war1gp/AADiiXFUZ2WTnOXNXKcax1nxa?dl=0

第5回 開催日:2021.4.22
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:エリック・フェイグルディン博士(米国科学者連盟シニアフェロー、感染症専門家)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=ZxWJn6ehQ3M
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/4mkyzkzumjtw00r/AABfP9NzXZgRXDGY5vB-ndSJa?dl=0

第4回 開催日:2021.4.19
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:高知県高知市長・岡﨑誠也氏
動画:【立憲民主党】https://www.youtube.com/watch?v=l5385HAbqRQ
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/3zuf7k8j3vucih8/AABr0J7kfJRvHZUlZ46rV6bVa?dl=0

第3回 開催日:2021.4.15
出席省庁:厚生労働省
ゲスト:新潟県聖籠町(保健福祉課課長)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=t5e5TtJ7sAk
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/71driq1nlfj2ldg/AAA7SkvW9yAQ10KppXC2Mjvxa?dl=0

第2回 開催日:2021.4.12
出席省庁 内閣官房、厚生労働省
ゲスト:沖縄県うるま市(新型コロナウイルス対策室)
動画: https://www.youtube.com/watch?v=iDMtQndoWRc
配布資料:
https://www.dropbox.com/sh/dj4elp5ajuw572f/AAAFKOO9hG7y_b-sMqkuE30ga?dl=0

第1回 開催日:2021.4.8
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省
ゲスト :東京都世田谷区長・保坂展人氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=fb1PIP5tfm8
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/9grel4sqhacjy5h/AACIyy1FB1q1z9XSGgv0P5E7a?dl=0


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