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2020年11月12日(木)10:00~ 第2回 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング 文字起こし記録

内容:中央自動車道に架かる橋で必要な鉄筋が足りない不良工事が行われていた問題について、国土交通省、NEXCO中日本よりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2020年11月12日 第2回 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/650810670
(2)YouTuBe石垣のりこ
2020年11月12日 第2回 高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング

https://m.youtuBe.com/watch?feature=youtu.Be&t=887&v=Do60108aXnA 
(3)YouTuBe Movie Iwj
IWJ(INDEPENDENT WEB JOURNAL)

第2回「高速道路耐震偽装問題 野党合同ヒアリング」 ―内容:中央自動車道に架かる橋で必要な鉄筋が足りない不良工事が行われていた問題について 国土交通省、NEXCO中日本よりヒアリング
https://m.youtuBe.com/watch?v=uXBqp2-coLk

2 配布資料
https://www.dropBox.com/sh/89ezv9xm4ex6oq4/AAB1DIcFFN39Yx9iIMzTQ7Toa?dl=0

(質問事項)
■以下の質問について、文書を提出して説明ください。
1. 今回の施工不良が発生した工事における設計金額、入札金額(受注金額)、最終的な変更価格がわかる資料を提出してください。
2.宮内議員を含めた昨年9月の面談の面談記録・応接記録
→ 日付等の時系列、面談の内容・中身、国交省がどのように対応したか等すべての内容。もし国交省になければネクスコ西日本から入手をしてください。
3.受発注者間で解決すべき問題と国交省が判断しているが、なぜそのような判断になったのか根拠がわかる資料を提出してください。
4.宮内議員を交えた面談のもととなった、ネクスコ西日本から大島産業宛に送信されたメールを提出してください。
→ もし国交省になければネクスコ西日本から入手をしてください。
5.緑橋の入札方式を教えてください。最低制限価格はいくらでしょうか。落札金額と落札率を教えてください。落札価格と積算額との関係で、設計変更はありましたか。竣工図を提出してください。
■以下の質問について、事実確認をお願いします。
6.大島産業が吉岡建築設計に手落ちがあるようなFAXをマスコミに流したという件に関し事実関係を確認してご説明ください。
7.宮内議員の当時の役職を教えてください。
(注)上記「質問事項」の転記内にある「ネクスコ西日本」は「ネクスコ中日本」の誤植です。

【広田 一 衆議院議員】10:00:07
はい。それでは、時間となりましたので、第2回の高速道路耐震偽装問題の野党合同ヒアリングの方を、開催をさせていただきます。本日は、要所から大変お忙しい中、ご出席をいただきまして誠にありがとうございます。進行を務めさせていただきます、広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。
それでは冒頭に、原口立憲民主党国対委員長代行の方からご挨拶いただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:00:46
おはようございます。今日もどうぞよろしくお願いします。立憲民主党の副代表を務めております、衆議院議員の原口でございます。先日は本当に誠実に、国交省の皆さん、対応していただいてありがとうございます。また、今日はNEXCO中日本の皆さん、お忙しい中、ありがとうございます。お互いに、あの、被害者だというふうに思います。どうしてこういうことが起きているのか、応接録や、あるいは入札記録、そして管理。先日、吉岡社長がお話になりましたけども、皆さんに出されている管理体制と、実際の管理体制も違っていたんじゃないかと。そういうお話であります。私も同じ九州でございますんで、九州の専門家の方々に聞きました。そしたら、なかなか九州の会社でですね、高速道路が、のお仕事もらえるっていうのは、よほどの大きな所もないらしいですね。ぜひあの、どうしてこういうことができたのか、いや、やったのか、そしてそれは事実なのか、どこまで広がっているのか。また、今日も限られた時間ですけども、ぜひお話をいただいて。
それから農水(委員会)でも、近藤さん、お疲れ様です。色んなことが出てきているようであります。政治家の後ろ立てがあったのか、なかったのか、何をやったのか、その辺についても、しっかりと解明をしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

【広田 一 衆議院議員】10:02:19
はい。本日のヒアリングなんですけれども、11時までには終了させていただきたいというふうに思いますので、ご協力とご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。
それでは、最初にですね、第1回目のヒアリングの時に、こちらの方から要請させていただいておりました、資料等について、宿題返しについて、まずはご説明をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:02:52
はい。よろしくお願いいたします。国土交通省道路局高速道路課の武藤でございます。
まず、お配りしてます資料に基づきまして、文書提出という部分についてご説明をさせていただきます。
今日は中日本高速も来ておりますけども、私の方から説明をさせていただきます。
まず、入札方式でございます。入札方式につきましては、1回目としまして2017年11月に一般競争入札として行いましたが、不調という形で終わっております。そして、2回目としまして、2018年2月に指名競争入札という形で行いました。こちらも不調という形で終わっております。そして、3回目としまして2018年7月に指名競争入札、148社を指名いたしまして、うち2社が応札、そしてそのうちの1社が(株)大島産業ということで、応札、落札をしたところというふうに中日本の方から報告をいただいております。
そして、当該工事における契約額でございますけれども、予定価格としましては、8億1631万8000円という予定価格でございました。そこに対しまして、落札金額としましては、6億0242万4000円。落札率で申しますと74パーセントということでございます。そして、最終の契約額でございますけれども、13億2910万1664円という形になってございます。最低制限価格はない、というふうに中日本から聞いております。
で、2ページ以降につきましては、竣工図ということで伺っておりまして、中央自動車道の「天神橋他6橋耐震補強工事」の第1回設計変更図の設計図と。

【広田 一 衆議院議員】10:05:02
あの、すみません。ちょっと、こちらの方にですね、資料が来ておりませんので、ちょっと確認をさせていただきます。(ちょっとあの、至急、配ってください。)
はい、大変失礼しました。はい。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:05:37
あのすみません。申し訳ありません。確認しないまま説明しまして、申し訳ございませんでした。

【広田 一 衆議院議員】10:05:42
 いえ、こちらの方が。はい。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:05:44
あの、繰り返しになりますが、1ページ目につきましては、入札方式と当該工事の契約額につきましては、こちらの記載の通りでございまして、入札方式は1回目、2回目が不調に終わりまして、3回目で、2018年7月、指名競争入札、148社を指名という形で2社応札して、そのうちの1社が(株)大島産業ということでございました。
当該契約額につきましては、予定価格8億1631万8000円に対しまして、落札金額が6億0242万4000円、落札率で申しますと74パーセントでございました。最終の金額が13億2910万1664円というふうなこと、というふうに中日本高速の方から確認をいたしたところでございます。

【川内博史 衆議院議員】10:06:38
なんでこんなに最終が増えるんですか。それ、説明してもらわないと。

【広田 一 衆議院議員】10:06:42
あの、いったんちょっと、宿題返しを。その後、質疑応答をしますんで。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:06:48
ま、ま。これ、後で。これ、肝なんで。

【広田 一 衆議院議員】10:06:50
 引き続き、はい、事前の説明をお願いいたします。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:06:52
 はい。質問いただいております、竣工図ということで、「中央自動車道天神橋他6橋耐震補強工事」の第1回設計変更図の設計図というところで、を、今回、お配りをさせていただいておるところでございます。こちらはまた何か、適宜、ご説明の中で使える部分があれば使わさせていただきたいと思っております。あと。

【広田 一 衆議院議員】10:07:18
これは、ここでいうところの5番のところですね。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:07:23
そうですね。はい。竣工図というところでございます。
それとあのええと、大島産業、事実確認ということでいただいている2項目でございますが、大島産業がFAXをマスコミに流したという事実確認、そちらについては、当方は承知をしておりません。
あと、宮内議員の当時、「当時」というのは「昨年の9月」という理解をさせていただく、ておりますが、役職ということでいうと政府の役職には就いていない、というようなところでございます。
以上でございます。

【広田 一 衆議院議員】10:08:04
あの、すいません。こちらの方からですね、あの、事前に、資料と説明ということで、あのまぁ、1番の件は先ほどご説明があったというふうに思います。そして、2番目のですね、宮内議員を含めた昨年9月の面談記録、応接記録、これはあの、1回目の時は、国交省の方は持っていないということでしたけれども、これはあの、NEXCO中日本の方はあるのではないか、というふうなことでございますので、この点、この応接記録、これはポイントになりますので、ちょっと中日本さんの方からお話いただければと思います。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:08:55
面談記録についてはですね、作成はしております。ただ、これ、事実関係の、そういう説明のものでしたので、長期にわたって保存するようなものではないということで、もうすでにこれは破棄されて今、残っていないという状況でございます。

【広田 一 衆議院議員】10:09:25
はい。まぁこれについても、後ほど各議員の皆さんからもご指摘、ご質問等があろうかというふうに思います。
で、あとは、これに関連して、そもそもの発端となった、NEXCO西日本、あの、すみません、これちょっと記述があれですけど。中日本の方からですね、大島産業あてに送られたメールなんですが、これについてもですね、国交省の方では無いということですから、中日本の方からですね、このメールについて把握しているんだったら、提出をしていただきたい、という件なんですけども。この点は、いかがでしょうか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:10:10
ちょっと今、現時点でメールについてまだ、その有無も含めてですね、確認ができておりません。そういう状況でございます。

【広田 一 衆議院議員】10:10:20
いやあの、その、すいません。まぁ、有るか無いか分からない、というのはですね、これはちょっと承服しがたいご説明になります。と言いますのも、元々、昨年の8月の末の段階で、大島産業さんの方からですね、御社の八王子支店の方にですね、FAXで送られてきた、と。そしてまた、実際、9月の上旬に、宮内議員さんの所でですね、NEXCOの幹部お2人も出た上でですね、このメールがパワハラにあたる、あたらないというところでですね、協議もしているわけですから、これについて有無もちょっと分からないというのはですね、これはちょっと説得力あるお話ではないので、この点ちょっと改めて、ご答弁いただければと思います。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:11:20
国土交通省の道路局の総務課の安谷と申します。
ちょっと今の説明、言葉足らずなところがあったと思います。元々ですね、今、先生、おっしゃったとおり、宮内議員事務所の秘書からですね、相談があったという事実は、この間もご説明申し上げたところでございます。その時に、その、中日本高速道路株式会社の担当者からのメール、この内容について、そのパワハラ的な内容があったということで、その議員秘書から伺ってまして、そのメール文書を見せられています、いただいています。で、それについて、さっき先生、あのご指摘の通り、そういった、くださったので、それをそのままですね、中日本高速さんの方にFAXをしております。で、事実関係ということで。で、そのFAXの文書についてはですね、国土交通省としてはですね、前、申し上げた通り、それ自体をですね、保存してなくて、残っていないということで申し上げております。
で、中日本高速さんの方にFAXしていますので、そちらの方のFAXした文書の扱い、ちょっとご説明お願いできますか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:12:31
このFAXについても、これは今、保存はされていない、もう破棄されている状態でございます。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:12:40
FAXした文書がないというのをもう少し。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:12:42
ちょっと補足します。FAX自体につきましてはですね、保存がないということでございますが、メールを送っていたものが一番最初でございますので、そのメールそのものがあるかどうかにつきましては、申し訳ございませんが、現時点でその、データとして残っているかどうか、これにつきましては、本日の時点では、まだ確認できていないということでございます。

【広田 一 衆議院議員】10:13:12
はい。ええ、どこかで聞いたような話に、何かなっているような感じがしますけれども。この点についても、また後ほど、各議員の皆さんからご指摘をしていただければな、と思います。
そしたら、以上を踏まえまして、それぞれの議員の皆さんからまたご質問等ございましたら、よろしくお願い申し上げます。

【川内博史 衆議院議員】10:13:36
 金額が増えたことの説明してよ。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:13:43
ええと、個別の、今回の工事につきましては、後ほど中日本から説明をさせますけども、一般的にあの、道路工事ではですね、やはり対象となる箇所がそれぞれ違いますので、例えば沿道状況であるとか、交通、道路上でやれば利用者の状況、そういった、あと地質の状況であるとか、そういったところが個々に違ってきておりますので、現地の状況を踏まえて、様々、通常のいずれの工事についても、その設計の変更という行為が行われるのが一般的なところということをまず申し上げた上で、当該工事のことについては、発注者である中日本高速の方から、説明をしていただき、説明させますので。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:14:42
はい、あの、かなり金額の方が増えておりますけども。まず、この工事自体がですね、昼間の工事なのか、夜の工事なのか、というところで。やはりその工事を発注した後にですね、そういったところの、ちょっと条件が少し変わりまして、昼間の工事から夜間、夜間に限った工事になった部分がございまして、そうしますと、夜間の労務単価になるとかですね、また、夜間になるということで、夜間にしかできないということで、その時間も増えていきます。また、それに伴ってですね、特に高速道路の場合ですと、高速道路本線の車線規制を行うとかですね、また跨道橋、これ、高速道路をまたぐ工事ですので、そういったところの、一般道での車線規制とかですね、そういったところに交通保安要員とかですね、そういう保安員を配置するとか、で、時間制約ということであり、工事の期間が長くなるので、配置人数が増えるとかですね、そういうようなところの要因っていうのがかなりございます。夜間にどうしてもなってしまうということで、近隣の、お住いの皆様への配慮ということで、どうしても騒音の出ない機械に変えるとかですね、そういったような変更が出てきた、というようなところが主な要因でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:16:24
あの、落札価格の6億のね、倍になっちゃうってね、これもう普通の感覚ではありえない話でね。それで今、NEXCOさんがおっしゃったね、そういったことも普通は、見積とか予測の中に入れて入札額って提示するものなんでしょう。
でね、ちょっと2つ聞きますけど、国交省にね、「個々によって」って言うんだけど、この落札額よりもね、じゃあね、最終契約額が越えるケースっていうのは、例えば国交省からの直接の工事でどのくらいの割合なのか。そんなにたくさんあるとは思わないし、ましてやね、実際に2倍を超えるようなケースってどれだけあるのか、それを教えてほしいし。
であと、もう1つ。ちょっとNEXCOさん、これ、最終契約額、これもう清算されて払われているんですか。もう払われてる?大島産業には。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:17:12
まだです。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:17:14
まだ?だとすればね、この6億からね、これいきなり、例えば一銭も払わずに工事が大島産業終わっちゃって、じゃあ全部終わった後に、じゃあ、契約13億、なのか、少しずつ払いながら、徐々にね、最終って言葉があるから、徐々に総額が上がってきたのか、その経緯について教えてください。2つね。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:17:35
まずあの、国のことで、一般的な工事でも、国でなくてもそうだと思いますけども、やはりあの、当初の一定の条件の下でいわゆる積算というか、こう、をして、予定価格を決めるんですけども、やはり沿道状況だとか、今回も施工時間とかはあったようですけども、あと地質の条件であるとか、そういったところが現地に入って分かる行為が非常に多い。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:18:02
分かるけども、それは何割ぐらいなのか。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:18:05
一般的には、当初の通り、設計図通り、施工条件通り、できる方が少ない。一定のその施工状況に合わせて契約を変更するという行為は、通常、一般的でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:18:19
じゃあ、落札額よりも大体高くなるんだ?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:18:22
高くなるケースもありますし、低くなるケースもあると。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:18:24
低くなるケースもあるんでしょう。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:18:25
ええ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:18:26
基本的に、役所からすれば、落札額をより上回るなんてやるわけじゃないですか、当然。

【川内博史 衆議院議員】10:18:32
予定価格というのは元々、予決令(注:予算決算及び会計令)で、適正な価格を予定価格として定める、というのが予定価格ですよね。ね。「適正な価格」なんですよ。それを多少、上振れ、下振れすることは、変更契約で、現場の打ち合わせ等でありうるかもしれないけれども、倍以上になるというのは、これは異常なことでしょう?倍以上になる例がありますか?

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:19:04
そこの部分はどうなの?倍以上になるって。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:19:06
倍以上になるケースというのは、ちょっと今、どれぐらいあるかっていうのは分かりませんけども、予定価格で申し上げますと、その一定の設計図、あるいは設計、施工の条件を示した上での適正な価格ということでまず予定価格が作って(あります)。その施工条件であるとか、そういうところがやはり現地に入って変わるので、そこの変わった部分を設計変更する、という行為は一般的だと思います。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:19:34
だからじゃあまだ、肌合いとして、倍になるね、ケースってどのぐらい?ごくごくまれでしょう?後で、正確なデータもらいますけど。だから、あまりいい加減なことを言わないで。ごくごくまれでしょう?聞いたことないんじゃないですか、逆に。室長、あります?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:19:49
いやあの、まぁ今回、その、倍とかが、すごく通常的に行われているかということは、ちょっとあの、直ちにあれですけども、まぁ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:20:02
だって室長、今まで記憶あります?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:20:05
まぁあの、まれに。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:20:06
落札額より倍になったって?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:20:07
こういうケース、2倍になるようなケースも、どうしても現地条件が最初のその設定通りでないというようなケースは、あることはある、というふうに、あの。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:20:17
ただ、それは経験上、ごくまれでしょう?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:20:20
数として多いか、というとそんな多くはないとは思いますけども。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:20:24
当たり前じゃないですか。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:20:25
ないことはない、というふうに記憶、私の経験の中では。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:20:27
じゃあこれ、データで出してくださいよ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:20:29
ないはずで、最低制限価格はないと中日本は言ってます、と。本当ですか。私、品確法(注:公共工事の品質確保の促進に関する法律)を作ったんですけれど、品確法って、去年、法改正しましたよね。こんな74っていう最低制限価格、中日本にはないんですか。じゃあですよ、入札の時に適当にこうやって入れておいて、それで倍にするっていうことができちゃうじゃないですか。そういうのを防ぐために、品確法っていうのをですね、あれ、議員立法だったと記憶していますけども、当時、自民党の議員から頼まれてですね、一緒にやったんですよ。中日本って最低制限価格ないんですか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:21:17
はい、あの、いわゆる最低制限価格と言いますのは、あの、その金額を下回ると自動的に失格になるという基準だと思っております。

【川内博史 衆議院議員】10:21:24
だから、調査価格はあるでしょう?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:21:26
はい。我が社では調査価格は設定しておりまして、それを下回った場合。

武内則男 衆議院議員】10:21:28
何パーセント?何パーセント?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:21:31
まぁ工事ごとに、ちょっと計算式で出しますので、一律ではございませんが。

【川内博史 衆議院議員】10:21:36
 これについて、でしょう?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:21:37
概ね9割ぐらいということでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:21:38
でしょう。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:21:39
 それを下回ると、調査を行いまして、実際に施工できるかどうか、その辺の判断をさせていただく、そういう仕組みになってございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:21:46
調査したわけでしょう。74だから、90から16も落ちているわけだから。本当に、実際、施工できるか、と。で、しかも、さっきおっしゃった、最初、昼だったけど夜になったとか、そんなの織り込んでの予定価格でしょう。ね。
調査して、そして鉄筋が入っていないってありえないし。
前回お願いしたのはですね、施工管理の図をください、って言ったんですよ。施工管理。施工管理をしていたら、鉄筋が入ってないとか、現場で監督いますよね。何でこういうことが起きるかっていうのは、普通ありえないと思うんで。施工管理はNEXCOさんがやっておられたんじゃないんですか。それとも、大島産業さんが自分のことを自分とこで管理されていたんでしょうか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:22:46
施工管理については、NEXCOとしての施工管理、はうちもちゃんと品質管理とかですね、そういったことをやっていきます。で、逆に、受注者側の方も、受注者としての施工管理っていうのがございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:23:06
いやだから、やっていて、ね。どうして鉄筋が外れているのか、と。そこは、何ですか。
しかもこれ、2回不調ですよね。一般競争入札で不調、指名競争入札で不調。この理由と、施工管理をやっていて見逃すっていうのが、全然分からないんですよ。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:23:34
この、鉄筋が不足していたというところは、今、大島産業の方から調査報告の方が出てきておりますけども、大島産業側の管理不足だったというところは、その報告の中ではあるんですけども、まだその、なぜそうなったかというところは、ちょっと、原因究明しているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:23:58
大島産業さんは大島産業さんで調べられるでしょうけども、NEXCOさんも、施工管理をなさっているでしょう、と。なさっているものが、なんで外れているか、ということを聞いているんです。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:24:13
先生おっしゃるとおりでございまして、先般も申し上げましたけども、どうしても施工不良が確認されておりますので、発注者としてもしっかり施工管理をする、そういったところを、中日本高速は、もう先生おっしゃるような、一定の、適切にしっかり行われていたかというところは指摘されてもやむをえないというところ、そこを、そこにつきまして、あとは先ほどの、一概に変更額が高いか安いかについては、一般的に一概には言えないんですけども、今回の事象について、その増額のところ、あるいは施工管理も含めて、中日本高速の方でですね、発注機関として、まず、どういうことでこういう施工不良が起きたのか、というところはしっかり解明を、原因を究明するように、国土交通省からも指導していきたいというふうに思っております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:25:13
先ほどのちょっと質問に答えていないんですが。落札額から最終契約額まで増加していくプロセスがあるでしょう。ちょっとそれを教えてください。どのタイミングでどうなっていったのか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:25:27
まずあの、支払いの状況でございますけども、当初契約が約6億円ということで、支払いにつきましては、工事を始めるにあたって前払金というのを払います。今手元に細かな数字は持ち合わせてございませんが、各年度のですね、このぐらいできるだろうという予定出来高に対して、前払金を支払っていく、という方式でございます。さらにあの、この工事は一部竣工しておりまして、一部竣工した部分につきましては、完成出来高に対する代金の方を支払いをしております。で、変更契約につきましては、最終的には13億2900万となってございますけども、その以前に一度、その一部竣工した前後だと記憶しておりますけども、そこで一度、変更契約が行われております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:26:22
そこで、いくら上がったの。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:26:23
 すみません。ちょっと今あの、申し訳ございません。数字を持ち合わせておりません。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:26:26
それもちょっと書面で出して。一部変更で1憶?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:26:31
え。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:26:33
ごめんなさい。じゃ、変更っていうのは、1回しか行われていない?トータル2回しか行われていない?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:26:36
金額の変更につきましては、途中1回でございます。今回で、トータル2回でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:26:43
じゃあ、だったら、例えば1億上げて7億でね、最終的にさぁ出ましたってなったら、倍ぐらいになるわけでしょう?それだったら、落札価格の意味がないじゃない。これ、いや、手抜きがあったと。だけども倍以上の金がもらえてる、そこに政治介入、ってこれ3つ揃っちゃったら、これ大問題ですよ、これ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:27:08
これですよ、施工管理図を出していただいてよろしいですか。NEXCOさんがやっておられた施工管理体制、っていうのがありますよね。で、前回、こちらで証言された方がですね、国交省さんやNEXCOさんが持っておられる施工管理図とですね、実際のものがずれているというご証言があったものでですね、ちょっとそこを確認したいのが1つと。
それから、元々ですね、入札実績、この会社あるんですか。あの、高速道路をやる、工事をやる会社って、その建設会社の中でも相当ランクの、資本力とか技術力の高い所しかやれないって言ってたんですけど。過去の入札実績を教えていただいてよろしいですか。

【奥野総一郎 衆議院議員】10:28:05
それからね、処分歴の状況も聞きたいんですけど。NEXCOで処分、指名停止くらってるんですよね。過去の分も含めて、過去の処分歴とかも全部出して。10年、15年って言ったけど、国も含めて、全部ですね、いわゆる公共事業について、10年間、全部出してください。
それから、処分歴だけじゃなくて、不都合があった場合ですよ。これはなかなか難しいんだけど、施工のやり直しとかですね、問題が起きた事例というのを全部教えてもらえますか。
そもそも、そういう会社に、きちっとこんな大事な工事をね、いくら安いからと言って入札で落としてしまうこと自体がいいのかどうか、っていうのは非常に疑問ですよね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:28:43
ちょっと僕のも合わせて、今3つ。

【川内博史 衆議院議員】10:28:46
いやいや、今の原口先生の疑問は答えられるでしょう、すぐ。中日本の入札実績がこれまであったのか、っていうこと。それはすぐ答えられるでしょう?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:29:04
弊社NEXCO中日本におけます、受注実績としましては、この工事が初めてでございます。

【奥野総一郎 衆議院議員】10:29:12
処分歴は、分かります?

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:29:14
管理図は出せますでしょう?

【広田 一 衆議院議員】10:29:16
あの、ちょっとええと、施工管理図が出せるかどうか、この点をちょっと、明確にしていただけますか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:29:25
施工管理図というのは、あの、施工体制図とか、そういうものでよろしいですか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:29:32
どうなっているのか分かりませんから。どういう管理を、いつ実地検分して。

武内則男 衆議院議員】10:29:37
日報、日報。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:29:38
そう。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:29:39
NEXCO側のあの、色々な立会の検査の記録とか、そういう意味でしょうか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:29:45
はい。

武内則男 衆議院議員】10:29:46
いやいや、企業は、毎日の日報、出さないかんろがい?受注業者側は。1日こういうことをやりましたって日報を必ず、作っておかないかんはずですよ。あるろ?

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:30:02
あの、ありますね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:30:06
管理体制図があるでしょう。そして、1個1個の、今、おっしゃったような日報があって、で、付き合わせて、ってやってますよね。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:30:16
受注者側のものもあれば、NEXCO側の方でも、立会いの検査とかやっておりますので、そういう記録はございます。

武内則男 衆議院議員】10:30:26
え。日報の提出は求めていないんですか。施工者側に。日報の提出なくして、日々どういう、そういうきちっと、発注の図面と仕様書に基づいて、きちっとした工事ができていますっていうチェックできないでしょう。普通、工事発注したら、発注側は受注者側に、日報を全部提出させますよ。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:30:52
その、日報というのは、当社の場合、工程表とかのそういう管理はありますし。あります。あと、施工管理の関係で、検査願が出て、その検査願に対して、我々がちゃんと立ち会って合格とか、自主の場合もありますけど、その自主の場合でしたら、そういう証拠、あの、分かるものとかですね、そういった提出を求めております。

武内則男 衆議院議員】10:31:22
はい。ちょっと、すみません。発注から完成までに、ちょっと時系列的に何点か確認をさせてください。これ、1回目の入札は、いわゆる不落になったわけね?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:31:38
不成立です。1社も応札がなかったということでございます。

武内則男 衆議院議員】10:31:40
一般競争入札で?公募して?で、いわゆる図面と筋力設計を、公募して、それに誰もが「その仕事はようせん」と言って、それに募集してこなかったわけやね。で、2回目、それじゃ厳しいんで指名競争入札でやったと。で、それも不調に終わって。3回目の148社を指名したって記載されていますが、当然、2回目に指名した業者は省かれますよね。省くわね。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:32:18
ちょっと(確認を)。

武内則男 衆議院議員】10:32:20
あ、いや、省くはずなんですよ。すいません、僕もやってきたんで、よく分かるんですが。で、148社を指名して、その中で2社が応札しちゅう。で、その1つが大島産業ですね。これ、合弁、あのいわゆる2社がブリッジ組んで、応札した?それぞれ別の仕事を応札しちゅうがですか?

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:32:41
単体でございます。別々の会社です。

武内則男 衆議院議員】10:32:45
別々の会社。で、これ、予定価格の時に、コンサルに委託して、当初設計やりますよね。で、こういう工法でやります、ということを決めて、当然事前に、予定価格の中には、発注価格の中には、色んなことを想定をして、夜間だとか色んなことを想定して、当初、しっかりとした当初設計をやってなかったら、変更で2割以上になったら重変になって、取扱いが大きくなるので、当初設計っていうのは相当綿密にやるはずなんです。で、それをやって8億の設計で、6億で落札して、で、これがいきなり13億2000万で最終成果品として受け取りますよっていう額が、今日、提示されちゅうわけですけど、そこに、ちゃんとした根拠がないと。もし、色んな、夜になったとか何とか色んな理由を言ってますけど、よっぽど大きな、工法が変わるとかということでない限り、そんな夜間作業なんて想定できるはずですから。まして高速道路専門ですから。で、そういうときに、もう当初の設計が非常にずさんであって、あったとしか言いようがないんですけど。その辺はどう考えます?7億も増えたことに対して。発注者側として。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:34:12
はい。あの、これやはり途中での工法変更という、工法を変更する指示のほうをやっております。それの、ちょっと今、手持ちでないので明確に答えられませんが、何回かそれを経てですね、そういう変更の指示をした上で、最終的なこの金額になっております。

武内則男 衆議院議員】10:34:40
だから、当初設計がずさんだったんでしょう?

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:34:45
ええ、あの、先ほど言いましたように、あの、中日本の発注の方式もそうかもしれませんし、増額、あと施工体制図とか管理図、そこにつきましても、しっかりあの、検証するようにですね、国の方からしっかり指導しますので、いや、求めておりますので、その中で解明していく、というふうになるものと思っております。

【川内博史 衆議院議員】10:35:15
あの、すいません。あの、先ほど、FAXやメールはですね、もう保存されていない、と、廃棄いたしました、というご説明だったんですけども。それぞれのFAXやメールについてですね、あるいは面談記録についてですね、保存しておく必要はないのだ、ということをですね、法的に証するですね、根拠文書をですね、それぞれ提出をしていただけますか。あの、公文書管理法に基づくですね、標準文書保存期間基準表があるはずですから、それの中の廃棄文書にあたるのだということをですね、証する根拠文書を出してください。よろしいですね。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:36:02
はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:36:05
中日本は。

【川内博史 衆議院議員】10:36:07
中日本も公的(機関だから)。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:36:11
持ち帰って確認をいたします。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:36:23
中日本におきましては、社内のルールがございますので、持ち帰り確認させていただきます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:36:29
中日本さん、すいません。この入札にあたりですね、特定の政治家からのですね、何か依頼ありましたか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:36:40
その点につきましては、そのような事実は確認されておりません。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:36:44
確認は今、しておられるんですか。いや、ね。ちょっと色々聞いてみると、同じ建設業の方々に。全然違う地域の、ね、しかもこの規模の会社がここに入るっていうのは、相当のことじゃないと考えられない、という人たちが多かったんですよ。よほど強い力が働いていないと。ていうか、それ、強い力って不正な力ですよ。だと思うんですよ。無理だけどねっていうのを何人からも聞いたんですけど。特定の政治家、それ、調査いただけませんか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:37:29
まず最初にあの、入札のプロセスを少し補足させていただきたいと思います。一般競争入札、指名競争入札を経て、最終的に148社指名して、2社応札、結果として大島産業が落札、ということでございますけれども。一般競争入札、当社の一般競争入札、それから2回目の指名競争入札におきましてもですね、「地域要件」といいまして、その会社がどこにないと、本店がどこにないと、入札に参加できないと、こういった地域要件というのは設定しておりません。この工事におきましては設定しておりませんので、全国の会社が参加することが可能であったという方式でございます。ただ、いずれにしましても、そういった方式が正しかったのかどうかも含めまして、あの、国土交通省様のご指導もいただきながら、今後、確認してまいりたいと思っております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:38:31
地域要件がなかったのは分かりますけど、この指名競争入札、指名する要件、教えてください。規模だとか実績だとかあるわけでしょう。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:38:41
指名の基準につきましても、社内ルールに基づきまして、過去の施工実績であるとかですね、それから、例えば技術者の配置ができるかどうかとか、そういったいくつかの基準がございまして、それに合致する会社を指名選定しております。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:39:01
だから、それは後で数字を教えてくださいよ。どうして148社になったのか。で、そこに大島さんが含まれているのか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:39:12
中日本さんでですよ。地域指名要件のない入札ってどのくらいあるんですか。今ね、各地各地、その地域指名要件があって、そこに入れなくてみんな苦労しているわけですよ。中日本さん、それないんですか。それは何パーセントぐらいですか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:39:32
今あの、正確な数字は、ちょっとすみません、持ち合わせてございませんが、地域要件を設定する場合と、設定しない場合というのがございまして、これはあの、工事の種類だとか、規模によって、その辺の使い分けをしております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:39:49
だからまぁね、規模が大きくて大変な工事だと全国から、ということですか。そこ、どういう基準ですか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:00
はい。あの、一般論で申し上げますと、そのような基準になります。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:40:06
でしょうね。

【川内博史 衆議院議員】10:40:07
大島産業さんから、指名願が出たのはいつですか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:13
2015年と記憶しております。

【川内博史 衆議院議員】10:40:16
あの、その書類は残っています?2015年の?中日本さんに対して指名願が2015年に出ているんですね。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:24
はい。

【川内博史 衆議院議員】10:40:25
2015年の?その書類ください。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:29
申請書につきましてもですね、保存期間の関係で残っているかどうかっていうのはちょっと。

武内則男 衆議院議員】10:40:33
指名願は毎年出さないかんやろ、これ。1回じゃないやろ。指名願っていうのは、毎年、取ってるよね。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:37
はい。2年に1回、取ってございます。

武内則男 衆議院議員】10:40:39
ああ、2年に1回か。

【川内博史 衆議院議員】10:40:41
だからそれ、くださいよ。指名願を。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:40:44
持ち帰り確認をさせていただきます。

【近藤和也 衆議院議員】10:40:47
よろしいですか。すみません。ちょっといくつか伺いたいんですけども。
先ほどの、まず入札に関してですが、第1回、第2回、第3回ということで、その指名要件等々が変わることがなかったのか、ということと。あと1回目の時には応札がなかったということでしたが、2回目はどうだったのか、そして、2回目で応札があった場合に、この6億より上のものがあったのかどうか、ということ。例えば7億だといった金額があったのかどうかということをお聞きしたいと思います。
そして、話の中身は変わるんですけども、宮内農林水産副大臣の議員会館での事務所で、国交の道路課長、そしてNEXCOの部長さん、そして、当時の担当者だった方、もうその時にはすでに異動をしていたと、週刊誌的には「飛ばされた」というふうにも書かれておりますけれども、その担当だった課長さんが、今、その時からですね、どういった部署に行ったのか。単なる異動だったのか、昇格だったのか、降格だったのか、こういった事実を知りたいので、まぁ個人情報ということもあるかもしれないですが、その部分を教えていただけたらと思います。これはNEXCOさんです。
そして、国交省さんにですけども、大島産業が優良企業になってますよね。この、国交省が指定する、はい。この優良企業にいつからなっていたのかということ、そして、この優良企業の指定というものがされるとどういったメリットがあるのか、そして誰が決めるのか、機械的に決めるものなのか、ということ。
そして最後に、このNEXCO中日本さんには、今回、大島産業が入札したということ、あ、落札したということですが、優良企業であることが1つの要件になったのかどうか、ということをお願いいたします。

【清水将之 国土交通省道路局国道・技術課道路メンテナンス企画室長】10:43:01
道路局国道・技術課の清水でございます。優良企業の表彰というのが行っておりますので、この大島産業がいつどういった形で表彰されているのかについてはですね、持ち帰って、また確認して整理したいと思います。その時の選び方というところについても、持ち帰って確認をさせていただきます。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:43:46
NEXCOの方の、あのこれはその、議員と面談をした担当者、でよろしい?

【近藤和也 衆議院議員】10:43:58
元々、大島産業との、そのメールを送られた方が。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:44:01
あ、そちらの方ですか。

【近藤和也 衆議院議員】10:44:02
(メールを送られた方が)議員会館に呼ばれてきた、と。ただその時には担当を外されていた、ということまでは、昨日の時点、(衆議院農林水産)委員会で確認ができています。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:44:12
すみません。国土交通省の道路局です。ちょっと補足いたします。あの、先生おっしゃった、中日本高速道路会社の担当者が、あのメールを送った件の担当者という方とですね、議員会館で同席した時にいた中日本の部長と担当者、という担当者は別の方でございます。

【近藤和也 衆議院議員】10:44:37
すいません。昨日の(衆議院農林水産委員会での)やり取り、私の記憶の中では、その担当者というのは、もうすでに外された担当者が来たという理解だった。代わった担当者なんですか。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:44:49
えっとですね。「担当者」って同じ言葉を使ったので、ちょっと分かりづらかったんですけれども。その、(ええと、なんて言ったらいいかな、)メールを送った担当者と、その議員会館のところに来た担当者は、まず、違います、と。

【近藤和也 衆議院議員】10:45:04
違う、違う人なんですね。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:45:06
違う人です。あと、あれですね、先生おっしゃってるのは。

【近藤和也 衆議院議員】10:45:09
元々の、異動させられた(人)。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:45:10
ですよね。そちらについては(NEXCOから)。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:45:16
はい、あの、そちらについては、ちょっと、あの、持ち帰って。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:45:20
担当者が違うことについて。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:45:22
ああ、担当者は、違います。ええ。

【近藤和也 衆議院議員】10:45:26
で、そのうえで、メールを送った担当者、その元々の担当者が、違う部署に。メールを送られた担当者が、結果として違う部署に異動になったわけですよね。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:45:39
はい。

【近藤和也 衆議院議員】10:45:42
その方がどういうポジションに行かれたのか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:45:48
その辺については、あの、ちょっと持ち帰らせてもらってよろしいですか。ええ。確認いたします。

【近藤和也 衆議院議員】10:45:56
はい。元々パワハラだということで、議員に呼びつけられたと思うんですけれども、結果的にその人事が懲罰的な人事だったのかどうかを、知りたいんでよろしくお願いします。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:46:07
ちょっとごめん。改めて確認なんだけど。部署が移ったのは、議員会館で宮内議員と会う前、後?前なんでしょう?

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:46:16
前、前です。

【黒岩宇洋 衆議院議員】10:46:17
うん。

【近藤和也 衆議院議員】10:46:23
あの、入札の。6億より上のものが、第2回目の時になかったのかどうか。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:46:28
はい。あの、第2回目につきましては、参加者がございませんでしたので、はい。ゼロでございます。第3回目につきましては、2社の応札がございました。

【城井 崇 衆議院議員】10:46:41
今のにからんで、確認と、別件でもう1つ。
あの、今の、1回目の一般競争入札と、指名競争入札の、それぞれ参加者の数をおっしゃってないと思うので。先ほどの3回目の148社との重なりがあると思うんですが、その重複の有り無しについて、まず確認をしたいと思います。

【坂口和幸 中日本高速道路(株)契約審査部入札監視課長】10:47:02
はい。1回目につきましては、応札者はございませんでしたが、60数社、参加は可能だという設定でございます。それから、第2回につきましても110数社、指名をしてございまして、参加者がゼロでございました。第3回目は148社でございますが、これはあの、第2回目の115社との重複があるというふうに思います。ただ、細かな参加要件等につきましてはですね、こちらにつきましても、後ほど確認をしてまいります。

【城井 崇 衆議院議員】10:47:38
はい。もう1点、NEXCO中日本さんだと思いますが。
前半の説明で、NEXCOとしての施工管理があり、で、受注者としての大島産業としての施工管理があると、両方あるというお話でした。で、今回の、施工不良になった部分の、直接の、やっぱり一番関わるのは配筋検査のところだと思っています。この配筋検査の時の、そのチェックをした書類や、あるいはそこで、現場で撮った写真というのが、多分これまでの資料でいただいた「書面」にあたるものだと思うんですが、その部分が、NEXCOとしての施工管理でも当然されていて、大島産業としての施工管理でも当然されているはず。鉄筋が入っていなかったら見たら分かる世界ですので、それをやらないと、次の工事、つまり生コンを入れたり、っていう次の工事に入れないはずなんですが。その、一番このターニングポイントになる、その部分の写真やチェックした書類、それがもしかしたら日報なのかもしれませんが、というものがあるはずなんですが、そこはありますか。我々にお見せいただけますか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:48:53
はい。あの、ちょっとそこの書類関係ですね、ちょっと持ち帰ってですね、ちょっと確認いたします。

【城井 崇 衆議院議員】10:49:02
有り無しだけでも、おっしゃっていただかないと。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:49:05
はい。まさにそこがですね、我々ずっと言っているように、あの、大島産業の施工も、まぁ、施工管理ミスだというふうに何か言って、報告があるらしいんですけれども、そこと、発注者としての施工管理というところがあると思いますので、そこは中日本の方に、原因の究明と、時によっては中日本の職員だけではあれなんで、外部の方の意見も聞きながら、しっかり原因究明をさせたいと思っておりますので、そこの中で究明をしたいと、させていきたいというふうに思っておりますので、よろしく、あの、そちらの方の報告を、まず我々としては待ちたいと思っております。

【城井 崇 衆議院議員】10:49:45
確認したら、資料提出を私どもにもきちんとお願いいたします。重要な部分だと、安全の確認のための重要な部分だと思いますので。お願いします。

【森ゆうこ 参議院議員】10:49:53
今の、大事なところでね。これ、耐震補強工事なんですよ。で、鉄筋が入っていない、極めて重大な事案であって、そして、政治家がからんでいる、と。先ほどあの、指名願、2015年とおっしゃいましたけど、この時、宮内さんは国土交通政務官なんですよね。まぁ、色んなことがありますので、この、先ほどの城井さんの指摘、極めて重要ですので、その部分だけでも早く提出をしていただきたいと思います。
で、私の方から、今日の宿題に出ていたんですけれども、明確な説明がなかったんですが、先般、1回目の時に「受発注者間で解決すべき問題だ」と国土交通省が判断した、とご説明になりました。しかし、なぜそのように判断したのか、具体的なご説明もありませんでしたし。で、今日はその分かる資料を出してくださいということで、お願いしましたが、何のお答えもないんですけれども。改めてお聞きしますが、宮内元国土交通政務官、現農水副大臣の部屋に呼ばれて、議員本人も同席の上、その、パワハラ?と思われるようなメールが(NEXCO中日本から大島産業に)送られてきたというような相談で、国土交通省も参加をして、協議がなされた、と。受発注者間で解決すべき問題だと国土交通省が判断したとおっしゃっているんですが。改めてその根拠は。なぜそのように判断したんですか、どのような問題が話し合われたんですか、明確にご説明いただきたいと思います。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:51:48
まず、冒頭、先生がおっしゃっていただいた、鉄筋の不良については、重大な事象だと我々も思ってますんで、先ほど来申し上げているように、しっかり原因究明をさせたいと思っております。
あと、宮内議員は、昨年の9月の段階では政府の要職には就いておりません。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:52:09
面談の件についてのご指摘ございますけれども、あの、元々ですね、議員の秘書の方から、NEXCO中日本の、発注者の担当者から、受注者である大島産業の方へのメール文書の言葉遣いについて、ええとまぁ、パワハラ的な言動があるということで、相談をいただいてまして、それをそのまま中日本さんの方に、会社に方にお伝えをして、事実確認をしたところでございます。で、その内容について面談をした、ということで、そのコミュニケーションですね、言葉遣い、発注者と受注者の言葉遣いについて、お話がされたということでございます。

【森ゆうこ 参議院議員】10:52:56
あの、すみませんが、今のご報告は、何に基づいて報告しているんですか。当時の面談、応接記録に基づいて説明してらっしゃるんですか。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:53:07
記録に基づいて説明しているものではございませんで、国土交通省担当者が、あの、同席をしているということで、担当者に確認したものでございます。

【森ゆうこ 参議院議員】10:53:19
その担当者の記憶ですか。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:53:22
記憶になるかと思います。

【森ゆうこ 参議院議員】10:53:29
あの、ええと、応接記録というものは残っていて。段々この話ね、森友の時のやり取りを思い出すんですけれども、結局、面談記録、応接記録ありましたよ。それを出さないっていうことについては、(ええと、あ、川内さんいないな)、あの、中立的な公正機関の厳しい判断がなされたというふうに思いますので、あの、応接記録、面談記録は、こういう場合、必ず残ってますので、早くご提出をいただきたい。どうですか。

【安谷 覚 国土交通省道路局総務課高速道路経営管理室企画専門官】10:54:11
あの、申し上げた通り、国土交通省として面談記録は作成してませんので、ございません。

【(野党議員)】10:54:23
じゃあ、NEXCOは。

【森ゆうこ 参議院議員】10:54:26
ないんですか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:54:28
あの、当時は、作成はしましたけども、すでにもう廃棄しております。

【石垣のりこ 参議院議員】10:54:52
すみません。お伺いしてよろしいでしょうか。
冒頭で、価格の変更に関して、昼の工事が夜間の工事になったというようなことを、金額が上がった大きな理由としても挙げていらっしゃいましたけれど、元々の条件変更になったという話で、提示していた、まぁ、昼間工事ができるという判断というのはNEXCO中日本さんの判断で、それが、中日本さんの判断ミスによって、やっぱり夜間でせざるをえなかった、ということなんでしょうか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:55:17
はい、あの、当初考えていた通り、やはり施工ができない状況になったので、まぁ、判断ミスというか、条件がやっぱり変わったというようなものです。

【石垣のりこ 参議院議員】10:55:29
あの、夜間しか工事ができないということが、どうして分からなかったんですか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:55:38
特にあの、中央道とかの工事がですね、集中工事とかそういう工事がありますけども、やはり非常にやっぱり渋滞が激しいとかですね、そういったようなところで、また他の工事の規制とかもまた増えてきているような中で、ちょっとそういう判断が、なかなかこう見極めることができなかった、というところでございます。

【石垣のりこ 参議院議員】10:56:13
道路のプロですよね。

【近藤和也 衆議院議員】10:56:15
すいません。ちょっとまったく違う質問なんですけども。
あの、この5年間で結構なんですが。NEXCO中日本さん、もしくは、ちょっとこれは国交省さんに、他のNEXCOさんに確認してほしいんですけども、宮内議員の議員会館に呼ばれたことが今まであったかどうか。昨年の9月以外にですね。ちょっとそれ、教えてください。今、分からないと思うんで。

【広田 一 衆議院議員】10:56:41
はい。その件は、よろしいでしょうか。

【武藤 聡 国土交通省道路局高速道路課有料道路調整室長】10:56:48
ええ。持ち帰って確認をいたします。

【石垣のりこ 参議院議員】10:56:56
すいません。あの、資料としてちょっとこういうのがあるか分からないんですけども。ええと、ページの、これ何ぺーじかな。通しがないんですけども、これ。「かぶり詳細図」ていうところで、表側の8本が抜けているというお話が、当初のお話としてあったと思うんですが、それをですね、中の部分もちゃんと入っているのかということの、ちょっと確認もさせていただきたいと思うので、配筋図でお示しいただくことってできますでしょうか。提出していただくことって可能でしょうか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:57:30
はい。あの、今日、図面をこう付けておりますけれども。

【石垣のりこ 参議院議員】10:57:36
はい。抜けているところが、配筋図の中で、その指摘されている8本の、かぶりの所の8本がどう抜けているのかっていうのは、お示しいただけるとありがたいな、と。はい。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:57:54
はい。これ今日の図面ですと、41分の8(8/41)というところになりますが。

【石垣のりこ 参議院議員】10:57:58
はい。それですよね。ええ。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:58:01
そこのあの、右上のところのですね、この配筋図のあの、ちょっと上の方のですね、このB1、B6という、ここの所になります。

【石垣のりこ 参議院議員】10:58:16
B1とB6。はい。それ以外は入っているということですか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:58:24
そうです、はい。そこの8本分、この図面でいうと、そこの8本分が入っていなかったというものです。

【石垣のりこ 参議院議員】10:58:33
これが外の8本にあたる部分ということでよろしいですね。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:58:36
はい。

【石垣のりこ 参議院議員】10:58:37
はい。ありがとうございます。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:58:38
で、そのあの、鉄筋の、さらに配筋図として、41分の9(9/41)というところですね。ここの中に、B1からB6とありますけども、B2から5というところが、あの、途中の少し細かい部分がありますけども、メインはこのB1とB6。7090ミリという長さになっていますけれども。そこの部分ですね。B1からB6、この153キロ分が、この配筋図上では入っていなかったということになります。

【石垣のりこ 参議院議員】10:59:22
B1からB6までの全部ということですか。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:59:25
はい。この。そうです。この153キロ分です。

【石垣のりこ 参議院議員】10:59:29
153キロ分ですね。ちょっとじゃあ、今のお話をもとに、ちょっと詳細を詰めてみます。ありがとうございます。
ちなみにあの、通常工事する時って、工事する前の段階、中の段階、後の段階って、写真を撮った上で報告書を提出するもんだと思うんですけれども、そのようなものっていうのは、通常なされていらっしゃらないんでしょうか。今回のケースはもちろんですが。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】10:59:58
通常であれば、そういう立会をしてですね、また写真とかでも確認はされています。ただ、ここ部分は、やはりそういったところが、やっぱり我々としても、やっぱり十分できていなかったというようなところですので、どうしてそうだったっていうところは、あの、この後、検証、徹底的に検証してですね、こういったことを起こさないような再発防止策を講じていこうと思っています。

【石垣のりこ 参議院議員】11:00:25
はい。ありがとうございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:00:29
これ、なんでパワハラされたか、その原因は分かっているわけですか。パワハラの原因

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】11:00:36
パ、パワハラですか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:00:38
パワハラ的な言動があった、ということが、あの、宮内議員の所に行くきっかけですよね。メールが。

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】11:00:45
はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:00:46
なんでパワハラ、その原因は分かっていますでしょう?

【澤田利明 中日本高速道路(株)保全企画本部保全企画課長】11:00:50
この、パワハラ、あのちょっと言葉としてきついのがですね、そのメールでの、いわゆる工事の、この計画書とかですね、品質管理の書類の提出とか、そういったもののことでした。で、そういったものがなかなか出されないというようなところから、少し厳しい言動に、言葉表現になっていた、と。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:01:18
そうでしょう。やっぱり。やっぱりって言ったら悪いけど。その担当者の方は、まぁ、言葉遣いはね、あれだったにしろ、計画書を出さない、必要な書類を出さない、それだとその方の責任が果たせないから、そういうことをおっしゃったと、いうことですね。
非常にあの、NEXCO中日本さんとしても問題だということを、担当者はその時に感じておられたということじゃないかな、と思うんですけれども。

【黒岩宇洋 衆議院議員】11:01:52
確かに、中日本さんはね、僕ね。やっぱりそれ被害者だわ。これ、政治家からこういう状況作られてね、官僚が詫びを入れさせられたらね、こういうずさんなことがあったって、文句言えないですもんね。管理できないわ。
あ、分かりました。はい。ありがとうございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:02:09
正直に言っていただいて、ありがとうございます。

【森ゆうこ 参議院議員】11:02:11
ということは、やっぱり国土交通省ももっと、その件に関して。あの、まさに、黒岩さんのおっしゃった通りだと思うんですが。ということは、国土交通省さんも、その担当者は、まぁ記録もあると思いますよ。財務省も後から記録を出さざるをえなくなりましたからね。あの、国土交通省も、記録ももちろん持ってると思いますが、面談記録。で、少なくとも先ほどは記憶に基づいて、その一部をご報告いただいたわけですので、まぁ、次回までに、今、中日本さんからもう赤裸々なお話がありましたから、当然、具体的な検討をした内容について、記憶をもとに、でもいいですからご報告をいただきたい。ことと、当然、記録もあると思いますので、ぜひ、出していただきたい、と。重ねてお願い申し上げます。

【広田 一 衆議院議員】11:03:15
はい。それでは、時間も超過しましたので、第2回の合同ヒアリングの方を終了させていただきます。
なお、種々のですね、資料提出についての要望がございましたので、それについては、適切にご対応していただきますようによろしくお願い申し上げます。
以上で終了させていただきます。どうもありがとうございました。


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