見出し画像

2021年9月22日(水)11:00~ 野党合同国会 第4回「コロナ対策ヒアリング」 文字起こし記録

内容:新型コロナウイルス対策および学校における感染対策などについて
(厚労省・文科省)

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年9月22日 野党合同国会「第4回コロナ対策ヒアリング」

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/702282219
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年9月22日 野党合同国会 第4回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=Sji9-NRu7kg(11:01:44~)
(3)YouTube石垣のりこ
2021年9月22日 野党合同国会 第4回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=Vp5N7V8T9IE
(4)YouTube Movie Iwj
IWJ(INDEPENDENT WEB JOURNAL)
野党合同国会第4回「コロナ対策ヒアリング」―内容:新型コロナウイルス対策および学校における感染対策などについて、厚生労働省、内閣府、外務省、文部科学省より

https://www.youtube.com/watch?v=sxGdo6eHwNs

2 配布資料
 https://www.dropbox.com/sh/i8i135rjgwvs233/AACHuoGVNIzrLR1GH1IIlm3na?dl=0

<参照1>
●時事ドットコムニュース (2021年09月15日15時39分)
在宅カクテル療法の検討指示 菅首相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500776&g
●時事ドットコムニュース (2021年09月15日19時19分)
抗体カクテル、自宅でも 重症化防止へ検討―政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500577&g
●NHK NEWS WEB (2021年9月15日 17時02分)
菅首相 “往診でも「抗体カクテル療法」可能に” 検討を指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210915/k10013260541000.html
●NHK NEWS WEB (2021年9月18日 6時45分)
「抗体カクテル療法」全国的に往診での使用認可へ 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210918/k10013265901000.html

<参照2>
厚生労働省サイト 
●新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等
第52回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年9月16日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html#h2_free14
資料2-6
今後の感染拡大に備えた医療提供体制の構築に関する基本的な考え方について(概要)https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000833564.pdf
●病床・宿泊療養施設確保計画
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00057.html

<参照3>
●時事ドットコムニュース (2021年09月17日22時52分)
水際対策、32カ国対象に緩和 政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091701179&g
●共同通信 (2021/9/18 00:05 (JST)9/18 00:23 (JST)updated)
ラムダなど変異株対応強化 水際対策、期間緩和も
https://nordot.app/811614445079674880?c=39550187727945729
●朝日新聞DIGITAL (2021年9月17日 22時31分)
米国などを宿泊施設待機対象から除外 デルタ株広がり水際対策見直し
https://www.asahi.com/articles/ASP9K775GP9KUTFK02T.html
●日本経済新聞 (2021年9月18日 1:00 (2021年9月18日 5:28更新))
米国からの入国者、施設待機不要に 水際措置を緩和
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA17CNE0X10C21A9000000/
●NHK NEWS WEB (2021年9月18日 5時33分)
入国後に国の宿泊施設での待機 3日間に緩和 今月20日から 政府
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210918/k10013265921000.html

<参照4>
●外務省サイト「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化に係る措置について」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page4_005130.html
●厚生労働省サイト
水際対策に係る新たな措置について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html
新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況、国内の患者発生、空港・海港検疫事例、海外の状況、変異株、その他)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html

<参照5>
NIID国立感染症研究所 「SARS-CoV-2検出検査のRT-qPCR法と抗原定量法の比較」
(IASR Vol. 42 p126-128: 2021年6月号)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2502-idsc/iasr-in/10464-496d03.html

<参照6>
国会会議録検索システム
第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号 令和3年5月21日
(202 山井和則~)
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120404260X02120210521&spkNum=202&current=1

<参照7>
共同通信 (2021/9/21 18:44 (JST)9/21 18:57 (JST)updated)
緊急事態、月末解除を検討 政府、28日に正式決定へ
https://nordot.app/812982125745782784?c=39550187727945729

<参照8>
●twitter 羽鳥慎一モーニングショー @morningshow_tv
9/16放送「東大試算、年内に都内感染者『1万人』超も」
① https://twitter.com/morningshow_tv/status/1438361867701743617?s=21
② https://twitter.com/morningshow_tv/status/1438361871489196033?s=21
③ https://twitter.com/morningshow_tv/status/1438361875662532612?s=21
④ https://twitter.com/morningshow_tv/status/1438361879882043393?s=21
●Facebook報道ステーション【年末に深刻な医療逼迫 予想】 (2021/09/16 0:00)
https://www.facebook.com/hodostation/videos/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E3%81%AB%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%AA%E5%8C%BB%E7%99%82%E9%80%BC%E8%BF%AB-%E4%BA%88%E6%83%B3/564058171585031/ 
●JCASTテレビウォッチ (2021年09月16日12時16分)
次の第6波、「想定外」は許されない 「モーニングショー」で指摘された懸念
https://www.j-cast.com/tv/2021/09/16420424.html?p=all
●COVID-19 AI・シミュレーションプロジェクト
ワクチン接種完了後の世界:コロナ感染と経済の長期見通し #2
(公開日:2021.09.14、研究者:仲田泰祐、機関:東京大学大学院経済学研究科)
https://www.covid19-ai.jp/ja-jp/presentation/2021_rq3_countermeasures_simulation/articles/article147/

<参照9>
●毎日新聞 2021/9/21 18:46(最終更新 9/21 20:25)
麻生財務相、行動制限に疑問 「本当に必要で効果があったのか」
https://mainichi.jp/articles/20210921/k00/00m/010/187000c
●産経新聞 THE SANKEI NEWS (2021/9/21 12:35)
コロナ行動制限「効果があったのか」 麻生財務相が苦言
https://www.sankei.com/article/20210921-HF5GJ4PBONPKZJODQEWCKFDX2A/
●デイリースポーツ (2021.09.21)
麻生財務相 行動制限「効果あったのか」発言にネット上「めっちゃ他人事」「他人面」
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/09/21/0014696743.shtml

2021年9月22日(水)野党合同国会 第4回「コロナ対策ヒアリング」質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、抗体カクテル療法の自宅使用の全国展開は、いつからするのか。
2、今日まで、カクテル療法の自宅使用は、何自治体、何人に行われたか。医療機関が手をあげたら、自宅使用のためのカクテル療法の薬剤は入手できるか。
3、9月末に緊急事態宣言を解除するか否か、まん延防止措置に移行するか否かは、自民党の新総裁が決まる前、28日(火)までに決まるのか。その際の判断基準は何か。
4、9月末に緊急事態宣言を全面解除し、まん延防止措置もとらない場合、東大の仲田准教授は、『10月上旬から感染が再拡大し、東京では11月末に新規感染が日に5000人になる可能性がある』と試算している。この試算への政府の見解をお聞かせ下さい。
5、コロナによる子どもの貧困が深刻です。1人5万円を400万人の子どもに春に支給した子育て世帯特別給付金の選挙前の2回目の再支給を、(との要望が)子どもの貧困の支援団体から出ている。選挙前に再支給すべきでないか。

9月17日の「水際対策強化に係る新たな措置」で
Q1:米国やフランス、タイなど20カ国とロシアの一部地域を、待機なしにした理由、客観的指標は何か。(厚労省、外務省)
Q2:デルタ株は「特に対応すべき変異株」でありながら、デルタ株の感染が必ずしも収まっていない国からの検疫を緩和しているのはなぜなのか。(厚労省、外務省)
Q3:空港での検査は第一段階で「抗原定量検査」、場合によって「PCR検査」が行われている。厚生労働省は、「抗原定量検査」と「PCR検査」の精度の差がどの程度あると認識しているか。また、その根拠となるデータは何か。(厚労省)
Q4:厚生労働省は、国立感染症研究所の「SARS-CoV-2検出検査のRT-qPCR法と抗原定量法の比較」(IASR Vol. 42 p126-128: 2021年6月号)から、PCR検査と抗原定量検査の精度をどのように認識しているか。
Q5:待機期間の緩和措置を取るのであれば、検査体制は最大限強化すべきと考えるが、検査体制の見直し(到着時、3日後の最低2回のPCR検査の実施等)はしないのか。(厚労省)
Q6:厚労省が保険適用としている新型コロナウイルス抗原定量検査の機器は、何社何種類あるのか。(厚労省)
Q7:水際対策上重視する変異株として、ベータ、ガンマ、デルタの3系統に、イータ、イオタ、カッパ、ラムダ、ミューの5系統を新たに加え、名称を「特に対応すべき変異株」と改めたが、「特に対応すべき」とはどのような対応をするのか。(厚労省) 以上

【山井和則 衆議院議員】10:59:49

それでは、定刻になりましたので、始めさしていただきます。本当にお忙しい中、役所の皆さんもお越しいただきまして、ありがとうございます。
それでは、原口代行からご挨拶いただきます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】10:59:58
はい。おはようございます。

【(出席者)】11:00:01
おはようございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:00:02
国対の原口でございます。今日も、本当、どうぞよろしくお願いします。
えぇ、感染がですね、えぇ、急激に増えて。そして、それが、えぇ、デルタ株なんでしょう、急激に減っている、と。喜ばしいことだと思います。ただ、医療従事者の皆さんからは、第5波の、この苛烈さ、あまりにもひどかった、と。で、燃え尽き症候群だけではなくて、えぇ、家族にも感染させるリスクがあって、辞めている方々がたくさんおられる。で、私たちは、えぇ、6月11日に、医療支援、医療従事者の支援法案も出させていただきました。ぜひ、国会を開いてですね。
昨日、18時1分に、えぇ、政府の方から、変な紙が来ました。「あなた方が求めている国会を10月4日に開くんだ」ということですが、私たちが求めてるのは、そういう臨時国会ではありません。首班指名の臨時国会ではなくて、ちゃんと、コロナ対策の法案、それから予算、それを国民に届けるためのものでありまして。麻生財務大臣に至っては、もう、これ、普通、こんなことを言ったらですね、閣僚は罷免ものだ、というふうに思います。
で、これで結びにしますが。あの、毎回、えぇ、このウイルスは波を示しますが、下がっている時に緩んで、自粛の一辺倒。今日、えぇ、森山(自民党)国会対策委員長からは、緊急事態宣言の解除のお話がきましたけども。これをいつまで続けるのか、と。緩んで、そして、また感染拡大して。その間、亡くなられた方々、失われた命は還ってきません。もう、1万7000人を超える方々が亡くなられ、そして、自宅で(亡くなられ)、えぇ、警察庁の扱う方だけで、8月で250人という状況であります。こういったことを考えると、しっかりとした、今、感染対策、特に水際対策、ここを徹底的にやるべきだ、ということを申し上げて、御礼に代えたいと思います。
えぇ、共通の認識でですね、皆さん、本当に、連日、誠実に答えてくださってるんで。えぇ、目の前の皆様に心から感謝申し上げて、冒頭のご挨拶にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】11:02:16
それでは、長妻厚労部会長、よろしくお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】11:02:19
えぇ、どうも、えぇ、おはようございます。今日もよろしく、役所の皆さんも、ありがとうございます。まぁあの、自民党はもう総裁選一色ですが。まぁ、我々はですね、コロナ対策を徹底的にやる、ということで。今日は、ありがとうございます。
で、やはりですね、これまでの政府は、「遅すぎて、早すぎる」と。この緊急事態宣言も、入国管理も、発動が「遅すぎ」、そして、解除が「早すぎ」。
で、今回、私が一番驚いたのが、一昨日ですかね、9月の20日、入国管理をもう大幅に、えぇ、緩和してしまった、と。えぇ、今まではですね、えぇ、「最大10日間、ホテルで缶詰で、完全隔離、新規入国者」だったのが、もう一律、「3日でいいよ」と。ホテル缶詰、隔離。こんな半分以下に、一気にしてしまう、と。
これ、やっぱり政府はですね、あの、「最悪の事態」を想定して、やっぱり、それを国民と共有して、それが起こらないようにする、っていうのが仕事だと思うんですね。
その中で、「最悪の事態」っていうのは、「年末年始、第6波」。で、その時に、えぇ、「ワクチンが効きにくい変異株が、猛威を振るってる」っていうのが、私、「最悪の事態」だと思うんですよ。
そういう意味では、ラムダ(株)だとか、ミュー(株)とか、色んなことを言われていて、それ以外もあるかもしれない中、一昨日の20日からですね、大幅に入国管理をですね、緩和してしまう、っていうのは、私、「どうして、そういうことになるのかな」と。えぇ、「遅すぎて、早すぎる」の、「早すぎる」、また過ちをですね、私は犯すんじゃないか、ということで。ここは、ぜひ、改善して、えぇ、撤回していただきたいな、と思います。
で、2つだけ、ちょっと報告しますと、あと。
これ、地下鉄の中のですね、えぇ、二酸化炭素濃度について、特に、東京等でですね、えぇ、ちゃんと測定する、っていうことになりました。国土交通省が。来月中には測定を終えて公表できるんじゃないか、ということで。えぇ、また、公表した時には、えぇ、ご報告を求めたい、というふうに思います。
そして、もう一点は、原口さんからも、自宅死の話、ありましたが。これも、私が、一つ驚いたことが、まぁ、先月8月だけでですね、自宅等でお亡くなりになった方のうち、「死後にコロナ陽性が分かった」と、死後にコロナ死と初めて分かった方が、65名もおられる。ひょっとして、自分でも、何で亡くなったのか分からないうちに亡くなってしまった、症状がほとんどない方が、突然、亡くなった、っていう方もおられるんじゃないか、と。で、これについて、政府はですね、調査を頑なに拒否しておりまして。ちょっと、これ、不自然だなぁ、と思うんですね。これ、マスコミで、全く言われてないことですので。これだけの多くの事例があるとするとですね、それをちゃんと調査をして、公表していただいて、第6波に備えて、そういうことが二度と起こらないような対策、これを取っていただきたい、ということで、えぇ、我々、粘り強く求めていきたいと思いますので、ぜひ、よろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】11:05:32
えぇ、それでは、1ページ目、2ページ目の質問通告にしたがって、議論をさしていただきますが。
今日は、えぇ、12時までの間に、抗体カクテル療法の自宅使用。
そして、今、長妻さんから話がありました、水際作戦の、まぁえぇ、まぁ、変化というか、緩和ですね、このこと。
それと、緊急事態宣言、来週にでも全面解除と言われておりますが、そのこと。
そして、最後に、えぇ、貧困な子どもの、えぇ、問題が非常に深刻化しておりますので、この5万円の給付金の再支給。
この4点を、主に議論をさしていただきたいと思います。
それでは、まず、1点目。あの、文書回答もいただいておりますが。えぇ、抗体カクテル療法を自宅使用。まぁ、私たちが、1か月、要望を続けた結果、やっとモデル事業としてスタートすることになりました。今日も、この回答がきておりますね。1、2と。
それでですね、まぁ、モデル事業として始まったんですけれど。全国展開はいつからするのか、ということと。
まぁ、先週水曜日(9月15日)に、菅総理が、えぇ、私たちの要望に応えて、自宅使用を、まぁ、遅まきながら、えぇ、「モデル事業で検討する」と言ったけれど。1週間経ちましたけれど。自宅使用は、日本で、どの自治体、何件されたのか。
もっと急いでほしい。えぇ、そのことについてですね、えぇ、京都の、えぇ、松田医師からも、また要望書も、えぇ、私がお願いして、あの、意見を書いていただきました。今日の配布資料の12ページにも出ております。「抗体カクテル療法の一日も早い全国展開をお願いします」と。
このことについて、えぇ、ご回答、よろしくお願いいたします。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:07:15
はい。えぇ、厚生労働省のコロナ本部の高城と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
えぇ、そうですね、あの、抗体カクテル療法の、あの、利用につきましては、あの、様々なご要望をいただいております。えぇ、特に、あの、この、自宅での使用ということでございますけれども。こちらにつきまして、えぇ、でございますけども、あの、9月の17日に、あの、事務連絡というのを出させていただきました。

【山井和則 衆議院議員】11:07:44
今日の配布資料の11ページですね。11ページ。
(配布資料:令和3年9月17日付け一部改正、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡「新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬「カシリビマブ及びイムデビマブ」の医療機関への配分について(疑義応答集の追加・修正)」)

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:07:46
あ、11ページについておりますか。失礼いたしました。

【山井和則 衆議院議員】11:07:48
はい。はい。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:07:49
で、そちらの方で、えぇと、そうですね、あの、まさに、その、「Q」のところにございます。「Q.13」というところでございます。
えぇ、「本剤は、医療機関による往診においても活用してよいのか」ということに対し、えぇ、この度、患者の居宅、高齢者施設等を含みますけども、ここにおける本剤の治療を目的とした往診について、えぇ、これこれ(24時間以内の患者の病態の悪化の有無を確認できる体制(投与完了直後の経過観察、夜間・休日含め、患者からの電話に対応できる体制等))の確保を厚生労働省でも確認した上で、実施することが可能としました、ということでございます。
で、したがいまして、あの、都道府県の方に、あの、これらの、えぇ、投与を行うという医療機関さんにおいては、あの、都道府県の方に、えぇ、まず、あの、申請をされて、えぇ、都道府県からの、あのえぇ、いわゆる、その情報についてですね、えぇ、こちらの厚生労働省の方でも確認させていただいた上で、えぇ、投与可能というような、あの、体制を、えぇ、スタートしている、というところで、えぇ、ございます。
えぇ、恐縮でございます。あの、この、物につきましては、あの、まだ、あの、調整中というところもございますけれども。現時点で、あの、承知しておりますのは、えぇ、大阪、それから東京で、すでに、えぇ、スタートしているという状況でございますけれども。

【山井和則 衆議院議員】11:09:03
合計、何件ですかね?何人に?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:07:05
あ、何件という点については、あの、把握しておりません。申し訳ございません。
で、それから、あの、2にございますように、えぇ、カクテル療法について、えぇ、自宅使用ということでございますけれども。えぇ、何人に行われたのか、というところでございますが。あの、自宅については、すいません。今、あのえぇ、申し上げましたように、えぇ、患者の類型ごとに使用量を把握するということにつきましては、医療機関等に過度な負担をかけることになりかねず、難しいと考えているところでございます。
ただ、あの、メーカーさんの方で、あの、お配りいただいておりますので、これにつきましては、現在までのところで、約27000人分、えぇ、投与できる量を医療機関さんに配布しているというところでございまして。えぇ、今後は、こういった自宅療養の居宅におきましても適切な体制を整えていただいたものを、往診での活用ということも、えぇ、想定しているところで、えぇ、ございます。
えぇ、こちらも、先ほどご紹介のようにですね、その、医療機関、できるのか、できないのか、といった、その、体制の確保の問題がございますので。えぇ、自治体、それから、厚生労働省の方でも、確認させた上で、えぇあの、進めさせていただいているというところで、えぇ、ございます。
えぇ、以上でございます。

【山井和則 衆議院議員】11:10:25
あの、また、私が発言さしてもらいますけれど。うーん。何か。というか、耳を傾げるというか。総理大臣が指示をして、1週間経って、「何人、自宅使用しているか、把握しておりません」。いやいやいや。その、人数、把握しないんだったら、効果も何も把握できないわけであってね。
まぁあの、昨日もテレビでやってましたけれど。「自宅使用が、抗体カクテル療法、可能になったけれど。これを1か月前、もっと前にやっててくださったら、救えた命、救えた方が非常に多かった」ということを、その医師の方も、あの、おっしゃっておられました。
それで、結局、これ、もう、今、収束しつつあるんです、第5波が。それで、多くの方が入院できる、っつんだったら、結局、もう、これ、自宅使用なんか、あと1週間、2週間経ったら、もう、する必要、第5波においては、なくなりますよ。その段階で、「全国展開」って言ったって、対象者、いませんよ。はっきり言って。療養施設か入院できるわけですから。
まぁね、あの、本当に、私たち、1か月前から言ってるんで。今、自治体から、要望がきてるところはね、もう、速やかに認めていただいて。
また、これ、次回、やりますけどね。もう、勘弁してくださいよ。
1週間経って、2つの自治体。それで、私が聞いたのでは、「大阪、3。3人じゃないか」って、聞いています。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:11:57
(頷く)

【山井和則 衆議院議員】11:11:59
ちょっとね、あまりにも、ちょっとスピード遅すぎる、と。もちろん、安全性もあれだけど。
繰り返し言いますけど、1か月前から私たち要望して、27000人に投与して、副作用で亡くなった人はゼロということも、もう出てるわけなんでね。
あのまぁ、一言。そのまぁ、自治体から、まぁ、自治体から上がってこなかったらしょうがないけど。自治体から上がってきたところに関しては、速やかに。それ、1週間、2週間、調整してたら、繰り返し言いますけどね、もう、終わっちゃいますよ、第5波。はっきり言いまして。
あのまぁ、認可する、ということは、いかがですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:12:39
えぇあの、ご指摘、ありがとうございます。あの、また少し時間がかかっておりますこと、あの、申し訳ございません。あの、おっしゃるとおりでございます。
あの、体制について、しっかり、あの、確認するということも必要ですけれども、迅速に対応するということが求められていると思いますので、えぇ、厚生労働省に照会があった際には、速やかに判断をしてまいりたい、というふうに思います。

【山井和則 衆議院議員】11:12:59
でも、私、理解できないんですけど。「東京と大阪がやってます」と。「何人にやって、どんな結果かは知りません」って、そんなモデル事業って、あります?
いや、これだけ、もう、総理大臣も指示してやらせてる。もう、これ、切り札ですよ。はっきり言って。それで、もう、野党からも、1か月前から要望してて。
まぁあの、ね。あの、ご本人を責めるわけじゃないんですけども。これは、要望に留めてますがね。もう、次回の時には、「何箇所でやって、何人にやって、こういう状況で、全国に広がってます」という回答を、ぜひ、いただきたいと思います。すいません。
それでは、ほか、いかがでしょうか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:13:35
はい。あの、ご指摘の件につきましては、先ほどご紹介のように、なかなか、この、医療機関等への負担なども、あの、考慮する必要、まぁ、ございますので。ただ、ご要望は、あの、いただいておりますので、えぇ、これも持ち帰り、あの、あのえぇ、省内で、えぇ、共有して、えぇ、検討させていただきたいと思っております。
で、それから、引き続きですね、あの、こういった、あの、今後の感染拡大に備えた医療提供体制の構築に関する基本的な考え方っていうのを、あの、先週(9月16日)、アドバイザリーボードで示させていただいたところでございますけれども。こうした、あの、もの、確かに、あの、5波は、今、少しずつ、あの、あの、少しずつ、こう、下がっている、というところがございますけれども。あの、重症化リスクの高い者に対して、適切に、こういう中和抗体、えぇ、こういった使用をする仕組みを整備するということも、明記されておりますので。引き続き、この点については、スピード感を持ってやっていく必要があると思っております。よろしくお願いいたします。

【山井和則 衆議院議員】11:14:27
どうぞ、川内さん。

【川内博史 衆議院議員】11:14:28
はい。あの、この問いのですね、あの、ご答弁の、えぇ、3つ目の丸(○)に、えぇ、「一定の要件を満たしていることを厚生労働省でも確認した上で、可能としたところです」というふうに、えぇ、文書で記述をされてるんですけれども。
「一定の要件を満たしている」というのはですね、えぇ、「その患者に投与する体制が」満たされているのか、それとも、あの、訪問診療の、そのえぇ、「医療機関が」一定の要件を満たしている、というふうに、えぇ、確認するのか、どちらですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:15:18
はい。えぇ、こちらにつきましては、ちょっと、こっち、あの、本日のこの資料には、入っておりませんけども。あの、「Question」の同じような、その通知の中で、あの、「Q.12」というのがございます。えぇ、そこの中には、あの、「本剤を活用するケースで、どのような場合があるのか」というので。例えば、短期入院、外来での投与、えぇ、それから、臨時の医療施設等でない宿泊療養施設、入院施設等での投与と、まぁ、こういうところがございます。で、そこに、例えば、あの、「宿泊療養施設や入院待機施設において、往診、訪問診療により投与する場合には、下記の要件を満たすことが必要となる」、「例えば、医療機関との連携」、えぇ、「本剤の配置を行う医療機関との連携」、「往診・投与を行う医療機関との連携」、えぇ、それから、あの、「(患者の)病態が悪化した場合には、入院できる医療機関との連携」、えぇ、それから、「悪化に備えて、(えぇ、)日中一人以上の医師」ですとか、「常時一人以上の看護師を配置するなど臨時の医療施設に準じた(健康)観察体制を十分確保すること」などを、あの、お示しをしているところでございます。
これは、事務連絡の方に示しているところでございますので。まぁ、こうしたことを加味して、あのえぇ、あの、見さしていただいている、ということです。

【川内博史 衆議院議員】11:16:30
まぁあの、医療機関の体制を確認する、ということだと思うんですけどね。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:16:33
はい。はい。そうです。

【川内博史 衆議院議員】11:16:35
じゃあ、「自宅療養で、えぇ、ロナプリーブを使用しますよ」ということをですね、えぇ、確認した医療機関というのは、えぇ、厚生労働省として、今、えぇ、いくつの機関があるのですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:16:55
えぇと、機関数については、あの、ちょっと、本日、あの、資料を持ち合わせておりません。

【川内博史 衆議院議員】11:17:00
いやいやいや。あぁ、あ、いや、あの、それじゃあですね。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:05
あ。ごめんなさい。えぇと、今、自宅の、自宅というか、「往診可能な」ということですかね。それとも、その、そもそも、この中和抗体、ロナプリーブを、あの。

【川内博史 衆議院議員】11:17:14
違う、違う、違う。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:15
はい。

【川内博史 衆議院議員】11:17:15
あの、この、今、「自宅で使用する」ことが、あの、論点になってるわけですから。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:17
はい、はい。はい。はい。

【川内博史 衆議院議員】11:17:20
「自宅で使用する体制を、あなたの医療機関は持ってますね」ということで、確認された医療機関っていうのは、いくつあるんですか、ということを聞いたんですけど。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:30
はい。えぇと、そちらについては、すいません。本日は、お答えを持ち合わせておりません。

【(出席議員)】11:17:34
えぇ?

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:35
よろしくお願いします。

【(出席議員)】11:17:36
えぇ?

【川内博史 衆議院議員】11:17:36
それ、次、教えていただきたい、というふうに思います。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:17:36
はい。あ、分かりました。あの、ご質問、はい。

【山井和則 衆議院議員】11:17:40
はい。宮本さん、どうぞ。
その次、畑野さん、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】11:17:43
はい。

【宮本 徹 衆議院議員】11:17:44
あぁ、すいません。あの、抗体カクテルの療法、第6波に向けて、しっかり作るのが極めて大事だと思うんですけれども。本当に。届かないことで、亡くなった方がたくさんいるわけですから。
そういう点で、今、「重症病床はこんだけ確保しましょう」とか、「入院の病床はこんだけ確保しましょう」ってあるわけですけれども。
抗体カクテルを、えぇ、やれるとこですよね、まぁ、臨時の医療施設だったり、まぁ、入院、外来、あぁ、往診と。それは、「第6波に向けて、これぐらい、えぇ、用意しなければいけない」っていう目標とかっていうのはですね、何か検討をされてるんでしょうか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:18:23
はい。えぇとですね、あの、こちらにつきまして、あの、繰り返しになりますけれども、えぇと、あの、先週のアドバイザリーボードで、あの、「(今後の感染拡大に備えた)医療提供体制の構築に関する基本的な考え方」というものを、えぇ、示させていただきました。
で、具体的にはですね、あのえぇ、こう、詳細は省きますけれども、まぁ、ポイントがございます。えぇまぁ、「長期にわたるコロナとの戦いにおいては、コロナ医療と一般医療との両立を図ることが重要だ」ということで。「病床確保に加えて、臨時の医療施設、それから、入院待機施設といった、病床を補完する機能について整備する」ですとか、えぇ、「地域全体で医療提供体制」。

【宮本 徹 衆議院議員】11:18:58
あ、数。数の目標を持たない、という意味ですか、と。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:19:04
えぇと、その点につきましても、あのえぇ、どこまで、その、数として、あのえぇ、示すというところまでは、まだ、あの、具体な検討、なっておりませんけど。今、現時点では、「考え方」ですね、「考え方」をお示しして。
で、それに基づいて、あのまぁ、数も含めてだと思いますけれども、あの、「病床・宿泊療養施設確保計画」ですね、これの見直しに関する具体的な作業を、えぇ、今後、あの、自治体を通じて、あの、説明をし、えぇ、通知をする予定になっているところでございます。

【宮本 徹 衆議院議員】11:19:40
それで言うと、「重症はこんだけ」とかね、「感染の波に応じて、これぐらい重症化するんだ」とか色々あるわけだから、「抗体カクテルが必要な人もこれぐらい」っていうのは、大体、ねぇ?粗々、色んな試算ができるわけですから。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:19:50
はい。

【宮本 徹 衆議院議員】11:19:51
そういう、それに見合ったものが必要だっていうのは、ぜひ、ちょっと。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:19:55
分かりました。あの、どの程度の、その、施設、どういう機能を持ったものがどれぐらいなのか、というのを、あの、明示すべきだという点、あの、持ち帰り検討させていただきたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】11:20:05
はい、どうぞ。畑野さん。どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】11:20:06
あ。すいません。
あの、抗体カクテル療法なんですけど。

【(出席議員)】11:20:18
(マイク交換)はい。すいません。これ。

【畑野君枝 衆議院議員】11:20:23
あの、先月も、東京の方からね、私は東京外ですけど、この「抗体カクテル療法、受けられるところ、ないですか」と。「もう家族3人、えぇ、高齢の親含めて、3人かかってしまった」という訴えがありました。で、えぇ、入れないわけですよ、そういうとこ。ホテルとか、いくつかあったけれども。
それで、あの、自宅使用の話なんですけどね。先ほどから、「いや、医療機関に負担があります」と、「(負担が)かかりますから」と何度もおっしゃるんですけど。それ、どういうことなのか。それを、どういうふうに解決するのか、と。ちょっと、その点を、伺いたいんですけど、いかがですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:21:04
はい。えぇとですね、これは、あの、様々な、今、あの、医療機関等に対しましては、色んな情報を、こう、いただいているところで、えぇ、ございます。で、個別の、その療法について、あの、どれだけの、その、あの、情報が求められるのか。ここについて、あの、あんまり情報を求めてしまうと、あの、医療機関に対して事務作業を、あの、お願いしてしまうことになりますので。そういう意味で、あの、なかなか困難である、というような受け止めを、我々はしている、というところでございます。

【畑野君枝 衆議院議員】11:21:39
いや、ちょっと、お話聞いても、よく分かんないんですけど。自宅療養、あ、自宅で使ってもらうために、何が障害になってて、そこを、どういうふうにクリアしたら。
まぁ、今は、「モデル事業」っておっしゃってるんですけど。全国で、本当に必要な時に、つまり、もう、「感染してすぐ」ですよ。「すぐ」(発症後7日以内)に効果があるわけだから。その、「すぐ」じゃないと駄目なわけだから。どういうふうにしようと、されてるんですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:22:04
えぇまぁ、確かに、言い方としては、その、「モデル的」というふうな形をしてますけども。まぁ、実効としてはですね、あの、事務連絡においては、あのえぇ、もう申請していただいて、都道府県に申請していただいて、で、都道府県から、あの、厚生労働省の方にも、あの、確認をしていただくことになっております。それがクリアすれば、あの、もうやっていただける、という状況にはなっております。

【畑野君枝 衆議院議員】11:22:29
はい。あの、さっきの中でね、あの、質問にお答えになって。やっぱり、そのえぇ、重篤な副作用がないように見なくちゃいけない、と。観察するために、医師や看護師を置かなくちゃいけない、って。で、これ、現場はね、この抗体カクテル療法だけじゃないんですけれども。訪問診療をしたときに、その時間かかる、と。だから、そこの、「ちゃんと手当てをしてほしい」っていうのがね、医療現場から、医師からきてるんですよ。だから、そういう、その(健康)観察の、えぇ、例えば、そのお宅に行って、しばらく見てると、状況を。で、そういう時の支援をね、財政的にも保証しないと、これ、いかないと思うんですけど。その点は、どのように検討されてるんですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:23:06
そうですね。そこは、あの、しっかりした支援が必要なのかな、と思っております。
で、この、ロナプリーブにつきましては、私は、その診療を行った場合には、ちょっと、今日、細かい、あの、詳しい資料を持ってないんですけれども。診療報酬上の加点というのが、あの、現状、措置されているという状況でございます。

【畑野君枝 衆議院議員】11:23:23
あの、それもしっかりね、実態に即してやっていただきたい、ということを、重ねて求めておきたいと思いますが、いかがですか。

【高城 亮 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部参事官】11:23:29
はい。あの、ご意見いただいた旨、あの、担当部局と共有いたします。はい。

【畑野君枝 衆議院議員】11:23:33
(頷く)

【山井和則 衆議院議員】11:23:34
はい。ありがとうございました。また、この問題は、次回、えぇ、「何箇所で、何人にやって、まぁ、どういう効果なのか」、これは、本当に命に関わる問題ですし、また、お聞きしたいと思います。
それでは、次の、この議題ですね。水際対策の緩和について。今日、一応、質問通告さしていただいたら、1から7まで、えぇ、(文書回答が)返ってまいりました。ちょっと時間の節約のためにですね、この説明は、いちいち、お聞きしません。議員の皆さんも、読んでください。
その中で、長妻さんからも、ご質問あれば、あの、していただけますでしょうか。はい。どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】11:24:04
はい。いや、どうもありがとうございます。えぇ、検疫の、今日、方も来ていただいて。
これ、ここの回答でですね。
ただ、まず、ちょっと基本的なことだけ、お伺いしますけれども。
今まで、あのまぁ、何しろ、「新規入国者は、えぇ、14日の待機」っていうのは、これは、一切、変わらないわけですよね。その中の内訳として、自宅待機とホテル待機というのがあって。「足し算して14日」っていうことなんですが。やっぱり、自宅待機っていうと、言葉は、悪いんですけど、ちょっといい加減になっちゃうわけで。やっぱり、ホテル待機が肝だ、と思うんですけども。
そういう中で、今までは、「10日ホテル待機、もう完全隔離」、えぇ、そして、「6日ホテル待機、完全隔離」という、こういうカテゴリーが無くなった、と。で、「3日」になってしまった、という理解でいいんですか。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:25:01
お答えいたします。厚生労働省検疫所業務課の植野と申します。よろしくお願いいたします。あの、ご質問にお答えいたします。
まずですね、あの、あの、長妻議員がおっしゃられました、あの、水際対策において、あの、全ての国・地域からの、あの、入国について、あの、14日間の待機を求めるという点について変わりはないことは、あの、おっしゃられましたとおりでございます。
あの、付言いたしますと、回答にもありますとおり、その、外国人の新規入国についても、あの、これ、全て一時停止しておりますことも、変わりはございません。
それからですね、えぇと、今回の措置で、えぇと、こう、まぁ、報道なんかでですね、あの、「6日、10日が無くなって、3日になった」というように報じられておりますけれども。あの、これ、正確に申しますと、あの、「最大で10日」、あの、「6日、10日の待機を求める」という、この枠組み自体が無くなったわけではございません。あの、流入リスクに応じまして、あの、「3日、6日、10日の、検疫所の確保する、あの、宿泊施設の待機を求める」という、こういう枠組みは、変わってございません。
でありましたならば、今回、どういう、あの、決定なのか、と申しますと。あの、資料にもお配りしておりますとおり、あくまで、あの、各国における、あの、流行状況でありますとか、日本への流入状況など、その、リスク上、リスク評価等に基づきまして、総合的に判断いたしました結果、45か国・地域を、あの、指定国・地域としまして、これらの国からの入国者について、あの、検疫所の確保する宿泊施設での待機を3日間求めることとしたものでございます。
つまりですね、6日、10日に該当する高リスクの国が、今回は無かった、ということでございます。
以上でございます。

【長妻 昭 衆議院議員】11:26:44
これですね、あの、非常に、あの、厚労省の通知も分かりにくいんですね。あの、ここにある「Q1」も、今の説明も、ちょっと、その、あの、安心感を与えるような説明なんですが。これ、ちょっと、国民の皆さんも誤解するとよくないんで。
確かに、「10日間」と、「6日間」、「3日間」、こういう枠は、別に、ありますよ、これ、前から。それは、無くなったわけじゃないけど。「10日間」のものがゼロになり、「6日間」のものがゼロになり、結局、「3日間」に全部寄せられちゃった、と。こういうことなんで。
これ、今、あの、一番、我々、恐ろしいのが、ワクチンが効きにくくなるような変異株ですよね。で、これの流入、ということが言われているのに、何で、これ、逆行するような。しかも、寒い時期に、日本がくる中で。えぇ、他の国は、未だにですね、えぇ、ホテル隔離、相当厳重にやってる国が多い中、日本だけ、何でこういうふうになっちゃうんですかね。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:27:45
お答えいたします。あの、議員おっしゃられました、変異株への対応でございますが。今回の決定は、まさしく、そうした新たに出現する変異株に対応するため、あの、指定国の、あの、国・地域について、あの、見直しを行ったものでございます。
具体的に申しますと、これまで、あの、水際対策上、「特に懸念すべき変異株」ということで、あの、ベータ株等3系統をですね、あの、指定しておりました。で、あの、しかしながら、あの、あの、あの、ご案内のとおりでございますけれども、あの、ラムダやミュー等の新たに、あの、出現する変異株がある中で、あの、これらの流入を防止する、かつ、あのまぁ、あの、日本国内への、その、流入を、なるだけ最大限遅らせるという趣旨でもちまして、その、計8系統の変異株を、水際対策上、「特に対応すべき変異株」ということで、指定をさせていただきました。
で、その上で、その、こうした、その変異株を含む、その、新型コロナウイルスに関する新たな知見でありますとか、あ、各国における流行状況や、日本への流入状況など、その、リスク評価に基づきまして、総合判断した結果が、その、45か国・地域に対する、その、3日間の、あの、待機を求める、という決定になったものでございます。
で、いずれにしましても、これ、あの、この措置が、その、恒久的なものではございませんで。その、各国における流行状況でありますとか、日本への、その、流入状況といったものも、その、あの、データ取ってございますし、我々、その、諸外国の状況も注視しておりますので。そういったことを踏まえて、その、あの、不断の見直しを行っていく、と。枠組みとしては、その、3日、6日、10日の待機は変わりません、ということでございます。

【長妻 昭 衆議院議員】11:29:27
これ、分かりますかね、今の。つまり。

【川内博史 衆議院議員】11:29:29
よろしいですか。

【長妻 昭 衆議院議員】11:29:30
つまり、変異株に、こう、強化するために、こういうふうにした、と。

【山井和則 衆議院議員】11:29:33
ふふふ。

【川内博史 衆議院議員】11:29:34
いや、だって、強化する、したって、おっしゃったから。

【長妻 昭 衆議院議員】11:29:34
いや、それで、してないわけだから。

【川内博史 衆議院議員】11:29:37
してないですよ。

【長妻 昭 衆議院議員】11:29:38
だから、いずれにしても、だから、私がさっき冒頭言ったように、「遅すぎて、早すぎる」。この、「早すぎる」んですよ。つまり、今までも、政府、そうなんですけども。世界で変異株が流行して、相当、この、大火になった時に、やっと日本は、絞るんですね。あの、だから、今もおっしゃったのは、若干、そういうニュアンスがあるんですけども。世界がまだですね。まぁ、ただ、ラムダ株は、相当、今、猛威を振るって、えぇ、もう下火になったかもしれませんけれども。これ、他の株もですね、どんどん「ワクチンの効果が薄くなるだろう」と言われてるものが出てる時に、今、萌芽があるときに、世界でですね、そこで、何で、緩めちゃうのか、っていうことなんですよ。猛威、世界で振るった時に、この、締めてもですね、これ、手遅れになるっていうのは、何度も何度も苦い経験、日本は。島国ですからですね、一定程度、効きやすいんですよね。
ですから、ここは、ちょっと。まぁ、皆さんはね、上の方が、ちょっと判断して。まぁ、聞いてるのは、やっぱり、「経済優先だ」というような話らしいんですけども。まぁね、あの、皆さんは、まぁ、そういう判断の下、やられているんで。まぁ、上の方の政治責任を、これから問うて、変えてほしいと思います。

【川内博史 衆議院議員】11:30:48
いいですか。

【山井和則 衆議院議員】11:30:49
はい。

【川内博史 衆議院議員】11:30:50
いや、あの、対策を強化したんですね?強化したんですね?これはね?

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:30:56
はい。そう、あの、変異株に対する対策を強化させていただいたものでございます。

【川内博史 衆議院議員】11:31:01
あのえぇ、待機期間を短くすることは、強化である、と。対策の強化である、と。「待機期間を短くすることは、対策の強化である」というふうに、政府としては考えておるということなんですね?

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:31:15
あの、正確に申し上げさしてください。
あの、私どもとしましては、変異株の、その、あの、この、あの、指定する、その対象の変異株に、あの、ラムダやミュー等の、この新たに出現した変異株を加えさせていただきました。
それですから、これまで、この、変異株の、その、指定国の際には、その、考慮されていなかったラムダやミュー等も考慮することが可能になったという面で、その、変異株への対応を強化したもの、というふうに理解しております。
他方で、えぇと、今の、あのえぇ、各国における、その、感染状況、まぁ、のみならず、日本の流入状況、これは、その、検疫検査での、その、陽性率というものを取ってございますけれど、そういったデータを、その、あの、踏まえまして、総合的に判断し、それを当てはめた結果が、あの、今回、45か国・地域について、あの、3日間の待機を講じることとしたものでございます。
そして、あの、繰り返しになりますが、これ、あの、随時見直しを行う、あの、データに基づいて、随時見直しを行ってまいります。
以上でございます。

【川内博史 衆議院議員】11:32:17
いや、だから、あの、正確にね、言葉を、お使いになられた方がいいと思うんですけども。えぇ、対応すべき変異株の数は増やしました、と。他方で、待機期間は緩和しました、と。そういう説明をしないと、国民の皆さんに正確なことが伝わらないですよね。そういうことでしょう?

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:32:40
はい。おっしゃられるとおりでございます。
で、あの、まぁその、国民の皆様に分かりやすいご説明を、という点で、あの、私ども、あの、腐心しておりますけれども、あの、なかなか、あの、分かりにくい点については、あの、何て言うか、心を砕いてまいりたいと思います。

【川内博史 衆議院議員】11:32:56
それでね、あの、私が不思議なのは、じゃあ、このえぇ、「たくさんの変異株に、えぇ、対応しますよ」というふうにおっしゃられるわけですけども。最初に行われる抗原定量検査でですね、これらの変異株に対応する検査ができるのか、ということについては、いかがですか。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:33:18
あの、検査についての、あの、ご質問に、まず、なりますでしょうか。その、元々、頂戴しておりました。

【川内博史 衆議院議員】11:33:24
そうです。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:33:25
まず、あの、事実関係で申し上げますと。今、あの、空港検疫では、あの、唾液を用いた、あの、抗原定量検査というのを、あの、行っております。
で、この唾液を用いた抗原定量検査においては、あの、調査研究により、その、PCR検査等々、その、あの、高い、あの、一致率、検査結果について高い一致率が確認できた、ということで。あの、PCR検査と比較して、その、空港での検疫に、あの、利用するのに、その、何て言うか、合っている、と。まぁ、なぜなら、その、空港検疫では、その、あの、お客様、あの、長時間待たせるわけにはいけませんから。あの、処理能力の点で、抗原定量検査の方が、あの、あの、軍配が上がりますので。あの、抗原定量検査を利用さしていただいている、と。
じゃあ、これ、変異株検出できるのか、と言いますと、抗原定量検査では、その、空港での検査の段階では、その、変異株というのは、確認、おっしゃるとおり、能力、できません。で、この点につきましては、あの、空港検疫では、あの、抗原定量検査を実施し。
あぁ、あと、その、付言しますと、その、抗原定量検査に関しましては、その結果で、陽性か陰性か、そのウイルス量によっては判定できない場合がありますので、その場合には、その、重ねてPCR検査を行う、ということにしてございまして。
で、空港検疫での、その検査の結果、陽性と判明しました検体については、あの、全て、あの、国立感染研に送付しまして、あの、ゲノム解析を行っているところでございまして。その変異株が検出された事例については、あの、全て公表をさしていただく、というようなところで。その、私ども、その、空港検疫における、その、変異株についても、その、検出されたら、あの、把握し、それを、その、機動的な対策が講じられるように体制を整えているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:35:05
いや、あの、文章はすごく立派なんですけど。その、島国の中で、最悪の感染者数を記録してるんですよね、我が国は。

【(出席議員)】11:35:14
うーん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:35:16
最悪ですよ。世界で5番目に悪いんですよ。1万7000人以上の方が亡くなっている、と。それは、検疫を失敗してきたから、っていう議論は、ないんですか。
さっき、長妻さんがおっしゃったように、その、アルファの時もそうでした。あれ、アルファを、いつ、「止めてくれ」って、僕ら、言いました?去年の11月ですよ。デルタを、いつ、「止めてくれ」って言いました?3月ですよ。で、実際にデルタに対応したのは、その2か月後ですよ。で、この感染爆発でしょう?
だから、サンプルでもいいから、ゲノムをですね、そこで、ちゃんと分析しないと。
で、もう大体、この1年8か月、9か月かかって、大体、分かってきましたよね。エピセンターが出てきているところ、あるいは、その、免疫不全の方の中で、あの、変異が起きる。エピセンターで変異が起きる。日本の中でも、変異が起きましたよね。
ということは、その、空港検疫は、やっぱり、他国と同じように、あの、ガードを強くしなきゃいけないと思うんですよ。
今、あの、抗原検査でね、それができない、ということであれば、僕らも、予算を手伝いますから。ちゃんとゲノムまで解析をして、そして、サンプルをね、常に採っておけば。メッシュを、やっぱり細かくする以外、ないですよね。こういう、あの、見えないものに対応するには。それを、ご検討いただけませんか。
あなたのところではね、一生懸命やってても、上が「おい、もう、簡便にしろよ」とか言われたら、逆らえないっていうのは、よく分かりますけど。
あまりにも、ちょっとね、その、抜き過ぎて、あの、空港で止められないでいる、っていうのは。その認識からスタートしてほしいんですね。よろしくお願いします。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:37:16
あの、お答えが求められているのかどうか、分かりかねますが。あの、一応、お答えいたします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:37:21
いや、要望です。要望してるんです。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:37:22
あ、はい。あのまぁ、お答えいたします。
あの、検疫での検査に関しまして、あの、様々なお声、頂戴しております。で、あの、資料にもお配りしましたとおり、いずれにしましても、私ども、その、水際対策、検査に関する新たな科学的知見の集積に努めながら、あの、引き続き、あの、検討を行っている、行っていく、その、あの、あるべき、その、検査体制の充実強化に向けて、引き続き、検討を行ってまいる所存でございます。
で、1点だけ、あの、付言をさせていただきますと。各国に比べて、私ども、その、我が国、日本の空港検疫、検疫における検査というのが、その、取り立てて緩いというふうには思ってございません。あの、全ての入国者について、例外なく、空港検疫での検査、あの、検疫での検査を実施しているのは、あの、おそらく、諸外国でもそんなに多くないのではないか、と。我が国ぐらいのものではないか、というふうに考えております。あの、そうして、こうやって、その、全ての入国者の方に関して検査を行わせて、入口で検査を行わせていただいて、全て、その全例、陽性であったものについては、あの、ゲノム解析をするというような対応を取らせていただいておりますので。
その点におきまして、その、取り立てて、その、あの、我が国の検疫、検疫検査があの、緩いというものでは考えておりません。
一方で、あの、様々なご意見は頂戴しているところでございますので、あの、引き続き、検討を行ってまいりたいと思います。
以上でございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:38:44
あぁ、なるほどね。あの、緩いと考えてないんだ。今、とても大事な答弁ですね。ありがとうございます。そういう認識だから、スルーしてきてるんだ、っていうことが、分かる答弁。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:38:57
あの、申し上げたとおり、このように、すべての入国者の方について検査を行っているのは、諸外国でも、あの、我が国ぐらいのものではないかと思います。

【山井和則 衆議院議員】11:39:07
すいません。そしたら、宮本さん。ちょっと、短くお願いします。

【宮本 徹 衆議院議員】11:39:09
はい。あのえぇ、全ての人に検査やってる、っていうことをおっしゃいますけども。私は、検査頼みだけでは駄目だ、ということだと思うんですよね。尾身会長は、いつも、厚生労働委員会で、「理想的な水際対策は、2週間、皆、指定場所に待機してもらうことだ」ということを言ってきました。政府が、それができない理由として、「ホテルの確保が苦労してる」と言いました。オリンピックで、苦労がありました。でも、今、オリンピックも終わり、ホテルは確保できるはずです。なぜ、理想的な水際対策をやろうとしないのか、と。そういう検討をしようとしないのか、と。そこがですね、私は、まったく解せない点でございます。

【山井和則 衆議院議員】11:39:46
ちょっと。あぁ、阿部さん、どうぞ、どうぞ。

【阿部知子 衆議院議員】11:36:47
はい。あの。はい。はい。ちょっと。はい。ちょっと、あの、びっくりしたんですけど。理想的な対策だ、っていうお言葉には。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:40:06
いえ。私の方が、そう申し上げてはおりません。

【阿部知子 衆議院議員】11:40:08
えぇ?でもね、あの、ここで指摘したのは、他の海に囲まれた国ではね、やはり、これだけ変異株の持ち込みはないわけですよ。
そうすると、何が問題で、これまでアルファ株であり、デルタ株であり、入ってきてるのかって、広がるのか、っていうことは、ちょっと、ちゃんと検証をしていただきたいのと。
あと、もう1つね、その、ホテルで宿泊していただくのと、自宅待機14日間、その後ね、まぁ、3日も含めてでしょう。この、厚生労働省の認識は、ほぼ同じ、あの、同じように、それは、効果が、あるのか。すなわち、自宅待機にした場合に、やはり、十分管理ができないのではないか、と。これは、どんな認識があるんでしょう。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:41:01
お答えいたします。あの、まず訂正さしていただきますと。私の方から、この私どもがやっているのが理想的だと、申し上げた事実はございません。
それから、その、2点目。その、検査について、あの、聞かれたのでお答えしただけであって。あの、検査も含めまして、その、空港検疫、その、ホテルでの待機や、あの、自宅等での待機、公共交通機関の不使用等、その、全ての防疫措置について、あの、講じている、というふうな理解でおります。
で、3点目、あの、ご質問にお答えいたします。
ホテルでの、その、えぇと、入国後の待機と、えぇと、自宅等での待機に関しまして。あの、ホテルで待機いただく方については、あの、追加の検査といたしまして、あの、「10日間待機」の方については、あの、3日目、6日目、10日目に検査を、それから、えぇと、「6日待機」の方については、3日目、6日目に検査を、あの、「3日間待機」の方については、3日目に検査を行った上で、それぞれ、その、3日目、6日目、10日目に、あの、検査で陰性が確認されて、退所いただく、という点になってございまして。この点は、あの、「自宅等待機」の方には求められない、というか、実施できないものになりますので。この点は、あの、ホテル待機の方が、あの、何て言うか、あの、強化の措置、検疫強化の措置を講じていることでございます。
他方で、自宅等待機いただく方に関しましても、あの、健康フォローアップというのを実施しておりまして。入国者健康確認センターにおいて、あの、アプリによる、あの、えぇと、健康状態の報告や居場所の確認、あの、ビデオ通話、それから、その、3日以上連絡取れない場合の見回り等の措置も講じさしていただいているところで、あの、ございます。こういった、その、こう。

【山井和則 衆議院議員】11:42:42
そしたらね、もう時間が無いんでね。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:42:44
はい。

【山井和則 衆議院議員】11:42:44
すいません。

【阿部知子 衆議院議員】11:42:44
ごめん。1点だけ、指摘させてください。

【山井和則 衆議院議員】11:42:45
あぁ、はい。はい。

【阿部知子 衆議院議員】11:42:47
今の質問の追加なので。
おっしゃったようにね、「3日待機」だと、1回しか検査されないんですね。

【(出席議員)】11:42:54
うん。

【阿部知子 衆議院議員】11:42:54
で、「6日目まで」だと2回、「10日目まで」だと3回。
だから、今回の措置は、緩和なんです。はっきり言って、緩和。検査の緩和。そのことは、ちゃんとね、認識しないと。これだけ、「緩めてはならない」って、私たちが指摘しているところと。
それから、前の、総務省の調査でね、そうやって、自宅待機しても、色々、その後、フォローできない。外出も含めて。その点については、まだ、厚労省、検証してないはずです。色んな交通機関の利用、外出しないことを含めて。ここもね、今回じゃなくていいですから。(ホテル待機と自宅等待機との間で)差がないのか。行動様式において、隔離できてるのか。
なぜならば、症状があればいいです、健康観察で。無症状感染者がいるからですよ。だから、症状フォローアップだけじゃ駄目なんです。そこを「検査でやる」っていうことが、よりね、厳しい管理なんです。指摘しておきます。

【山井和則 衆議院議員】11:43:57
はい。田島さん、どうぞ。はい。

【田島麻衣子 参議院議員】11:43:59
すいません。参議院の田島ですけれども。
この、当該国ごとの、変異株で分類された、この検査結果の陽性率って、共有していただくこと、可能ですか。

【植野真実 厚生労働省医薬・生活衛生局検疫所業務課課長補佐】11:44:11
あの、戻って、確認させていただきたいと思います。

【田島麻衣子 参議院議員】11:44:14
はい。お願いします。

【山井和則 衆議院議員】11:44:15
それではですね、あと15分で、あと2つ議題がありますので。

【(出席議員)】11:44:16
はい。

【山井和則 衆議院議員】11:44:18
えぇとですね、そしたら、あの、子どもの給付金のことと、緊急事態宣言のことで。
今の検査や水際対策の方は、お帰りください。どうもありがとうございました。
そしたら、えぇと、まず、子どもの給付金の方ですが。
昨日、まぁあの、今日、お配りしておりますが、(NPO法人)キッズドアの渡辺理事長からも要望をいただきました。えぇ、ここの配布資料、3ページ、4ページにありますけれど。私が読み上げるのも恐縮ですが。「私は普段、肉と魚をあまり食べていないので、とても嬉しかったです」と。「私はミカンが大好きなので、とても驚いたのと、とても嬉しかった気持ちになりました」と。まぁこの、貧困家庭のお子さんたちに、食糧支援をされてることに対しての御礼のメッセージがたくさん来ておりますけれど。コロナでお休みになったけれど、有給休暇が取れない。また、濃厚接触者になったけど、有給休暇が取れない。特に、非正規の女性の方々は、もう食費もないという中で、あの、一番の要望が、この、2回目の困窮子育て家庭への5万円の給付金ですね。
これ、あの、長妻さんもおっしゃっておられたけど、これ、2000億ですから。予備費2.5兆円余ってるわけですから。すぐに、これはできると思うんです。
まぁ、このことについても、今日、文書回答をいただいておりますが。もうこの文書は読み上げてもらってもしょうがないですので。文書回答、来ておりますけど。1回目の、あの、「給付金の支給を頑張ります」というので。これはもう、いいんで。1回目はいいんで。
要望きてるのは、2回目なんですけれど。何とかなりませんでしょうか。
あと、それと、田島さんからも一言、お願いします。

【田島麻衣子 参議院議員】11:46:01
あぁ、分かりました。はい。えぇと、ずっと、私、アフリカや中東で食料支援してきたんですけど。この、国内で、「お魚や肉が食べれません」、「お米がありません」っていう子どもたちをそのままにしておくのは、私は、先進国の名として恥ずかしいと思うんですよね。で、まぁ、金はあるわけですから。

【山井和則 衆議院議員】11:46:21
そうです。そうです。

【田島麻衣子 参議院議員】11:46:21
そして、スキームもあるわけですから。あとは、もう、皆さんの意思や政治のリーダーシップだと思うんですが。
これ、あの、答えとしてね、「今、(1回目を)やってるんです」って、言わないでください。もう、それは分かってますから。
それに加えて、2回目、本当に、出していただけないでしょうか。いかがですか。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:46:39
はい。あの、ありがとうございます。あの、厚生労働省の子ども局の少子化室長の山口と申します。
あの、昨日、私の方も、このキッズドアのお話を聞かせていただいて、あのまぁ、渡辺代表の方から、「やはり、何よりも現金を配るということが、まぁ、希望につながるんだ」というようなお話であった、というふうに受け止めております。あの、そうした、まぁ、支援の現場に、まさに携われている方々の声っていうのは、しっかり受け止める必要があるんだろう、というふうに思っております。
で、その上で、その、「再支給について」ということで、お尋ねでございますけれども。
あの、これにつきましては、あのまぁ、文書でお答えをしているとおりで。まぁ、それを読むな、ということではございますが。あの、現在。

【山井和則 衆議院議員】11:47:24
1回目のことは、いいんですよ。1回目のことは。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:47:25
えぇ。いや、あの、1回目を、あの、今、あの、支給をしているということで。これを、まず、あの、しっかりお手元に、あの、届けていくということが、あの、何より重要だというふうに思っておりますので。1回目をしっかり、あの、まず行き渡るように、今、努めているところで、えぇ、ございます。

【(出席議員)】11:47:40
それ、2回目の話じゃないじゃない。

【山井和則 衆議院議員】11:47:42
あの、ご質問、ご意見、いかがでしょうか。

【畑野君枝 衆議院議員】11:47:44
すいません。すいません。

【山井和則 衆議院議員】11:47:45
あぁ、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】11:47:45
あ、いいですか。あの、本当に、コロナがね、長く続いていて、先ほども、えぇ、空港の検疫の話でも、デルタ株の話がありましたけれども。とりわけ、あの、シングルマザー、非正規の皆さんが、まぁ、仕事ができなくなる、と。そして、あの、ちょっとでも休めば、もう収入、途絶えるわけですよね。
だから、去年、1回目の話でもしましたけれども。去年ね、本当に、お米が届いて涙が出た、と。それ、去年の夏の話ですよね。夏休みになって、給食もなくなって、もう本当にやせてしまうという子どもたちがたくさん出たわけですから。
で、それから、もう、もう1回の夏がきて、新学期ですよ。だけど、もう本当にひどい感染状況じゃなかったですか、この間ね。だから、もう私たちは、もう、これは本当に、放っておけない、と。もう、直ちに出してほしい、っていうことなんです。
そういう声、聞いてらっしゃいますよね?

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:48:50
(頷く)

【川内博史 衆議院議員】11:48:51
いや、あの、認識はあるんですよね?

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:48:53
(頷く)

【畑野君枝 衆議院議員】11:48:54
認識はあるんだけど、何でやらないんですか。国会、開かないから?

【川内博史 衆議院議員】11:48:58
いや、だから、あの、ちょっとお尋ねするんですけど。内閣総理大臣や、あるいは、厚生労働大臣からですね、「2回目の支給について、あの、検討せよ」と、「予算も付けるから」というご指示があればですね、当然、おやりになられるわけですよね?

【畑野君枝 衆議院議員】11:49:11
うん。

【川内博史 衆議院議員】11:49:15
それでよろしいですよね?

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:49:17
あの、我々は、行政府でございますので、あの、それは、立法府なりで決めていただいたことを速やかに執行していくというのが、我々の責務であると思っております。

【川内博史 衆議院議員】11:49:26
うん。だから、申入れしましょうよ。うん。

【畑野君枝 衆議院議員】11:49:29
うん。大臣にも、もう、求めてますよ、私たちは。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:49:31
(頷く)

【(出席議員)】11:49:32
もう何回も、申入れ、繰り返してますよね。

【畑野君枝 衆議院議員】11:49:33
ねぇ。うん。何で結論が出ないんですか。

【山井和則 衆議院議員】11:49:38
まぁ、これね、本当、野党も力を入れてますし、与党も力を入れてますし。川内さんもね、当事者の方、菅総理に直談判までしていただいて、1回目が実現したわけですのでね。

【(出席議員)】11:49:44
そうですよ。

【山井和則 衆議院議員】11:49:47
これは、本当にね、あのまぁ、言っちゃ何ですけど、衆議院は、これから選挙あるんですけどね。

【(出席議員)】11:49:52
うん。

【山井和則 衆議院議員】11:49:52
私たち、こんなことすら、せずにね。さっきね、田島さん、おっしゃったように、子どもが、「肉食べられない、魚食べられない、お米食べられない」といってね、選挙なんかやってられないですよ。これ、はっきり言って。

【(出席議員)】11:49:59
うん。うん。そうです。うん。

【山井和則 衆議院議員】11:50:04
先進国の恥ですから。これは、あの、もう、強く強く、また、枝野代表にも、あの、今後ね、あの、国会でも要望していただきますが。あの、野党を代表して。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:50:13
これ、夏休みを経て、子どもたち見てると、随分、何と言うかな、顔色が悪かったり、あるいは、その、肌艶が厳しいっていう子どもが、ものすごく増えたんですよ。だから、もう早急にやっていただけませんか。

【(出席議員)】11:50:19
うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:50:28
やっとね、給食のところにありついてる子はいるけども。しかし、休校のところもあるわけで。ぜひ、お願いします。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:50:37
(頷く)

【山井和則 衆議院議員】11:50:39
昨日も、(キッズドアの)渡辺理事長から、もうね、このコロナの間、子どもの体重が、その、量ったら、3.5キロ減ったという話も聞いて。もう泣きます、私たちも。
まぁ、ぜひ、お願いしたいと思います。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】11:50:48
(頷く)

【(出席議員)】11:50:49
うん。

【山井和則 衆議院議員】11:50:49
それでは、山口さん、退却してください。
最後、あの、遅くなりました。緊急事態宣言ですね。あの、全面解除っていう話が出ておりますが。まぁ、これを、いつ、判断するのか、ということと。まぁ、可能な範囲で見通しをお願いしたいと思います。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:51:04
ありがとうございます。内閣官房でございます。
あの、先生方、ご案内のとおり、あの、解除の基準というのは、基本的対処方針という政府の本部決定の文書に書いてございます。まぁ、その中で、「ステージⅢ相当の対策が必要な地域になっているかどうか」等を踏まえてですね、政府対策本部が、基本的対処方針分科会の意見を十分踏まえた上で、まぁ、判断をしていく、と。総合的に判断をしていく、というふうに記載をされているところでございます。
まぁ、これに加えまして、9月3日には分科会からもですね、解除の考え方といったようなものも、示されております。そういったものを踏まえて、まぁ、決定をしていく、ということになろうか、というふうに思います。
で、お尋ねの、その、「(9月)28日まで」というふうに書いてございますが。あの、まだ、現在ですね、あの、確たる日付っていうのは、申し上げる段階にはございません。あの、ただ、(現在、発令しているのが)「(9月)30日まで」という期限がございますので、30日の前に決めなければいけない、と。また、あの、一定のリードタイムを。あの、国民生活に非常に大きい影響がございますので、あの、それを決めて、「その日で用意ドン」というわけにも、ございませんので。まぁ、そういったことも配慮しながら。また一方で、あの、数字が大きく変わってまいりますので。まぁ、それも、慎重に見極めながらという形で、あの、今後、決めていきたい、というふうに思っているところでございます。
えぇと、それから、これ、あの、続きまして4番も、お話でしょうか。

【山井和則 衆議院議員】11:52:13
そうですね。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:52:13
はい。

【山井和則 衆議院議員】11:52:13
今日、資料、配布しておりますが。あの、東京大学の仲田准教授によりますと、まぁ、完全に緊急事態宣言を9月末で、例えば、東京を解除したら、10月上旬から増え出して、11月末には、1日5000人。この、この資料、この資料の真ん中ですけどね、ど真ん中。というふうになっておりますけれど。こういう心配に関しては、どういう見解を持ってられますか。(手元に資料が)あります?

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:52:36
ありがとうございます。あの、ご指摘、どうもありがとうございます。
あの、これ、あの、東大の、あの、仲田(准)教授でいらっしゃいますね、はい。えぇ。あの、これ、あの、ニュースで、おそらく取り上げられたことを奇貨として、お尋ねがあったかな、というふうに承知はしております。あの、ニュースの番組の、あの、ページも、あの、特定の局ですので、ちょっと、あれですけれども。

【山井和則 衆議院議員】11:52:55
はい。はいはい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:52:55
あの、えぇと、えぇあの、拝見をしておりますと。あの、見ておりますとですね、あの、この推計ですけれども、あの、いくつかの前提を置いております、と。

【山井和則 衆議院議員】11:53:02
はい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:53:03
まぁあの、いくつかある、その推計の、まぁ、1つというふうに承知はしておりますし。
また、あの、前提として、医療提供体制がですね、どの程度充実しているかといったようなことも、含めてですね、あの、一定程度までは、あの、強い、いわゆる緊急事態宣言のような措置は打たないという前提で、あの、書いておる、と。
まぁ、東京で、えぇ、(1日の新規感染者が)15000という、まぁ、もう、これまで経験したことのような大きな数字でありますが。まぁあの、まぁ、この数字の持つ意味合いも、ワクチン接種も含めてですね、まぁ、変わってくる、医療の負荷も変わってくる、まぁ、このようなことも含めたシミュレーションになっておる、というふうに承知はしております。

【山井和則 衆議院議員】11:53:37
はい。ご質問、ご意見、いかがでしょうか。

【川内博史 衆議院議員】11:53:40
あ、よろしいですか。

【山井和則 衆議院議員】11:53:41
はい、どうぞ。どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】11:53:46
まぁ、次の総理大臣が決まるまでは、菅総理大臣が総理大臣でいらっしゃるということでですね、あの、「コロナ対策に専念される」というふうに、ご発言されてらっしゃるわけですね。
で、あのえぇ、ちょっと、あの、今の緊急事態宣言とは、あのえぇ、違う、前の話題なんですけれども。子育て世帯特別給付金の、あの、その、2回目の支給についてですね。2回目の支給について、総理も(当事者と)お会いいただいているわけですから。で、あの、「『食べるものを買うお金がない』と訴えている人々に対してですね、えぇ、総理としてですね、『2回目の、この、子育て世帯特別給付金の支給をしていただきたい』ということを、あの、要望を受けているが、総理としてどうお考えになられるか」っていうのをですね、次の、あの、会合までに、総理に聞いてですね、あの、総理のお考えを聞きたいんですよ。
いや、これ。ちょっと、これ。これを、総理に読んでもらっていただきたいんです。あの、「お肉がすごく美味しかった。ありがとうございました」と。こんな、子どもたちが、大きな字で、あの、書いてるわけですよね。で、で、今、また、「食べるお金が、あの、物を買うお金がない」とおっしゃっているご家庭がたくさんある、と。この、緊急事態宣言でね。それに対して、総理として、最後のお仕事としてね、どうお考えになられるか、というのを、次の会合までに、あの、聞いて、教えてくださいよ。

【(出席議員)】11:55:15
そうだ。

【川内博史 衆議院議員】11:55:22
「それは後の人に任せる」とおっしゃるのかね。

【(出席議員)】11:55:25
うーん。

【川内博史 衆議院議員】11:55:25
あの、「知らん」と言うのかね。

【(出席議員)】11:55:27
うーん。

【川内博史 衆議院議員】11:55:28
教えてくださいよ。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:55:31
あのまぁ、担当の方に伝えてですね、対応について考えたい、というふうに思います。

【川内博史 衆議院議員】11:55:34
(頷く)

【山井和則 衆議院議員】11:55:34
そのほか、いかがでしょうか。うん。これ、あの、この資料。はい。
あぁ、先ほど、あの、与野党国対委員長会談がありまして。一応、まぁ、自民党からは、あの、党のレベルで、(9月)28日には議運(議院運営委員会)を開いて、緊急事態宣言について、あの、決定したい、という話が、あの、党のレベルでありました。
まぁ、うーん。これね、このまぁ、沖田准教授がおっしゃってるように。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:56:04
(な・か・た。)

【山井和則 衆議院議員】11:56:05
あぁ、仲田(准)教授がおっしゃってるように、これ、解除したら、リバウンドする可能性がある、と。
ということは、まぁ、ちょっと一般論ですけれど。まん延防止(等重点措置)を、そういう場合はする、ということになるわけですか。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:56:21
あの、先ほど申し上げましたとおり、あの、あてはめに関しましては、あの、一定程度、基本的対処方針の中で、「総合判断」基準というのは示されておりますので、あの、「必ず、こういうふうになりますよ」というお答えはしづらいかな、というふうに思います。
また、あの、補足いたしますと、この仲田先生の、あの、推計は、あの、今後ですね、段階的に、あの、いわゆる、その、今やっておるような行動規制などもですね、まぁ、緩和をしていく、ということも織り込んでおる、と。
まぁ、これ、少し技術的なことを申し上げますと。まぁ、いわゆる「基本再生産指数」というのがございまして。「人に、何人うつすか」と。で、これは、何にもない、いわゆるナイーブな状態の指数、ものを指します。これに、「実効再生産指数」と申しまして。例えば、ワクチンを打っている、人の接触の頻度をこう下げていけば、感染も下がるよね、と。で、まぁ、そういう関係性のある数字なんですが。
(仲田准教授の推計は、)いわゆる、その、基本再生産指数5、「5人」、まぁ、要は、「5人ぐらいにうつす」という前提でやってます。まぁ、デルタ株の数字を使ってます。で、そこから、あの、様々な接触の、接触頻度を下げるとか、あの、色々なことをやっている、という前提、今の実社会なわけですが、そういったものを緩和をしていくという、まぁ、緩和の方向で、一定程度、半年かけて、あの、緩めていくということを前提としていますので。まぁ、一種、そのまぁ、態様としてはですね、まぁ、宣言かどうかという、まぁ、話ではなくて。今、あの、基本的にお願いしているのは、マスクの使用とかですね、多人数の、まぁ、会食ですとか、まぁ、そういったことも含めて、取扱いについて、徐々に緩和をしていく、ということが織り込まれているんじゃないかな、というふうには思います。

【長妻 昭 衆議院議員】11:57:46
あの。

【山井和則 衆議院議員】11:57:47
あ、どうぞ、どうぞ。どうぞ、長妻さん。

【長妻 昭 衆議院議員】11:57:48
ちょっと、一点だけ、お伺いしたいのが。まぁ、政府はですね、あの、年末年始、第6波が起こる、と。で、しかも、まぁ、相当な波が起こる、という最悪の事態、想定してほしいと思うんですが。
その、「第6波が起こる」っていう想定自体はされてる、という理解でいいんですか。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:58:10
あ、ありがとうございます。あの、一定、その、必ず起きるかどうかは別にして、第6波が起きることも含めてですね、まぁ、様々なシナリオを持っていかなければいけない、というのが、政府の運営だと思います。

【長妻 昭 衆議院議員】11:58:20
じゃあ、その、「第6波が起こる」っていうシナリオも持って、腹に入れて臨んでる、という理解でいいですね?

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】11:58:29
まぁあの、規模、ないしは、その、どういうものを想定しているかという点に関して、今、あの、即答しかねますけれども。あの、一定程度、また、何て言うんでしょうか、リバウンドというものもですね、あるかもしれない、ということは、念頭におかなければいけないと思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:50:40
これ、リバウンドっていうよりか、別の変異株の、まぁ、あるいは、その、「根のように残っているものから、別なものが出てくる」っていうふうに考えた方がいいし。それが、「出ない」っていうことの確率の方が、やっぱり低いと思うんですね。
そこで、ちょっと、お願いは。各自治体も、もうほとんど、もうお金がありません。コロナ対策の予算で。で、今から、次の臨時国会で予算を議論して、やっと届くぐらい。でも、多分、やらないんですよ。その、時間的余裕が。(衆議院議員の)僕らも、あと1か月の任期なんで。

【(出席議員)】11:59:17
うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】11:59:18
そうすると、予備費の2.6兆円とかじゃ、全然、足りないんですよね。で、そこのところを、早く、あの、編成をしておいてほしいんですよ。
それから、もう1つは、あの、やっぱり、自粛頼みと、それから、ワクチン頼みの、この一辺倒のやり方は、もう無理で。
今、おっしゃったように、隔世の感だなぁ、と思います。1年前にね、こうやって話すと(感染実態解明野党合同ヒアリング)、「実効再生産数なんかは、あの、それぞれの学者さんが決めるんで、あの、ここでは議論しません」っていうのが、1年前なんです。だから、あなたがそうやってね、基本再生産数から実効再生産数までお話になるっていうのは、すごくありがたいことで。あの、感謝を申し上げたいと思います。

【(出席議員)】12:00:01
うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:00:04
で、そういう科学的知見を重ねるためにも、サンプリングをして、やっぱり、エピセンターとなってるところを潰していかなきゃいけないんですよね。

【(出席議員)】12:00:12
うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:00:14
それを、ぜひ、あの、上の方に伝えていただけませんか。よろしくお願いします。
予算と、エピセンター。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】12:00:20
はい。承知いたしました。ありがとうございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:00:22
ありがとうございます。

【川内博史 衆議院議員】12:00:23
あの、それからですね、あの、麻生財務大臣のご発言なんですけど。

【(出席議員)】12:00:27
うん。

【川内博史 衆議院議員】12:00:28
あれは、あの、基本的対処方針は、コロナ対策本部は、全閣僚が入ってるわけですから、閣議決定と同等の、あの、文書でございますんでね。

【(出席議員)】12:00:30
うん。うん。うん。うん。

【川内博史 衆議院議員】12:00:39
あの、対処方針に反するようなことを、決定後に、閣僚がおっしゃるというのはですね、これは、内閣不一致をですね、意味いたしますので。
えぇ、麻生財務大臣に対して、官房長官か何か、まぁ、総理大臣でも結構ですけど、厳重にですね、あの、「君、適当なことを言っちゃ駄目だ」と、あの、いうことをですね、厳重に注意しないとですね、あの、政府としての信頼性、えぇ、一体性、えぇ、にですね、もう重大な疑義が生じる、ということになりますのでね。えぇ、ぜひ、あの、「『官房長官から注意するように』と川内に言われたけど、どうですか。官房長官」って、聞いて、で、注意させてくださいよ。ひどいですよ。

【(出席議員)】12:01:25
うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:01:26
えぇ。ひどい。

【川内博史 衆議院議員】12:01:26
あの、いい加減な、不真面目なね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:01:28
非常に不真面目。

【川内博史 衆議院議員】12:01:29
うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】12:01:32
もう、辞職もんですよ、あれはね。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】12:01:34
あ、ちょっと、私のような下々の者が、あの、我々、あの、お話があったことは。

【川内博史 衆議院議員】12:01:37
下々って?

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】12:01:37
あ、いえいえ。はい。

【川内博史 衆議院議員】12:01:38
いや、でも、組織の中で、(意思決定の)ラインの中にいらっしゃる。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】12:01:40
はい。あの、お話は、お預かりをしたいというふうに思います。はい。

【川内博史 衆議院議員】12:01:42
はい。

【山井和則 衆議院議員】12:01:43
はい。まぁ、定刻になりましたので、終わらしていただきますが。
あの、今日も、総裁選挙で、自民党は、「こども庁」の議論をしてるらしいですけどね。

【(出席議員)】12:01:51
えぇ?

【山井和則 衆議院議員】12:01:51
まぁ、私たち、言いたいのはね、いや、「こども庁」の議論もいいけれど、今、「食べる食事がない」って困ってる人が、目の前で苦しんでるんだから。それを、今、救いたい、と。救わねば、というのが、本当の政治であって。いや、「こども庁」もいいけれど、まず、今、食べるに困ってるご家庭がおられるんだから、そのことを何とかせねば、と思います。
これで終わらしていただきます。

【(出席議員)】12:02:16
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?