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2021年6月14日(月)14:00~ 第19回 ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム ヒアリング 文字起こし記録

内容:ワクチン接種の進捗状況などについて、厚生労働省、総務省、防衛省、コロナ対策室、オリパラ事務局、オリパラアプリ担当よりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年6月14日 第19回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」
ヒアリング

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/687579016
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年6月14日 第19回
「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=6qp-o6NKMqI
(3)YouTube石垣のりこ
2021年6月14日 第19回
「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング

https://www.youtube.com/watch?v=GslHIvG-8jY
(4)YouTube Movie Iwj
IWJ(INDEPENDENT WEB JOURNAL)
2021.6.14 第19回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング~デジタル庁・平井大臣の「徹底的に干す」発言は出席者30人程の定例会議の席上で行われたと出席者が証言!

https://www.youtube.com/watch?v=tvyzRQuySHw

2 配布資料
https://www.dropbox.com/sh/9a56a0cvfpkh5qu/AACNvHRHKu_A7kwLxEJXUiy6a?dl=0 

<参照1>
東京新聞 TOKYO Web(2021年6月11日 20時57分)
五輪開催で感染者が急増、東京1日1000人に…政府が試算 パラリンピック開幕を直撃
https://www.tokyo-np.co.jp/article/110157

<参照2>
厚生労働省サイト
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第31回~)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html
●第37回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月2日)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html#h2_free14●第38回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月9日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00256.html#h2_free13

<参照3>
NIID 国立感染症研究所サイト
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連情報ページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
●感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株について (第9報) 2021年6月11日10:00時点
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/10434-covid19-43.html

<参照4>
YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年4月23日 衆議院 厚生労働委員会 山井和則 議員
https://www.youtube.com/watch?v=6APDbn-YucY

<参照5>
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会サイト
●カルチャー&ファン体験「新しいオリンピック、パラリンピックの発信地 臨海副都心エリアでの取組みを公表」(2019年7月26日)
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/news/news-20190726-01-ja
●ライブサイト
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/events/live-sites/

<参照6>
厚生労働省サイト
●予防接種健康被害救済制度
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/
●新型コロナワクチンの副反応疑い報告について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html

<参照7>
朝日新聞DIGITAL (2021年6月11日05時00分)
「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示
https://www.asahi.com/amp/articles/ASP6B73PZP67TIPE01M.html

<参照8>
YouTube テレ東BIZ
平井大臣が不適切発言を釈明(2021年6月11日)
https://www.youtube.com/watch?v=GZBsjuRhDlo

<参照9>
外務省サイト 
世界貿易機関を設立するマラケシュ協定
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/it/page25_000396.html

<参照10>
毎日新聞  (2021/6/11 18:57(最終更新 6/11 18:57))
河野氏「80万回」、首相「100万回超」 接種回数で認識不一致
https://mainichi.jp/articles/20210611/k00/00m/010/236000c

第19回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング 質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、厚労省に。インド型、デルタ型の変異ウイルスが、7月中旬に主力になるのではないか、との予想が出ていますが、その予想を資料を配布して説明下さい。
2、内閣府に。平井デジタル担当大臣が、オリパラアプリに関して、NECに対して、大変な暴言を述べた。この問題の経緯と、今後どのように対応するのかを書面を配布し、説明して下さい。
3、厚労省に。西浦教授が厚労省の会議で説明した、今年夏のコロナ感染拡大の試算について資料を配布し、ご説明下さい。
4、厚労省、オリパラ事務局に。西浦教授の予測では、8月に東京は緊急事態宣言レベルの感染者に、五輪を開催しなくてもなると予測し、尾身会長は、緊急事態宣言下での五輪開催はあり得ないと発言している。西浦教授の予測通りに感染が7月、8月に拡大すれば、五輪は中止か延期になる可能性はありますか。
5、オリパラ事務局、内閣官房に。大会組織委員会のラウンドテーブルで説明された三菱総研に委託された五輪による感染拡大予測の調査、1日7人が感染、について資料を配布し、ご説明下さい。
6、オリパラ事務局、内閣官房に。この三菱総研への委託調査では、五輪関係者以外に五輪による人流増加の影響で、感染拡大する人数の試算はされていますか。
7、オリパラ事務局、内閣官房に。五輪関係者以外に、五輪の影響で全国の人流が増えることにより、東京や全国で何人、感染者が増えるかは、コロナ分科会で議論や、試算をされていますか。まだ、議論や試算をしてないなら、どこで議論や試算をしますか。
8、オリパラ事務局、内閣官房に。この三菱総研の委託調査では、観客のある無しは、どのように仮定されていますか。
9、オリパラ事務局に。今まで五輪関係で入国した方は何人で、そのうちゼロ日隔離、3日間隔離、2週間隔離は何人ですか。
10、オリパラ事務局に。外国からの五輪関係入国者に対し、ゼロ日隔離が認められるための模範回答も示しているが、8万人の五輪入国者のうち、ゼロ日隔離は何人以下しか認めないという基準はありますか。それとも大多数がゼロ日隔離でも認めますか。
11、厚労省、総務省に。河野大臣は、ワクチンは1日80万人接種、菅総理は、1日100万人接種と発言しています。それぞれの根拠を資料を配布して説明下さい。以上

【山井和則 衆議院議員】13:59:40
それでは、定刻になりましたので、始めさしていただきたいと思います。
まず、原口委員長代行からご挨拶をお願いいたします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】13:59:45
お疲れ様でございます。
えぇ、医療につなげることができずにですね、亡くなられた方は、前回、あの、WADAさんが開示をしていただいて、警察庁の皆さん、ありがとうございました。あの、警察が関与し、あの、調べただけでも、(自宅で)119人ということで。じゃあ、厚労省の方々(が把握しているの)は、あの、どれぐらい、えぇ、医療につなぐことができずに、えぇ、亡くなっているのか。
それから、この間、私たちは、自粛に伴う様々な補償を言ってきました。しかし、えぇ、雇用調整助成金の特別枠についても小出しで、えぇ、5月28日に延長が決まっただけですね。で、これをやってるんで、多くの経営者の人たちは、雇用も切らざるを得ない、と。あの、私、ある方にお話をしたら、「今まで40年間、ただの1人として解雇をしたことがない」と。「だけど、親会社から『解雇をするように』と言われて、13人の職人さんを、明日、40年間1回もやったことがないことをやるんです」と言って、涙ぐまれてました。
ぜひですね、あの、国民を救いましょう。私たちは、あの、(今国会の)会期延長を言って、「1次補正予算もやってください」ということも、申し上げています。
で、ワクチンについても。
平井大臣の発言、あの、本当にとんでもないことだと思いますし。
加えて言うと、あの、副反応についても、ぜひ、あの、ちゃんと開示をされてください。今までホームページにきっちり出しておられたと思いますけども。あの、世界の中でも、副反応が、あの、「因果関係が分からない」っていうのだけ言ってるっていうのは、それはやはり、さらなる国民に対する不安を、あの、招きかねませんので。もう少し丁寧な、あの、情報提供をやっていただくようにお願いをして。
冒頭、あの、皆様への御礼、お願いに代えたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】14:01:49
それでは、長妻座長、よろしくお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】14:01:51
はい。どうも、今日も、ありがとうございます、役所の皆様。
えぇまぁ、今日も議題の1つだと思いますけれども。えぇ、(東京大会の)主催者側がですね、えぇ、シミュレーションをされて、えぇ、そのシミュレーションの中でですね、オリンピックをやるとですね、1日の感染者、えぇ、ピーク時ですかね、200人、やらない時に比べて増えると、えぇ、いう数字が出てまいりました。この、主催者側ですらですね、やはりそういう数字を出さざるを得ないような現状ではないかと思います。
ということはですね、えぇ、重症者の方ももちろん増えるわけで。もちろんですね、残念ながらお亡くなりになる方も増えるわけで。そういう命が失われる、えぇ、このことを上回るですね、オリンピック開催の大義というのは果たして何なのかということが、まぁ、ずーっと語られておりません。
まぁ、ある推進の方がおっしゃるには、「4年に1度、やっぱり開催しないと、選手生命が失われる選手が出てくる」と。アスリートのですね。あの、それも本当に、あの、そういうこともあるのかもしれませんけれども。ここはですね、やっぱり、本当に命が失われるということに比べてですね、えぇ、本当に大義は何なのかということをですね、あの、ぜひ、えぇ、お聞きしたいと、まぁ、いうふうに、まぁ、これ、国民の皆さんもそうだと思います。
まぁ、「匿名性の死」という言葉がありますけれども。「どなたが亡くなるか分からないけども、亡くなる方が増える」ということで。もしですね、それが、「身近な方が亡くなる」っていうのが、もう分かっていればですね、これはもう、「どう考えてもおかしい」というふうになるんですが。どうしても「匿名性の死」というのは、なかなか共感及ばない側面もあって。ずるずるずるずる、今、進んでいるのが現状だと思いますが。まぁ、本当に命が失われるということをですね、我々、かみしめて、えぇ、議論をしていく。まぁ、当然、その、皆さんがご尽力いただいているワクチンの接種というのも、その観点でありますので。それにですね、逆行するようなオリンピックというのは、本当によく考えていただいた方がいい、というふうに考えております。よろしくお願いします。

【山井和則 衆議院議員】14:04:20
ありがとうございます。
えぇ、それでは、えぇ、順番にいきたいと思います。今日の配布資料の、あの、出席者の方々の裏面のところに、11問の質問通告が入っておりますので。
まず、メインは、このオリンピックが行われる7月、8月に、今も原口さん、長妻さんからも話がありましたけれど、どれだけ感染者が増えるのか、と。まぁ、これは、一番の私たちの関心ですので、そのことについて。
順番に言いますと、1番目。えぇ、インド型、つまりデルタ型ですね。これが、どう増えるのか。この問1。
それと、2番目。西浦(博)教授、先週も、ちょっとお願いしましたけども(6月10日・第18回ヒアリング)。西浦教授の予測によると、7月、8月どれぐらい増えるのか。
それと、まぁ、西浦教授のこの予測では、「緊急事態宣言レベルになる」ということを予測されてると思うんですけど。その場合は、オリンピックは中止や延期になる可能性はあるのかどうか。
それと、もう1つ。重要な資料、これですね。えぇ、政府が、三菱総研に、内閣官房コロナ室が委託した研究でさえ、「オリンピックをすると、8月の中旬以降には、1000人近い感染者になる」というのを、政府の試算として出てきました。えぇ、この資料についてのご説明とか、これが「観客の有る・無し」に関係しているのか。
えぇ、このようなことについて。2を除いて、えぇ、平井大臣のこの件は後でやりますので。1から8まで、一括して、厚生労働省さん、オリ・パラ事務局さん、内閣官房さん、お答えください。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:06:11
えぇ、厚生労働省健康局でございます。梅田でございます。
あの、そうしましたら、まず、えぇ、1番からご説明さしていただきます。
えぇ、インド型、デルタ型の変異ウイルスがですね、7月中旬に主力になるのではないかという予測が出ているが、まぁ、その説明、ということでございます。
あの、資料の方、えぇと、「(直近の感染状況の)評価等」ということで、あの、お示しさしていただきました。で、ここの中でも、あの、えぇと、1つは、えぇ、6月9日に開催されたアドバイザリーボードでの議論をまとめた、まぁ、評価の結果ということですけども。まぁ、それと、えぇと、その前の週、えぇ、6月2日に、同じくアドバイザリーボードで議論された評価の結果をお付けしました。
で、この中で、えぇと、変異株に関しての記載のところ、えぇ、紹介さしていただくと。えぇと、3ページ目にですね、えぇと、まず、えぇと、9日のアドバイザリーボードでの議論の中で、真ん中あたりに、えぇと、アルファ株及びデルタ株によって、えぇ、これまでより感染拡大が進む可能性があるということ、えぇ、が書かれております。また、そういうこともございますので、その下の、一番下のところにございますように、デルタ株、特に、デルタ株等については、えぇ、ゲノムサーベイランスでありますとか、この変異であります「L452R」、えぇ、の変異を見つけるためのスクリーニングによってですね、えぇ、全国的な監視体制を強化する必要がある、ということが書かれております。
この前提にはですね、そのところにあります、上にありますように、従来株からすでに現時点においては、アルファ株に、えぇ、概ね置き換わったという中で、さらに今後、えぇ、新規の変異株として、このデルタ株、えぇまぁ、感染性でありますとか、まぁ、重篤性についても、えぇ、懸念がされるということで。えぇ、今後は、このアルファ株からですね、デルタ株を注視したサーベイランス体制が必要だ、ということでございます。
で、えぇと、さらに、えぇ、6ページ、えぇ、ご覧いただきますと。先々週のアドバイザリーボードでございますが。その中で評価されてるのが、その変異株に関する分析ということで。アルファ株の割合が、えぇ、全国、まぁ、この時点で8割になったということで、えぇ、ほぼ置き換わったということでしたけども。デルタ株については、報告数が、えぇ、増加しつつあるということ、そして、えぇ、海外で、その次の次のポツ(・)にですね、あわせてデルタ株等について、海外で置き換わりが進んでいるという報告がございますので。日本においてもですね、えぇ、やはり、アルファ株から、今後はデルタ株に置き換わる可能性を十分、えぇ、想定してですね、対策を進めていく必要があるということで、引き続き分析を進めていく必要があるという議論がされてございます。
で、あの、ご指摘いただいたように、えぇ、「(デルタ株が)7月中旬に主力になるのではないか」というのはですね、あの、先週のアドバイザリーボードの中で、えぇ、西浦教授からですね、あのえぇ、現状、それから、海外での、えぇ、検出状況を踏まえますと、大体、「7月中旬頃には、50パーセントぐらい置き換わるんだろう」という、あの、予測をしていただいております。
また、あの、感染研(国立感染症研究所)の鈴木(基)、えぇ、(感染症疫学センター・)センター長にもですね。えぇ、現状、その、検出状況からですね、今後は、なかなか、その、まだ、あのあの、データが少ないものですから、どれぐらい、そのえぇ、50パーセントを迎えるのが何月までっていうのは、そういう形ではなりませんけれども。今、少しずつ増えてきているということですので。今後、さらに、えぇ、注視をする中で、ある程度、そういった置き換わりっていうものが、えぇ、今後は予測、えぇ、できるというような、まぁ、そういう、あの、ご指摘もいただいている、ということでございます。
以上となります。

【山井和則 衆議院議員】14:10:31
次、3番目。西浦教授の。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:10:33
はい。えぇ、で、3番目についてはですね、あの、もう1枚、資料を付けさしていただきました。えぇと、これは先週の(6月)9日のアドバイザリーボードでお示しいただいたものでございまして。あの、「今後の見通しに関するシナリオ分析」ということで、提出いただいたものです。
で、この前提としてはですね、えぇと、各、その、年齢別にですね、えぇ、これまでの感染状況っていうのは、その、大阪での、えぇ、感染状況、まぁ、そういう感染の仕方をするという前提で、えぇまぁ。あ、そこに書いています。「数値計算の目的」として書いてますが。「6月20日に、えぇ、(緊急事態)宣言解除をして、その後どうなるか」っていうことを見たものですけれども。その前提として、「大阪での第4波の感染と同じような状況で感染が進んでいく」ということを前提に、「東京でどうなるか」ということを、えぇ、シナリオとして、えぇ、推計したものでございます。で、えぇ、年齢別の重症化リスクを基にして、重症病床の需要見込みを計算するために行った、ということでございます。
で、まぁあの、「骨子の概要」の右のところに、「大阪における第4波」っていうのが、こういう、あの、少し小さくて見えづらいんで、申し訳ないんですけども。えぇと、4つのグループに分けて、「0から19歳」の年代、それから、その右が「20から39歳」ですね、それから、「40から59(歳)」と、「60(歳)以上」の4つの、えぇ、分類に分けてですね、それぞれの、その、感染の状況をですね、えぇ、計算、関数化してですね、それを当てはめた、というものであります。
で、これ、1枚をめくっていただきますと、2ページ目に。この前提はですね、その、先ほど申し上げたとおり、「大阪の感染状況が、そのまま東京で起こったらどうなるか」ということでありますけれども。これは、あくまで全く、その、「公衆衛生上の介入をしない」と、何も、そのえぇ、「緊急事態宣言でありますとか、あるいは、まん延防止等重点措置、そういった介入しない場合に、どう感染が推移するか」ということであります。
で、この2ページを見ていただきますと。えぇと、左上が「(高齢者)接種なし」ということで、この「(高齢者に)ワクチンの接種がない」という状況で、えぇ、各年齢群別に見ますと、えぇ、このような感染流行が起こる、ということになります。で、右側は「(高齢者)60%完了した場合」、それから左下が「(高齢者)80%(完了した場合)」、(右下が)「100%完了した場合」ということで。こう、比較いただきますと、顕著に、あの、影響が出てくるのが、60歳以上の、えぇ、やはり高齢者を中心にですね、えぇ、ワクチン接種を行いますので、まぁ、その方に対する、その、感染、えぇ、防御と抑制というものが現れるという結果になっております。まぁ、一方、逆に言いますと、他の世代層では、あまり顕著な、その影響がない、ということを示しているものと理解されます。
では、次のページをご覧いただきますと。「重症者数についてはどうか」ということでありますけれども。えぇ、この発生数を見てみますと。主な重症者患者、重症患者としては、えぇ、「未接種」でありますとか、「予防接種が効かなかった高齢者」、それから「中年や壮年世代の重症患者」、こういったものが、この中にカウントされてますけれども。えぇ、全く、その、ワクチンがない場合が青線、それから、「70%」進んだ場合(がオレンジ線)ということで。ピークが、かなり抑制される、っていうことが、ご覧いただけるかと思います。えぇ、これも、あの、前提としては、「全く緊急事態宣言等を行わなかった」ということを前提にしたものであります。
それから、4ページになりますけれども。えぇ、「8月上旬に、この緊急事態宣言を実施するとしたならば、重症患者数の予測は、えぇ、どうなるか」ということでありまして。えぇ、これは、あの、同じくワクチンの接種状況を、えぇ、色分けしているものでありますけども。えぇ、かなり、そのえぇ、ワクチン接種が進む状態でありますと、その、例えば、「90%」っていうことで、緑で見ますと、その、9月にピークが迎えるものについては、そう、あまりその他のものとは、あまり、えぇ、差はないわけですけれども。次の、その次のピークにおいては、感染状況を抑えられるということで、えぇまぁ、示されております。
で、まぁその、最後に、あの、「まとめ」ということで、えぇ、ございますけども。えぇ、「仮に65歳以上高齢者のほぼ全てを7月末までに接種できたとしても、重症患者の病床が不足する流行が起こりうる」と。また、えぇ、「高齢者接種後の流行の入院患者は中年・壮年が中心で、これまでより規模が大きくなる」ということで、「2か月以上の宣言期間を要する」というふうに見込まれる、と。それから、「現行措置のオプション内では、遅くとも8月中に、えぇ、緊急事態宣言相当の流行になることを避けられない可能性があるということを十分に想定する必要がある」っていうことで。これは、えぇ、括弧に書いてますように、えぇ、「オリンピックの開催によらない」ということで、えぇ、推定されております。
あの、繰り返しなります。いずれにせよですね、あの、この結果については、あの、色んな、そのまぁ、西浦先生の、えぇ、前提として置かれたものが、えぇ、「大阪での感染状況をそのまま持ってきた時の、えぇ、東京での推移を見たもの」、で、えぇまぁ、これを基にですね、えぇまぁ、前提となってますように、その、「全く、えぇ、対策を行わない場合のベースになるものだ」というふうに、我々も、考えておりますので。これに、えぇ、「じゃあ、どういった対策を講じることによって、どれだけ減らせるか」っていうことは、さらにですね、先生方にもご議論いただいて、えぇ、このシナリオを現実的なものにしていかないといけない、という思いでいるところでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:17:32
はい。もう8まで、一括してお願いします。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:17:35
えぇ、オリ・パラ事務局でございます。えぇと、4番目の項目でございますけれども。今、ご説明いただきました、えぇ、西浦教授のシナリオを前提に、あの、7月、8月に感染が拡大した場合に五輪がどうなるのか、ということでございます。
あの、まず前提といたしまして、政府全体として感染拡大(防止対策)に取り組んでいるところでございますけれども。その上で、東京大会のあり方につきましては、あの、繰り返して恐縮ですが、一義的には主催者であるIOC、IPC、大会組織委員会、東京都においてご議論された上で、最終的に決定されるものと承知しておりますけれども。政府としては、コロナ対策を含めまして、関係者と緊密に連携して、えぇ、対策を取り、えぇ、進めてきたところでございます。
あの、私どもといたしましては、えぇ、感染症対策をしっかりと講じまして、えぇ、今年の夏に安全・安心な大会を実現するために、しっかりと準備を進めてまいりたい、というふうに考えているところでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:17:31
次は、あの、三菱総研のね、これですね。

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:17:34
はい。えぇ。あの、三菱総研のシミュレーションにつきまして。えぇと、内閣官房コロナ室の石橋と申します。ご説明差し上げます。
あのまぁ、先ほどの、その、アドバイザリーボードの、その、西浦先生の、その、試算と比べまして、かなり簡素なものとなってございます。あの、先ほどの、あの、アドバイザリーボードのやつだと、「(年齢構造化)SEIR(モデル)」ということになってますけど、まぁ、要は、「E」の部分がないという形(SIRモデルをベースとするシミュレーション)でございまして、かなり簡素な試算になってございます。
で、これは、あのまぁ、本当に、その、人流だけにですね、注目したものでございます。あの、で、将来の、その、置き方に関してはですね、ちょっとかなり、その、難しゅうございましたので、簡素化した形であの、こちらの方、やってございます。あの、これ、6月以降、あのまぁ、足元の、その、若干、その、東京都の人流の増高、増加傾向、見られますので。まぁ、それを踏まえまして、その、置きということで、「5%」ということで、置いてるものでございます。
まず、それがベースにございます。それに、オリンピックの効果、パラリンピックの効果を乗っけていこう、という、そういった試算でございます。
で、その、じゃあ、オリンピック・パラリンピックで、どんだけ増えていくのか、っていうことでございますけど。これ、実は、我々、そういった、ちょっと知見がございませんでしたので、過去の例をちょっと見てですね、それで、あの、仮で置いております。
と言いますのも、その注の1のところにございますけど。あの、オリ・パラ時の人流増に関しましては、その、ラグビーワールドカップ2019の年の人流の変化等を基に設定した、というふうに書いてございますが。これ、どういうことかと言いますと、あの、日本と、えぇと、南アフリカ戦でございますね、この時の、その、人出の増加をですね、ちょっと、あの、試算いたしまして。で、それで、あのまぁ、実は、その、そこまで増えてはいないんですけど。あの、要は、テレビでも見る人とかいますんで。だから、その、イベントがあるからといって、その、ガーッと人が出るってわけじゃなくて。そこの、その、テレビで見る人どれだけいるかとか、実際に出る人どれだけいるかとか、そういったところの、ちょっと、区分けが非常に難しかったので、ここは悩んだのですが。もう、ちょっと、置きということで、「1割増」ということで、さしていただいております。なので、これは、かなり、その、ザクッとした見込みという形で、お考えください。
で、オリンピックやってる時に、その、「5%増」のベースで上がっていくベースに、さらに、「1割増」で乗っかる、と。人流が増えて、乗っかる、と。で、オリンピックが終わったら、なくなる、と。で、今度、また、パラリンピックが始まったら、今度は、その半分ですね、「1割増」の半分で「5%」上がって、また、それが増えていって、それが、パラリンピックが終わったら、なくなる、ということで。そういった形、ちょっと、ちょっと、その、人流増が、あの、オリンピック・パラリンピックある時だけ、要は、ちょっとポコッと、こう上がるような、そういった形のイメージでの試算でございまして。そういう意味で、人流だけに、注目して、試算をやってるものでございます。
で、それが、その、「人流が増えた場合」っていうのが、この青いグラフの方でございまして。あの、オリンピック始まる前までは、ちょっと、あの、そのえぇ、当然、そんなに、えぇ、変わりはないんですけど。始まり出したら、こう、じわりじわりと、こう、あの、人流増の影響が出てくるという、そういった試算になってございます。
で、こちらの方ですね、そういった形で、その、人流増の、その、内訳は。あの、人流増を、そういった形で、かなりザクっとした形で置いてございますので。あの、その、観客であるとかですね、あと、その、五輪関係者とその違いとかですね、ちょっと、そういったところまでは、あの、色を付けられないっていうものでございますので。なので、本当に、そういった意味で、そのまぁ、えぇ、叩き台と言いますかですね、あの、人の流れだけに着目した試算ということで、ちょっとご理解いただければと思ってございます。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】14:21:56
はい。どうぞ。はい。

【坂口和家男 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:21:59
えぇ、続きまして、あの、7番でございます。
えぇ、コロナ分科会で、何か、そういう試算をしている、議論してるか、というご質問がございます。
で、あの、現在のところ、そういった議論なり、試算っていうのは、しておりませんが。まぁ、当面、あの、今のところ、分科会の開催ということは、えぇ、予定をしていない、という状況でございます。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:22:25
(質問項目)8。

【山井和則 衆議院議員】14:22:25
8。(三菱総研の委託調査では、)観客のある無しは、そしたら、関係なし、ということですか。

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:22:27
関係なしです。

【山井和則 衆議院議員】14:22:28
はい。分かりました。
そしたら、あの、1から8までまとめて、ご質問、ご意見、いかがでしょうか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:22:32
はい。はい。すいません。
ちょっと、あの、やっぱり、デルタ・バリアント(変異株)に対する、その、評価が甘い。というか、リスク評価が。これ、インドの例ですが、えぇと、もうほぼ半月で、デルタが主流になっています。
で、ここに、あの、アメリカから参加してくれた(4月22日・第5回ヒアリング)、エリックさんがですね、このデルタについては、あの、子どもに対するサージが起きる、と。子どもに急激な感染拡大が起きる、という警告をしています。
で、そこで質問ですが。その、さっき、えぇ、ウイルス・ゲノムサーベイランスを強化するということですけど。ゲノムサーベイランス、今、何パーセントですか。えぇ、私が、西村さんに聞いた時は、5パー(セント)でした(3月5日・衆議院議院運営委員会)。で、それを、今、何パー(セント)まで上がってるのか。
それから、まさか、その、オリ・パラで、子どもの動員、これ、前、答えておられませんけど(5月24日・第13回ヒアリング)。この状況で、子どもにサージが起きているアメリカの状況を見ると、オリ・パラに対して、子どもを動員するっていうのは、絶対、ないですね、と。これを教えてください。
これで最後ですけど。あの、この間、WADAさんが質問をして。保健所は、その、自宅待機、自宅療養、施設療養の方々に対する、その、予後について、えぇ、姿勢を改められましたですか。あの、フォローしてませんよね?だって、何人、亡くなってるか、警察庁は分かるけど、あの、厚労省は分かんないんでしょう?ということは、亡くなるリスクをどう見てるか、分かんないじゃないですか。そこは、あの、前回の宿題なんですが。
あの、教えてください。3つ。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:24:28
はい。ありがとうございます。あの、デルタ株に対する、その、サーベイランスの、えぇ、状況でございますけれども。
あの、これについては、まぁ、先ほどご説明申し上げたとおり、あの、これまで、えぇまぁ、変異株のPCRを用いてですね、そのえぇ、変異のところが、ターゲットとする変異があるかどうかをチェックをして。で、また、ゲノムシークエンスをして、えぇまぁ、全ゲノムを解析をして、えぇ、それが、「N501Y」、アルファ株かどうかということを確認するという、まぁ、そういった「N501Y」をターゲットにした、えぇ、サーベイランス体制を敷いてきました。
で、あの、先ほど言ったように、えぇ、これがほぼ換わったということで。今後はですね、今後は、新たな、その、デルタ株に対して、同じようにですね、その、早期発見をして封じ込めていくということが重要だ、っていうことで。そういうサーベイランス体制を敷くということで、えぇ、やっております。
で、えぇ、同じように、そのまぁ、ゲノムシークエンスを、全ゲノム解析するのには大変時間かかりますので。まずは、そのえぇ、変異の部位をターゲットとした、えぇ、同じような、えぇ、PCRを開発するということで取り組んでまいりました。
で、先行的に、先月の間にですね、あの、民間検査機関を使って検査を開始するというようなことで、開始をして。で、今月に入って、えぇ、地方衛生研究所でも検査ができるような体制で、技術移転をして開始をしてます。
で、あの、それを40パーセント、「N501Y」でもやったように、陽性者の40パーセント目標に、えぇ、検査をするように、えぇ、要請をいたしました。で、実態としては、あの、まだ、そこまでは、いってませんが。あの、5パーセントと言いますか、もうちょっとあるかと思いますけど。日々、えぇ、そういう体制作りで強化をしてますので。あの、40パーセント目標に取り組んでいる、という状況で、申し上げたいと思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:26:33
ということは、デルタ株は、今、何パーセントです?

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:26:37
あ、ですので、あの、まだ、えぇとですね、検出自体は、えぇと、週に1回、公表さしていただいておりまして。えぇと、まだ、そう、全体の割合で言うと、10パーセントもない程度であります。
ただ、あの、先ほど来、お話になってますように、今後はそれを変える可能性がありますので。あの、そういったところはですね、しっかりと見ていく、っていうことで、サーベイランス体制を強化している、ということでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:27:04
保健所。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:27:07
はい。えぇと、すいません。それとですね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:27:11
自宅療養者の。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:27:11
自宅。あ、はい。すいません。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:27:12
予後は、把握してないのか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:27:14
はい。あの、自宅療養者、あるいは、宿泊療養者の方で、えぇと、まぁ、医療ケアを受けられずに亡くなられた方の数、ということで、えぇ、ご質問いただきました。
あの、私どもではですね、あのえぇ、そういう数、そういった数自体で申し上げると、調査をかけて、過去、やったこともあります。ですから、それは、あの、保健所なり、自治体に調査をかけて、報告をいただく、あるいは、あの、HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)で届出のあった、入力された方の中で、自宅で亡くなられた方が、「自宅で亡くなられた」っていうことが入力されている数、えぇ、それと、ご指摘があったように、警察庁の方から情報としていただく、そういったもので、把握に努めてる、ということでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:28:03
何人ですか、今。はい。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:28:04
で、あの、はい。えぇと、調査はですね、去年、あ、12月からですね、えぇと、期間、2月の何日の間にやった調査で申し上げれば、自宅療養者、それから、宿泊療養者、あわせて29名の方がいらっしゃる、っていうのは承知をしています。
また、あの、HER-SYSにおいて、えぇ、報告をいただいている、えぇ、あ、HER-SYSのデータからですね、えぇ、そういった事例として、えぇ、見ている、見られるものについては、えぇと、54例というのがございます。これは、えぇと、すいません。えぇと、ちょっと、期間はあれですけれども。54例でありまして。
そのデータについてはですね、前回の、えぇ、アドバイザリーボードの資料の中にも、えぇと、えぇ、付けさしていただいて。それの、年齢別の割合とかですね、あ、数でありますとか、それは、あの、お示しをさしていただいている、ということでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:29:17
いや、でもですよ、だって、警察庁が把握した方が多いじゃないですか。(自宅での発見)119(人)だから。(参照:6月10日・第18回ヒアリング配布資料「警察取扱いの新型コロナウイルス陽性死体のうち、PCR等検査の実施時期が生前で、自宅又は宿泊施設で発見されたものの都道府県別の内訳(令和3年1月から同年5月まで)について」警察庁刑事局捜査第一課)
いや、普通に考えたら、保健所が把握している方が、多くなきゃいけませんね。陽性者と、「陽性だ」って保健所に通知して、そして、「いや、自宅待機してください」と言われて、亡くなっていくわけだから。今の、29とか、54とかいうのは。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:29:48
はい。あの、すいません。ちょっと、あの、期間の違いもあるんですけども。あの、数が、警察庁からいただいてる情報が多いのは事実であります。で、これについては、警察庁の、その、報告いただいている、その、様々な事例を見てみますと、その、全く、その、保健所に、あるいは、まぁ、医療機関にかからずに自宅で亡くなってらっしゃった、と。
で、後で検案するときに、えぇまぁ、家族の方からの情報を踏まえて、えぇ、警察の方で、あの、検案して、えぇ、その際に、コロナが疑われるっていうことで、後から、まぁ、検査をしたところ、コロナ陽性であったというような事例がありますので。
まぁ、そういうことで申し上げると、「自宅療養者として、えぇ、自宅でいた方」でない方を、広く、あの、そういった情報の中に含まれているということですので。あの、対象となる、その、数自体の比較が、なかなか一概にはできない、ということではございまして。そういう違いにつながっている、というふうに承知をしています。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:30:53
いや。ちょっと、それ、僕が(WADAさんの)代わりに言えないんで。
こう、いや、違いますよ、それ。陽性と、陽性の、あの、「PCR検査の実施時期が生前で、陽性だった方の数」ですから。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:31:11
あ、その、えぇと、日。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:31:14
亡くなった、ね、後で検査して、陽性だったっていうんじゃないです。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:31:15
はい。はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:31:18
まぁ、ちょっと、ここ、あの、議論、もう時間ないんで。
あれ、子どもの動員、もう、やめましたよね?

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:31:25
すいません。あの、学校連携プログラムですね。スポーツ庁さんが所管しておりますので、ちょっと、私、あの、あの、責任を持って、ちょっと、お答え、あれですけれども。あの、まさに、あの、ご検討いただいている、あの、まさに観客のあり方とも、あの、関係ございますので、ご検討いただいているところでございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:31:36
絶対、やめてください。

【山井和則 衆議院議員】14:31:38
はい。黒岩さん。どうぞ。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:31:40
えぇとね、この三菱総研は、この、シミュレーションは、「6月20日に、えぇと、緊急事態宣言解除されて、その後、何ら規制措置は取ってない」っていう前提でしたっけ?

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:31:54
あの、そこについてはですね、あの、何の、その、仮定も置いてないというところでございまして。とにかく、人流増だけ見ておりますので。あの、人流増が、その「5%」だけ、「5%ずつ増えていく」という、そういった単純な仮定でございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:31:05
ふーん。

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:31:07
だから、そこの、その、政策のあり方に関しては、ここは何も、こう、仮定を置いてない、というところでございます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:32:12
えぇ、じゃあ、あの、梅田さん。まぁ、厚労省にお願いですけど。
あのまぁ、西浦先生の(シミュレーション)は、これ、これ、ちょっと時期は分かんないんだけど、これ、「緊急事態宣言を全くしなかった(場合)など」ですかね?「まん延防止も」、と。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:32:22
はい。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:32:24
で、重要なのは、これ、(6月)20日以降の措置にも関わってくるわけですけれども。
その、20日以降にね、宣言を解除して、まぁ、まさに、「何もしなかった場合」、まぁ、結構、これ、出てますけど。
で、次にね、えぇ、例えば、「まん延防止」で、えぇ、これ、「酒類提供を、まぁ、午後7時までにした場合」、こういうパターンも結構ありましたよね。
そして、まぁ、おそらく、宣言より、次に、あのえぇ、強い、まん延防止措置を取って、なおかつ、「酒類提供なし」。
これのね、まぁ、特に、後段の2つ言った、宣言のあり方のシミュレーションをすべきだと思うし。そうしないと、かけようがないと思うんですが。これは、しないんですか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:33:09
はい。あの、えぇあの、私も少し、あの、説明さしていただいたとおり、これの前提は、で、全く何も、まずは、関与しない状態での、その、流行予測をしているもの、ということであります。で、えぇまぁ、これをベースにですね。ですから、あのえぇ、まん延防止の措置でありますとか、あるいは、そのえぇ、緊急事態宣言の効果、そういったものが、これをどういうふうに乗っかってくれば、どう現れて、抑えられるのか、っていうことは、まさにしなきゃいけないというか、まぁ、そうしたい、というふうに、あの、議論もアドバイザリーボードでしているところです。で、その点については、さらに、あのまぁ、これまでの行ってきた対策の検証ということで、あの、先生方がですね、あのえぇ、こういった今日、今回のベースも、色んなベース。色んな、その、シナリオを基にした、あの、西浦先生だけじゃなくて、他の先生の、そのえぇ、シミュレーションもございますので。そういったものを評価するにもですね、まず、そういった、これまでやってきた対策の効果の検証をですね、して、それがどういうふうに、そのベースになるものから、乗っかって、効果として現れれば、こういうふうに、えぇ、感染が抑えられるとかですね、そういったことをやることによって、対策につなげなきゃいけないというのは、もう、まさにその通りでありますので。そういったことは、今後、あの、精緻な、検証ということで、そういったシナリオを基にしたシミュレーションは、今後もやっていこう、という話にはなっているところで、やってます。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:34:45
うん。うん。それ、すごく重要でね。まぁ、特に、今週1週間で、やっぱりやらないと。
というのは、えぇ、じゃあ、実際に、「まん延防止」で、まぁ、何らかの措置にね、するときに。じゃあ、それのね、さっき言った、例えば、えぇと、一番強めの時、えぇ、まん延防止措置をかけて、「酒類の提供は一切しない」、「過料付き」といったときにね、シミュレーションで、実は、シミュレーション上も、あの、オリンピック開始している時に、500人超えてるってシミュレーションだった、と。だと。にもかかわらず、ね、宣言を解除した、と。要するに、「オリンピック開催中に、ステージⅣだ」って分かっていたのに、解除したということは、本来、ありえないわけですよ。

【山井和則 衆議院議員】14:35:23
そうそう。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:35:27
だから、今までね、「これ、何で、このあの、こんなにリバウンド早かったんですか」って言った時に、菅総理は、ひどい時は、えぇ、「変異株を想定しなかった」とか(4月23日・衆議院厚生労働委員会)。

【山井和則 衆議院議員】14:35:34
そうそう、そうそう。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:35:35
だから、こういうことをね、言ってもらっちゃ、困るんで。
せめて、我々素人が考えても、えぇ、今、言った、やっぱり「措置がどうか」。これ、今まで、残念なことに、多種多様にかけてきたわけだから、相当、知見がたまってるわけですよ。あとは、せめて変異株ね。うん。まぁまぁ、宣言、あのまぁ、あんまり難しいことを言いません。
この「措置について、どうだ」ってことは、シミュレーションかけて、それで、「いや、えぇ、リバウンドは、オリンピックまでには起こりません」、こういった状況を、国民が分かった範囲で、分かった中で、やっていただきたい。
そういう方向で考えてる、っていうことでよろしいですか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:36:05
はい。あのえぇ、シミュレーションをするというのは、まさに、そういう対策に結びつけるためのものだというふうに、あの、承知をしておりますので。まぁ、そういった、あの、シミュレーションをですね、えぇ、今後も続け、あの、検討していく、っていうことは、そのとおりです。
あの、現状においてもですね、その、全くないわけではなくて。まぁ、そのえぇ、精緻なシミュレーションとは別に、まぁ、この、感染状況として、実効再生産数が、「1.1」の場合であるとか、「1.2」であるとか、っていうような、そういった「前提に置いたもの」というもので、あの、、「どう感染が広がっていくか」っていうことは、やったりしてますので。
それを、おっしゃったような、あの、さらに、えぇ、色んな前提を置くこともありましょうけども。えぇ、分かりやすくですね、その、シミュレーションをしていくということは、そのとおりです。

【山井和則 衆議院議員】14:36:55
それでですね、まぁ、今週もほとんど国会審議、このことについてはできないと思いますので。また、次回、いつになるか分かりませんけど。ぜひ、今のね、黒岩さんの宿題、次、私たちに、あの、「どういうふうなシミュレーションでやると、何人増えるか」っていうのを教えていただきたいと思います。
私からも、2点で。
これ、あの、非常に重要だと思うのが。ということは、この西浦教授の試算も、三菱総研の試算も、インド型、つまりデルタ型ということは想定してない、ということですか。今、黒岩さんおっしゃったようにね、菅総理の最大の、まぁ、この4月、5月の失敗は、あの、「変異株を想定しなかった」と。でも、あの、反省がありながら、この期に及んで、「7月にはデルタ型が主流になる」と言いながら、「デルタ型を含んだシミュレーションはやってない」ということで、いいですか。
これは、もう、これ。ということはね、デルタ株がもし主流になったら、「想定外のことが起こった」ということで、緊急事態宣言出ることになるわけですよ。だから、そのことの確認が1つと。
それと、もう1つは、今、黒岩さんおっしゃったようにね、コロナ室から委託された三菱総研のシミュレーションでも、8月に、これ、緊急事態宣言出ることになってるんですよ。これで言うと。
だから、「想定では、緊急事態宣言が出ないから、オリンピックやる」って言うんだったら、分かるけれど。「想定では、緊急事態宣言出ることになってます」と、「でも、オリンピックやります」って言うのはね、どう考えても、国民の理解、得られないと思うんです。
そこについては、このね、8月10日前後の(新規陽性者数の試算)「600人」とかっていうと、今までの状況でいくと、これ、緊急事態宣言ですよ、これは。そこをどう考えてるのか。
それに加えて、これ、次までの宿題でね。私、これ、私もちょっと酵母菌の研究を大学勤務でやってたんですけどね。これ、こういうのってね、数字で何とでもなるんですよ。ぜひね、三菱総研にご依頼して。毎週5パー(セント)じゃなくて、「10パーセント人流が増える」、「オリンピックの期間は、2割人出が増える」ということでね、機械的に、次回までに計算してもらえませんか。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:39:10
簡単ですよ。

【山井和則 衆議院議員】14:39:11
これ、簡単なんですよ。もう至って簡単ですから。
なぜかと言うと、6月20日で緊急事態宣言が解除されて、まん延防止になったとしましょう。長妻さん、これね、5パー(セント)で済みますか。1週間、2割増えるでしょう?人流。

【長妻 昭 衆議院議員】14:39:21
2割ぐらい増えるよ。人流が、もう4週連続で増えてる。

【山井和則 衆議院議員】14:39:27
そう。「2割増える」って言ってるわけですよ。例えば、東京の長妻議員は。
ということは、これ、(想定は)5パーセントなんですよ。ということは、(2割なら)4倍。5パーセントという前提で計算したこれが、実際、1週間で緊急事態宣言解除して、2割増えたら、もうこのグラフは、全く違うものになっちゃうんですよね。
だから、まぁ、百歩譲って、これ、シミュレーションですから。そのために、シミュレーションって、あるわけですからね。Aパターン、Bパターンで。ぜひね、「毎週10パーセントずつ人流が増えて、オリンピックの期間2割(増)」、これも、一応、出してもらわないと。
まぁ、私は、これ(今の試算)は、どう考えても過小だと思うんです。これは、宿題で。

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:40:05
あのね、17(日)の想定で、用意してもらいましょうよ。

【山井和則 衆議院議員】14:40:08
あ、17ですね。はい。17の想定、木曜日の想定で。あの、ということで、今のは、要望ですけど。
とにかく、確認だけど。デルタ株は、今、まったく想定してないということか。
それと、ということは、三菱総研の調査によると、まぁ、「8月には、緊急事態宣言は、オリンピックやりながらも、出る」ということを、政府としては、もう覚悟してるのか。
そこの認識、お聞きできますか、2点。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:40:31
まず、厚労省からですけれども。

【山井和則 衆議院議員】14:40:32
はい。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:40:33
あの、デルタ株の想定でありますけど。当然、あのえぇ、これまでの知見を踏まえますと、さらにアルファ株よりもですね、感染性が強い、という指摘がされております。
で、あの、西浦先生の前提は、まぁ、先ほど来申し上げているとおり、大阪での、その、感染状況を、えぇ、ベースにしてらっしゃいますので。まぁ、そういう意味では、あのえぇ、その主流っちゅうものは「N501Y」ということで、アルファ株を前提にしているということでございます。
ただ、あの、他の、えぇと、私どもでも、そのえぇ、アドバイザリーボードで他の先生方、京都大の西浦先生以外にもですね、あの、古瀬(祐気)先生でありますとか、東大の先生にもシミュレーションしたものを、していただいたような資料の中ではですね、その、あの、アルファ株自体は、従来株より「1.32倍」の感染力、さらに、デルタ株は、その「1.32倍」というような前提を置いて推計するとかですね、そういったことは、あの、やっておりますので。あの、そのえぇ、個々の、そのシミュレーションによってはですね、そういったことも、当然、加味されていくということでありますし。
今後、デルタ株が主流になるというのは、我々ども、あの、共通した認識であるということからすればですね、そういったことは、当然ながら考慮されていくというふうに考えています。

【山井和則 衆議院議員】14:41:56
これね、あの、西浦教授のは、デルタ株は想定してない。この三菱総研も、デルタ株は想定してないんですよね?

【黒岩宇洋 衆議院議員】14:42:03
ですよね?

【山井和則 衆議院議員】14:42:04
そうでしょう?

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:42:05
あのね、これ、アルファ株をここで議論したのは、去年の11月の末ですよ。で、そう。「これ、非常に危険だ」と言ってるけども、菅総理に至っては、4月(4月23日・衆議院厚生労働委員会)に、「いや、あの時は、あの、バリアントについては、全然、あの、議論してなかった」と。11月から言っているものを、4月に、あの、「想定してない」と、「なかった」って言われたら、立つ瀬ない。ここでは、ちゃんと議論してますもんね?

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:42:35
(頷く)

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:42:36
で、だから、問題は、ここでとか、国会での議論を、政権中枢がもうネグってんじゃないかと思うんですよ。
今回のデルタについても、絶対に、あの、もっと危険で、もっと広範囲で。特に、子どもに、あの、危険が及ぶっていうのは、強くおっしゃってください。もう直接、私も、もうメッセージした方がいいかと思う。どっかで、やっぱり、詰まってるんじゃないかと思うんです、総理のとこにいく。このデルタ株をも、あれしたら、私だったら、オリンピックやめますよ、普通。そこはちゃんと伝わってますか。伝えてくださいね。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課感染症情報管理室長】14:43:18
(頷く)

【川内博史 衆議院議員】14:43:21
あ、よろしいでしょうか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:22
どうぞ。

【川内博史 衆議院議員】14:43:23
よろしいでしょうか。

【山井和則 衆議院議員】14:43:24
はい。

【川内博史 衆議院議員】14:43:27
あのえぇ、オリ・パラ事務局の方にですね、確認したいんですけど。
先日の党首討論(6月9日・国家基本政策委員会合同審査会)で、菅総理大臣は、手前どもの枝野代表の発言に対してですね、あのえぇ、「新型コロナウイルスについて、せっかくだから、お話をしたい」と述べた上でですね、えぇ、「よその国では、ロックダウンをしても感染は拡大した」と述べています。「ロックダウンしても、感染は拡大するんだ」と述べています。ということは、何をしてもですね、あの、感染は拡大するということを、内閣総理大臣として、えぇ、政府の正式な見解として、お述べになられたわけですけれども。
ということは、今、政府の方で、「様々なことをして、安心安全な大会にするのだ」とおっしゃっていらっしゃるが、そことの矛盾について、どうご説明されるのか。「何をしても感染は拡大する」と総理はおっしゃったんです。だから、「オリンピックの時は、よりさらに感染が拡大する」と言ってるのと、同じことなんですけど。それ、どうご説明されるんですか。感染は拡大するんですよね?それは、政府の見解なんですよね?内閣総理大臣が発言したんですから。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:44:57
えぇ、ロックダウンの影響について、オリ・パラ事務局として、えぇあの、網羅的にお答えするのは、あの、困難でございますけれども。

【川内博史 衆議院議員】14:45:04
いや、いや。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:45:05
私どもとして、対策として、まず、講じさしていただいておりますのは、ロックダウンとは形が異なりますけれども。まず、海外から来日する大会関係者、選手につきましては、極力人数を絞っていることと、あとは、その行動管理、健康管理等々をやって。一番大事なのは、国民との接触を、もう極力ゼロに近づけて減らしていく、と。海外から持ち込みとか、そういった形では極力防ぎますし。万が一、あったとしても、接触の機会を極力減らす、というような対策を徹底して、今、準備をしているところでございますし。観客の取扱いについても、今、色々なシミュレーションもございますけれども、えぇ、6月中に、そのあり方について判断をしていきたい、というところで、今、鋭意、検討しているところでございます。

【川内博史 衆議院議員】14:45:46
あのえぇ、まぁ、政府っていうか、行政は縦割りなんでしょうけれども。その、縦割りだからといってですね、えぇ、政府全体として答えなければならないことに対して、あの、「自分たちはオリ・パラ事務局だから、あの、ロックダウンのことについては知りません」とかですね、そういうお答えっていうのは通用しない、ということをまず申し上げておきたい。政府は一体なのでね。
で、えぇ、他方でですね、今、お答えになられた、そのえぇ、総理が「ロックダウンでも感染は拡大する」と、「したんだ」とおっしゃっていらっしゃることに対してですね、「いやいや」と、「オリンピックの時は、ヨーロッパのロックダウンの時より感染が拡大しないようにするんですよ」と。もう真に珍妙なる、あの、あり得もしないことを、まぁ、平気でおっしゃる、と。そういうことが、国民の政府に対する不信、えぇ、信頼感の喪失、そして、えぇ、皆が訳が分からなくなると、皆が勝手に行動するということになるのでですね、余計、さらに感染対策ができないということにつながっているのだ、ということをですね、まぁ、申し上げておきたいと思いますけど。
政府全体として、ちゃんと統一的に考えないと、大変なことになりますよ。そう思いません?総理は、「ロックダウンしても感染は拡大するんだ」って、自らおっしゃったんですから、党首討論で。

【山井和則 衆議院議員】14:47:21
あ、長妻さん、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:47:25
えぇまぁ、これ、非常に、今、重要なことが話し合われてると思うんですね。あの、この政府が委託した三菱総研のシミュレーションですら、普通はね、いい数字が、まぁ、ある程度出るもんなんです。あんまり言っちゃ悪いんですけれども。
あの、そこで、これで見てもですね、その、ステージⅣが、新規感染者数でいうと、8月の15日ぐらいに、ステージⅣになるわけですよ。あの、オリンピックやる、っていうことでは。そうすると、緊急事態宣言、8月15日頃、出るわけですね。まだパラリンピックの前ですけども。
で、しかも、この人流については、ワールドカップの2019のラグビーですね。でも、あの時は、あの、コロナが全くないんで。アドオン、まぁ、普通の日常生活にプラスアルファして、人出が増えたっていうシミュレーションなんでしょうけど。今は、全然違うのは、皆、我慢してですね、家にいて、「さぁ、オリンピックだ」ということで、「お客さんも入るんだから、出ちゃおう」ということで、こんな、(人流増が)5パー(セント)で済むとは到底思えないんでですね。
そういう意味では、これ、ステージⅣの判断が、下手すると、(開会式の)7月23日ぐらいに、もう緊急事態宣言のレベルになる可能性もあると思うんですね。

【山井和則 衆議院議員】14:48:42
そうそうそう。

【長妻 昭 衆議院議員】14:48:43
つまり、これは穿った見方なんですが。ひょっとすると、1割、オリンピック時にですね、2割というふうにやると、(7月)23日にかかっちゃったのかな、というふうな、穿った見方もあるんですが。

【山井和則 衆議院議員】14:48:48
あぁ、なるほど。そうか、そうか。そういうことか。

【長妻 昭 衆議院議員】14:48:56
まぁ、いずれにしても、その1割しかアドオンされないっていうことよりも、まぁ、シミュレーションですから、もう少しシミュレーションもしていただきたい、と。
あの、(NTT)ドコモのですね、あの、位置情報で、これまでも緊急事態宣言解除の後の人流の増加っていうのは、こんな1割でないケースも大変多いんでですね。
で、質問は、1つ。あの、また別の質問なんですが。今のは、ちょっと申し上げた。で、あの、シミュレーションはお願いしたいと思うんですけども。
あの、結局ですね、場外での観戦ですね。これは、中止。例えば、えぇ、パブリックビューイングとか、中止の報道がありますが。今、現在、まだ生きてるですね、中止ではないのは、何か所なのか。
これ、4つカテゴリーがあるんですね。あの、ショーケーシングというですね、えぇ、お台場に2か所あって、聖火台を建てて、相当、パビリオンもあって、大々的に人を呼ぶやつ。そして、ライブサイト東京2020。そして、ライブサイトで、もう1種類、コミュニティライブサイト。で、もう1種類が、パブリックビューイング。この4つがですね、屋外で観戦する大規模イベントなんですが。
この4つのうち、えぇ、中止が、相当、決まってるんですが。それでも、まだやるというのは、それぞれ何か所ずつですか。

【吉田英一郎 内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官】14:50:16
えぇと、今、手元に、ちょっと正確な、あれですけれども。今、おっしゃった3類型でございますが。1点目の、あの、一番大きいパターンでございますけれども。こちらにつきましては、えぇまぁ、埼玉県ですとか、神奈川県ですとか、えぇ、確か、千葉県の知事が、えぇ、中止の方向で検討を表明されておりますが。東京都につきましては、まだ、「全てを」という形では、お話はなさっていない、というふうに承知をしております。
それから、えぇ、ライブサイト、えぇ、見るだけではなくて、ある程度、あの、催し物等行われるようなものでございますが。私ども把握しておりますのは、あの、ホストタウンの関係で、全国で自治体が実施するような、あの、ライブサイトにつきましては、少なくとも、その、コロナの前には100件以上の、あの、予定がなされていたところでございますけれども。現在、それが、あの、こういう状況下において、どのようなあり方をするか、今、その、まさに検討しているというところと承知しております。
それから、最後の、いわゆるパブリックビューイング。これは、あの、例えば、あの、分かりやすい例で申しますと、例えば、体育館とかで、大きな画面で観戦するとか、そういう純粋に「見る」というような形でございますけれども。こちらにつきましては、まだ、実際に、あの、登録の募集が始まっていない、というところでございますので。今後、これがどういった形になっていくかという状況かと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:51:27
あ、それでですね、ちょっと、もう。あ、どうぞ、どうぞ。はい。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:51:30
これ、オリンピック期間中にですね、「5%増える」っていうことは、例えば、東京で1日200人増えると仮定するとですよ、期間中でいうと1万人の新たな、あの、この、今、長妻さんが言ったこのシミュレーションでも、1万人増えるってことでしょう?ということは、それだけ。しかも、その中身が、このデルタだったとしたら、どれだけの亡くなる方が出るか、分からないですよね。とても危険なことだと思います。そのことをまず指摘したいし。
それから、(ワクチンの副反応に対する)補償について。これ、オリンピックの選手には、えぇ、ワクチンの補償をして、国民は、今、これ、えぇと、立証責任はどっちが負ってるんですっけ?つまり、ワクチンの副反応。今、因果関係がね。今日、おられないかな。あの、因果関係が分からないということで、知見が積み重なっている段階ですよね。そうすると、あの、今日も、私、「お父さんが亡くなりました」っていうの、あの、(メッセージを)いただきました。(接種の)3時間後にあれして、その2日後に亡くなった、と。そうすると、この因果関係は、誰が証明するんですか。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】14:52:49
はい。あの、えぇと、(予防接種)健康被害救済制度というのが、予防接種法に基づいて設けております。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:52:52
えぇ。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】14:52:56
で、申請者の方からは、その、医学的なカルテであるとか、そういった、その症状・治療等の情報について、提出をしていただくことになります。市町村で、そういったものを、まぁ、調査というか、まとめた上で、あの、国の方に提出いただきまして。で、国の方では、あの、審議会に、審査会にお諮りすることになります。審査会の方では、あの、「立証責任は誰か」というような、その、裁判上の手続きではございませんので。その、得られた情報を基に、あの、医学的見地から判断をすることになりますけれども。あの、厳密な、あの、因果関係の立証を求めているわけではなくて、まぁ、通常の医学的見地から、あの、副反応として起こり得るというような場合であっても、認定するという考え方になってございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:53:34
だから、メッセンジャーRNAワクチン、今まで、この世に無かったし、因果関係がすごく分かりにくいですよね。
五輪の選手には補償するんですか。えぇ、全部、同じでしょう?補償は。

【林 修一郎 厚生労働省健康局健康課予防接種室長】14:53:50
はい。あの、オリンピック選手の方々も、あの、予防接種法上の臨時接種として接種されている方については、同じように、あの、対象となりますので。審査などについての基準も、あの、同じになります。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:54:00
ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:54:01
はい。白さん、どうぞ。

【白 眞勲 参議院議員】14:54:02
あ、すいません。あの、すいません。時間ないところ、申し訳ない。
この、三菱総研の、このシミュレーションなんですけども。これ、あの、8月オリンピック・パラリンピック期間っていうことだから、9月5日までですよね。

【山井和則 衆議院議員】14:54:10
そうですよ。

【白 眞勲 参議院議員】14:54:11
だから、これ、もっと長ーい、長いやつがあるのかな、と思うんだけど。

【山井和則 衆議院議員】14:54:12
そうそうそう。

【白 眞勲 参議院議員】14:54:13
これ、長ーいやつは、あ、ないんですか。あるんですか。どっちなんでしょうか。

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:54:17
あ、すいません。ちょっと、これは、あの、この前、出したやつが、ここでちょっと、ここまでしかやってないので。

【白 眞勲 参議院議員】14:54:21
ないの?

【(出席議員)】14:54:21
ない?ない?

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:54:22
あ、はい。

【(出席議員)】14:54:22
ない?

【山井和則 衆議院議員】14:54:23
あ、それでね、ちょっと時間もありませんので。

【川内博史 衆議院議員】14:54:24
ちょっと、ちょっと。

【山井和則 衆議院議員】14:54:24
あ、どうぞ。短く、はい。

【川内博史 衆議院議員】14:54:27
あの、この三菱総研のシミュレーションですけど。あの、内閣官房コロナ室からの委託事業と書いてあるので、成果物をですね、提出してもらえますか。成果物を。

【石橋英宣 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室参事官】14:54:35
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:54:36
はい。あの。

【川内博史 衆議院議員】14:54:37
はい。あの、大至急、大至急。

【山井和則 衆議院議員】14:54:39
あの、ちょっと、あの、おっしゃるように、成果物も私たちで分析しますので、今日の5時ぐらいまでに、ものを出してください。
それで、宿題としては、この、8月、9月のやつ。それと、デルタ株の影響とか、上位推計、中位推計、下位推計とか、3パターンぐらい出してもらえないと駄目だし。先ほど言った、毎週、人流が10パーセント、オリ・パラで2割増えるやつとか、そういうのも出してください。
それで、時間がないのでですね、えぇ、デジタル庁、平井さんの件、あの、来ていただいております。
それと、11番。えぇと、11番目の、ワクチン接種。(河野大臣は)「1日80万人」、(菅総理は)「(1日)100万人」(と発言している件)。
ここ、一括して言ってください。
それでですね、これ、もう見たら分かりますので、あの、時間を節約するために、今日、書き起こしは、これ、来ておりますので(配布資料:平井大臣「脅し」発言(内閣官房IT総合戦略室オンライン会議)書き起こし)。
尾辻さんから、質問をしていただけますか。はい。はいはい。はい。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:55:27
すいません。あの。え?いいんですか、もう、お聞きして。

【山井和則 衆議院議員】14:55:30
はい、どうぞ。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:55:30
はい。あの、すいません。えぇと、このえぇ、平井大臣の記者会見のことです。
まぁ、まずですね、あの、こういった発言をされることは、まぁ、優越的地位の濫用ですから、本当は、透明性のあるデジタル政府を目指すトップとしてはですね、これ、全く失格である、と。もうこの発言自身で、えぇ、大臣に辞任を求める、まぁ、こういった発言であるかと思います。
で、事実関係を、まず、確認いたしますが。えぇ、配布いただいた、えぇ、平井大臣の記者会見で、えぇ、「誰にしゃべったのか」というところで。えぇ、「幹部中の幹部2人にしゃべった」というふうにおっしゃっています。そうなると、これ、この2人のどちらかが漏らしたということになって。いや、これ、ちょっと考えられないんですね。
なので、まず、えぇ、これは、いつ、何という会議で。えぇ、そして、えぇ、これは何人が出席していた、オンラインも含めて、何人の出席した会議なのか。
えぇ、まず、この事実関係を教えてください。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:56:34
はい。えぇ、内閣官房IT室の吉田でございます。えぇ、この度、あのえぇ、お騒がせしております。
えぇと、今のご質問についてでございますけれども。あの、これは、IT室、えぇ、今の、えぇ、デジタル庁の、改革関連法案の準備室の、えぇ、定例という形でございますので。
あの、この、お2人も出席しておりますけれども、それ以外に、えぇ、準備室員がですね、えぇ、出席しております。これは、えぇと、オンラインも含めてでございますけれども。あの、当時、何人が、えぇと、聞いていたとか、というところは、あの、これは記録が残っていませんので、我々も把握できておりません。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:57:12
えぇ、まず、いつの会議ですか。いつの会議?

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:57:15
あ、えぇとですね、あのえぇ、4月7日の、えぇ、室内の会議だというふうに、えぇと、認識しております。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:57:24
えぇと、会議の名前、もう一度お願いします。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:57:27
あの、準備室定例会議です。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:57:29
うん。えぇ、準備室定例会議は、普段は、何人の方が参加されている会議なんでしょう?

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:57:37
あの、すいません。これは、あの、まさに、その、リアルとですね、それからオンラインで、えぇと、傍聴している人も、あの、います。
ですので、えぇと、そこは、あのえぇ、確たることは申し上げられませんけど。皮膚感覚としてはですね、皮膚感覚としては、それ、えぇと、まぁ、20人ですとか、30人ですとか、それぐらいかな、というふうには思います。

【尾辻かな子 衆議院議員】14:57:58
はい。えぇ、20人から30人の定例会議の前で、大臣は「(NECを)干せ」と言ったんですよ。これ、無茶苦茶じゃないですか。大臣の説明、まず、間違ってませんか。「(幹部中の幹部)2人」って言ってますけど?

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:58:13
あの、実質、実際、あの、会議の場に、私も、あのあの、同席をしておりましたけれども。まぁ、会議といってもですね、これ、まさに、その、大臣と、えぇと、その、室内にいる人間との会話で、あの、進むことが結構多くございまして。あの、この会議自体ですね、まさに、あのえぇ、その2人に対して、えぇ、話がなされたという形でございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:58:39
えぇ?でも、オンラインで聞いてたわけでしょう?室長、室の人たちが。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:58:46
はい。そうですね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:58:47
だったら、オンラインの記録は、残ってるでしょう?

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:58:49
いや。それは、あの、えぇと、当時、誰がアクセスしていたのかという記録は残っておりません。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:58:58
えぇ?だって、誰が、その、デジタル会議に入ったかの記録はないんですか。僕らだって、必ずありますよ。お宅のIT室って、そんな具合ですか。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:59:11
あぁ、あの。

【(出席議員)】14:59:12
デジタル庁が?

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】14:59:13
はい。あの、すいません。そこは、あの、実際、事実関係として、えぇと、当時、誰がアクセスしたのか。あの、アクセス権限があった人間は、あのえぇ、もっと多くの人数で、えぇ、100人弱の規模が、アクセス権限が、えぇと、あります。
で、それは、あの、全員ではなくてですね、その、IT室、あの、準備室内の、えぇと、一定の、えぇ、職務以上の人間でございますけれども。えぇと、100名弱のアクセス権限がある中で、実際に、誰がアクセスしたのかというところは、えぇと、把握しておりません。会議の場においてはですね、あの、当然、そのえぇ、リアルでいる者、それから、オンラインでいる者の、えぇと、人数は、えぇと、概ね分かりますので、先ほど申し上げたような人数ということを申し上げた次第でございます。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:59:58
把握して、教えてください。100人のうち、50人なのか、70人なのか。
だって、(平井大臣は)「2人に言った」っつってるから、全然、違うじゃないですか。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】15:00:06
あの、「会議の場で、2人に対して申し上げた」ということを、あの、今、ご説明した次第でございます。
あの、えぇあの、会議のスタイルにも、あの、よりますけれども。この、大臣の、あの、準備室の定例に関しては、その、その場にいる人間との会話で、あの、会議の進行がなされることも、あの、多くございまして。まぁ、そのうちの1つだということでございます。

【尾辻かな子 衆議院議員】15:00:28
あの、すいません。あの、あと、議事録を出してください。えぇ、定例会議ですから、必ず議事録がある、というふうに思いますし。
これ、結局ですよ、だから、室の人たち全員が、準備室の人たちが見ている中で、大臣が、「デジタル庁は、NECには死んでも発注しない」と。ね。「場合によっちゃあ、出入り禁止」、「完全に干す」。ね。えぇ、「脅しておいた方がいいよ」、「舐められちゃうからね」って。これ、言ってるんですよ。2人じゃないじゃないですか。これが、本当に、デジタル庁のトップとして、その、自分の権限がね、及ぶ職員に言う言葉ですか。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】15:01:10
あの、先ほど来、申し上げているように、これは、その中で、その2人に対して、あの、非常にラフな表現になったということは、大臣も、あの、不適当であり、今後、気を付けたいというふうには申しておりますけれども。2人に対する指示ということで、我々も受け止めていた、と。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:01:25
いや、表現じゃなくて、中身が悪いんですよ。そこを。
彼とね、一緒にデジタル法案、いくつも作りましたけど。もう二度と作りたくない。
これ、中身がおかしいんですよ。言ってる中身が。
それ、教えてください。議事録、出して。何人が、聞いてるか。

【尾辻かな子 衆議院議員】15:01:45
あ、あ、あと、もう一つ、お願いしときます。今、お手元に配ってます、73億2000万円、1500万円の時の、えぇ、内訳が。えぇと、これは、あの、事前にずっと前からいただいてたやつですが。そうすると、顔認証連携システムの、この5億が、まぁ、全部、消えたということになるわけですから。えぇ、38億になった時のこの内訳も、あの、ちょっと提出をお願いしたいと思います。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】15:02:14
承知しました。

【山井和則 衆議院議員】15:02:15
あのまぁ、これは、ちょっと、ぜひ。

【川内博史 衆議院議員】15:02:16
いや、議事録出すかどうか、また、今、答えてないと。

【山井和則 衆議院議員】15:02:18
そうですね。

【(出席議員)】15:02:19
答えて。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】15:02:21
あの、えぇと、あのまぁ、議事録、あの、できる範囲で、あの、用意したいというふうには思います。

【山井和則 衆議院議員】15:02:27
あの、これ、次回もさしてもらいたいと思いますがね。やっぱり、私も聞いてておかしいと思うのは。平井大臣はね、2人の、結局、「2人の、えぇ、幹部に対して、しゃべったもの」というから、「あぁ、3人ぐらいでしゃべったのかな」と、僕らも思ってたら。今、聞いたらですね、正式な、結局、IT推進室の正式な会議で、2、30人に対して指示したわけだから。これはもう完全に、公式な話で。デジタル庁としては、「NECを干す」ということを、正式に流してるわけじゃないですか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:03:01
そうだ。

【山井和則 衆議院議員】15:03:02
これ、恐ろしい話で。今までおっしゃってた、「非公式の話を、2人の幹部に、ちょこっと内々にした」というのと、全然、違う話で。原口さん、おっしゃるように、デジタル庁の担当大臣として、特定の会社を、こんなことで干して、「干してやる」なんてことはね、絶対、あってはならないことだと思いますので。
まぁ、このことについては、今までね、大臣の説明したことが、これはちょっと事実と違うんじゃないか、というのも明らかになったので。今後も議論していきたいと思います。

【長妻 昭 衆議院議員】15:03:28
ちょっと。法令違反は?

【山井和則 衆議院議員】15:03:29
そうですね。あの、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:03:30
法令違反。はい。

【長妻 昭 衆議院議員】15:03:31
法令の、あの、えぇと、調達の法律があるし、条約もあるんで。これ、大臣がデジタル庁の方針を。これまぁ、このテープが外に出てですね、取り消すっていうことになって、まぁ、要は、まぁ、なったんですが。まぁ、これが、もしテープ出てなければ、それが、あの、方針になってたんで、法令違反の疑いあると思うんで。その関連法令もですね、一覧表、出していただければ、と。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:03:55
マラケシュ条約があるでしょう?あの。

【吉田宏平 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官】15:02:57
WTOですか。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】15:03:58
えぇ。条約もあるし。だから、これは、あの、監査をかけなきゃいけない、そういうコンプライアンス上の重大な問題だと。えぇ、監査かけてみてください。

【山井和則 衆議院議員】15:04:11
はい。あの、総務省さんとかね、ちょっと、質問の答弁、(時間が)なくなってしまって、本当、申し訳ありません。もう定刻になりましたので、これで終わらしていただきます。本当、ありがとうました。
あの、ワクチンの接種回数の(1日)「80万件」、「100件」のこと、できませんで、本当、総務省の方は申し訳ありませんでした。
以上で、終わらしていただきます。

<これまでの開催状況>
第18回 開催日:18 2021.6.10
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:千葉県船橋市長・松戸徹氏、開示請求クラスタ・WADAさん
動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ff4TZ0x7oxE
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/h5p1h66ih7zrbmp/AABkjJkancNdmL8uPBphzklDa?dl=0

第17回 開催日: 2021.6.7 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:兵庫県明石市長・泉房穂氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=4dHp33KFtVk
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/wqgyfrjsbejqrz8/AABn8OJeaWZ-lHKr10vDFjJra?dl=0

第16回 開催日: 2021.6.3 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:岐阜県岐阜市長・柴橋正直氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=LIPXOgjRphs
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/m02rj41xi2c3aab/AADElsibmjWpFG0ERiPI1pjba?dl=0

第15回 開催日: 15 2021.5.31 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省
ゲスト:北海道旭川市長・西川将人氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=1ghQKK1JuFU
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/v92e2iu9jofsami/AAA_FKxrd-LYWnQ3KCv3QmiJa?dl=0

第14回 開催日: 2021.5.27 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省、文部科学省
ゲスト:福岡県久留米市長・大久保勉氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=CnR5sNk0udU
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/fj1vkbk3tz9l6gh/AADeGIicrG2RwFTBdKU-R8vQa?dl=0

第13回 開催日:13 2021.5.24 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省、文部科学省
ゲスト:大分県大分市長・佐藤樹一郎氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=Q5tGs-3h_8o
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/92usbg01b3lzccg/AABYAxO3Kh_PMpzGNNB69GVYa?dl=0

第12回 開催日:2021.5.20 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:神奈川県相模原市(健康福祉局)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=lgBUuK90y5I
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/xkvwwjtvbfws4mx/AAB86Sdi5KuZN4QZ-qq2pFdBa?dl=0

第11回 開催日: 2021.5.17 内閣官房
出席省庁:厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:静岡県浜松市(健康福祉部)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=FHowmKlwxAA
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/2nw446ycw6rge69/AABstJ16G0v0FOoW3YPIbduFa?dl=0

第10回 開催日:2021.5.13
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:長野県長野市長・加藤久雄氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=w0n371rr4ZY
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/pnpmbowgaq2gnsv/AAAgslsiN6fA3m_fbNckslWma?dl=0

第9回 開催日:2021.5.10
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
ゲスト:福島県福島市長・木幡浩氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=ndv0pUi7lXI
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/gyzqk0sdx61ylu4/AACHYTqZ7J7QbCFpbdiJlONta?dl=0

第8回 開催日:2021.5.7
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省、財務省
動画: https://www.youtube.com/watch?v=A0yIhU_RXLs
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/dj0zfea2jalnf3t/AADhvWQKR1lxv10DfgblH9SVa?dl=0

第7回 開催日:2021.4.28
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省、防衛省
動画:【立憲民主党】https://www.youtube.com/watch?v=nbPt3NrCrjA
配布資料:
https://www.dropbox.com/sh/9jdptq5t9cy3ek6/AACxfeG9lxIwfOCxXbUGpDkDa?dl=0

第6回 開催日:2021.4.26
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:山梨県甲府市(保健所・医務感染症課)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=gSysz2eum9U
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/t7bvwpy82war1gp/AADiiXFUZ2WTnOXNXKcax1nxa?dl=0

第5回 開催日:2021.4.22
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:エリック・フェイグルディン博士(米国科学者連盟シニアフェロー、感染症専門家)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=ZxWJn6ehQ3M
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/4mkyzkzumjtw00r/AABfP9NzXZgRXDGY5vB-ndSJa?dl=0

第4回 開催日:2021.4.19
出席省庁:内閣官房、厚生労働省
ゲスト:高知県高知市長・岡﨑誠也氏
動画:【立憲民主党】https://www.youtube.com/watch?v=l5385HAbqRQ
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/3zuf7k8j3vucih8/AABr0J7kfJRvHZUlZ46rV6bVa?dl=0

第3回 開催日:2021.4.15
出席省庁:厚生労働省
ゲスト:新潟県聖籠町(保健福祉課課長)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=t5e5TtJ7sAk
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/71driq1nlfj2ldg/AAA7SkvW9yAQ10KppXC2Mjvxa?dl=0

第2回 開催日:2021.4.12
出席省庁 内閣官房、厚生労働省
ゲスト:沖縄県うるま市(新型コロナウイルス対策室)
動画: https://www.youtube.com/watch?v=iDMtQndoWRc
配布資料:
https://www.dropbox.com/sh/dj4elp5ajuw572f/AAAFKOO9hG7y_b-sMqkuE30ga?dl=0

第1回 開催日:2021.4.8
出席省庁:内閣官房、厚生労働省、総務省
ゲスト :東京都世田谷区長・保坂展人氏
動画:https://www.youtube.com/watch?v=fb1PIP5tfm8
配布資料:https://www.dropbox.com/sh/9grel4sqhacjy5h/AACIyy1FB1q1z9XSGgv0P5E7a?dl=0

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