レスポンスがはやい人。
一緒に仕事をしたい人は、レスポンス(応答・対応とここでは定義します)がはやい人です。ものごとは計画通りに、欲を言えば計画以上に進めたいもの。「応答待ち」「対応待ち」のために時間を消費することを、極力避けたいところです。
レスポンスがはやい人は、どうして素早い対応ができるのでしょうか。考えられる要素を3つ挙げてみました。
1.対象を、大局的、俯瞰的に捉えている
自分の目の前のことだけではなく、対象が関与する全体像を捉える視点を持ち得ているのだと思います。
2.対象の意図を的確に捉えている
視るだけではなく、何のために対象がある(起こっている)のかを、的確に捉えているので、行動もはやく起こせるのではないでしょうか。自分の役割の理解、認識にも通じることだと感じています。自分の役割が、組織やプロジェクト等の機能のどこに在り、自分の仕事・対応がどう影響を及ぼしていくかの理解が、出来ているのだと思います。
3.相手の状況を思いやることができている
自分の応答や対応まで相手は次のアクションへすすめないかもしれない、応答や対応の内容によっては検討事項が増えるかもしれない、……など相手の立場を思いやることが出来ているのだと思います。
3つのほかにもあると思います。また、3つのうちどれか一つでも該当があれば、総じて遅いレスポンスにはなっていないのではないでしょうか。レスポンスのはやさは、その人の仕事の進め方をあらわすと感じています(もちろん、すべててはありません)。
気持ちよいやりとりを、心がけたいと思います。
村上紀子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?