ベネチア
今日の俳句は
風薫るゴンドラで聴くカンツォーネ
「風薫る」が夏の季語です。
夫と息子と3人でイタリアとパリへの旅に行きました。
その時に、ベネチアに泊まって、ゴンドラに乗りました。たくさん舟が出ていますが、船頭さんは皆、お揃いのボーダーのTシャツを着ています。
気持ちの良い風に吹かれていると、私の乗ったゴンドラの船頭さんが、良い声で、カンツォーネを歌ってくれたのです。とても素敵でした。
折しも空には彩雲が!彩雲とは、虹色に輝いている雲です。吉兆と言われています。その時初めて見ました。
彩雲やゴンドラの上風涼し
こちらは「風涼し」が夏の季語。同じ時の、もう一つの情景です。
ベネチアは、狭い町ですが、道と運河が入りくんでいて、道に迷います。気がつくと同じところを通っていて、ゴンドラに乗り込む集合場所になかなか行き着けず、時間に遅れそうで焦ったことも、良い思い出です。
ミラノのオペラ座でバレーを見たり、有名な美術館を巡ったりして、とても楽しい旅でした。
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