起訴されることが決定

10日の勾留延長が2度あった後、起訴されることが決まった


被害者側が示談(お金で解決をすること)を受け入れてくれたら起訴(裁判にかけられること)を回避できるかもしれない、と弁護士から聞いていたが、被害者サイドが「示談に応じる気は一切ない」とおっしゃっているのも聞いていたので起訴は致し方ないと思った。


起訴されると「情状証人」として裁判に出頭するのか!?


裁判を傍聴しに行くのか?


という2つの懸念があった。


当時、私の父が3歳の子供の育児をする私にこれ以上辛い思いをさせたくない


と情状証人を自らやる、と言ってくれた。


その時はやるって言ってるしな、とゆだねることにした。


「娘婿として感じのいい優しい人でした」


という意図のことと


「離婚はせずに娘たちとともに家族で更生を見守ります」


という意図のことを裁判で話す、と起訴されてすぐに聞いた。


弁護士と父がそのように打ち合わせをしたようで、私はそれを受け入れるだけだった。


起訴された3週間後に第一回目の裁判が始まることになった。


警察の取り調べが終わると身柄が警察署の留置施設から拘置所に移送される。


逮捕された当初に「こんなところ(警察署の留置施設)におりたいわけないやろ」と言っていたけれど、「誰が何をしたから‟こんなところ”にいるんですか!?」と伝えたことにより、「保釈はしなくていいです、現実を受け止めます」と返事が返ってきたので、全ての捜査が終了したのが年末に近かったので年始に拘置所に移送されることになった。


裁判が始まる・・・


弁護士との打ち合わせにも参加をしていなかった私にはあまり実感がわかず、ピンとこなかった。

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