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恩贈りロード東根、始動〜恩贈り記事Vol.75


子育てするなら東根市

私の出身地、山形県東根市は先の記事にも書いたように、「果樹王国ひがしね」と銘打っており、四季折々の果物が楽しめます。

また、山形県内で唯一人口増加がある都市としても知られています。子育てに力を入れていて、子育てするなら東根市、ということで移住者が多いのです。

東根市は東北の中心都市の宮城県仙台市と隣同士です。東根市と仙台市を結ぶ国道48線は、さくらんぼの時期になると仙台ナンバーの車がひしめきあっています。普段の週末も、東根にある遊び場とジェラートと温泉を目指して多くのファミリーが訪れてくれています。そのおかげで、48号線にある遊び場や産直市場はいつも活気づいています。

ひがしねあそびあランド

この国道は地元では「月山眺望ライン」という愛称で親しまれています。山形県中央部にある日本百名山の月山(がっさん)は、夏であっても雪をたたえると言われています。48号線を仙台方面から東根方面に運転して来ると、その山形県民になじみ深い月山が正面に見えます。

月山眺望ライン|観光スポット(東根市・村山地方)|やまがたへの旅 - 山形県の公式観光・旅行情報サイト

美しい山をさらに際立たせるために、地元住民は春に向けて菜の花を、秋に向けてコスモスを植樹しその景観を守っています。コスモスロードの別名まで付いています。

先日実家に帰ったらちょうどコスモスロードをきれいにする作業日だったので、夫と子どもを連れて参加しました。

コスモスを刈り取る作業
これまで私たちを楽しませてくれてありがとう!
これがコスモスの種。来年もよろしくね。


OMO-SHINEが温めてきたプロジェクト 東根お互いさまの街

私は大好きなものを他の人にも知ってもらいたい、紹介したい、と思う性分です。

大好きな地元、東根。
情熱を注いでいる恩贈りや、お互いさまの街の拡大。

これを掛け合わせたい!という想いが込み上げてきました。

この想いを汲んでくれた、同じ東根出身の丹野茉依さん。2022年に彼女と一緒にOMO-SHINE(おもしゃいん)という市民団体を一緒に立ち上げた時に、彼女の熱い想いを知り胸が熱くなりました。

一人でするのは大変な子育てを皆ですることで、子育てしながらも親が自分の人生を生き生きと過ごす、そして子どももたくさんの人から愛情をたっぷりかけてもらってのびのびと生きる。

これがOMO-SHINE(おもしゃいん)の想いです。この団体名には「おもしゃい(山形弁でおもしろい)ことをして、みんな輝こう(シャイン)!」という熱い想いを込めました。

丹野さんは東根みんな食堂を月に一度開催してくれていて、今では100名以上の登録者がいるほどです。

OMO-SHINEを立ち上げたときから、彼女は私が進めているお互いさまの街の活動にとても興味を持ってくれていました。そして、お互いさまチケットを東根でも導入したいということで、福島市や仙台市にあるお互いさまチケット導入店を一緒に訪問したりしました。

私たちのお互いさまの街にかける想いは本物です。

今はなき、仙台のオーサムカフェにて丹野さんとお互いさまチケット体験


コスモスロードを恩贈りロードに!

私たちは、仙台と東根を繋ぐコスモスロード(月山眺望ライン)に注目しました。

東根市民の誇りでもあるこの美しい景観と楽しいコンテンツ(遊び場、産直市場、そば・ラーメン・ジェラートなどの食べ物)に、もう一つ「恩贈り」の価値をつけたい!

東根からおもしゃいことを発信して生き生きと子育てしたい!という私たちの想いが、恩贈りロード構想を生み出しました。

コスモスロードに沿ってひしめく店舗さんにお互いさまチケットを導入してもらい、恩贈りの想いが仙台方面から来てくださっている人と東根市民に浸透していけば、子育てはもっと楽しくなる!そして、「困ったときはお互いさま」と手を取り合える関係性を作れる!そう直感しました。

現在、コスモスロード沿いのそば屋さん、カフェ、ベーグル屋さん、ジェラート屋さんと話し合いを始めています。

もうすぐしたら「コスモスロード」の新しい愛称が「東根恩贈りロード」になることを夢見て日々活動しています。是非東根に遊びに来てくださいね!

コスモスロードを、恩贈りロードに。

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