見出し画像

追跡アプリのある生活 in Japan

COVID-19水際対策により、指定された待機期間中、海外からの入国者がやらねばならないこと。

自宅や宿泊施設(登録待機場所)で待機し、他者と接触しない
毎日、位置情報と健康状態の報告を行う(誓約義務)

おっとこちらも忘れちゃいけない。

滞在中は、感染防止対策を行う(マスク着用・手指消毒・3密回避)

私の場合、明日4/8(金)で期間満了となる(注:入国日である4/1(金)は含まれないため)。そこで、入国者健康居所確認アプリ、MySOSと共に過ごしたこの7日余りを振り返ってみる。





待機場所の登録

長距離フライトかつ深夜便で疲れてはいたけども、待機場所である自宅に着いたら、まず最初にやること。
アプリ開いて「待機場所登録」をタップ。以上。お疲れさまでした。
あとはGPSとかの、ネットワーク系の設定を一切いじらぬように。空港で、問題なく設定できていることを確認してもらっているはずだから。



居所確認・健康状態の報告

翌日、即ち待期1日目。いよいよ入国者健康確認センターからのフォローアップが始まる。何を確認されるかというと…

健康状態登録
現在地の報告
ビデオ通話への応答

このみっつ。順番にみていく。


◆健康状態登録
MySOSを開いたら、その名の通りのボタンが現れるので1日1度、自身の健康状態を送信する。
体温が37.5℃以上かどうか。もし体温計がなく計測不可の場合は、咳や鼻水等、COVID-19の症状がないかどうか。ものの5秒もあれば終わる。
万が一忘れていても、ポップアップ通知が届くのでご安心ください。


◆現在地登録
こちらに関しては、1日数回、位置情報を求めるポップアップ通知が届くタイミングで報告することとなる。操作的には、現在地登録ボタンがあるので、タップするだけ。


◆ビデオ通話への応答
日本到着後に登録した待機場所にいるかどうかを確認するため、1日数回、ビデオ通話がかかってくる。その数分前には、「かけますよー」とポップアップ通知がお知らせしてくれる。かかってきたら、30秒間、自分の顔と室内の様子を撮影する。
オペレーターとAIの両方あるらしいが、全編AIやろ…今のところ。


今でこそ慣れたもんだが、初日はいったいいつ、ビデオ通話や現在の位置情報を求めるポップアップ通知が来るんかと、どきどきものだった。待てど暮らせど来ないからである。
繰り返すが、空港にてスタッフの方に確認していただいているにも関わらず、設定しくって届くもんも届いてへんのとちゃうか?!と疑心暗鬼に陥った。

おとなしく自宅で待ってりゃいい話なんだけども、しかしそこは人の子、腹も減れば喉も乾く。徒歩数分圏内に(何なら自宅の窓から見える)7時から11時までの便利店がある故、デリバリーをわざわざ頼む気にもなれず。

・・・

勇気を振絞り、行って帰って来る最中にかかってきて、すわ、、、(゜-゜)


間に合った。

ちなみに一方的にかかってくるだけで、取り損ねた際に折り返しはできません。
まぁその機能を考えたら当たり前やよね。



待機期間の短縮

実は待機3日目以降に、自主検査を受けて陰性であればそれ以降は短縮できるということになっている。

画像1

いやしかしな、これ無理ゲーじゃない?!
この図だと、めっちゃ簡単に見えるけども?!

画像2


まず3日目以降の自主検査。対面もあれば郵送もあり。
対面に関して、3日目の時点ではまだ公共交通機関利用不可のため交通手段が限られる。自家用車をそもそも持ってるとか、徒歩圏内に指定のクリニックや病院がある場合に限られるだろう。
という訳で郵送に変更。それに気づいたの既に3日目である。

いやそこから、検査キット送ってもらって検体取って送り返し(普通の〒ポスト投函OKのため、最終集荷時刻が重要)、結果をもらってからの、陰性であるという結果を届出ねばならぬのだよ…
残り4日で終わる気がしねぇ。


調査不足は否めず、おとなしく7日間の待機期間に服しております。
この日数の壁を破れた方がいらっしゃいましたら、是非教えてくだされ…




以上、明日で終わりを告げる、入国者健康居所確認アプリMySOSと共に過ごした日々を記録してみた。できる限りひっそりと過ごしたつもりではあるが、応対してくださった某コンビニ店員のみなさま、ありがとうございました。
自宅待機の場合特に、どこまでガチで引きこもらなあかんのかが正直わからず困った。変な話、現在地登録やビデオ通話への応答をしないといけないときだけ、そこにいればいいんで。何日も使ううち、通知の来る時間帯もだんだんわかってくる(悪)。

うーむ、きっちりしているようで意外にザルな日本…




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?