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家事と育児と仕事の両立

言語聴覚士や保育士として日々子ども達に関わっている小野寺です。

発達支援や不登校支援が最大の関心事の私ですが、何を考えるにおいてもキーワードになってくるのが『環境設定』ではないかと思っています。

今回は閑話休題で違った方向からこの環境設定について考えてみたいと思います。

よく家事と育児と仕事の両立の難しさが挙げられます。
私もやはり日々この両立問題に悩まされています。

我が家は夫と私、2人の子どもの4人暮らし。
夫は家事育児に協力的な方です。
にもかかわらず、私は日々バタバタと、そしてイライラすることも多々ありながら毎日を過ごしています。

睡眠時間は確保できています。
20時半に子どもと一緒に布団に入りそのまま寝落ちすることもしばしば、起床は5時です。独身時代は0時を超えての就寝で起床は6時だったので、昔より長時間睡眠が取れているように思います。

でも全く疲れが取れない。
仕事は独身時代の方が今と比べ物にならないくらいハードだった。

年のせい?
いや、同年代の夫は夜中に起き出して諸々する余力が残っている。

やることが多すぎるから?
いや、家事育児分担もそこそこしているし、子どもの教育は小学校が半分以上担ってくれている。

じゃあ、なんで??・・・と考えた時にふと気がついたのがこれです。

「物理的な忙しさではなく、頭の中の忙しさ」に日々追われているのではないか、と。
つまり、思考がいつもフル回転しているが故にいつもバタバタ、イライラしてしまうのではないか。

独身時代、ハードワークで仕事をしている時も色々と思考していましたが、「仕事」という枠組みの中であれをどうしよう、これはどうしよう、と考えていました。
今は「仕事」「家事」「育児」と複数の枠組みが頭の中をあっち行きこっち行きしており、時々整理してきれなくてワーッとなるのです。

1つ1つは些細なことです。
今週の献立は?子どもの宿題は?シャンプーの詰め替えは?子どもの保護者会参加に間に合わせる段取りは?汚れた冷蔵庫の掃除は?学校からのお手紙は?子どもの体調不良にどっちが仕事休む?遠方の義実家への訪問の荷物はいつ郵送する?手土産は?ガソリン補給は?仕事の書類作成は?トイレットペーパーのストックは?仕事の伝達は?友達へのメールの返信は?・・

コーヒーを飲んでホッと一息、という時やお布団に入った時も上記のようなことがポッと頭に浮かんで整理しきれないままグルグル回っています。

要は頭の中の『環境設定』が上手くいっていない。

ここで、夫に「手伝うから何したら良いか教えて」と言われると「ちょっと待って!」と強めに返答してしまい「協力するって言ってるのに・・」と夫までイライラさせてしまう悪循環に陥るのです。

物理的な忙しさを整理するためには、まず頭の中の環境設定をしないといけないなと思っています。
色々な思考術がありますが、まだ自分に合うものが見つけられずにいます。

発達支援、不登校支援、家事育児仕事の両立、あらゆる方面において『環境設定』の必要性を感じる今日この頃です。

読んで頂きありがとうございました。












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