本当の「自由」とは?
よく聞く事はないですか?
「ああ〜自由になりたい」「今の仕事から解放されて自由になりたい」
と言ってる人。
僕自身も自由に競技がしたくて部活に入らなかった。
なので「自由」について考える事は多い。
しかし、よく考えてみると、陸上長距離をしている時点で
・体の事に気を使わなければいけないから、好きな物を好きなだけ食べられない。
・体調を整えるため、朝練する為に早く寝なければならない。
・きつい練習を我慢しなければいけない。
・体調が少しでも悪いと練習に影響が出るので、夜中まで遊ぶ事はほぼ出来ない。
など様々な不自由がある。
もう一つ例を挙げると、「結婚」はものすごく縛られる。
・嫌でも家庭に縛られる。
・自分時間が独身時代よりも減る。
・結婚したので、もう新しい人とは付き合えない。
・稼いだお金も、出費が多くなるので、手取りが少なくなる。
など不自由だらけだ。
では、本当の「自由」とは何なのか。
Wikipedia調べてみると
自由(じゆう)とは他のものから拘束・支配されないで、自己自身の本性に従うこと。
とある。
次に「自由」を分解してみると、、
【自らを由(よし)とする】
となる。
「freedom 」を最初に訳した福沢諭吉は、上記のように解釈をしたらしい。
さらに深掘りして「由(よし)」の意味を調べると、沢山あるが
〔四段動詞「寄す」の連用形から。よりどころとされるものの意が原義〕
のようだ。
また、よりどころとは
1 頼みとするところ。支えてくれるもの。「心の―」「生活の―を求める」
2 ある物事が成り立つもとになるもの。根拠。「判断の―を明らかにする」
1の意味が妥当だと考える
故に「自由」を簡単に噛み砕くと、
【自ら(自分)を頼みとするところ、支えてくれるものとする】
となる。
つまり「自由」は「他のものから支配、拘束されない」ことよりも
「自己自身の本性に従うこと」
の方が重要という結論になった。
例をあげると、確かにSHOWROOMを作った、僕がとても尊敬している前田裕二社長は、日々仕事に追われ、縛られる事は他の人よりも確実に多いはずなのに、とても楽しそうに人生を送ってる印象を受ける。
前田さんは「自由の本質」を理解しているのだと思う。
理由としては、前田さんが執筆した「人生の勝算」にそれを確信させるような答えがあったからだ。
【「決めている」事の強さ】という章に、このような記述がある。
人の心は弱く、どれだけ他人が羨むような状況にあったとしても、得てして、隣の芝が青く見えてしまうものです。結婚して可愛い子供に囲まれていたり、休日にお出かけをしてプライベートライフを充実させていたり、はたまた仕事で大活躍していたり、SNSからは幸せそうな知人の近況が日常的に目に入ります。そのとき、自分にとって大切な事を選び、決めていかないと、自分以外の他者の幸せが羨ましくて仕方なくなるかもしれません。選ぶ、ということは、同時に何かを捨てることです。何かを得ようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。人生の質を高めるのは、選択と集中です。僕が仕事にすべてを捧げれるのは、色々な生き方の選択肢がある中で、「仕事に狂う」と決めたから。SHOWROOMに命を懸けられるのは、努力が正当に報われる仕組みを世に問う為に、自分の人生を捧げると決めたから。【 引用 】人生の勝算
最も不幸な事は、価値観という自分の指針、コンパスを持っていないということ。そして持たぬが故に、隣の芝が青く見えてしまう事です。【引用 】人生の勝算
つまり、
自分したい事や、何を大切にするか(自分の指針、コンパス)を決める。
そして、それが決まったらそれを行動に移す。
これが「自らを由とする」、「自由」の本質なのではないかと思う。
世の中の人々は、「他のものから拘束、支配されない」事が自由と考える人が多い気がするが、実際はそうでない。
たとえ、他人からみると縛られているように見えたとしても、自分自身がやりたい事なら、それこそが「自由」なのだ。
だから、まず自由になる為の第一歩として、自分のしたい事や、何を大切するかを決める。自分の中の指針を探す事から始める。
その為には、あまり深く考えず、小さい事でもいいから、まず色々な事に挑戦する事が大切だと感じる。
もちろん、時によって指針は変えていいと思う。
もちろん、途中で違うと思ったら、一旦、陸に戻って、また別のコンパスと地図を持って航海に出れば良い。若い頃は仕事に傾倒していても、子供が生まれた後に、家族を大切にする生き方に転換するのもいいと思います。【引用】人生の勝算
勇気ある一歩目を踏み出すことから。。
自由と幸せは深い結びつきがあると個人的に思います。
僕も皆さんも幸せな人生を送っていきたいですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました😊
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