ソエジン

とある体育大学で陸上長距離してます。陸上の事や日頃思った事などを書いて行きます。見ても…

ソエジン

とある体育大学で陸上長距離してます。陸上の事や日頃思った事などを書いて行きます。見てもらえれば幸いです。 PB 1500m 4’03’63 3000m 8’45’72 5000m 14’53’16 10000mなし

最近の記事

本番に強くなるために

僕自身も練習では良いのにも関わらず、試合で全く走れない人を見てきました。 それとは反対に僕は本番に強いタイプの人間だと感じています。 陸上でも練習以上の結果を出したこともあります。 高校一年生の時、1500mを走った時の事です。先生からは「4分10秒前半だったら御の字」と言われていましたが、いざ走ってみると4分07秒でした。 そんな僕が本番に強くなるするためにどうすれば良いかを考えてみました。 ①開き直ること自分は本番に弱い人から相談を受けたことがありました。 「

    • 練習をしない勇気。止める勇気

      練習をしないこと。止めること。 これは僕自身もかなり苦手としてきたことです。 「練習をしない」はかなり勇気のいる事だと思います。 持久的な能力は瞬発的な能力に比べ短期間で低下することも科学的に証明されています。 また陸上長距離選手は全体的に根が真面目な人が多いため、練習しない事に不安を感じる人も多いでしょう。 基本的に長距離選手は練習していないと不安になる変な生き物なのです。 しかし、ここで一旦立ち止まって考えてみましょう。 今ここで練習を休めば、2日後には通常

      • 地元が好きじゃない

        すこし早いですが、これからクリスマス、正月が終わった後にやってくる行事は。。そう成人式です。 ほとんどの人は地元が好きで成人式が楽しみと言っている人ばかりだと思います。 僕はそんな人が凄く羨ましいです。 一生に一回しかないから成人式には行きましたが、いく直前までかなり憂鬱でした。 正直言うと成人式も同窓会も楽しくなくて疲れただけでした。 もちろん個人的にまた会いたいと思える人もいます。 でも中学生のメンバーが全員集まってる時の空気感が嫌い。 それは何故か 今考

        • 走り込みの前にやるべきこと

          陸上の長距離が速くなるための三要素で、 「最大酸素摂取量」「乳酸作業閾値(LT値)」「ランニングエコノミー」 があります。 今日は、この中の「ランニングエコノミー」に焦点を置いて話していこうと思います。 「ランニングエコノミー」とはその名の通り「どれだけエネルギーロスなく走れるか」を表します。 陸上長距離をしている人たちは走り込みやポイント練習などに気を取られがちではないですか。「最大酸素摂取量」や「LT値」ばかりに目を向けて「ランニングエコノミー」を疎かにしがちで

        本番に強くなるために

          ワガママな競技者でありたい

          ダイヤのAのキャラクター成宮鳴がいっていた印象的な言葉があります。 「樹・・別にお前のリードに不満があるわけでも 一人でやりたいわけでもないんだけどさ やっぱ俺マウンドでは好きな球投げてーよ・・ もっと自由に・・もっともっとわがままに マウンドの上では王様でいたい・・・」 この気持ちは競技者としては凄く大切な気持ちではないかと思います。 皆さんは、何の為に競技を続けているのでしょうか? 指導者の為?親の為?今まで支えてくれた人への恩返し? もちろんこれもあるかも

          ワガママな競技者でありたい

          3つの「着地」

          大迫選手がマラソンで日本記録を樹立した時に話題になった「着地の仕方」。 今日はこのことについて書いていきます。 基本的に、3つの走法があります。 まずは「ヒールストライク走法」 踵から着地して、つま先で蹴る走法。 日本の長距離界では、この走法がよいと考えられて来ました。 上の図で言うと①にあたります。 そして2つ目は「ミドルフット走法」 足の裏全体で着地して、つま先で蹴り出す走法。 上の図で言うと③にあたります。 そして、3つ目は話題となった「フォアフット

          3つの「着地」

          二部練習について思う事

          ランナーとしてレベルが上がってくると気になってくる「二部練」 「トップランナーは絶対に朝練している」「二部練は必須」なんて情報に惑わされていませんか。 僕も一時期「二部練しなきゃ‥」と謎の使命感に襲われていたこともありました。 結論からいいます。 別にどっちでもええやん。結果でれば。 結局これです(笑) 僕みたいに朝が苦手な人間は、早朝から走る必要なないです。僕は基本一部練習でここまで来ました。 またそもそもの疑問が、 二部練習って意味あるん? 自分も何回も

          二部練習について思う事

          「努力」ってなんだろう。

          「努力」 この言葉は良いイメージがあると思います。 僕も高校生の時、陸上部員から「努力家だね」と良く言われました。 しかし、違和感を感じていました。 「なんか努力とは違うんだよな。陸上に関しては」 と思っていました。 陸上に関しては自分自身「努力をしている」と言う自覚はありません。 そもそも「努力」とは何なのでしょうか。 《名・ス自》目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。 これを読むと「目標を達成する為に苦しみながら頑張ること」と思いま

          「努力」ってなんだろう。

          市民ランナー

          現在は「市民ランナー」がもの凄く勢いがある。 市民ランナーは、実業団選手に比べてフルタイムで働いているため時間的制約もある。 夏になると実業団選手は涼しい場所で長期合宿に行ったりして、とても優遇されているが、市民ランナーにはそれもない。 しかし実業団選手と比べてなんら遜色がない市民ランナーも多く存在している。 なぜこのような事が起こるのか。 自分なりに分析してみた。 ①パイオニアの存在これが一番大きな要因ではないかと思う。 市民ランナーで実業団選手と対等に渡り合

          市民ランナー

          「子供」を見習う

          最近、子供は本当に凄いって思います。 僕の行きつけの整骨院の子供の話です。 現在4歳で僕が出会ったのは3歳。 その頃はまだ言葉もあまり話せず、ハイハイさえままならない程でした。 しかし、4歳になって既に走れるようになり、日常会話レベルなら普通に話せるようになっています。 幼児の成長は本当に驚くものがあります。 赤ちゃん、子供はかなりの技能を習得します。 ハイハイする。立つ。歩く。走る。自転車に乗る。話す。字を書く。 挙げればキリがありません。 なぜこれほどの

          「子供」を見習う

          不器用の長所

          「器用な人っていいな。」 そう思った事は僕みたいな不器用人間には誰しもが一回は思っていると思います。 僕もかなり不器用な人間です。 まず、人よりも技能を習得するのが極端に遅いです。 受験の時もやっと成績が伸びたのがセンター試験直前。周りの人は秋からバンバン成績を伸ばしていたので、常に劣等感でいっぱいでした。 また、同時に色々な事をする事が全然出来ません。 自動車免許はどうしてもMTが良かったのですが、全く出来なくて結局ATに変えました。 MTは同時にする事が沢山

          不器用の長所

          大迫傑が輝く理由

          皆さんも感じる事ないですか。 大迫選手に匹敵する速い選手は日本国内でもいます。 しかし他の選手と違って、 存在感、雰囲気が全く違う。 僕はあれほど印象に残る陸上選手を見たことがないです。 大迫選手がなぜあれぼどの雰囲気が醸し出す事が出来るのか。 自分なりに分析してみました。 ①誰よりも「速さ」を追求に貪欲である。他の選手も速さの追求には貪欲だとは思います。 しかし無意識の内に限定していることはないでしょうか。 過去に前例がないなどの理由で。 しかし大迫選手

          大迫傑が輝く理由

          自分中の常識が壊れた出来事

          「あの人常識ないですよねー」 「これ知ってるの常識じゃない?」 など言っている人を聞いた事はないですか? しかし「常識」とは何とも曖昧な言葉です。 「常識」って何なのでしょうか。 一回、調べてみましょう。 常識(じょうしき)は、社会を構成する者が有していて当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。[要出典]また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。【引用】Wikipedia よく分かりませんが、簡単にすると 大多数の人

          自分中の常識が壊れた出来事

          腹八分目

          「腹八分目に医者いらず」 暴飲暴食をせずに、腹八分目にしておけば、病気にかかることはない。 これは、ランナーにおいても当てはまるのではないかと思います。 「月間走行距離」の記事で紹介したSさんが常々言っていることとして 「俺は練習八割、試合十二割」 確かにSさんは、一緒にポイント練習をする際にラスト上げている姿は見た事がないです。 しかし試合ではコンスタントに結果を残しています。 また鹿児島実業高校の練習方針として、13分台を目指す選手の練習過程においては「イン

          オフシーズンについて。

          昨日の鹿居二郎さんのツイート 中、高、大と夏にミドルやって冬にロングやって生きてきたからそれが当たり前になってたけど、一年間休む期間が無くてずっと走り続けるって集中力とかモチベーションが続かないと思うしなんか違うなって思ってしまう今日この頃。 これは大学に来てずっと思ってきた疑問だ。 陸上の中長距離おいてはオフシーズンが日本にはない 確かに無酸素の能力に比べて有酸素の能力は低下が早いので、競技特性上仕方ないのも一理あると思う。 しかし、僕はそれでも「オフシーズン」は

          オフシーズンについて。

          「陸上バカ」ではダメ

          僕が高校生だった頃、まさに「陸上バカ」と言う言葉がしっくりとくるような人間でした。 髪型は面倒で坊主でした。朝練の時間を少しでも増やしたかったので、乗り換え2分の電車に乗る為に全力ダッシュで乗り換えしたりもしました。 体幹も自主練で正月であろうと、毎日欠かさず続けました。 チームの意識の低さにイラついてキレた事もありました。(今考えると、単純に僕が「陸上バカ」すぎて皆んなが、ついていけてないだけだと思う) ここまで見ると、「一つの事に集中出来るなんてすごい」なんて思う

          「陸上バカ」ではダメ