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【就活】企業は採用人数をどうやって決めているのか

■音声でもお楽しみいただけます★


この記事は
これから企業研究を始めようと思っている
あなたに向けて書いています

みなさんがこれから目にする
各企業の採用募集人数は
会社の「採用計画」にもとづいています

今日は企業が採用計画を
どうやって作っているのかを紹介します

今日紹介する視点は企業研究をするとき
(特に四季報などの会社情報を見るとき)に
役立つので、ぜひ知っておいてくださいね

※各企業の今年の採用募集人数は
 3/1以降に確認できるようになります


■なぜ採用計画があるのか

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すべての企業は
社会(世の中)に「価値」を提供するために
存在しています

たとえば、
Aという会社が作っていた商品・サービスが
なくなってしまうと困る人が出てきますよね?

会社がなくなるということは、今までA社が
提供してきた価値が世の中に提供できなくなるということ

そうならないようにするために、
企業は永続発展していく必要があるんです

企業が発展し続けていくために、どの企業も
「〇年後には会社をこういう状態にしたい」
という経営計画をつくっています

ひらたく言うと、
経営計画 = 未来予想図 です

経営計画は10年にわたる長期なものから
中期(3~5年)、毎年作成する年次経営計画があります
(会社によっては3カ月ごとの四半期、毎月の月次もあり)

つまり、あるべき未来の会社の姿をイメージしたうえで、
それに向かってできることに細かく分けて
今に落とし込んでいるわけです


人事・採用担当者は
できあがった経営計画をもとに

- 〇年後に新規事業を立ち上げるので人手が必要 
- 定年退職者を含む退職者が
  この部署で何人出そうだから異動が必要 など

将来の人の動きを予測して人員配置を決めています

当然、人が不足する場合は補わなくてはいけないので
今年は・来年は何人くらい採用するかを決めているのが
採用計画です(中途採用も含む)


■新卒者を採用することの意義



毎年採用した学生を人材育成して
自社の企業風土にあった会社の戦力として育てていく
➡ これが新卒採用の意義

つまり、企業にとって若年層の確保は
長期的に会社を発展させるのに不可欠なんです

フレッシュな若手社員が毎年入社することで、
既存の社員に刺激を与えることができる
メリットがあります

※実際、若い人が入ってくると
 職場が活気づきます 
 毎年どんな人が入社してくるか楽しみです


■まとめ

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会社の立場から
なぜ採用活動を行っているのか?、を考えると
就職活動に臨む意義も見えてきますね

今日お話しした内容は
企業研究するときに必ず役に立つ考え方なので
ぜひ参考にしてください

きっと会社四季報とか読むときに役に立つはずですよ




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