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折りたたみ(フォルダブル)スマートフォンは使いやすいか?

【「パカケー」使って見た】
真ん中からパカッと開いて、小さなタブレットのような大きな画面で使える「フォルダブル」タイプのスマートフォン。既に1か月ほど使って見た。結果だけ言うと「使う人による」ってことだねぇ、というのが、正直な感想。なお一部ではあるが、フォルダブルのスマートフォンのことを通称「パカケー」と言うらしい。パカパカ開けて使うのでそう言うらしいのだが。

【日本を外れると】
友人の話によれば、だが、日本を離れて、アジアや欧州、米国では、数人集まると誰かがこのタイプのスマートフォンを持っている、というくらい売れている、とのことだ。日本ではiPhoneのシェアが諸外国より大きいので、必然的にフォルダブルのスマホは減るのは当然だろう。iPhoneにはフォルダブルタイプが現状は無い。

【小さな身体に大きな画面】
実際のところフォルダブルスマホは「小さな身体に大きな画面」が一番の特徴だ。通常は背面にも小さめの画面があって使える機種が多い。開いたときの大きな画面がどんなときに便利かというと、以下の場合だろう。私も悲しいかな「1」が一番のメリットだ。

1.老眼に優しい。
2.コーヒーショップなどで友人などに簡単なプレゼンなどを行うときに持ち物を少なくできる。
3.大きな画面を開けて使っているところを見られると目立つ。
4.ゲームを開けた状態ですると、迫力が増す。


【フォルダブル・スマホのデメリット】
一方、デメリットもある。以下だ。

1.重い。厚い(閉じると普通のスマホの倍の厚みになる)。
2.「開ける」のが面倒くさい。
3.価格が高い。

細かいことを言えば、いろいろ他にもあるだろうが、フォルダブルのスマホのメリットとデメリットは大まかなところでは以上ではないだろうか?と、私は1か月ほど使って見て思う。

一つだけ細かいことを言えば、フォルダブルのスマホは、ケースも値段が高い。構造的に複雑になるのと、あと、ペンを使えます、という機種だと、そのケースにペンをしまっておけるものを使うかどうか?によっても価格が違う。なによりも、日本では使っている人が少ないので、売れる数も限られているからだと思うが、値段の高いケースが多くなる。

【「開けるのが面倒くさい」が結構重要かも】
実際、持って歩いて使っていると、ちょっと使いたい、というとき、メールの返信をする、というときなど、大画面は目には優しいものの、いちいちパカッと開ける、という動作がなんとも面倒くさい、と思うことが多かった。お財布ケータイ機能で改札でタッチするときも、それまで歩きスマホしている大きな画面のままタッチするか、いちいち閉じてタッチするか?ってことを考える。どちらでも動くことは動くが、大きな画面のままタッチ、ってのも辛いときもある。かといって、閉じた状態だと、厚くて重い。どちらにしろ使うシチュエーションによって「閉じて使うか?開けて使うか?」を考えて使う、ということになる。それが面倒くさい、という感じだね。しかも、「開ける」ときは、両手を使わないと基本、開けられない。「開ける」ために、両手を開けなければならないし、開けたら大きいので片手で持って支え、もう片手で指を動かす、と言うかたちにならざるを得ない。

【自分の場合は、だけど】
あくまで「自分の場合は」ということに限るけれども、私は「近視の老眼」なので、遠くを見るためのメガネを外すと、近くにあるものがよりはっきり見える。だから、スマホを使うときはメガネを外して使うことが多くなった。そうなると、フォルダブルのスマホでなくても、画面の少々大きなスマホで、正直なところ、不便はない。

ということで、メリットも多々あるのはわかった上で、自分の場合は、フォルダブルスマートフォンは「失敗したー」と言う感じが、これまで以上にある。が、乗りかかったこの船には乗るしかない。使っている。

が、ときどき自分で機種変更して、前の機種も並行して使っている。


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