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めざせ、ダチョウ部長
いつの時代も、年配者は若者に説教垂れていた。
「これだから、最近の若いもんは・・」って言いたくなった瞬間が、
過去、自分にもあった気がする。
でも、最近は「今の若い子すごいな」の方が増えた。
社会的なことへの関心も、行動力も、発信力もある。
精神年齢が私が若いころより、プラス5歳だ。
色んな人がいるので、世代で一括りにできないことは承知の上だ。
でも、『ティラノ部長』の悲哀が共感を呼ぶように、
「これだからバブル世代は・・」
と、逆に若者から年配者がため息つかれる、というケース、増えたように思う。
先日、18歳以下への現金給付に対し、石山アンジュさんが代表理事を務める一般社団法人Public Meets Innovationが緊急提言を提出した。
それに対し、フローレンス代表の駒崎さんがこんなTweetをされていた。
18歳以下への現金給付に、NPOが連名で緊急提言。
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@看護師募集中 (@Hiroki_Komazaki) November 17, 2021
政策の問題点に対して、ソーシャルセクターが即座にカウンターメッセージ出す、というのは非常に重要なこと。
若手NPO達がこういうことをできるようになっている、ということに感銘を受ける。自分も頑張らねば。
心から応援! https://t.co/OYvRELA3os
緊急提言読むと、現場の視点を踏まえて政策の落とし穴がロジカルに指摘されている。11月9日に自民党と公明党で10万円給付が合意されてから、緊急提言のプレスリリースが出るまでわずか1週間。
1つの団体が出すならまだしも、複数のNPOの連名だ。
このスピード感でまとめ上げたことが、本当に素晴らしいな、と思う。
このコロナ禍で、多くのNPOが困りごとを抱える人たちに向き合ってきた。
その知見は、政策に大いに反映されてほしい。
そしてまた、「反映してほしい」って言うだけじゃなくて、
こうしてNPOが即座に声を上げられる筋力を鍛えておく重要性も、
この一件で学ばせてもらえたと思う。
◇◇◇
話変わるが、鳥類の祖先は恐竜なのだそうだ。
恐竜は絶滅したけど、鳥は変化に合わせて進化してきたのですね。
ダチョウは現代まで、恐竜の名残を残している。
40手前のわれらは、
ティラノ部長ならぬ、めざせ、ダチョウ部長、なのかもしれない。
若い世代にも学びながら、よりよい世界のために、自分にできることを。
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コロナ禍で増す、生活に困窮する方たちを支えている認定特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやいさんで、人材募集中。現場での支援から政策提言まで貧困問題解決のために幅広く活動されています。
https://drive.media/career/job/31799
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