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DRIVEキャリアの日々

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働く人の思いとやりがいをマッチングする求人サイト「DRIVEキャリア」で事務局をやっています。仕事で感じたことを中心につづっています。 DRIVEキャリア:https://dri…
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2022年3月の記事一覧

雑談から広がるあれこれと副業の話

「自分が傷つきたくない時ほど、得意技に逃げがち」って聞いて、ドキっとする。 先日、同僚たちとオンライン雑談したときのことでした。 副業する人は、自分のスキルや経験の幅を広げるために挑戦することが多い。でも、副業先で自分の得意技ばかり使っていては、自分の仕事の幅は広がらないよね・・と、そんな話でした。 副業はしてないんですが、つい自分の得意で楽にできる仕事に目がいく習性を突かれた気がして、ドキドキしたんです。 自分が得意で慣れ親しんだところ=コンフォートゾーンから出るのは

「新・朝市夜市」に思う、買い物の古くて新しいカタチ

車窓に映る山脈を眺めながら、絵本のような時間だったなと思っていました。 先日、とある用事で山の中に出かけたのですが、浴びるように「丁寧な手仕事」に触れたのです。 すぐ売り切れてしまう、1日数十個しか作られない豆大福。14時で閉店する、店主こだわりの蕎麦屋。ジブリに出て来そうな、木製の小屋で売られているパン。職人の方が一つひとつ作っている木彫りの器。 大量生産、大量消費の逆張り。お客さんがたくさん来たら、一瞬で商品が売り切れになってしまう。どのお店もひっそりとしているので

NPOの経営管理メンバーを迎え、仕事のリアルに迫る!採用オンラインイベント

まだ、大学生のときのこと。 とあるプロジェクトに関わっていた時に、 「プロジェクトは、お金回りとか事務手続きとかバックオフィス機能がしっかりしている事が、めちゃくちゃ大事」 と、リーダーの方から言われました。 大学生の私には、前線で営業したり、事業推進している人の方が目立つし、輝いて見えていました。だからその時は、「そんなものなんだな」としか思わなかったのですが、今は、とてもよく分かります。 自分の職場(NPO法人ETIC.)がコロナ禍を経ても、大きな混乱もなく回ってい

「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」新宿マルイで見たメルカリの広告に思う、若い世代の感覚

先日、新宿のマルイに行きました。 新宿には何度も来ていましたが、マルイに立ち寄ったのは、約20年ぶりくらいではないかと思います。大学生の頃、バイト代を握りしめて、服を買いに来たのが多分、最後。とても気に入って購入したセーターが、すぐに破れてしまって、お店の人に交渉して交換してもらったのは、確かマルイだったはず。 可愛い洋服がずらりと並び、でもいつも財布とにらめっこせざるを得なかった、当時の思い出に浸りながら現地に着くと、まず目に着くのは大きな「りんご」の絵でした。1階は巨

国家の枠を超えた「市民の声」こそが力になる

3月4日、日本のNGO支援を行うJANIC(ジャニック)から、ウクライナ情勢に対し、市民の声を上げていこうという声明が発表されました。私たち、NPO法人ETIC.(エティック)も賛同者として連名しています。 私の声は何だろう。自分の声に耳を澄ませてみました。 出てきたのは、「平和のために自分ができることって何だろう」と「何でこうなったのか知りたい」でした。 自分自身がウクライナ情勢に疎かったので、まずはちゃんと学ぶ。そして、それを子どもたちに伝える、というのが、今できる小

3月特集更新のお知らせ【神は細部に宿る】

2021年5月、ETIC.(エティック)創業者である宮城さんが退任したのですが、退任する前、毎年年初に、宮城からスタッフ全員に年賀メールを送ってくれていました。一人ひとりメッセージが異なっていて、しかも観点が鋭い。 本当によく人を見ているんだな、と毎年楽しみでした。 もちろん、今年からはそれもなくなった訳ですが、ある日、過去の年賀メールをたまたま開いたとき、苗字が「乘越さん」になっていたことに気づきました。 私の苗字、本当は「乗」が旧字体の「乘」なんですよね。 業務メー