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【檜原村】4回目の冬

檜原村に来て、4回目の冬を迎えました。
今年は日々寒く…今朝、ふと水道の水に手を触れた時の冷たさを感じ、過去の3回の冬を思い出して、その記録を書こうとnoteを開きました。

檜原村の気温

檜原村の気温は低いです。
朝は氷点下になることがほとんど…

なので、こんなことも起こるわけです。

そういえば、昨年の冬は寒くて、私がしばし都心へ行っている間にシャワーが壊れ、お風呂場にツララができ、慌てて、村の水道屋さんを呼んで助けてもらいました。

そりゃ、、、滝も凍るわけです。

昨日はさらに、凍ってました。

要するに、、、厳しい寒さがあるわけです。日中は日が当たり始めると、ポカポカとした貴重な日の暖かさのありがたみも増すわけです。

1年目の冬

今朝、ふいに凍えるような冷たい水に触れました。
そして、1年目の冬のことを思い出しました。

このころはまだ、拠点は都心。週末は檜原で過ごすという感じでした。
その当時の我が家には…給湯はなし、暖房器具は薪ストーブのみという状況でした。
その当時、都心の感覚でいたし、薪ストーブがあれば大丈夫でしょ、って思っていたけど…かなり厳しく、すぐに灯油のストーブを購入しました。

水は相当に冷たく、お風呂に入るすべがなかったので、近くの入浴施設に通っていました。

今、思い出すと、毎日ではない生活だったからできたんだな~と思います。

何もかもがそろっていなかったゆえに、火をつけることもできなかった私が冬を終えるころには、薪ストーブの火を30分以内には付けられるようになりました。

2年目の冬

春から夏にかけて給湯設備を整えたおかげで、お湯がでるようになりました。そうなると、1年前は苦行だった水仕事も快適になりました。

そうなると、自然と家で過ごす時間が増えていく。
2年目の冬には拠点を檜原村に移していたし、新型コロナ感染症の影響もあったので、当然と言えば当然。

この年のお正月は実家にも帰れなかったから、ずっと檜原村で過ごしていました。
印象的だったのは、お正月から2週間くらいの冷え込み。
朝、目が覚めて…スマホを見ると、毎日氷点下5度以下…
ベッドから起きられない朝を何日も経験し、、、さらにヒーターを購入。
(毎年暖房器具は増えています)

この年、始めて払沢の滝の凍結を見て、感動しました。

3年目の冬

だいぶ慣れてきてはいたのですが、都心との往来が増え、自宅を空けることも増えてきました。

そんな時に起きた、シャワー崩壊事件www
1週間ほど家を空けていて、シャワーを浴びようと浴室へ向かったら、シャワーのハンドル部分からツララが…
もう、パニックになりました。
何をしていいかわからず、村の水道屋さんに速攻電話。

ありがたいことにすぐに駆け付けてくださり、状況を解説、そして、対応策を教えてくださいました。我が家には幸い2個のシャワー口があるので、生活に影響はありませんでしたが、もう一つを壊さないように、使用後はシャワーの元栓を締めるようにしています。

また、冬場に複数日、家を空けるときには水抜き栓を締めることも教えてもらいました。
外出から帰宅して、水抜き栓を開け、水道を使い始めるときの「ボコボコ」という音は今だなれませんが、ちょっとした冬の風物詩だなと思います。

不便だったころに思いを馳せる

今年の冬は冷え込みが強く、ニュースでも水道管が破裂しないように…などニュースが流れました。
シャワーからツララが出ていたことは今となれば、笑い話ですが、その当時は私自身の無知さに恥ずかしさも覚えたものです。

一方で、冷たい水に触れて、あーこの冷たい水に触れた時の不便さ、先人がいろいろな技術や知恵を駆使して、生活をしていたことを想像しました。

そして、3年前に始めた檜原での生活を思い出し、いろいろと便利になった今の生活のありがたさを感じました。

今の生活、気に入っています。

「寒くない?」「不便じゃない?」とよく、友人からは聞かれます。
確かに寒いし、ちょっと不便です。

自然の中で、時がゆっくりと流れる感じ。
ふと、コーヒーをゆっくり飲みたいな~と思う時間。
結構、好きです。

都心にいるときに比べ、ゆっくりでき、自分の時間を感じることができるとできるようになったなと思います。

春へと季節が移っていく様子を肌で感じられるのも、楽しみです。
花粉症、、、なんですけどね。

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