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息子②よ、お前もか..

息子①のエピソードは、こちらから.


息子①が専門医にかかる少し前、まだ私達家族が #OD の実態を何も知らなかった頃、息子②はどちらかといえば冷ややかに観察していた側だった.

具体的に何か息子①を傷つけるような言葉は発しはしないけれど、②はきちんと登校できていた.

「 ①ばかりが休めてずるい!」

そう言って号泣したのは、本当にお腹の具合が悪くて、辛かった日のこと。1日だけ休んだらけろりと再登校できていた小学5年生。

ところが年の明けるころから、「なんか目眩がする…」「ふらふらするんだよね」本当に足取りがおかしい。

母 「念のため、小児科行こうか」

息子②「採血があるから、嫌だ!」

母 「え?」

息子② 「え?」

母 「......」

息子②は、小さな頃喘息やら肺炎やらで何度も入院していた経験がある。だから病院=採血=大っ嫌い。

それでも、息子①で散々懲りていた母は、何とか.本人のモチベ引き出す..たまたま得意だったコミュニケーション技術+息子②の鼻先にゲームと言うとっておきのニンジンを垂らして、もはや持てる技総動員してなんとか連行。

受けるはずだった採血室前で、またもやすったもんだして、(以前入院した時に脱水で4回も針を刺された悪夢を乗り越えるまでに40分。

結果..…

「弟くんも、体位性頻脈症候群ですね」

こうして2人の体調不良児を抱えた母の育児家事仕事両立生活が始まったのだった。

第二幕へ続く。



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