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投資と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

よく見聞きするものだと

・ギャンブルのようで怖い
・失敗したときのリスクが計り知れない
・元からお金を持っている人たちだけが出来る特別なこと

このようにあまり良く思っていない人が多いのが日本の現状ではないでしょうか。
確かに、投資が持っている側面として、これらの意見は否定出来ませんし、一理あります。

しかし、俯瞰して投資というものを捉えると、こういったネガティブな要素ばかりではありません。

■なぜ投資に対して偏見を持っているのでしょうか。

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日本では汗水垂らして一生懸命働くのが美徳とされている風潮がありますよね。

他にも様々な見解があると思いますが、まじめに会社に勤めるのが1番安泰だとという人もいるでしょう。

その理由から、トレーダーという職業に対しても「楽して稼いでいる」といったネガティブな印象が強いのだと思います。

こうしたネガティブなイメージが付いてしまう根本的な理由として、
そもそも投資がどのようなものなのか、いい面も悪い面も知る手段が今までなかったということが、大きいのではないでしょうか。

長所も短所もわからない、得体が知れないものに対して、良いイメージを抱くことは難しいですよね。

大人になって困らないために一般教養や就職のことについて学ぶのに、その根本にある「お金に対する考え方」を教わる機会は極めて少ないのです。


■世界的に見た日本の投資教育事情

世界的に見ると、残念ながら日本は投資に関する教育が遅れています。

生まれも育ちも日本という方で、子供の頃に投資の勉強をしたことがあるという方は、恐らく少ないですよね。

なかには、身近な人(親や親族)の影響で、若いうちに投資の勉強をしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

一般的な方が投資を知るのは、早くても20歳前後、または社会人になってからではないでしょうか。

ところが、海外ではこの投資に対する考え方が日本と異なるようです。


■海外の投資に関する教育について

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特に、金融大国であるアメリカとイギリスの2か国では、子供の頃から積極的に金融について学ぶ機会が多くあります。

それではどのように投資教育が行われているのか、お話していきたいと思います。

・アメリカの投資教育

アメリカ人は、子供のうちからお金に関する知識を身につけることは大人になってからとても役に立つと考え、親は子供に対して積極的にお金に関することを教えます。

そのため、投資に対して寛容な人がとても多いです。

かの有名な投資家・ウォーレン・バフェット氏も11歳で初めて株を購入したと言われています。

周りの大人たちだけではなく、学友までもが投資をしているのであれば、自分も挑戦してみよう!と子供ながらに思い、挑戦するのは自然なことかもしれませんね。

こうして若いうちに投資を学び、世の中のお金の流れが理解できるようということは、必然的に経済の勉強もしているということになります。

そのため、アメリカ人は投資家に限らず、経済界で活躍する著名人を多く輩出できるということにも繋がっているようです。

投資の良い面も悪い面も、幼い頃に周囲の大人から学ぶことができ、資産を増やすことの大切さを知っていくのですね。

日本で生まれ育った筆者としては考えられない感覚です!

続いて、イギリスの投資教育について見ていきましょう!

・イギリスの投資教育

イギリスもアメリカと同様に、幼少期からの投資教育に積極的です。


というのも、国の教育法により、中学生の頃から積極的に金融に関しての教育が義務付けられています。

経済・金融・投資の知識が義務教育として自然と入ってくるということですから、日本とは大きく異なり、投資が身近なものであるという感覚があるのでしょうね。

自分自身の金融問題を管理する能力こそが大きな経済的自由をもたらし、人生の選択肢を増やすということを子供の頃から理解して大人になっていくようです。

日本よりもはるかに投資教育が普及していますね。


■最後に

世界各国でこのような投資教育のレベルは日々進化しています。

そして、いまの私たちがやるべきことは日本の教育について嘆くことではありません。

誰しもが一生の付き合いとなるお金。

「あなた自身の未来のために」大事なお金の勉強をしていきましょう。

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