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好評につき第2回目: オンライン映画上映会『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命を!』 映画監督との対話会付き

https://domiziel2.peatix.com/view


2024年4月4日19:00 - 21:30 映画90分(ドイツ語、日本語字幕付き)、対話会50分(通訳付き)


チケット「オンライン上映会 +映画監督との対話会」(レンタル視聴も込み): 2800円


チケット「レンタル視聴」: 1900円


誰も手をつけようとしない
朽ちかけた文化財指定の古建築

ドイツ・シュヴァルツヴァルト

建設会社ドミツィールは
それら廃屋となった古建築を
同じように社会から見放された
元浮浪者や元懲役者たちと一緒に
社会福祉住宅へと改修する

社会の厄介者たちが
社会のお荷物となった古建築に
新しい生命を吹き込む

アップビルドされた建物は
彼らの新しい住まいになる

ドミツィール社は
社会の隅に追いやられた人々に
「仕事」と「住まい」という
尊厳ある生活の基盤を与える

民間の建設会社として
収益も上げながら

気鋭の映画監督
ペーター・オーレンドルフが
10年の歳月をかけ
人と建物に密着して撮った
脚色のない
心にダイレクトに響く
静かなドキュメント映画


前回の視聴者からの深く温かい感想です:
「会社の取り組みに対する監督の関心の深さや、登場人物への深い愛情を感じました」
「まさに社会派の映画で、淡々と進む映像・会話のなかに、誰もが奥底に持っている可能性と原石を感じ取りました」
「古い建物であっても、人が創り上げたもの。そこには、創った人、使っていた人の想いが宿っていますね。 それを掘り起こし、目覚めさせ、命を吹き込み、新たな生成を導くことは、 経済を回すために、壊し去り新しく作ることとは全く違った価値があるように思います。 その価値が経済や社会を駆動させていくところに、 自然環境、本来の人間性の原理原則・根本原理に沿った、無駄のない循環があり、 幸せや豊かさの根源があるように思います」

「なかなか社会に溶け込みにくい人たちが、社会に溶け込むのに、自分の手を使って家を作るということは、とても有効で、自分のすることが目に見えてきれいな形になっていって自信が持てるのだと思いました。 でも、そのために、専門の職人が職業訓練してくれたり、親方が温かい長い目で見てくれたりして、 そのことで、人も物も生かされていく姿に感激しました」

「これから働き手不足と改修社会に向かう日本で見るべき映画だと思います」

映画監督 Peter Ohlendorf (ペーター・オーレンドルフ)ドイツ公営テレビ局で製作者として勤務後、映画監督として独立。環境問題、社会問題、南北問題に関するドキュメント映画を製作。https://www.filmfaktum.de/


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