君のことを助けたかった滝川みうは西條和

22/7計算中」を見始めた時、キャラクターの顔と名前を一致させるのが大変だった。
最初は何人いるのかさえ分からなくて、動きのある人もいれば、パネル表示で声だけする人もいた。

滝川みう西條和さいじょうなごみ)さんはパネルの印象。しかもあんまり喋らない。
でも、滝川さんのロケ企画、「クイズ滝川みう!10万円使い切るまで帰れません!」を見て、面白い人なんだと思った。
10万円を好きに使えるという夢のような話だが、物欲の無い滝川さんは四苦八苦。手に入れて一番嬉しかったのは、無料でもらえるアメニティの袋(確かにキレイだったが)。当然10万円は使い切れずにギブアップ。
こんな人いるんだなぁと思った。
今考えると、撮影されていたから自分の好きなものに使えなかった、とも思うけど、店員と話せないのはストレスだろうしなぁ。

その後の番組でも、好きな食べ物は「ツナおにぎり」、嫌いなものは「自分」、好きな番組は「相棒」、無人島に一つだけ持っていくなら「睡眠薬」と、とても個性的でどんどん興味が湧いた。
普段はとても小声だが、ツナと相棒について語る時は少しだけ大きな声になる

そして、キャラクターではなく、声優本人が出演する番組となった「22/7検算中」。
そこで、滝川みう役、西條和さんの本当の魅力に気付く事になる。

学校のスポーツテストのような企画、「22/7運動能力クイーン決定戦」で、西條さんはどの種目でもゆったりとした動きで、運動するのが本当に苦手なんだなぁ、と思った。
でも、西條さんなりに真面目に取り組んでいたのは伝わったし、上手くできなかった時に見せる微笑みが、何ともいえない可愛さっぷりで……
しかも、最後の「ぐるぐるバット」で勝った時に見せた、満面の笑みとガッツポーズ
あれを見せられたら、応援したくなっちゃうよね。

西條さんが嫌な思いをしないように、番組のスタッフやメンバーが気を遣っていると感じる時がある。
特別扱いされている。
でも、滝川みうが、西條和が、ナナニジのセンターで、その生き様が歌に反映されていて、このグループの「核」である事は否めない。

好きな事はもちろん、苦手な事をやっても、結果的に輝いて見える。これがアイドルというものなのか。これからも滝川みう(西條和)さんから目が離せない。

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