noriの浪人時代

 これは私noriが、18歳の頃のお話です。

 3月に高校を卒業してから、志望校である国公立の理学療法学科を目指して、本格的な受験勉強がスタートしました。
まず考えた事は、センター試験過去問やそれに類似した問題集を買う事でした。
普通は現役生の時点で用意して、すでに問題を解いているべきなのですが、私は先生方に任せきっていたので、2次試験である小論文の過去問しか用意していませんでした😅
むつ市の書店で、国語、英語、数学ⅠA、化学をそれぞれ購入しました。

 そして、最初に一日のスケジュールを考えました。
学校に通っていた習慣のままでいいと思い、1教科1時間やったら10分は休憩して、平日は6時間、土曜日は3時間学習する事にしました😃✊
日曜日は休みだったと思います。
🏃運動と🎮ゲームをする時間も欲しかったので、その日毎にどの時間帯に運動やゲームをするのかを考えて、それ以外の時間は学習するという感じの一日でした。

 運動はランニング、サッカーボールを使ったリフティング、連続パスフェイントを主にやりました。
ランニングは3kmから始めて、慣れてきてからは約5km走っていました🏃💨
腕時計のタイムウォッチ機能を使ってタイムを計り、メモ帳に記録していました。
リフティングの回数もそうですが、記録を更新すると嬉しくて、勉強以外でも上達するのを楽しんでいました😉

 ゲームは当時の私の一番の楽しみで、毎日1時間はやっていました。
あの頃は何だろうなぁ……。
ポケモン?
パーフェクトストライカー?
FE(ファイアーエムブレム)は何らかはやっていたはずだけど、烈火の剣かな?🤔

 浪人生でありながら、新年度が始まってからも、高校へは時々通っていました。
3年間担任だった先生がいてくれたおかげで、色々と助けてもらいました。
化学はベテランの先生に添削指導してもらう事ができました。
おかげで分からない所をどんどん聞く事もできて、化学は数学に次ぐ得意科目に成長しました😃✌️

 苦手意識のあった英語は、現役時代に先生からもらった参考書を読んで、文法について一から復習しました。
英語の基礎から分かっていなかった事に気付いて、できるだけ多く時間を割いて少しずつ進めました。
それでも、過去問を解いた時の点数はなかなか上がらなくて、どうしたものかと考えました🤨
英単語を覚えるのには限界があるし、特別得意な問題も無い。
そこで考えたのは、配点の高い長文読解の問題に重点を置くという事でした。
たしか1問8点くらいの配点で10問ある感じじゃなかったかな?
英語は200 点満点だったので4割は長文読解だったはず。
1問間違えただけで−8点って痛過ぎですよね😭
長文読解のコツを少しずつつかんで、秋にはやっと点数が伸び始めました。

 以外と点数が伸びなかったのは国語でした。
古文と漢語は、地道に問題を解く事で点数が取れるようになりました。
しかし、評論や小説などの現代文は、設問の選択肢がややこしくて答えが導けず、正解率が上がりませんでした😓
ただ、志望校の過去の合格者も、国語の平均点はそんなに高くなかったので、無理に上げようとしない事にしました。

 数学はもともと得意で、大好きな教科だったので、学習するのが気分転換にもなって助かりました。
確率とか数列とか、数ⅠAは数ⅡBに比べるとずっと簡単でした。
過去問を繰り返しやっていたら、満点を取れる事もあって自信になりました😊

 ところが、9月になって、ある問題が浮上しました。
それは何かというと、その年の入試から、理科は2科目が対象になったのです😨
私はそれまで、理科は化学しか学習していませんでした。
現役の頃習っていた生物を、急にやらなければいけなくなりました。
それから、生物の過去問を用意して学習し始めました。
生物はひたすら問題集と過去問を解いて、分からなかった所を復習しました。

 高校では、現役生と一緒に模擬試験を受けさせてもらう事もありました。
センター試験直前には、模試でB判定(合格率60%程度)を取れるようになりました。
現役生の頃はE判定(合格率20%以下)でしたが、一年かけてちゃんと戦えるようになりました😄✊
あとは、本番にその力を発揮できるかどうかです。

 大学センター試験は1月中旬にあります。私の住む青森県は、もうすっかり❄️雪景色に慣れた頃です。
青森市の親戚宅に泊めてもらい、2日間で5教科のテストにのぞみました。
センター試験は2回目なので、どんな感じかはつかめていましたし、初めて受けた生物以外は、練習通りにできたと思います。

 自宅に戻ってから、受けた5教科の自己採点をしました。私の志望校は、2次試験が小論文と面接だけだったので、センター試験の自己採点の結果で、ほぼ全てが決まります。問題用紙に書いておいた答えと、新聞の解答欄を照らし合わせます。
英語は思いの外高くて、8割超え。
化学ⅠBは予想通り、8割後半。
生物ⅠBは6割後半と健闘しました。
国語Ⅰ・Ⅱは予想通り、6割。
数学I・Aは1問だけ間違えたものの9割後半。
(自己採点に使った問題用紙はもう無かったので、センター試験成績通知書を見ながら書きました。)
合計点は8割ちょうどで、B判定(合格率60%程度)でした。
これで自信を持って2次試験にのぞめます。

 2次試験は小論文と面接でした。
小論文は、健康問題に関する表(グラフ)を見て内容を要約し、文章を読んで自分の考察を書く問題だったと思います。
3年間担任だった先生が添削指導してくれて、本番前には自分の考えをちゃんと論文風に書けるようになったと思います😀
過去問では、安楽死とか脳死時の臓器移植についての、自分の考えを書いた記憶があります。
詳しい内容はもう忘れてしまいましたが、どちらも反対する立場から書いたと思います。

 面接は、何人かの先生が協力してくれて、色んな質問に対応できるように練習した記憶があります。
必ず聞かれる志望動機は、1年前に受けた時と変わらない内容でした。
あの当時、何回も繰り返し語った志望動機は、今も私の夢に影響を与えています😌

 2次試験は、小論文も面接も練習通りにできたと思います。
合格発表までは1週間くらいあったのかな。
志望校まで直接行くのは大変なので、高校のパソコンを借りて、ホームページで確認する事にしました。
結果は……、合格!😆✨
自信はあったけれど、やっと自分の目標を達成できて、本当に嬉しかったです。
私はリアクションが小さいので、先生方がその分も喜んでくれました。
何日か後に、合格祝いの食事会も開いて下さって、みんなで喜びを分かち合いました😁

 3月は色んな準備をして、4月からは大学生。
この時、初めて携帯電話も買いました。
大学生活はいったいどんなものになるのか?
続きは来月以降になると思います。

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