♪ 雑記 ~牛豚鶏ハンバーグ研究所~
オチのない雑記 _ 2022.1.6
こんにちは。
牛豚鶏ハンバーグ研究所の のり です。
なんそれ。いつそんな肩書き付いたん。
でもね、わりと真面目に研究していました。せっかくなので、ここにまとめようと思います。
参考にするもしないも、あなた次第。別に美味しくないじゃんって文句は言っちゃダメ、絶対。
さて、最初に研究のきっかけをお話しします。
いつもスーパーや生協で「合い挽き肉」と書かれた肉を買ってハンバーグを作るのですが、あるとき、生協のチラシで「合い挽き肉 (牛70%、豚30%)」と書かれた肉を見つけまして。
この配合をあえて書いてあるということは、いつものは配合が違うということかと思って調べましたところ、だいたい 牛6:豚4、もしくは 牛5:豚5 の配合が多いようです。
ということは、いつもより牛多めか…と思いながら、その肉を買ってハンバーグを作って食べてみたところ、「あれ、いつもよりおいしい気がする」って思ったんですよね。
それで、そのことをTwitterでツイートしたところ、フォロワーさんから「某料理研究家の○○道場の方が『鶏を入れた3種ハンバーグがおいしい』と言っていた」というお話を聞き、それならば作ってみようホトトギス的な、ね。うん。
ちなみに、○○道場の方の3種ハンバーグのレシピがネットに落ちてないか探したけれど、見つからず。料理アプリに他の方があげている配合はありましたが、それぞれ違っていて、「この配合がベスト!」というものではなさそうでした。
先に、わたしが作るハンバーグの、肉以外の材料を書いておきますね。
玉ねぎ …… 肉の量の 3分の1の量
パン粉 (細目) …… 大さじ1
牛乳 …… 大さじ1
卵 …… (肉が400〜500ぐらいのとき) 1個
塩・胡椒・生姜すりおろし・ナツメグ …… 適量
玉ねぎは、炒める派です。
荒めの生パン粉を使うときは、牛乳を大さじ 1.5 〜 2 にします。
スパイスは、なんとなく気分でクミンを入れるときもあり。
そして、主役の肉は、7:3の牛豚で牛の量は固定、豚鶏の量を変えながら加えていきました。
まず、牛豚の割合を変えずに、鶏を加えるところから。
牛:280 g 豚:120 g 鶏:80 g (計 480 g)
鶏肉を多く入れると つくね寄りになるのではないかと予想していましたが、やはりジューシーというよりは、固めでしっかり食べ応えありのハンバーグになった感じ。
今度は、豚を多くしてみました。
牛:140 g 豚:210 g 鶏:100 g (計 450 g)
これがですね、驚いたことに、母が作るハンバーグ寄りになりました。
つまり、わたしが小さい頃から食べていたハンバーグは、おそらく豚肉のハンバーグだったんですね。豚肉ハンバーグは、油多めで子ども向きかなぁと思います。
懐かしいなぁと思いつつ、これは却下です。わたしの目指すところではありません。
次に、牛豚を同じ量にしてみる作戦に。ただし、鶏が多いと固くなることはわかってるので、少し少なく。
牛:150 g 豚:150 g 鶏:100 g (計 400 g)
これはですね、んー、なんていうか、無難?
うまく言えないけど、ちょっと違うかなと思いました(語彙力な)。
なんだかよくわからなくなってきたので、初心に戻り、最初の牛豚7:3に、鶏と豚を少しずつ配合を変えて プラスしていくこと、3回ほどやってみたところ …… こうです。
飽きました。アカンやつや。
これだ!というものに出会えない。やはり鶏は邪魔者なのではと思い始めてきました。しかし、諦めたらダメです。せっかくここまでがんばってきたんだから。
そこで、配合を大きく変えないと差が出ない、今度はむしろ逆に行ってみようと思い、鶏の量をガツンと多めにしてみました。
牛:280 g 豚:120 g 鶏:200 g (計 600 g)
その結果、こうです。
タレは甘いやつが好き。
ちなみに、味比べするため、毎回ソースなしで食べていますが、基本的には 肉汁にケチャップ+中濃ソース+砂糖を混ぜたものを、仕上げに絡めて焼くのが好きです。母から受け継いだ味ですね。我が子も小さい頃からずっとこれが好き。トップ画にあげた和風ハンバーグは、たまに作ります。
やっぱりね、鶏が多いと つくねっぽくなるんですよね。理想と大きく離れました。
ハンバーグ研究を始めてから、数ヶ月。
その間、月2〜3回のペースで作ってきましたが、いったいわたしは何をやっているのか、この研究には意味があるのか、家族は誰も感想なんて言わないし、腹に入れば一緒って感じだし、もうどうでもよくね?…と、自分でこの研究自体を否定し始めたので、もう最終段階に突入です。
最終段階は、いちばん最初に「あれ、おいしい気がする」と思った7:3の牛豚と、鶏を加えてまぁまぁ良かった配合の2種類を作り、比べながら実食。旦那に食べさせました。
「ひき肉の配合が違うから、どっちがおいしいか、おしえて」と言って、旦那に出しました。右に牛豚のみ、左に牛豚鶏を置いています。
〔右〕牛:140 g 豚:60 g (計 200 g)
〔左〕牛:140 g 豚:60 g 鶏:40 g (計 240 g)
ちなみに、旦那はソースなしでは食べないので、ステーキソース、ケチャップ、中濃ソースなどを食卓に出しています。
結果。旦那の意見です。
「右は、もろハンバーグって感じ。ステーキソースに合う。
左は、和風な感じ。大根おろしに合いそう」
なん …… だと ……?(困惑)
研究するポイントは、「この配合のハンバーグがおいしい」ではなくて、「この配合のハンバーグには、このソースが合う」だったというのか?
確かに、わたしが 7:3 の牛豚ハンバーグを「おいしい」と感じたのは、ステーキのように牛肉が強かったからかもしれない。ステーキなんて頻繁に食べないから、牛肉を欲していたのかもしれない。
確かに、鶏を加えるとつくねに近くなるのだから、和風ハンバーグとしてはベストなのかもしれない。
こうして、牛豚鶏ハンバーグの研究は、「ベストな配合とソースの組み合わせ研究」へと進化して続くのであった。
いやいやいや、うそやん。
わたし、もう無理やと思う。
なんとなーくわかったから、もうこれで終わりにしますね。
長い長い研究結果、最後まで読んでくれたみなさんも、なんとなーく参考にしてもらえたら、嬉しいです。
あと、「我が家のハンバーグはこれ! 絶対この配合はおいしいよ!」っていうハンバーグ自慢、コメントで受け付けております。参考にさせて。お願い。だって、もうわかんないんだもん。
以上。
のりでした。
( ↑ 牛豚鶏ハンバーグ研究所の肩書き、なくなったわ)
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