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突然の禁止発表、だがニヴの時代はまだこない(パイオニア)
2020年8月
ながかった梅雨も明け、月曜という社会人では1番イヤであろう曜日を乗り切った私は、疲れ切った身体を休めるためはやめに布団に入っていた。
ふと目が覚め、スマホをながめると深夜にあるにもかかわらず、何やら通知がたくさんきていた。
なにやら、事前告知無しで禁止改定が出たらしい
内容は
一般的に考えられているパイオニアでの上位コンボデッキの弱体化である。
インバーターデッキとロータスコンボデッキは、いずれ禁止されるであろうと予想していたが、ヘリオッドバリスタデッキと最近増えてきたケシスコンボデッキまで同時に(しかも突然)禁止されるとは思わなかった。
この禁止改定に関して、思うところはもちろんあるが、ここで”禁止改定”事態についてのコメントは避けることにする。
重要なのはそのあとの環境のことである。
注意:ここから私の考えを書いていきますが、あくまで私個人の考えや偏見であり、書かれた通りにならない可能性が十分あります。ご注意ください。
はたして《ニヴ=ミゼット再誕(WAR)》デッキが最強になるのか?
コンボデッキが減ることによりアグロが増え、コンボが苦手でクリーチャーデッキに強いニヴが最強デッキなのでは?と思う人もいるだろうが、
私はそうは思わない。
理由はいくつかある。
まず、前から相性の悪かった二つのデッキ
緑単信心(mono-G Devotion)
と
ナヤウィノータ
が残っている。
この2つのデッキはマナ加速からプレインズウォーカー(以下PW)かウィノータを展開してくるデッキで、実際コンボデッキのようなものだ。
クリーチャーベースのデッキなのでニヴの方が相性がいいと思われがちだが、1マナのマナクリーチャーを倒すのに基本的に2マナ(《致命的な一押し(AER)》があってもタップインの関係で実質2マナのことが多い)で対処しているのでテンポ損しているし、
緑単は《ニクスの祭殿、ニクソス(THS)》とPWが、ウィノータは除去耐性のあるクリーチャーとウィノータそのものがインスタントタイミングで除去しずらく、またどちらも
先行2ターン目の《ガラクの先触れ(M21)》はゲームを決めるほどの力がある。
《轟音のクラリオン(GRN)》などを積めばいいと思われるかもしれないが、そもそも後手だとそれすら間に合っていないこともある。
かなりの時間、緑信心対策を考えたがいい方法はまだみつかっていない。
またそれら以外のデッキでも、
強化され続けているスピリットデッキや、
《アーティファクトの魂込め(M15)》デッキも相性が悪く、
これらが増えることも予想される。
また、まだ残っているコンボデッキもあると思う。
ロータスコンボは《死の国からの脱出(THB)》が入ってない状態でもデッキとして存在していたし、
《ジェスカイの隆盛(KTK)》を使ったコンボデッキも出てくるかもしれない。
ここまで考えただけでも黒単や赤単のような直線的なアグロが増えるとは考えずらく、
ニヴ1強の時代がくるとは思えないというのが現時点での考えである。
ただ、ニヴを使う人が今よりも増えるとは思う。
それによってミラーマッチが増えることになるので、
ニヴ使おうと思ってる人はちゃんと練習しましょう。
ミラーマッチではデッキの内容、プレイング、ニヴの捲れ方、相手とのかみ合わせなど様々な要素が複雑に絡まって勝敗につながるので、ミラーマッチに慣れておくのは重要。
また80枚デッキのニヴを使おうと思ってる人はほんと持ち時間の勝負になるからMOの持ち時間は常に気にしておくべし!
80枚のヨーリオンニヴについて、記事を書こうと思っていたら禁止改定が来てしまい、環境が変わってしまうのでお蔵入りにw
よく「なぜ80枚デッキのニヴを使うのですか?」という質問をいただくのですが、
単純に楽しいから です。
勝率の話をするなら60枚のニヴの方が高いと思います。
ですのでどちらか迷っている方がおられるのなら60枚の方をおすすめします。
もしどうしても「80枚じゃなきゃイヤだ!」という方がおられましたら、気軽にTwitterで質問してください。
あとこの記事内での意見や誤字脱字などもありましたら、そちらもお願いします。
長々と愛読ありがとうございました。
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