そしてパパはゲーマーになる。

今年のお盆休みは9連休だから、普段できていない嫁さんを労ったり、家族サービスを頑張って、嫁さんからの評価を挽回しようと、息巻くパパさんは多かったのではないでしょうか?そうです。ボクもその一人でした。

お盆休みが始まるまでは・・・

ボクは1歳半と3歳のふたり息子のパパなのですが、日頃は仕事で忙しく、子育ては嫁さんに任せっきりで、嫁さんからもワンオペだ!と言われる始末。

なので、連休中くらいは少しでも嫁さんにゆっくりして貰おうと、長男が最近ハマっているトランスフォーマーのシューティングゲームをやりに地元のイオンまで。

と言っても、3歳児が一人で出来るわけもなく、息子をボクの膝に乗せた状態で、プレー自体はボクがやっています。1か月に数回やっていると徐々に上達してきて、1プレー100円で遊べる時間も増え、いつの間にか息子以上に夢中になっているボクが・・・

ライフポイントが無くなるとコンティニューしますか?と画面上にメッセージが表示され、「20、19、18、17、、、、」と20秒カウントダウンが始まります。息子にやりたい?と聞きながらも、息子の回答を待たずして、シューティングゲームで汗ばむ左手には既に100円を握りしめているボクが・・・

ゲームを始める前にはパパはお金500円しかお金もってないから、5回やったらゲームはお終いだよ!と言って始めたにもかかわらず、約束の500円は1時間もせずなくなってしまい、600円、700円といつのまに財布から100円玉がなくなり、残すところ財布には紙幣のみです。。。

アレ、何かがオ・カ・シ・イ。

子供は何も言いませんが、(最初にパパは500円だけしかお金もっていないって言ってなかったっけ?パパはもしかして嘘をついている?)と自問自答しているかもしれません。

アカン、アカン、絶対にアカンで!絶対に野口英世には手を出したらアカンで!と思いつつも、息子のために遊びに来たのに、いつの間にか自分がゲームにハマってしまっている自責の念もありつつ、仕方なく1枚の野口さんを財布から取り出します。

ただ、財布から取り出した野口さんは、いつもとは違う表情で僕のことを見詰めていました。


















そんなことあるんかーーーーい!!!

そして、もう1つ、3歳児はゲームを通して学んだのです。

「大人は嘘をつく!」ということを!

この出来事以降、息子はボクが500円しかお金を持っていないと言っても、実際にはそれ以上お金を持っていることを知ってしまったのでした・・・

ちゃんちゃん。

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