どうにか面白く
おととい金曜日の話を少し。
算数の授業がここ最近面白かったんだよ。
3口の計算をする問題なんだけど、それをすこし捻って子どもに提示してみた。
Q.くまさんがバスに乗って動物園に行こうとしています。バス停にくまさんが集まってきました。前のバス停から乗ってきたのは7頭。今のバス停で乗ろうとしたのは3頭。でもまだ来ます。さらに4頭。乗ってきました。
ここで問題です。くまさんは20人乗りのバスに全員乗れますか?乗れませんか?
…大人のあなたならすぐにわかるよね。でもこんな捻りを加えて子どもに提示すると、面白いくらい一生懸命に考えようとするんだよ。
そうして次に提示したのはこれ。
Q.バスに乗ったくまさんたちは、動物園に着きました。そのうち2匹のくまさんに関しての問題です。
動物園の飼育員さんが、おやつとしてリンゴを用意してくれていました。10個あるうち、①のくまさんが3個食べました。②のくまさんが次に2個食べました。
ここで問題です。残ったりんごをくまさん2人で仲良く分けることはできるでしょうか、できないでしょうか。
おっと?これはさっきより、少し悩むんじゃない?そこのあなた。じゃあ立式してみて。
10-3-2=5、ですよね。でもそこで終わらせないんですよ。私は考えた
これを投げた時に返ってきた考えがこちら。
👧🏻分けられます。だって、3個食べたくまが2個、2個食べたくまが3個食べれば、同じ数だけ食べたことになるから、仲良く分けられるよ!
🧒🏻え?できないよ。だって5個しか余ってないから、綺麗に分けたら3個と2個になっちゃうじゃん。だから包丁使って半分に切れば、①のくまさんと②のくまさんに分ける分ができるから、いいんじゃない?
2個目の意見を言った子に私は言いました。
👩🏫いい考えだの。でもね、生憎動物園には包丁がないんて。だから切れないんよ、りんご。どうする??
そしたらその男の子、うーーーーん。と考え出しました。
それよそれ!その悩みを生み出すために私はこの授業を考えたんだよ!!とニマニマな私😏
こんなことが体験できる先生もなかなか面白いかもしれない。楽しく、面白く、いこう。以上!
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