ベースのバッキング問題

セッションに参加した生徒さんから一番多く出る質問が、
「ベースソロのバッキングが上手くできない」というものです。

「もっと弾いてと言われた」「うるさいと言われた」どうしていいかわからない。というわけです。

弾く音の数、量は良し悪しの基準にならないということですね。
いい塩梅で入れて欲しいのです。

では、どうすればいいかというと、
今、入れるべきか入れないべきか考えながら、ベースの音を聴くことに集中します。
結果弾けなくても、良きところで入れられなくても、それ自体が練習になっています。

具体的には、
弾かなくてもよいです。もしくは、左手だけでコードごとの頭で１回入れましょう。
できたらコンピング(リズムを刻む)、さらにいけそうなら、右手で短いブルースフレーズのオブリを入れてみましょう。

せっかくの機会ですので、やりすぎてみた方が良いです。私自身も、邪魔してしまったな、と思ったり、怖くなって入れられなくなったりしますが、入れてみないと良かったかそうでないのかわかりません。
録音を聴いて、できたらベースの方に聞いてみて、少しずつ塩梅を知っていきましょう。
実際に体験してみないと得られない情報は貴重ですし、リアルな体験はモチベーションにつながります。