【オリックス】福田周平 コンバート大成功!
戦前の下馬評を覆して首位を走るオリックス。
強力な先発陣がチームを引っ張っているイメージが強いですが、実はチーム打率も.253でリーグトップです。
そんなオリックスの打線を支えるのは圧倒的な成績を吉田正尚と、今季3割近い打率を残し、18本塁打 OPS.917と大ブレイクを果たした杉本でしょう。
しかし、彼らの活躍を影で支える1番バッター福田周平の存在を忘れてはいけません。
コンバートの経緯
福田周平については、今年の2月にコンバートされそうというところで記事を書いています。
コンバートされた理由は2点あります。
①本人が志願した
②内野にプロスペクトが集中し、逆にセンターが人材不足だった
福田は今後の自身のキャリアを考えたときに、内野にとどまっていてはトッププロスペクトたちに立場を奪われてしまう危機を感じていたのでしょう。現に昨年も出塁率.350を超えているにも関わらず、太田・紅林などが優先起用されていました。それであれば、センターで佐野皓大に勝負を挑んだ方が生き残れる確率が高いだろうと考えたのでしょう。
No. 1の1番バッターに!
前述の記事にも記載がありますが、福田は相当過小評価されています。昨年は出塁率.366と1番として起用するには十分な数値ですし、今季はもっと高く出るだろうという予感もありました。
それが見てください。今年は打率も3割を超えて、出塁率は4割に迫る勢いです。佐野が打率1割台と苦しんだことで、福田は完全にセンターとして、そして不動の1番バッターとして立場を確立しました。それどころか12球団で福田より出塁率の良い1番バッターはいないというところまで来ました。福田の出塁がオリックスの強みになっています。彼の決断は簡単なものではなかったでしょうが、その選択は間違いではなかったことを結果で証明しています。
センターの守備は慣れが必要
問題の守備ですが、やはりまだ憶測を誤るシーンが見受けられます。ただこれは試合にたくさん出て慣れるしかないですし、今は仕方ありません。センターにコンバートされて出場機会が広がったのは事実ですし、このまま出続けることが大切だと思います。
オリックスを優勝に導けるか?
オリックス吉田正尚というNo. 1のバッターが後ろに控えていますので、1番の福田が出れば点が入ります。それが一番オリックスが点を取りやすい得点パターンです。福田の活躍がオリックスの行方を左右することは間違いありません。
ソフトバンクもアルバレスの獲得や千賀・甲斐野らの復帰で着実に戦力を整備してきています。間違いなく追い上げてくるはずです。
勝負の後半戦、オリックスの戦いを福田の活躍とともに注目したいと思います!
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