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【巨人】ひどすぎるブルペン運用

巨人のブルペン運用があまりにもひどすぎます。
ブルペンに怪我人が続出していますが、ブルペンの運用に大きな問題があると考えています。

ひどすぎる運用例

私がこれまでTV中継を見て「これはないだろ!」と何度も感じてきました。そのブルペンの運用例を出します。

①先発サンチェスが好投してるのに、7回0アウトランナーなしからブルペンで2人がエンジン全開の投球練習
②大江が5回から肩を作って9回に登板
③中村晃、栗原、柳田と絶対代打がないのに何故か使いもしない右投手がブルペンで全力投球

登板数より肩を作った回数

基本的に良いリリーフ投手が登板過多になるのは仕方がないと思います。あくまでも最大の目的は勝つことです。勝つために必要な継投を怠って負けるのは最悪です。

ただ、ブルペンでの投球数は増えても何もいいことはありません。ブルペンで投げる球数を少しでも減らして、必要な時に必要なだけ投げて準備をすることは首脳陣のコントロールの元で実現可能なはずです。
今の巨人は肩の作りすぎ・作り損が多すぎます。これが怪我人続出の最大の要因だと私は考えています。

最小人数で最適解を

もう一つ巨人のブルペンで問題なのは、左右病のせいで1試合で登板する人数があまりに多すぎる点です。これは2つの問題を引き起こします。

①肩を作る人数が増える
先ほどと同じですが、投げる人数が増えるということは当然肩を作る人数も回数も増えます。勝つために確率を上げるのは最も大事なことですが、状態が良いのに左右病で即交代させることも普通にあるので、さすがにやりすぎだと思います。

②9回に投手がいなくなる
相手はジグザグに打線を組んでおけば、原監督が勝手に左右でどんどん投手をつぎ込んでくれるので、9回にはもう巨人側から出せる投手がいなくなります。相手はとにかく巨人のリリーフ陣を引きずり出せば引きずり出すほど終盤に有利になるので、本当に楽に戦えると思います。

継投に参加する人数が増えれば肩を作る人数も増えますし、出てくる投手全員が良いコンディションとは限らないので崩れる可能性も高まります。いかに最小人数で最適解を導き出すかを考えてもらいたいです。

クローザーがいない…

巨人はクローザーが決まっていません。デラロサはコンディションが整わず、先日は畠がセーブ失敗と非常に苦しい運用が続いています。

今のところクローザー的に立ち位置にいるのはビエイラですが、ビエイラはクイックの脆さや制球力の無さなどクローザーとして隙が多すぎます。
かと言って、中川もクローザーでセーブ失敗が目立ちますし、鍵谷はホームランの被弾が多く、高梨は右打者に4割前後は打たれています。クローザーを任せられる人がいません。

今季を見ていても、デラロサが抜けると急にブルペンの運用がバタバタしますし、逆にデラロサがクローザーにいてくれている時は、ブルペンの運用がある程度落ち着きを取り戻します。

デラロサ頼むわ、頑張ってくれ…

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