【巨人】どうなる?外国人問題(投手編)

こんにちは。
今回は巨人の外国人問題について扱っていきます。

今のところ巨人には以下の9人の外国人選手が支配下登録されています。

【投手】
・サンチェス(3億6000万円×2年契約)
・メルセデス(1100万円)
・デラロサ(1億3000万円)
・ビエイラ(5500万円)
・ディプラン(518万円)

【野手】
・ウィーラー(2億円)
・パーラ(1億6500万円)
・モタ(550万円)
・ウレーニャ(500万円)

というわけで、今回はこの9名の今シーズンの振り返りと来季の契約予想を行った上で、今オフに新しく補強する新外国人についても触れていきたいと思います。
まず前編では投手陣の5名について取り上げます。

サンチェス

年俸3億6000万円×2年契約
サンチェスは、皆さんご存知のように韓国のSKワイバーンズで最多勝を挙げた実績を持つ投手で、MLBとの争奪戦を制して契約合意にこぎつけた投手です。MLBはリリーフ起用を前提に獲得に乗り出したとのことですが、サンチェスが先発に強いこだわりを持っていたため巨人と契約してくれたそうですね。その分だけ年俸は高いですが、これまでの投球を見ても獲得して良かったなと思えるだけのパフォーマンスを発揮してくれています。怪我で離脱したことだけは悔やまれますが…
サンチェスはそもそも2年契約で来季の契約が残っていますので、来季の残留はもう決まっています。2年契約で本当に良かったです。来季も期待しています。

メルセデス

年俸1100万円
こんな格安でローテーション投手と契約できるのに、契約を打ち切る理由が見当たりません。
むしろフラれないようにもう少し高い評価をしてあげて下さい(笑)

デラロサ

年俸1億3000万円
デラロサは怪我による離脱がありましたが、その期間以外は今季もクローザーとしてしっかり働いてくれています。特にセーブ失敗が1度しかないのは本当に素晴らしいです。
ただ、来季活躍するかは全く別の問題です。今季は昨年と比べて奪三振率が大幅に悪化していますし、フォアボールも昨年の約3倍積み重ねています。その結果、K/BBが昨年は6.40に対し、今年は1.64と劇的に悪化してしまっています。FIPも5点台とめちゃくちゃな数字です。なんとなく昨年の山崎康晃と雰囲気は似ていますし、正直これでは来季もクローザーとしてやっていけるかはかなり疑問が残ります。
クローザーのデラロサと契約を打ち切れば必然的にリリーフ陣の序列が繰り上がることになりますので当然層は薄くなります。来季再び成績が向上する可能性もありますし、交渉がまとまれば契約を更新した方が良いと考えています。しかし、契約を更新したとしてもデラロサが来季活躍すると自信を持てる状況ではありませんので、いずれにせよ来季はデラロサ抜きでも戦えるリリーフ陣を作らないといけないと思います。

ビエイラ

年俸5500万円
正直シーズン前半は厳しい内容でした。しかし、ここ最近は少しずつ制球が定まるようになってきましたね。私のような素人が見ても明らかに投球内容が改善されていることがわかります。160キロオーバーの球を投げられる人を失うのはチームとして一つの貴重な資源を失うことになりますのでもったいないですよね。年俸もそんなに高くないので、コストパフォーマンス面の問題もないと思います。
ただ、70人枠や外国人枠の問題を考えるとどうなのかな?という気がするのも否定はできません。通常であれば外国人は4枠しか1軍登録できませんので、他の選手との兼ね合いもあります。来季の契約更新を打診するかは残りのシーズンとポストシーズンの活躍次第になると考えています。

ディプラン

年俸518万円
ディプランに関しては年齢や枠の都合を考えるとかなり厳しいと思います。残念ながら第一印象が悪すぎました。

新外国人投手の補強ポイント

先発は2人いるのでいらないです。欲しいのはリリーフです。
理由は、先程触れたようにデラロサが来季活躍すると自信を持って言える状況ではないからです。右でも左でも良いので、とにかくクローザーが出来るぐらいの実力がある外国人を連れてきてほしいですね。

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