【巨人】圧巻の13連戦を振り返る

こんにちは。
今回は、巨人の13連戦を振り返ります。

いやー、巨人強すぎませんか…(笑)
首位巨人は地獄の13連戦で投手陣の運用や怪我人等が心配されましたが、10勝1敗1分1中止で貯金9と圧巻の結果を残しました。
これにより、首位巨人と2位阪神のゲーム差は9.5まで広がり、阪神以外のすべての球団の自力優勝が消滅してしまいました。セリーグはとにかく巨人の強さが際立つ日々が続いています。
というわけで、改めて書くほどでもないですが、ここで13連戦の中から感じた巨人の強さの要因を挙げていきます。

巨人の強さ① 勝ちパターンが2つ!?

13連戦1番の勝因はやはり中継ぎでしょう。
特に9月7日から13日までの7日間は全て勝ちパターンを動員しなければならないゲーム展開でしたが、1度も逆転を許しませんでした。中でも9日と12日のゲームではセットアッパーの中川とクローザーのデラロサを同時に温存したにも関わらず、その他の投手だけで1点リードを守り切りました。
巨人ファンの皆さんはブルペン陣には本当に頭が上がりませんね(笑)

巨人の強さ② 日替わりヒーロー出現

日替わりヒーローの出現も大型連勝を支えました。
特に分かりやすいのが最後のヤクルト3連戦です。
初戦は坂本の勝ち越しホームラン、2戦目は岡本の2ホーマー4打点、3戦目は丸の逆転2ランと主軸の3人が日替わりで試合を決める活躍を見せています。誰かがダメでも違う人がカバーできるのが巨人の強さだと思います。

巨人の強さ③ エース級を続々と撃破

この13連戦は巨人の独走を阻止するために、相手チームもエース級の投手や調子の良い投手、相性の良い投手を巨人にぶつけてきました。例を挙げると、
阪神:西、高橋遥人
中日:大野、福谷
ヤクルト:スアレス、小川

こういったメンバーです。
しかし、この中で勝てなかったのは西と福谷だけです。決して残りの4人も悪かったわけではありません。ただ、その中でもわずかな失投やチャンスを逃さず得点を奪い、巨人の先発投手がそれを上回る投球をして自慢のリリーフ陣で逃げ切る形に持ち込みました。

巨人の強さ④ 大量得点で主力が休養

13連戦の3戦目は13得点、5戦目は11得点と大量得点を奪うことによって、坂本・丸・岡本・亀井・中島などの主力やベテラン選手を序盤で交代させて負担を減らすことができたのも大きかったと思います。また、この2試合は勝ちパターンの投手は登板どころか肩すら作っていなかったはずです。
主力やベテラン・ブルペンのメンバーが最後のヤクルト3連戦まで全く疲れを感じさせない素晴らしいパフォーマンスを見せたのも大量得点の2試合が大きく影響していたような気がします。

巨人の強さ⑤ 先発投手が一気に3枚追加

8月は先発投手の駒不足から週末の金土日で4勝9敗とかなり苦しみました。しかし、8月29日の中日戦で今村が7回1失点の好投を見せてから風向きが明らかに変わりました。
13連戦中にサンチェスとメルセデスの両外国人が立て続けに復帰し、サンチェスは復帰後は13イニングで2失点、メルセデスも復帰後は11回1/3で1失点と見事にチームの戦力になって帰ってきました。今村も明らかに投球内容が以前より劇的に改善されましたので、今後も先発ローテーションの一角を担う期待が膨らみます。
先発投手がここに来て一気に3枚も追加されたのは大型連勝を支えた大きな要因になったと思います。

今日15日からの6試合を大切に!

皆さんご存知のように、今季のセリーグはリーグ優勝以外に日本シリーズを目指す道はありません。ですから、2位のチームとのゲーム差が離れれば離れるほど、下位球団は消化試合の方向へ加速していきますので、どんどん巨人が勝ちやすくなります。

だからこそ、直近で予定されている首位巨人と2位阪神・3位DeNAの直接対決3連戦がより重要になってきます。
阪神とDeNAの2チームとも首位巨人とゲーム差を縮める絶好のチャンスでもあり、負けたら後がなくなりますから、同一カード3連勝を狙って短期決戦と同様の戦いを挑むはずです。特に2位の阪神は、高橋遥人→青柳→西と3本柱の先発が予想されていて、本気度が伺えます。
しかし、巨人としても2位3位の球団とゲーム差をつけるには良いチャンスです。決して手を緩めることはないでしょう。この6試合が終わった時にゲーム差がどうなっているのかは要注目だと思います。
この6試合は熱い戦いになること間違いありません!

さぁ、今後はどんな展開が待っているでしょうか。
今後もセリーグ各球団がどんな戦いを見せてくれるのか楽しみに見ていきたいと思います。

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