【巨人】2021年ドラフトを振り返る

今年のドラフトが終わりました。
巨人は新たに7人の支配下選手、10人の育成選手との交渉権を獲得しました。

ドラフト指名選手

1位 翁田大勢 投手　関西国際大
2位 山田龍聖 投手　JR東日本
3位 赤星優志 投手　日本大
4位 石田隼都 投手　東海大相模
5位 岡田悠希 外野手　法政大
6位 代木大和 投手　明徳義塾
7位 花田侑樹 投手　広島新庄

市場に合った投手ドラフト

今年は投手豊作年と言われていましたが、まさにその市場に合った指名となりました。特に1.2.3位に大学社会人の投手を集め、来年から使える投手を獲得することができました。野手をもう少し獲るべきだったと言う声も聞かれますが、久しぶりに有望な外野手の指名もありましたし、6.7位で将来性豊かな高卒投手の指名もありました。私はとても良いドラフトだったと感じています。

石田隼都が本当に巨人に来た！

ドラフト前の投稿で、石田投手の巨人入りを願う内容の投稿をしましたが、見事に願いが叶いました。指名の瞬間思わず声が出ましたし、本当に嬉しかったです。

石田投手は長身左腕ながら高い完成度が魅力の投手です。さすがに1年目はファームで身体を作りながら登板を重ねることになるでしょう。巨人には3軍もありますので、数多く実戦で登板することができるはずです。あわよくば、戸郷のように1年目の秋頃には1軍に上がってきてもらいたいですし、それだけの素質はあると思います。3年目ぐらいには普通に1軍で先発ローテーションに入ってもらいたいです。来年からよみうりランドに足を運んで、彼の成長を見守っていきたいと思っています！

山田・赤星は先発ローテ入りを！

2.3位の山田投手、赤星投手は来季から戦力になると思いますし、素晴らしい指名になったと思います。

山田投手は、150キロオーバーを計測するストレートと精度の高い変化球を持ち合わせており、制球力にも優れる投手という印象です。また、高卒3年目とまだまだ若く、1年目から長期的にジャイアンツの先発ローテーションを支えてくれることでしょう。将来的には左の核として、高橋優貴とともに先発ローテーションの中心的存在になることが期待されます。１年間先発ローテーションを守って貯金ができる投手になってもらいたいです。

赤星投手は、とんでもない球を投げたりエースポテンシャルがあるという印象はありませんが、とにかくコントロールが良く大崩れしない印象です。イメージ的には、広島カープの九里と少し重なるところを感じます。怪我なくタフにイニングを食って打線の援護があれば一気に勝ち星を伸ばせるような投手になってもらいたいです。

外野手の活性化に期待！

5位では法政大の岡田外野手を獲得しました。法政大は指名歴が少なく、ノーマークだったのでびっくりしました。

岡田選手はセンターを守れて長距離も打てる貴重な選手です。巨人の外野は丸、松原がレギュラーでいるものの、亀井が引退し、重信と立岡は思ったように伸びてきていません。岡田選手がいまいち元気がない外野陣に新しい風を吹かせてくれることでしょう。