【巨人】井納翔一 FAで巨人移籍決定

本日12月11日、国内FA権を行使していた横浜DeNAベイスターズの井納翔一投手が巨人入りを決断したと報道がありました。

先日の梶谷に次いで、同一球団から2人の選手を獲得することとなりました。

なんとなくこれで良いのかという複雑な心境もありますが、巨人を選んでくれたことは素直に喜びたいと思います!

質の低下は数でカバーするのみ

大エース菅野はMLB移籍が濃厚な状況となっています。菅野の穴を誰か1人で埋めるなんて絶対に無理です。先発ローテーションの質は確実に落ちます。

「じゃあどうするんだ?」という話ですが、質が落ちるなら数を集めるしかありません。先発投手をたくさん集めて、調子の良い投手からどんどん使っていくしかありません。ですから、先発投手を増員するというのはチームのニーズに合った編成にだと思います。

壊滅的な巨人先発陣

じゃあ、菅野が抜けた巨人の先発陣はどうなのかという話ですが、今年の巨人の先発陣は菅野、戸郷、サンチェス、田口以外は70イニングすら超えていません。菅野はMLB移籍、田口がリリーフ転向となると貯金を稼ぐ投手どころかイニングをまかなう投手までいなくなってしまいます。2位阪神のローテーションの分厚さを見た時に巨人はこのメンバーではかなり苦しい戦いを強いられることになるでしょう。

先発投手は勝率5割でもイニングを食ってくれる投手はかなり重宝されます。それに巨人の先発ローテーションのメンバーを見たら余計にイニングイーターのニーズは高まっています。投手陣は年間で約1300イニングをまかなわなければいけませんので、それをどうまかなうのかを考えた時に今シーズンは89イニングを稼いでいる井納に白羽の矢が立つのは当然のことだと思います。

イニングを稼げる貴重な存在に

はっきり言って防御率は井納より今村、畠、メルセデスの方が良いぐらいなので、正直井納が来たところで先発ローテーションが劇的に変わる期待は持てません。 35歳という年齢もありますし貯金を作る役割というわけにはいかないかもしれません。

ただ、巨人の先発ローテーションの現状を踏まえるとある程度のイニングを食える井納を獲得できたことは非常に良かったと思います。井納は貯金は作れないにしても安定してイニングを食える貴重な存在になると思いますので、本当に必要な良い補強になりました。

契約の詳細は不明ですが、報道によると2年総額2億円規模と報じられています。貯金をたくさん稼ぐような大きなリターンは期待できませんが、井納はあまり怪我をするイメージもありませんし、毎年100イニング弱は安定して食ってくれるので、2年契約であればリスク面での危険度は低いと思います。
勝率5割でも良いのでなんとか100イニング以上を稼いでもらえたら良いなと思います。

日本一に向けて力になって下さい!
期待しています!

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