【巨人】外野陣の強化へ
巨人から年明け早々に補強の一報が飛び込んできました。MLBから年俸2億5000万円の契約でグレゴリー・ポランコ外野手を獲得しました。これで外野手はアダム・ウォーカーとポランコの2人が加入することとなり、外野手の補強に成功しました。
まだポランコのスタッツを分析していないので、どうなるのかは分かりません。パッと見た感じだとスモークほど良いデータは並んでないかなぁという印象はありますが…
今回はポランコがチームの期待どおりに働くものと仮定して、今年のジャイアンツの外野手の陣容を考えていきます。
今季の外野手の陣容
レフト
ポランコ・ウィーラー・ウォーカー・北村拓己
センター
丸佳浩・松原聖弥
ライト
松原聖弥・梶谷隆幸・八百板卓丸・若林晃弘
ドラフトをサボりすぎた弊害
過去の投稿で何度も触れていますが、2011年以降のドラフトでジャイアンツが外野手を支配下指名したのは、重信・村上・伊藤の3人だけです。3人とも1軍の戦力になっているとは言い難い状況です。さすがにサボりすぎです。陽岱鋼・丸佳浩・梶谷隆幸と相次いで外野のFA補強を敢行しても十分な戦力を供給できておらず、今に至るまで外野のプロスペクトはほぼ無に等しい状況が続いています。
昨年のドラフトで法政大から岡田を指名しましたが、今年以降も外野のデプスの確保するとともにレベルを上げることが最優先事項です。1軍、プロスペストともに外野手は危機的状況です。
丸・ポランコは当確
ポランコとウォーカーの加入により、1軍外野手の選手層は幾分かマシになりました。ポランコはライトあるいはレフトでの出場が見込まれています。年俸や実績から見ても、ポランコは順調にいけば無条件でスタメンに名を連ねることになるでしょう。昨年出塁率.350を超えていた丸佳浩と、新加入のポランコはよほどのことがない限りはスタメン当確と言えるでしょう。
松原が出続けるための条件
選手層の薄い外野陣の希望は松原です。松原にかかる期待は大きなものがあります。昨年の松原は本当によく頑張ってくれました。ただ、メンバー構成上1番を打つのであれば、やっぱり出塁率.333では足りません。
梶谷は出塁率.350以上を出す能力はありますので、松原が出続けるにはとにかく出塁率をあげてほしいところです。これさえクリアできれば、ホームランは2桁打てますし守備はピカイチなので本当に文句なしのレギュラーです。
内野組の外野起用
昨年は内野のウィーラーがファーストのレギュラー不在にも関わらずほぼレフトで出ずっぱりでした。それぐらい外野の層は薄いです。ウィーラーのチームへの献身性には本当に頭が下がりますが、それは置いておいて、まずは外野の本職を揃えるのが最優先です。今年も内野から外野に出張する選手は現れるでしょう。
ウィーラー以外だと、北村・廣岡・若林が候補にあがります。特に北村は亀井新コーチの進言で本格的に外野の練習を始めたようで、選球眼が良く長打も出るバッターなので非常に期待しています。廣岡もホームラン量産のペースは既にあの坂本勇人以上ですから、まずは外野であろうと出場機会を得て打席をもらいたいところです。
外野陣頑張ってくれ…
依然として外野手の選手層が薄い状況は続いています。丸佳浩もだんだん安定感を欠いてきていますし、松原以外の外野手も頑張ってもらいたいところです。八百板は昨年もCSでも活躍しましたし、今季期待できると思います。
内野手は三遊間は不動ですし、セカンドも尚輝・北村・廣岡と豊富にいますので、外野陣の運用が今季の成績を大きく左右することは間違いありません。
外野の選手たち本当に頑張ってください。お願いします。
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