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GoogleとかAmazonはハックだった

最近ネットでものを買うのが大変になった。

少し前はとりあえず検索結果からとりあえず楽天を外して、そのメーカーが直営でやってるサイトか、Amazonで買えば手に届くまでのスピードを最短にできて、多少のところ送料とかを払ったとしても、そのものを作ってる会社になるべく多くのお金が渡って、降り注ぐジャンクメールの広告を回避することができた。値段だけおいかけるなら価格コムとかも使えたけれど、聞いたこともないような店が送ってくるのが本物かどうかを知るために、自分語りがしたいだけのレビューに目を通す必要と、箱を開けるまで本当に望んだ通りの物が手に入るのかどうかわからないリスクがあった。

何が良いもので、何が使えないのか。情報は手に入らなくなったのは、SEOというか、WebサイトがGoogleの被検索性に特化した結果だ、と言っていいだろう。Webで「ホームページ」や「Blog」の背後にあったのは「誰かに何かを伝えたい」という意思があってのことで、「(地雷みたいな)リンクを踏ませて金を儲ける」のが目的ではなかったからだ。Googleは結果的にEvilを産み落としてしまった。必要なサイトは、その検索結果の中のどこかにはあるのかもしれないけれど、それがGoogle的に正しくないサイトである場合、そこにたどり着ける確率は限りなく低くなった。

Amazonで調理用のラップ(いわゆるサランラップとかクレラップみたいな)を買おうと検索すると何故か2本パック、とか3種類セットとかばかりで単品がない。
いや使わんサイズと組み合わせられてもなあ……と思ってみていると、30cm幅が一箱1,860円で出てくる。自分の感覚では一箱300円弱くらいなので、「ああ、これは一箱ってもカートンとかそういう……?」
ところが、これは「1本1860円というすごく高いサランラップ」だった。

見てみれば星1のレビューが1個だけついていて自分と同じような感覚で注文した人がその間違いについて述べていた。返品で送料が1,000円。返金は860円。ええと……? 

もういいや。
Amazonでグルグル見て回ってからぽちってするより、自転車でスーパーに行ったほうが早い。なんなら、スーパーよりも多少値段が高くても、歩いていける近所のコンビニで買った方が、早い。

ぐるっと回ってそんな世界がやってきた。ちなみに、ちょっと前ならGoogleで料理のレシピを調べられたけれど、Cookpadは玉石混交もいいところになってしまった。なので、手っ取り早くレシピを知るのであれば、

「料理名+レシピ」に「-cookpad」

ってくっつけて検索するといい。この辺も一周グルっと回って「気に入った人のレシピを本で持っておく」のが最短になったりするのかもしれない。

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