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久山葉子の執筆記事

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スウェーデン語翻訳者の久山葉子が執筆した記事です。
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#翻訳

翻訳者の労働条件

************************************** 今回の執筆者 久山葉子 専門言語 スウェーデン語・…

【書評】スウェーデン発、エキセントリックな女性の独特の時間の感覚、他人との距離感…

     タイトル(原語) Just nu är jag här      タイトル(仮)  わたしは今…

7月8日にスウェーデン大使館で「北欧文学サロン」開きます

はじめに 2018年秋に発足した北欧語書籍翻訳者の会。 北欧語の翻訳とひとくちに言っても、…

【書評】社会階級の間を旅した男――北欧ミステリの重鎮レイフ・GW・ペーション(久…

タイトル(原語) Gustavs grabb タイトル(仮)   グスタフんとこの倅(せがれ)  著者…

10周年

書籍翻訳の仕事を始めて、おかげさまで10年が経とうとしています。 2010年1月に、2歳直前の娘…

出版翻訳家になんてなるんじゃなかった⁉

 2020年11月の刊行直後から翻訳者仲間の間でも話題になった『出版翻訳家なんてなるんじゃなか…

日本でできるスウェーデン語の勉強&ナチスによるアーリア人増殖施設で生まれた女性の実話

トップ画像:ルンド大学(Credits: Aline Lessner/imagebank.sweden.se) スウェーデン語のようなマイナーな言語の翻訳。どういう経緯でそんな職業にたどり着くのか、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。 たまたま本日発売のこちらの雑誌で、翻訳者になろうと思ったきっかけや、どのようにして最初の仕事をゲットしたかをお話させていただいています。 通訳者・翻訳者になる本2023 (イカロス・ムック)その記事に補足する形で、今日は私がど

ミステリ作家になるには?

 先日、わけあってスウェーデンミステリ執筆講座に参加しました。自分でミステリを書こうとた…