【カフェ巡り☕️ vol.3】コンビニエンスストア髙橋@練馬春日町
本日訪れるのは都営大戸線、練馬春日町駅から徒歩10分ほどのところにある「コンビニエンスストア髙橋」。
2020年11月8日にオープンしたばかりのお店だけど、のらりくらりは初めて訪れるわけではない。
コンビニエンスストア髙橋を知ったのは、カフェ巡りvol.1で紹介したMIA MIAのヴォーンさんが「素敵なお店がオープンしたからぜひ行ってみて!!」と紹介してくれたから。
ヴォーンさんがおすすめするお店は絶対に行かねば! ということで、訪れたらもうパンも料理も絶品!
昼からお酒が飲めちゃったりで、あっという間にワン・ツーKO。常連さんになるのは初日にわかってしまった、1ラウンド KO。
そんなコンビニエンスストア髙橋の気になるところといえば、おしゃれな内装に見合わない"コンビニエンスストア"というお店の名前。
インスタグラムのプロフィールには「なんかいいコンビニ」との記載まである。そう、この"なんかいい"の真相を探るのが今回の狙い。
と、いろいろと考えていたらお店の看板が見えてきた。
入店。まずは注文を☕️
さっそく、お店についての質問を! といきたいところだけど、焦らず焦らず、まずはコーヒーを頼んで席に座り落ち着いてから。
メニューに目を向けると、「本日限定 モーニングセット」という文字が! これは頼まずにはいられないということで、迷わず注文。セットのドリンクはもちろんカフェラテ。
あっという間に料理が届き、いつものように写真をパシャリ。
よし、準備完了。
それでは、お話を聞いていこう〜🏃♂️
お店について、いろいろ質問していくよ〜!
ね:ねいとさん(奥さん) / り:りょうじさん(旦那さん)
−−まずは、特徴的なお店の名前の由来をお聞きしたいです。
ね:最初、なにやるか決めきれなくて。イタリアンとかに限定しちゃうと、それしか提供できなくなってしまう。それはきっと飽きてしまうので、長い目で見たときに、”コンビニ”ならジャンルに捉われずに扱えると思ったのでそうしました。
−−料理以外にもこういったアイテムも販売して、コンビニらしさを出しているということでしょうか?
ね:そうですね。まだ手が回っていないのですが、物販の方もどんどん力を入れていきたくて、今は歯磨き粉を置こうか検討中です!
−−歯磨き粉!? なぜ歯磨き粉なんでしょうか?
ね:タイ旅行のときに使用した歯磨き粉がよかったんですよ(笑)。ちょうど頼んでいたものが、さっきアマゾンから届いたと思います。
他には、地域で回るくらいの高すぎない古着だったり、夏はパンが全然売れないのでカレーや麺、ジェラートなども考えたりしています。
−−先ほど頂いたモーニングセットの食パンも含めて、パンが本当においしいのですが、こだわりはありますか?
り:ちょっと難しい話になってしまうのですが、なるべく自然の力を使うことですね。例えば、市販で売られているような一般的なイースト菌などは使わず天然の菌を使用しています。市販のものを使えば簡単に作れるのですが、それだと面白くないですし、自分がパンを作る意味がないなと思うので。
ホイロも電気のタイプを使わずに、クーラーボックスとお湯を沸かしてやっています。ミキサーもありますけど、基本はすべて手ゴネしています。
あとは、いろいろな菌を使うようにしています。例えば、食パンは米麹を利用したり、カンパーニュは小麦についた菌など。菌はどこにでもあるものなので、それを利用したパン作りを楽しんでいますね。
−−自然のものを利用したパン作りという考えはどこから来ているのですか?
り:どんな環境でもパン作りができるようになりたかったんですよ。というのは、東日本大震災のときに東北へのボランティアを1年間行っていて、そこで現地の方々が自分たちの力でお風呂を沸かしていたりと、生きる力を目の当たりにして、自分の身に災害が起きたときにどうにかできる力を付けたいと考えるようになったんです。それがパンに結びついていったという感じです。
−−料理へのこだわりはありますか?
ね:実はうちのフードメニューには固定のメニューがあまりないんですよ。
−−え、どうしてですか?
材料を宮崎県の農家の方にそのときに採れた野菜などをおまかせで送っていただいているんです。毎回なにが届くのか楽しみなんですが、その中身に合わせて作るので、先週作った料理をもう一度作ろうとしても、今回はその材料が届いてなくて作れないことがあるんです。
だから、メニューがなかなか固定できないんですよね。それはそれで来るたびにちょっとメニューが違うのも面白いかなあと思っています。
−−内装についてのこだわりはなんでしょう?
ね:内装は私の父が設計から改修工事までほとんどやってくれたんです(笑)。
−−え、お父さんは建設士なんですか?
ね:いや、そういった資格は持ってないんですけど、できちゃうんですよね。とてもありがたいのですが、本当に何者なんだろうって感じですよ(笑)。
このカウンターも型を作りコンクリートを流し込んで作成していました。そんな父の身なりは髭でおかっぱで上下革のスーツとか着たりしています(笑)。たまに、お店に訪れるのでもしかしたらお会いできるかもです。
あとは、元々、和菓子屋さんだったので、一部そのままにしてあります。
−−スーパーファザーすぎます。この素敵な照明もお父さんが?
ね:ステンドグラスは私の祖母が作ったものです。照明以外もお店にあるステンドグラスは祖母が作っています!
−−おばあちゃんまですごい方...! こちらのクッションももしかしておばあちゃん作でしょうか?
ね:あ、こちらは母親作です(笑)。お店の内装は家族で創りあげているんですよね。
−−店内を心地よい雰囲気にしてくれているレコードはお二人の趣味でしょうか?
ね:レコードは私が好きなんですよ。父がまた登場するのですが、そのレコードプレイヤーなども父から「いらないからあげるよ」と譲り受けたものです。
−−夫婦での役割分担はあるのでしょうか?
ね:私が「料理」を旦那が「パン」を担当しています。私はパンについて詳しくなくて、彼も料理の方は全然で。持ち場が明確なので、喧嘩なども起きないのはいいことですね。パン作りが奥の厨房での作業になるので、カウンターにいるのが私のことが多いんですよね。
−−パンに合わせた料理という印象があるのですが、パンに合わせて料理を作ったりしているのでしょうか?
ね:いや、パンありきでは全然ないですね。というのも、パン屋ではなくてコンビニなので、パンだけじゃなくて、おにぎりとかも作っていきたいと思っています。
−−夫婦でお店をやる上で気をつけていることはありますか?
ね:お互いの専門分野に口を出さないことですね。彼にパンについて話すとしても否定ではなく、「こんなの食べたいな〜」とざっくりとしたイメージを伝えるくらいですね。
−−いつ頃からお店を出そうと考えるようになったのでしょうか?
ね:お店を出そうと思っていたのは、実は中学生頃からで(笑)。中学生ながら会社に縛られるような仕事は自分に合わないと感じてお店を出そうと思っていました。
−−え、中学生から...? そこから具体的にお店をオープンする話をしたのはいつだったんですか?
ね:2019年9月ごろですかね。私がお店やりたいって伝えたところ、やろうかと返事が来て約1年の時を経てオープンに至りました。
−−最後に、これからどんなお店にしていきたいですか?
り:カフェっぽすぎるので、コンビニっぽくすることですね。具体的にはもっと物販を増やすこと。古着を置いたりもっといろいろなアイテムをお店に並べていきたいです。
パンのお取り寄せやランチボックスも要チェック!
コンビニエンスストア高橋では、パンのお取り寄せやランチボックスを販売しているよ。お取り寄せなどの情報はインスタグラムに載っているからぜひ見てみてね!
コンビニ行くなら、ちょっといいコンビニへ🍞
このご時世で家で時間を過ごすことが多くなって、ちょっとした買い物は近くのコンビニで済ましちゃう人もいると思う。
でも、どうせなら「今日も同じコンビニへ」ではなく、「今日はちょっといいコンビニへ」の方が気分が上がるよね。
「コンビニ行くなら、ちょっといいコンビニへ」そんな合言葉とともに、おうち時間を充実させてみてはどうだろう!
のらくらからのお願い👫
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今回訪れたお店☕️
◾️コンビニエンスストア髙橋
Instagram:@conveninece_store_takahashi
住所:東京都練馬区春日町3丁目4−4 春日町3丁目第2アパート4号棟
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【のらりくらり】
モデル:まりか ( @pikake07 )
撮影・編集:たくみ( @jitsu_tkm)
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