【カフェ巡り☕️ vol.5】LIWEI COFFEE STAND#1
高田馬場から徒歩10分ほどのところに2020年12月にオープンした『LIWEI COFFEE STAND』(リウェイ コーヒー スタンド)。
お店の名前となっている台湾出身でラテアートの世界チャンピオンでもあるLiwei(リウェイ)さんと日本出身のハルコさんの夫婦で営まれているコーヒースタンド。
お二人とも26歳で、のらくらとも同世代。
そんな同世代でお店をオープンしていることに刺激を受けたのらくら一行は、内観やカップやメニューにどこか異国感を感じさせるお店の「こだわり」や「ルーツ」について可愛いお二人にお伺いしてきたぞ。
では、早速行ってみよう!
*以下、リ:リウェイさん / ハ:ハルコさん
LIWEI COFFEE STANDの「こだわり」
−−お店に入ってレジに向かうとすぐに目に入るコーヒー豆ですが、取り扱うコーヒー豆のこだわりはありますか?
リ:
さまざまな好みに合うように浅煎りから深煎りまでを用意しています。また、今年の1月から自家焙煎を始めまして、お店に並んでいるのは自分たちでブレンドした豆となっています。
−−ドリンクメニューに目を向けると、ブラックラテ、台湾烏龍ミルクティー、クリームソーダなど多彩ですが、ラインナップにこだわりはありますか?
リ:ドリンクは自分たちが飲みたいものを作るようにしています。台湾ミルクティなどは台湾でもよく飲んでいました。
竹炭を使用したブラックラテ
容器もかわいい台湾ウーロンミルクティー
−−
台湾の茶葉を取り寄せて使っているんですか?
ハ:そうですそうです。研究して烏龍シロップにしました。プリンにもかけているんです。
−−ドリンクメニューに加えて、ダンピン、プリン、ドーナツなど、サイドメニューも豊富ですがこだわり
はありますか?
リ:フルーツサンドのような流行りに乗るのか、自分たちらしくやるのかで悩んだこともありましたが、自分たちらしく、自分たちが食べたいものを自分たちの手でつくることに決めました。
−−こういったメニューの開発はどのように行っていて、どれくらいの期間がかかっているんですか?
ハ:調べるとたくさんレシピが出てくるので、ネットなどで調べて、そこに自分たちのオリジナル性を足してという感じです!本当に研究を重ねている感じです。
烏龍シロップのかかった自家製プリン
スイーツに見えて塩っぱい台湾の朝食『ダンビン』
ハ:プリンの話ですけど、カラメルを固めた飴細工を乗せているのですが、最初はへその緒みたいなものが出来たりして(笑)。そんな感じで失敗を繰り返しながら、徐々に完成品にしていっていますね。
−−コーヒーカップやグラス、お皿などが可愛らしさもあるのですが、やはりどこか異国感を感じます。食器へのこだわりはあるのでしょうか?
ハ:私は日本の伝統工芸品が好きで...特に有田焼が大好きなんです。
リ:ドリップ用のカップは香港のお店などが扱っているカップを使用しています。日本と中国のカップ、あとは無地のようなシンプルなデザインのカップという感じです。
−−日本と台湾の融合という感じなんですね! 内装・外装も異国感を作り上げている大きなポイントだと思うのですがこだわった点はどこでしょうか?
リ:”異国感”とよく言われるんですが、僕的には好きなものを並べていただけで、異国感を意識しているわけではないんですよね(笑)。
−−そうなんですね!確かに、異国感は感じますが違和感は感じず居心地が良いです。それは意識して作り上げられた”異国感”ではないからかも。建物自体に少し古さも感じますが、ここは居抜きですか?
リ:はい、元々はクリーニング屋ですね。たしか築50年とかです。リフォーム前は内装は真っ白で、窓がピンクだったりしました。
−−ピンク...! 今では想像つかないですね。それと、お店のあらゆるものが”緑”の印象で
異国感を感じさせる要素の1つだと思うのですが、緑に思い入れなどはあるのでしょうか?
ハ:深い意味はなくて緑が好きなんです(笑)。たまたまかもしれないですが、緑をメインカラーとしたカフェとかって少ないとも思って!
−−特徴的なロゴだと思うのですが、ロゴに込められた想い
はなんでしょうか?
ハ:まず、意外かもですが、ロゴは【】の中の🟢ではなく、【】がメインなんです。
−−
え、「【】」がメインなんですか!? それは思いもしてませんでした。
ハ:これからイベントを開いたりしたときに、コラボ相手の方を【】で挟むようにして、リウェイと他の方のコラボという表現ができるようにしているんです。
−−ステッカーやTシャツなどグッズも日本っぽさがないと思うのですが、グッズへのこだわりはありますか?
ハ:まだ先の話ですが、2店舗目を台湾にオープンしたいと考えているので、日本っぽさという風に日本に絞らずにもう少し広く考えてアジアンテイストなグッズを展開しています。
次回は「ルーツ」について
台湾出身のリウェイさんと日本出身のハルコさんが好きなものを並べた結果生まれた”異国感”。
日本だからこれ、台湾だからこれ、流行っているからこれ、と周りによって固められた概念ではなく、自分たちが積み上げてきた好きなものを並べることで、異国感だけど居心地のいい雰囲気に仕上がっているのかもしれない。
次回は、台湾と日本、離れたところで育った2人のルーツに迫っていくよ。
お楽しみに!
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今回訪れたお店☕️
◾️LIWEI COFFEE STAND
Instagram:@liweicoffeestand_tokyo
住所:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4丁目18−12
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モデル:まりか ( @pikake07 )
撮影・執筆・編集:たくみ( @jitsu_tkm)
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